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Pandaboardで920MBのRAMを認識させる

オフィシャルな情報では、Kernelのバグが原因でPandaboardはせっかく1GBのDRAMが搭載されているにも関わらず、460MB+256MBという構成が認識できる最大容量となっている。

しかし、今日読んだTech Blogによると、460MB+460MBという構成でも正常に動作しているという。以前、試しに460MB+512MBで試した所、Kernelはbootしたが、起動後すぐにハングアップした。

さて、460MB+460MBという構成ではどうだろうか。早速やってみた。結論から言えば、正常に動いているように思える。Tech Blogの記事同様、私も真剣に検証した訳ではないので何とも言えないが、FireFoxでWebを見ている限りでは問題無かった。

以下はUbuntuで free -m をした結果である。

460MB+256MB構成
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem: 665 367 298 0 72 121
-/+ buffers/cache: 172 492
Swap: 511 0 511

460MB+460MB構成
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem: 867 364 503 0 72 120
-/+ buffers/cache: 170 696
Swap: 511 0 511

確かにtotalメモリが200MBちょっと増えた。

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Pandaboard/USB Web cameraを接続

Pandaboardで動作しているUbuntuにLogicoolのWebカメラであるWebcam Pro 9000を接続してみた。カメラは200万画素。ツァイスのレンズが採用されているのがウリらしいが、選択理由は単に接続実績があるというだけ。

詳細は後日書く予定だが、このカメラは安曇野の自宅のパネルヒーターを遠隔操作する際に使う予定である。操作後の制御パネルの状態を撮影し、メール添付して送る予定である。設定した設定温度や現状の水温、各種LEDの状態を確認するのが目的。



撮影ソフトにはfswebcamを使った。コマンドラインから静止画を撮影したかったのでこのソフトを選んだ。VLC等のGUIを持つソフトも使ってみたが、動画/静止が共に撮影できた。プレビューでは若干遅延が発生するものの、実用レベルだと思う。

静止画は下記のコマンドで撮影。このUSBカメラは/dev/video0に見えるので、-d で指定。-D 2はコマンド起動後から撮影までのディレイ。2秒後に撮影するという意味。これを省略すると、カメラがアクティブになる前に撮影することがあり、真っ黒な絵が撮れる場合があった。それ以降の引数は解像度やJPEGの品質、出力ファイル名。

fswebcam -d /dev/video0 -D 2 -r 800 --jpeg 95 test.jpg

ただ一つだけ問題があった。既知の問題だが、せっかくオートフォーカスが付いているにに効かない。無限遠で固定になる。やはりドライバが対応してないようだ。このカメラはWeb cameraとしてはメジャーな部類に入るようだが、Macに接続してもオートフォーカスが効かず、正式にサポートしているWindowsのドライバのみがオートフォーカスに対応しているらしい。Windowsでも使ってみた所、近くてもピントが合ってシャープな映像が撮れた。Linuxでも何とかならないのものか…。

下記はPandaboardのUbuntuに接続したこのカメラで撮影した静止画のサンプル。コマンドは上述コマンドそのまま。画像は無加工である。どのマシンに接続して撮影しても同じ絵になるだろうが…。

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Pandaboard/ACアダプタ

PandaboardにはACアダプタは付属されてない。自分で揃える必要がある。仕様としては5Vのセンタープラス、外径5.5mmの丸型コネクタ。容量はUSBに何を接続するかに依存する。負荷が高いバスパワーのデバイスを多数接続するのであれば4Aくらい。セルフパワーのUSB機器やUSBハブ経由で接続するのであれば、1A程度のACアダプタでも大丈夫のようだ。

ちなみに私が購入したものは下記の物。秋葉原ラジオデパートの3Fで買ったような気が…。価格は750円、容量は2A。USBデバイスはバスパワー時で1ポート最大500mAまで引っ張れる仕様だが、HDDはともかく、キーボードとマウスはそこまで食わないだろうから、全部接続してもせいぜい1A以内だと思われる。

調べてみると、BeagleboardがVideoデコード時で3Wってことらしいから、Pandaboardなら6Wくらいだろうか。Pandaboardで約1A流れると思えば、USBデバイスと合計2Aなので、一応問題は無いだろう。

現在USBバスパワーのHDDとキーボード・マウスを接続しているが、ほんのり暖かい程度。私の場合、元々これらのUSBデバイスは開発用で、最終的にはこれらのUSBデバイスは外し、パネルヒーターのコントローラーとしてPandaboard単独で運用する予定なので2Aで充分だと思う。

