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「副都心線の車窓から」第9回がアップされました

毎月16日付近にオフィスフロッグスさんのサイトで連載させていただいている

「副都心線の車窓から」
Vol.9 駅頭に見る季節の風景

がアップされました。

今回は、和光市の駅頭で気になることがあったので、その辺を書いてみました。

まあ、早くも秋ですなあという話です。

よろしければどうぞ。

情報を出し続けると生活が楽しくなるよ:ツイッター140文字が世界を変える

やっと読み終わりました。

読むのに時間がかかったわけではなくて、読む時間を確保するのに時間がかかっただけです。

それもこれも、ツイッターなんだけどね。

関連エントリ:24時間のうち、みんなは何時間くらいつぶやいているのだろう
>ツイッターやっていると、ツイッター本を読む時間がとれないなどとつぶやいてみていますが、


まさにこんな状態の中、この本を読む時間がとれました。

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読み出すと、あっという間に読めます。
とくに、コグレさんの担当箇所の読みやすさは、感動的ですね。

イシタニさんのコーナーは分析的なので、少し論理的に読む必要があります。

いずれにしても、この半年ツイッターをやってきた者としては、
ツイッターで起きたことの追体験という感じです。

そして、ひょっとしたら、この本が網羅したツイッターの歴史が、
一番いいときだったと思い出すときかもしれない。
そんな危惧を持ちながら読み終えました。

ツイッターが明るい希望に満ちていたバラ色の時代が描かれているからです。

ヒウィッヒヒーでピークに達して、この先キャズムを超えると、
いろんな人が参入してきて(個人も法人も、広告も、何もかんも)
この幸福なタイムラインは壊れてしまうんじゃないか。

そんな儚さを感じたのです。

でも、自分のタイムラインは自分で作るわけで、
一人として同じタイムラインをみている人はいないとすれば、
そのタイムラインに起きていることは、自分の責任なのかもしれません。

まさに、旅の恥はかきすてではなく、一期一会なのですから。

自分でも

広報とツイッターの関係考えないとね(追伸有り)

というエントリを書きましたが、
(あ、干場社長がコメントくださってる。あざーす)

今後、ツイッターは商業化の段階に入っていくことでしょう。

ブログの幸せな時代に、ブログが純粋に好きな人が書いた本である
マサまさ本に出会って、私はブログ観が変わったわけですが、

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ツイッターについては、この本がスタートにして、ある意味での頂点なのかもしれません。
そして、今たくさん出ているツイッター本とは類書がないかもしれません。

読んでないので予測しているだけですが、
なぜそう思うかというと、

「情報を出し続けると生活が楽しくなるよ」を実践し、
本当に生活が変わってしまった二人が書いているから。

ブログもそうでしたが、ツイッターも
ここまで使い倒している人たちが書いた本はそう無いだろうと思うわけです。

そして、その本が出るスピード感や取材のツイッター感覚も含めて、
実にツイッターらしい本だからです。

できれば、本文が140字づつに分かれていて欲しかった(笑)

ビジネス×ツイッターについては、いろいろとたくさん出そうです。
ツイッター小説も出ます。
勝間×広瀬という「真打ち」も出ます。

その前に、この本を読んで、ツイッターに浸っておくのは悪くないと思います。

最先端研究開発支援プログラムの金額がさらに減ったらしいね

減額による影響はどうなるやら。

2009年10月16日 最先端研究プログラムさらに500億円減額@サイエンスポータル編集ニュース
>菅直人・科学技術政策担当相は16日の閣議後記者会見で、当初、2,700億円とされていた最先端研究開発支援プログラムについて、先週明らかにしていた700億円の削減額をさらに500億円上積みし、1,200億円削減することを明らかにした。補正予算の削減額は今朝の閣議で決まった。

1000億円は30件で分けて、若手に配分するというのが500億円になったそうだ。

屋台のたたき売りじゃないのだから、簡単に半分にしないでもらいたいが、
1000億の方も順調にはいかなそうだ。

>このプログラムでは、金額が非常に大きいため、他の競争的資金を受けることができない専従義務が科せられているが、金額が大幅に減ったことでルールの改正などが検討されている。

