『NASA、40年ぶり有人月面探査へ トランプ大統領が指示』2017年12月12日 7:03 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月12日 AFP】
ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は11日、航空宇宙局(NASA)に対し、将来の火星探査に向けた準備の一環として、有人月面探査計画を約40年ぶりに再開するよう指示した。
トランプ大統領はホワイトハウス(White House)で、有人月面探査の再開を命じる指示書に署名。「今回は米国旗を立てて足跡を残すだけにとどまらない。将来的に火星、またいつの日かさらに遠くの多くの世界を目指すミッションのための基盤を設立する」と述べた。
米国人宇宙飛行士らが最後に月面に着陸したのは、1960~70年代のアポロ計画(Apollo Missions)でのこと。1969年7月20日、ニール・アームストロング(Neil Armstrong)宇宙飛行士が人類史上初めて月面を歩行した。
新たに復活した国家宇宙会議(NSpC)の議長を務めるマイク・ペンス(Mike Pence)副大統領とトランプ氏はかねて、月面探査を再開させる方針を示していたものの、詳細については明らかにしていなかった。
ペンス氏と女性宇宙飛行士2人に囲まれたトランプ大統領は、今回の指示書で「宇宙計画の焦点を、人類の探検と発見に再び据える」とともに、「1972年以来初めて米国人宇宙飛行士を月に再び派遣するための重要な一歩になる」と述べた。
新たな月探査計画の目標には、月面の「長期的な探査と利用」も含まれるという。
12月12日AFP
『簡単な算数を間違えるほど、大慌てのAFP?』
アームストロング船長の『小さな一歩だが人類にとっては云々』(1969年7月20日)からなら48年、最後のアポロ計画(1972年)からなら45年である。今回のトランプ大統領の決定を報じたAFPですが余程慌てたのか小学生でも間違わない簡単な算数を間違えていた。 (^_^;)
(★注、アメリカのニクソン政権ですがパリ和平協定が成立してベトナム戦争から米兵を撤収することが決まった途端に、アポロでの月旅行の情熱も同時に失って1972年以後のアポロ計画を全てキャンセルして仕舞い、いらなくなったアポロロケットを使ってソ連の宇宙船とのランデブーなどでお茶を濁している)、
『歴代アメリカ大統領が怖がって開けなかった「パンドラの箱」を、平気で開くドナルド・トランプの(ほぼ愉快犯的な)勇気』
アメリカの政府も議会も『イスラエルの首都はエルサレム』と決まっていたのだが、実行するだけの勇気が無いので半年ごとの先送りを延々と続えて誤魔化いていた。ところが、とうとうトランプが去年の大統領選挙時の公約(米大使館のエルサレム移転)を実現して、予想されたとうりに大騒ぎになっているが、同じように歴代アメリカ大統領が怖がって実現しなかった半世紀ぶりの有人月面探査の決断を行った。今回のトランプの決断で、間違いなく今後の大騒動が予定されているのである。
ナルホドである。
メキシコとの壁の建設は民主党のオバマ時代に全長の3分の1が出来あがっているし、そもそも共和党大統領候補の全員が建設を主張していたのに、なぜかリベラル・メディアの全員が、トランプ一人だけに絞って攻撃していたのですが、他の候補とは大違いでトランプは矢張り違っていた。決して開いてはいけないパンドラの箱を、一から常識を疑うトランプは平気で開けてしまったらしい。
そもそも半世紀前に行われたアポロ計画(月面有人探査)ですがトランプと同じ共和党大統領だったニクソンが最初から最後まで行ったが、たぶん、アポロの目的は負け戦のベトナム戦争からの米軍撤兵時の煙幕(偽装)であろうと思われる。
今回のトランプ大統領も前回のニクソン大統領と全く同じで、負け戦の撤兵の『猫だまし』として考え付いた可能性が高い。
『嫌がらせとしての大統領令』(去りゆくオバマ大統領の臭い最後っ屁)
元国防情報局長のマイケル・フリン中将は『ISIS(イスラム国)は米軍などの傭兵組織だ』との禁断の事実(アメリカのタブー中のタブー)を暴露する報告書を作成したことからオバマ大統領によって解任された。
フリンは米軍情報部のトップとして、ドナルド・トランプの米大統領選挙に協力したことから、当選後に最側近として大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に就任した。ところが民主党(クリントン)やリベラルメディアの標的になり一番最初に早々と大統領補佐官を辞任していた。