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Pandaboard/備忘録

備忘録としてメモ。今後も適宜追加・変更の予定。

Manual
・OMAP4430 Technical Reference Manualの最新版
PandaBoard Ubuntu Pre-built Binaries Guide

How to
・UbuntuのrootFSをUSB-HDDにマウントする
・起動メッセージをUARTに出力
・シリアルコンソールを開く

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Pandaboard/HDムービー再生

Pandaboard上のUbuntuでHDの動画を再生させてみた。FirefoxからAppleの映画予告サイトに行けば、HDの映画予告を見る事ができる。コマ落ちも無く、非常に奇麗に再生した。OMAP4恐るべし。



Apple TVもそうだが、1万円前後でHDの動画がデコードできる時代になったとは…。

PandaboardでUbuntuを動かす

先日購入したPnadaboardでUbuntuを動かし始めた。

環境はこんな感じ。右手のMacはVMwareを入れてUbuntuをインストール。MacのUbuntuは開発専用。左手のフルHD-LCDモニタ、キーボード、マウスは手前の小さな基板であるPandaboardに接続されている。画面に表示されているのはMacの画面ではなくて、PandaboardのHDMIから出力されたもの。

Pandaboardの技術情報は基本的に英文サイトのみになる。PandaboardにUbuntuをインストールするには PandaBoard Ubuntu Pre-built Binaries Guide / Using Pre-Built Binaries に従った。インストール及びインストール後のアップデート等で、数時間の時間がかかる。



ターゲットのPandaboardはSDHCカードから起動する。rootfsはUSB-HDDに変更。最初、rootfsもSDHCカードに置いていたが、遅いのでUSB-HDDに変更した。USBにはマウスとキーボードも接続し、画面はHDMIへ出力。古いLCDモニタでHDMI端子が無いため、HDMI→DVI変換コネクタでDVIとして映している。ネットワークはPandaboardの内蔵無線LANで接続。UARTはDSUB-9pin→USBシリアル変換ケーブルを経由してMac(開発用Ubuntu)へ接続。秋月で900円で購入したもの。特にドライバをインストールすることもなく問題無く認識してくれた。TerminalソフトはUbuntu上でminicom。



Pandaboardで動作しているUbuntuの画面。決してサクサクとう感じはないが、Firefoxで普通に日本語混じりのWebも見られるし、日本語入力も可能。



VGAならともかく、フルHDの画面をこのくらいの速度で動かすとは立派。触れないくらい熱くなっているCPUがその頑張りを物語っている。

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Pandaboard到着

趣味で買ったPandaboardがUSから届いた。今日成田に着いて当日配達とは予想外に早かった。とは言え、10月に注文して一度納期遅延で自動キャンセルされてしまい、11月に再発注して今日到着。かなり待たされた。

価格は税込みで\16203円。自腹でこの手のボードを購入したのは初めて。



CPUはOMAP4でDual-coreのCortex-A9を搭載。実は更にCortex-M3が2個いたりDSPがいたりで何でもありのチップ。Clockは1GHz。パッケージはPackage on Package(PoP)の2層構造で、1GBのDDR2の下がCPU。ぱっと見、CPUが見えない。ちなみにCPUの英文マニュアルは5430ページ。

こんなハイエンドなCPUが搭載されているボードが1.6万円で買えるんだから本当に凄い。



取り合えずUbuntuが起動するのは確認してみた。遊ぶのはこれからじっくりと…。詳細は後日。

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OMAP4搭載CPUボード(PandaBoard)購入

OMAP4(Dual-core ARM Cortex-A9)が搭載されているPandaBoardを先日注文した。本当なら昨日発送されるはずだったが、12/5の発送に遅延。


いわゆる開発用ボードだが、最近は$174でこんな凄いボードが買える。Dual-coreにWLAN&Bluetooth搭載で$174と聞いちゃぁ発注しない訳にはいかない。

取り合えず構想から2年放置していたセントラルヒーティングの制御システムを開発しようと思う。安曇野に帰る前日、杉並から自宅のセントラルヒーティングの電源ONと水温の設定を可能にしたい。電源や水温の状態はUSBカメラで制御パネルの画像を撮影し、それを遠隔から見えるようにする。

MacのVMware上にUbuntuも載せ、開発環境は整った。今年の冬に間に合うか?

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Author:hashiken
基本的に自分で作る、直す、メンテする。東京と安曇野の二重生活。

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