この辺の議論は、実は、議事録を読むと面白い。

第2回会議では、名前を伏せながら議論が公開されている。
>【A構成員】
今後政権が変わるであろう状況での本プログラムの今後の道行きについて、政治的な環境変化が研究者に影響を与えることが心配。
【B構成員】
この会議の第1回目で選定プロセスには合意したが、過密なスケジュールであったと感じている。支援会議でも選定についての議論をもう少し行えれば良かった。政治的な問題をここで議論しても仕方がないが、新政権からも了解があったほうが好ましいとは思う。
【C構成員】
プロジェクトは今後も是非進めていただきたい。支援会議の役割は政治的なこととは関係なく、決められたスケジュールに沿って粛々と30課題を決めることだと考えている。
【D構成員】
政権が変わったのでこれまでの作業は無効とすると研究者は失望する。このプロジェクトで大きなことが出来るという夢を持った方も多い。研究者のモチベーションを考えたほうがいい。


まあ、当然懸念しますよね。
でもやった方がいいと判断したわけだ。

第3回会議では、研究費の一本化に関する議論も出てくる。
資金も2700億円でも足りなかったらしい。

>【野田座長代理】
実は現状では上から20番目ぐらいで2,700億円を使い切るような費用計上がされている。これを今度ワーキングチームで絞り込んでいただく。2,700億円の枠が前提であるとするならば、今のところでも30はきついので、いずれにせよ精査する必要がある。


みんな、いくら要求したんだろう。

>【松井構成員】
今の話に関係するが、中心研究者のプロポーザルの中でエフォートをパーセンテージにするということを書くところがあったが、皆さんほとんど科研費と同じで、何十%という感じであり、このプログラムに100%、全身全霊を傾けてやるという書き方にはなっていなかった。それにてついてはワーキングチームで何か議論があったのか。


このエフォートというのは、研究者以外には馴染みがない仕組みだけど、
資金を申請するときに、自分はどの仕事にどれくらい注力しているというのを%で表して、
それが100を超えると新しい予算が取れないという仕組みになっている。

予算が集中するのを避ける仕組みと言われているが、本当にそうなっているかは怪しい。
抜け道がいくらでもありそうだからだ。

逆に、このエフォートに縛られて、資金が取れない研究者もいるだろう。
研究室に与える資金と、研究者個人に与える資金がごっちゃになっている気がする。

その辺の議論も、この最先端研究開発支援プログラムでは見所だったわけだけど、
金額が減ったから、その辺も見直しというのでは、腰砕けではないか。

本当に実行されるのかどうか、だんだん気になってきた。



予算見直しで科研費の一部が停止

予算見直しが進んでいますが、良いことばかりではないと思っていたらば、こんな所に影響が。

平成22年度科学研究費補助金の新規募集課題の公募停止について@文部科学省
>平成22年度科学研究費補助金については、一部研究種目を除き本年9月から公募を開始しておりますが、平成22年度「概算要求の見直し」に伴い、下記研究種目については平成22年度の新規募集課題の公募を停止することとなりました。

停止される課題は

 (1) 「新学術領域研究(研究課題提案型)」(文部科学省より公募)

 (2) 「若手研究(S)」(日本学術振興会より公募)

9月1日に公募を出して、11月10日提出のはずが、停止です。

停止する物には、理由を明記していただきたいですね。
なぜ、その予算が「無駄」だと思ったかを説明する義務は、無いのでしょうか。

八ン場ダムなどの停止も、停止ありきではなく、なぜ停止なのか、そしてそれはどういう判断なのかを説明する「言葉の力」が必要だと思います。

住民は、無理矢理ねじ伏せられてきたことに怒っているわけですから、
それをさらに逆にねじ伏せても、反発するだけに決まっている。
そこに合理性と納得する「言葉」がないと、引き下がれないでしょう。

その「言葉」は、金よりも重要なのではないでしょうか。

民主党の支持母体の一つが連合だというのが気になる

民主党は、その背景に、まあいろいろな支持母体、出身母体を持つわけだけど、

旧自民党田中派(竹下派というより、田中派という感じがする)をのぞくと、
労働組合系と官僚系、マスコミ系が目立つ。

なかでも、官房長官経産相が労働組合出身で、しかも、パナソニックとトヨタという大会社の出身。
ということはよく知られている。

その支持母体の一つである連合の新役員人事が出た。

中央機関と役員@連合ホームページ

会長は電機連合つまり官房長官の出身組合組織

会長代行は、自治労つまり公務員の組合出身と、NHK労連だからマスコミ出身。

なんとなく、民主党と構成が似ている気がするのはうがちすぎだろうか。

まあ、仲良く日本のために働いていただく分には、こうした出身組織が近いことは結構なのだけど、
単純に大会社の労働組合ばかりすくわれても困る。

その陰で泣いている中小企業の労働組合なぞ無い人たちはどうなるのか。
そういう人たちの声は届くのか。

そこを意識してか、どの支持母体でもない菅直人国家戦略室担当は、
派遣村の村長さんを参与にしたのだろうか。

連合と民主党がどのようにして、公務員改革を進めるのか。
派遣労働者で成り立っている電機や自動車の製造現場にメスを入れるのか。

こうした出身母体に遠慮せずにできるのかどうか、また出身母体の協力を得られるのかどうか。

こういう所も気になるところなのである。

広報とツイッターの関係考えないとね(追伸有り)