『ロシアゲート』のロバート・ムラー特別検察官とマイケル・フリンは司法取引を行って、ロシアのセルゲイ・キスリャク大使と政権移行期間(去年の2016年12月30日)に接触していた事実を公式に認めている。
『マイケル・フリン(米軍情報部)の司法取引の意味』
欧米のリベラルメディアは『マイケル・フリンの司法取引』の意味を超拡大解釈して『トランプはロシアンゲートで絶体絶命だ』と書き立てたが、真っ赤な嘘。実はオバマ大統領の最後っ屁で政権最末期の2016年12月29日夕方に『ロシアの悪意あるサイバー活動』を理由に対ロシア制裁を発動したが、フリンは前日夕方に出されたオバマの大統領令に違反していた事実を認めるとの司法取引を行ったのである。
何ともインチキくさいロシアゲートですが早々とフリンやトランプの一本勝ちで、すでに勝負が完全についていた。(そもそもアメリカは弱小バナナ共和国ではない。自国の選挙に介入されたとの『ロシアゲート』など筋の悪い冗談で、現実の歴史では逆にアメリカが他国の選挙に散々干渉してきた)
『人為的CO2地球温暖化詐欺を、世界の主要国首脳として唯一否定するトランプ大統領の勇気』
今年1月20日に成立したトランプ大統領が真っ先に行ったのがパリ議定書からの離脱だったが、あの『産業革命以後に地球が温暖化している』との摩訶不思で超近視眼的な非科学的『神話』ですが、たぶん、世界的な原子力ムラによる原発推進キャンペーンでイギリスが主導していたが、46億年の地球規模の話をしているのに議論が何とも小さいのである。
イギリスなど12000年前の世界地図では大陸の一部ですよ。逆に4000年前の縄文時代には今より温暖で海水面が4~5メートルも高かったので東京や大阪名古屋など大都市がある洪積平野は存在しない。
現在が氷河期の真っただ中であり、比較的暖かい間氷期なので『温暖化している』自体は間違いではないかも知れないが、喜ぶべき事柄ではあっても悲観することは何もない。
今の地球ですが、目の前に第五回目の氷期が迫っているので、石油や石炭などの化石燃料の節約目的のCO2削減は大賛成ではあるが、実は(数百万年前の動植物の死骸である)化石燃料の石油や石炭以上にウランの存在が宇宙規模の化石だったのである。
137億年前に宇宙誕生のビッグバンの時の宇宙空間には水素とかヘリウムなどの軽い元素しかなかったが太陽(恒星)の核融合で重い元素が出来た。地球内部は溶けた鉄だと言われているが、最も重いウランなどは恒星の寿命が終わった(水素が燃え尽きた恒星の死骸の)中性子星と中性子星が衝突した時の超高圧で出来る宇宙化石の様な存在がウランだった。原発などで安易に燃やすべきではない137億年もの宇宙の歴史が創ったとんでもない超貴重品なのである。
『アメリカのアポロ計画の月面から「星が見えなかった」ことを何十年間も気に病んでいたアポロ飛行士の悲劇』
宇宙画家になった元アポロ乗員アラン・ビーン氏が、日本の月探査機『かぐや』のNHK放送の時にゲストとして出演していた10年以上も前の話。アラン・ビーンは話の筋(かぐやの映像)から突然はずれ、誰からも聞かれていないのに、『月からは星は見えないんですよ』と喋りだした。
余りの突然の奇妙な発言に、流石のベテランNHK司会者達でも途惑って、司会者『そうなんですか。月からは星が見えないんですか。』、ビーン『そうなんですよ。月からは星が見えないんですよ。』と鸚鵡返しの何とも頓珍漢な会話になっていた。
そういえばアポロの写真もビデも同じで、どちらにも星が一つも写っていなかった。(昼間に地上から星が見えないのは地球に大気があるからで、宇宙空間なら昼間でも星が輝いているのが見える)
かわいそうに元アポロ乗員アラン・ビーン氏は39年前のその事が余程、気になって仕方がなかったのでしょう。
ただ、当時放送したNHKの『探査機“かぐや”月の謎に迫る』の一番の売りは〜史上初!「地球の出」をとらえた〜だったのである。
確かにアポロの写真にもビデもに、もどちらにも星が一つも写っていなかったが、それ以上に問題だったのは、頭上に光り輝く超巨大で圧倒的な『青い地球』が写っていなかったし、アポロ飛行士たちは全員同じで、母なる地球に何の関心も示さなかったのである。
『アポロ計画の月面からは(星どころか)地球が見えなかった』
