やっと読み終わりました。
読むのに時間がかかったわけではなくて、読む時間を確保するのに時間がかかっただけです。
それもこれも、ツイッターなんだけどね。
関連エントリ:
24時間のうち、みんなは何時間くらいつぶやいているのだろう>ツイッターやっていると、ツイッター本を読む時間がとれないなどとつぶやいてみていますが、
まさにこんな状態の中、この本を読む時間がとれました。
読み出すと、あっという間に読めます。
とくに、コグレさんの担当箇所の読みやすさは、感動的ですね。
イシタニさんのコーナーは分析的なので、少し論理的に読む必要があります。
いずれにしても、この半年ツイッターをやってきた者としては、
ツイッターで起きたことの追体験という感じです。
そして、ひょっとしたら、この本が網羅したツイッターの歴史が、
一番いいときだったと思い出すときかもしれない。
そんな危惧を持ちながら読み終えました。
ツイッターが明るい希望に満ちていたバラ色の時代が描かれているからです。
ヒウィッヒヒーでピークに達して、この先キャズムを超えると、
いろんな人が参入してきて(個人も法人も、広告も、何もかんも)
この幸福なタイムラインは壊れてしまうんじゃないか。
そんな儚さを感じたのです。
でも、自分のタイムラインは自分で作るわけで、
一人として同じタイムラインをみている人はいないとすれば、
そのタイムラインに起きていることは、自分の責任なのかもしれません。
まさに、旅の恥はかきすてではなく、一期一会なのですから。
自分でも
広報とツイッターの関係考えないとね(追伸有り)というエントリを書きましたが、
(あ、干場社長がコメントくださってる。あざーす)
今後、ツイッターは商業化の段階に入っていくことでしょう。
ブログの幸せな時代に、ブログが純粋に好きな人が書いた本である
マサまさ本に出会って、私はブログ観が変わったわけですが、
ツイッターについては、この本がスタートにして、ある意味での頂点なのかもしれません。
そして、今たくさん出ているツイッター本とは類書がないかもしれません。
読んでないので予測しているだけですが、
なぜそう思うかというと、
「情報を出し続けると生活が楽しくなるよ」を実践し、
本当に生活が変わってしまった二人が書いているから。
ブログもそうでしたが、ツイッターも
ここまで使い倒している人たちが書いた本はそう無いだろうと思うわけです。
そして、その本が出るスピード感や取材のツイッター感覚も含めて、
実にツイッターらしい本だからです。
できれば、本文が140字づつに分かれていて欲しかった(笑)
ビジネス×ツイッターについては、いろいろとたくさん出そうです。
ツイッター小説も出ます。
勝間×広瀬という「真打ち」も出ます。
その前に、この本を読んで、ツイッターに浸っておくのは悪くないと思います。