ファンを作るというのが、マーケティングの一つの役割だろうと思う。

ブランディングとか難しいことを言うよりも、「ファンを作る」ことをめざす。

それには、ツイッターの使い方が今後鍵になりそうだなと思う。

一時期、社長ブログで会社の発信をすると言うのが流行った。

それも、社長の言動を通して、ファンを作るという活動だったように思う。

結果は、社長のキャラクター作りに成功した場合は、ファンが増えるし、
そうでないと、社長に足を引っ張られることになる。

社長ブログが本になった人もいるだろうし、中身がない人は何もかけないで馬脚を現す。

今、ツイッターが、そうした場のように思う。

NASA,スペースシャトル発射の見学に「つぶやく」人を100人招待@メディア・パブ
>NASAのTwitter(ツイッター)@nasaにフォローしている人は,NASAが催すTweeetupに参加して,11月12日のスペースシャトルの発射を見学したり.シャトルの技術者や開発者,宇宙飛行士,マネジャーと話し合うことができるかもしれない。

ツイッターを会社の情報発信に「使っている」だけの会社は、
フォロワーを敵に回すこともある。

ツイッターでは「つぶやか」無いといけないのだ。
商品情報の提供も、記事の発信も、発信者が「つぶやく」ことで伝わる。

NASAの試みは、中身はまだブロガーミ-ティングのようだけど、
対象がブロガーからツイッターに変わったんだなと言うのがわかる記事だと思った。

今後、日本でも発射中継に呼ぶのはブロガーからツイッターへと対象を変えた方が広まりますよ。
なんと言っても、その場でつぶやくからね。
その即時性は、発射中継に向いていると思うけどな。

そして、多くのツイッターはブロガーでもあるので、あとでまとめ記事をブログに書く。
こういう、フローの情報とストックの情報の二元効果が、今後の鍵だね。

その辺がよくわかるのは、この本だね。
今読んでいるところだけど。

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こういう煽り本は、得てして中身は的を射ていないのだけど、
読んでみましょうかね。

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ツイッター本の発売が相次ぎますね。

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追伸2009.10.16.14:25

ツイッターイベントのことを中心に、NHKで放送されたんですね。

ツイッターがNHK「おはよう日本」に登場@ネタフル
>Tweetup Tokyo 09 Fallという華々しいイベントを終えたツイッターが、相次いでテレビに登場します!

しかも全てNHKですから、もしかしたらこれは本当にキャズムを超えていくんでは? と思ってしまいます。携帯電話からも利用可能になりましたしね。

ということで今朝、NHK「おはよう日本」に昨夜のイベントの様子も含めツイッターが登場しました。時間にして約4分半です。




ということで、ネタフルさんでまとめが乗ってます。
NHKでは、取材使い回しなのか夜もやるらしい。

>さらに今夜は21時から「ニュースウォッチ9」にも登場、明日の朝も9時から「経済ワイドvision e」に登場するそうです。ツイッターがNHKで三連ちゃんです!

さらに、ツイッター本の巨砲も発売されるらしいです。

初のツイッター公式イベントにて、勝間さんと広瀬さんの本のこと、公開した! ●干場
>勝間さんと広瀬さんのツイッター入門書!!

すでに広瀬さん( @kohmi)のブログにはアップされていますが、仮タイトルは、

『つながる力 ~ツイッターは「つながり」の何を変えるのか?
香美と和代の、みんなで楽しくヒウィッヒヒー!』

これからはじめるためのガイドから、コミュニケーションツールとして、そして、、メディアとして、マーケティングツールとしてのツイッターの現状と可能性を、広瀬さん、勝間さんそれぞれの立場で、おしゃべり&書き下ろし!
ツイッターファンならご存じの、ヒウィッヒヒーの再現も!?


さすが干場社長です。
勝間×広瀬ラインをおさえていたとは。

コグレ×いしたに本がアマゾンで1位といっても、あるセクションでしたが、
この本は、ひょっとすると、一般書の1位を狙えるかもしれませんね。

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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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