NHKが全国放送した『かぐや』(史上初!「地球の出」が写った)と、星が無いだけではなくて肝心の地球が何処にも無いNASAのアポロの画像が根本的に違っているのですから、論理的にいずれか一方は必ず間違いである。それなら『アポロ(人類最初の月面探査)が正しい』との主張は、自動的に『日本の月探査機「かぐや」の画像はインチキだった』との何とも困った結論になる。
アメリカのアポロと日本の『かぐや』の両方が正しいことは原理的に有り得ない。必ず一方が正しいと他方が間違いになる『二律背反』の関係になる。
『正常性バイアス+集団同調性バイアスの相乗効果』
ところが、客観的事実と人々の認識は逆になっていて、今でも大部分の善良な市民たちは、トランプ一人がメキシコとの壁や米大使館のエルサレム移転を主張したと思っているし、マイケル・フリンがロシアゲートで司法取引したことでトランプ政権の弾劾が迫っていると信じている。もちろん産業革命以後の化石燃料のCO2で地球は温暖化しているし48年前の1969年に人類が月面を歩いたことも疑っていないのである。
あのインチキくさい民主党政権(野田佳彦首相)の2011年(平成23年)12月16日の福島第一原発の冷温停止宣言さえ(真っ赤な嘘だと分かっているが)信じているふりを全員で行っているし、夏には亜熱帯になる7月末から8月初めの酷暑の東京オリンピックが開催されると信じている。(あの緑タヌキが大勝した都知事選ですが、学歴詐称の小池百合子が辞任せづ任期満了なら東京オリンピックと都知事選の期間が正面衝突するので必ず大騒ぎになる)
これ等の善良だが愚かな一般大衆ですが、実は人類とはそのように進化した生き物だったと進化心理学の石川 幹人が主張している、人類は300万年前の過酷な狩猟採集時代の生き残りに有利だったので『人は、だまされる』ように進化した。社会性の生き物である人間では『騙される』(他者を信じる)方が自然(多数派)であり、疑う方が異常(少数派)なのである。
★注、
これ等の数々の不思議ですが、科学的思考の根本的な欠如とかメディアリテラシー云々の話では無くて、『正常性バイアス+集団同調性バイアスの相乗効果』だったのである。(薄々全員が『なにか可笑しい、たぶん間違いだ』とは思っているのだが、周りの全員が黙っているので自分も疑問点を封印して黙っている)
【12月12日 AFP】
ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は11日、航空宇宙局(NASA)に対し、将来の火星探査に向けた準備の一環として、有人月面探査計画を約40年ぶりに再開するよう指示した。
トランプ大統領はホワイトハウス(White House)で、有人月面探査の再開を命じる指示書に署名。「今回は米国旗を立てて足跡を残すだけにとどまらない。将来的に火星、またいつの日かさらに遠くの多くの世界を目指すミッションのための基盤を設立する」と述べた。
米国人宇宙飛行士らが最後に月面に着陸したのは、1960~70年代のアポロ計画(Apollo Missions)でのこと。1969年7月20日、ニール・アームストロング(Neil Armstrong)宇宙飛行士が人類史上初めて月面を歩行した。
新たに復活した国家宇宙会議(NSpC)の議長を務めるマイク・ペンス(Mike Pence)副大統領とトランプ氏はかねて、月面探査を再開させる方針を示していたものの、詳細については明らかにしていなかった。
ペンス氏と女性宇宙飛行士2人に囲まれたトランプ大統領は、今回の指示書で「宇宙計画の焦点を、人類の探検と発見に再び据える」とともに、「1972年以来初めて米国人宇宙飛行士を月に再び派遣するための重要な一歩になる」と述べた。
新たな月探査計画の目標には、月面の「長期的な探査と利用」も含まれるという。
12月12日AFP
『簡単な算数を間違えるほど、大慌てのAFP?』
アームストロング船長の『小さな一歩だが人類にとっては云々』(1969年7月20日)からなら48年、最後のアポロ計画(1972年)からなら45年である。今回のトランプ大統領の決定を報じたAFPですが余程慌てたのか小学生でも間違わない簡単な算数を間違えていた。 (^_^;)
(★注、アメリカのニクソン政権ですがパリ和平協定が成立してベトナム戦争から米兵を撤収することが決まった途端に、アポロでの月旅行の情熱も同時に失って1972年以後のアポロ計画を全てキャンセルして仕舞い、いらなくなったアポロロケットを使ってソ連の宇宙船とのランデブーなどでお茶を濁している)、
『歴代アメリカ大統領が怖がって開けなかった「パンドラの箱」を、平気で開くドナルド・トランプの(ほぼ愉快犯的な)勇気』
アメリカの政府も議会も『イスラエルの首都はエルサレム』と決まっていたのだが、実行するだけの勇気が無いので半年ごとの先送りを延々と続えて誤魔化いていた。ところが、とうとうトランプが去年の大統領選挙時の公約(米大使館のエルサレム移転)を実現して、予想されたとうりに大騒ぎになっているが、同じように歴代アメリカ大統領が怖がって実現しなかった半世紀ぶりの有人月面探査の決断を行った。今回のトランプの決断で、間違いなく今後の大騒動が予定されているのである。
ナルホドである。
メキシコとの壁の建設は民主党のオバマ時代に全長の3分の1が出来あがっているし、そもそも共和党大統領候補の全員が建設を主張していたのに、なぜかリベラル・メディアの全員が、トランプ一人だけに絞って攻撃していたのですが、他の候補とは大違いでトランプは矢張り違っていた。決して開いてはいけないパンドラの箱を、一から常識を疑うトランプは平気で開けてしまったらしい。
そもそも半世紀前に行われたアポロ計画(月面有人探査)ですがトランプと同じ共和党大統領だったニクソンが最初から最後まで行ったが、たぶん、アポロの目的は負け戦のベトナム戦争からの米軍撤兵時の煙幕(偽装)であろうと思われる。
今回のトランプ大統領も前回のニクソン大統領と全く同じで、負け戦の撤兵の『猫だまし』として考え付いた可能性が高い。
『嫌がらせとしての大統領令』(去りゆくオバマ大統領の臭い最後っ屁)
元国防情報局長のマイケル・フリン中将は『ISIS(イスラム国)は米軍などの傭兵組織だ』との禁断の事実(アメリカのタブー中のタブー)を暴露する報告書を作成したことからオバマ大統領によって解任された。
フリンは米軍情報部のトップとして、ドナルド・トランプの米大統領選挙に協力したことから、当選後に最側近として大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に就任した。ところが民主党(クリントン)やリベラルメディアの標的になり一番最初に早々と大統領補佐官を辞任していた。
『ロシアゲート』のロバート・ムラー特別検察官とマイケル・フリンは司法取引を行って、ロシアのセルゲイ・キスリャク大使と政権移行期間(去年の2016年12月30日)に接触していた事実を公式に認めている。
『マイケル・フリン(米軍情報部)の司法取引の意味』
欧米のリベラルメディアは『マイケル・フリンの司法取引』の意味を超拡大解釈して『トランプはロシアンゲートで絶体絶命だ』と書き立てたが、真っ赤な嘘。実はオバマ大統領の最後っ屁で政権最末期の2016年12月29日夕方に『ロシアの悪意あるサイバー活動』を理由に対ロシア制裁を発動したが、フリンは前日夕方に出されたオバマの大統領令に違反していた事実を認めるとの司法取引を行ったのである。
何ともインチキくさいロシアゲートですが早々とフリンやトランプの一本勝ちで、すでに勝負が完全についていた。(そもそもアメリカは弱小バナナ共和国ではない。自国の選挙に介入されたとの『ロシアゲート』など筋の悪い冗談で、現実の歴史では逆にアメリカが他国の選挙に散々干渉してきた)
『人為的CO2地球温暖化詐欺を、世界の主要国首脳として唯一否定するトランプ大統領の勇気』
今年1月20日に成立したトランプ大統領が真っ先に行ったのがパリ議定書からの離脱だったが、あの『産業革命以後に地球が温暖化している』との摩訶不思で超近視眼的な非科学的『神話』ですが、たぶん、世界的な原子力ムラによる原発推進キャンペーンでイギリスが主導していたが、46億年の地球規模の話をしているのに議論が何とも小さいのである。
イギリスなど12000年前の世界地図では大陸の一部ですよ。逆に4000年前の縄文時代には今より温暖で海水面が4~5メートルも高かったので東京や大阪名古屋など大都市がある洪積平野は存在しない。
現在が氷河期の真っただ中であり、比較的暖かい間氷期なので『温暖化している』自体は間違いではないかも知れないが、喜ぶべき事柄ではあっても悲観することは何もない。
今の地球ですが、目の前に第五回目の氷期が迫っているので、石油や石炭などの化石燃料の節約目的のCO2削減は大賛成ではあるが、実は(数百万年前の動植物の死骸である)化石燃料の石油や石炭以上にウランの存在が宇宙規模の化石だったのである。
137億年前に宇宙誕生のビッグバンの時の宇宙空間には水素とかヘリウムなどの軽い元素しかなかったが太陽(恒星)の核融合で重い元素が出来た。地球内部は溶けた鉄だと言われているが、最も重いウランなどは恒星の寿命が終わった(水素が燃え尽きた恒星の死骸の)中性子星と中性子星が衝突した時の超高圧で出来る宇宙化石の様な存在がウランだった。原発などで安易に燃やすべきではない137億年もの宇宙の歴史が創ったとんでもない超貴重品なのである。
『アメリカのアポロ計画の月面から「星が見えなかった」ことを何十年間も気に病んでいたアポロ飛行士の悲劇』
宇宙画家になった元アポロ乗員アラン・ビーン氏が、日本の月探査機『かぐや』のNHK放送の時にゲストとして出演していた10年以上も前の話。アラン・ビーンは話の筋(かぐやの映像)から突然はずれ、誰からも聞かれていないのに、『月からは星は見えないんですよ』と喋りだした。
余りの突然の奇妙な発言に、流石のベテランNHK司会者達でも途惑って、司会者『そうなんですか。月からは星が見えないんですか。』、ビーン『そうなんですよ。月からは星が見えないんですよ。』と鸚鵡返しの何とも頓珍漢な会話になっていた。
そういえばアポロの写真もビデも同じで、どちらにも星が一つも写っていなかった。(昼間に地上から星が見えないのは地球に大気があるからで、宇宙空間なら昼間でも星が輝いているのが見える)
かわいそうに元アポロ乗員アラン・ビーン氏は39年前のその事が余程、気になって仕方がなかったのでしょう。
ただ、当時放送したNHKの『探査機“かぐや”月の謎に迫る』の一番の売りは〜史上初!「地球の出」をとらえた〜だったのである。
確かにアポロの写真にもビデもに、もどちらにも星が一つも写っていなかったが、それ以上に問題だったのは、頭上に光り輝く超巨大で圧倒的な『青い地球』が写っていなかったし、アポロ飛行士たちは全員同じで、母なる地球に何の関心も示さなかったのである。
『アポロ計画の月面からは(星どころか)地球が見えなかった』
NHKが全国放送した『かぐや』(史上初!「地球の出」が写った)と、星が無いだけではなくて肝心の地球が何処にも無いNASAのアポロの画像が根本的に違っているのですから、論理的にいずれか一方は必ず間違いである。それなら『アポロ(人類最初の月面探査)が正しい』との主張は、自動的に『日本の月探査機「かぐや」の画像はインチキだった』との何とも困った結論になる。
アメリカのアポロと日本の『かぐや』の両方が正しいことは原理的に有り得ない。必ず一方が正しいと他方が間違いになる『二律背反』の関係になる。
『正常性バイアス+集団同調性バイアスの相乗効果』
ところが、客観的事実と人々の認識は逆になっていて、今でも大部分の善良な市民たちは、トランプ一人がメキシコとの壁や米大使館のエルサレム移転を主張したと思っているし、マイケル・フリンがロシアゲートで司法取引したことでトランプ政権の弾劾が迫っていると信じている。もちろん産業革命以後の化石燃料のCO2で地球は温暖化しているし48年前の1969年に人類が月面を歩いたことも疑っていないのである。
あのインチキくさい民主党政権(野田佳彦首相)の2011年(平成23年)12月16日の福島第一原発の冷温停止宣言さえ(真っ赤な嘘だと分かっているが)信じているふりを全員で行っているし、夏には亜熱帯になる7月末から8月初めの酷暑の東京オリンピックが開催されると信じている。(あの緑タヌキが大勝した都知事選ですが、学歴詐称の小池百合子が辞任せづ任期満了なら東京オリンピックと都知事選の期間が正面衝突するので必ず大騒ぎになる)
これ等の善良だが愚かな一般大衆ですが、実は人類とはそのように進化した生き物だったと進化心理学の石川 幹人が主張している、人類は300万年前の過酷な狩猟採集時代の生き残りに有利だったので『人は、だまされる』ように進化した。社会性の生き物である人間では『騙される』(他者を信じる)方が自然(多数派)であり、疑う方が異常(少数派)なのである。
★注、
これ等の数々の不思議ですが、科学的思考の根本的な欠如とかメディアリテラシー云々の話では無くて、『正常性バイアス+集団同調性バイアスの相乗効果』だったのである。(薄々全員が『なにか可笑しい、たぶん間違いだ』とは思っているのだが、周りの全員が黙っているので自分も疑問点を封印して黙っている)
メディアの洗脳にかからない大人にするには、学校で教えられたことであっても鵜呑みにするな、ということ。
飛行士であれば、質問がなくても一番印象的な青い地球のことを話したいはずだ。自分が飛行士なら何よりも感動的なシーンだったろう!月から見えた地球。
しかし誰も言及しない? 星と同じように「見えなかった」のだろうか、、、? 月に降り立っていなければ頷けるが。