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ガレージオープナー LiftMaster Model 1265 ギア・スプロケットをDIYで交換修理

約17年間使用してきたガレージオープナーが遂に壊れた。スイッチを操作しても、モーターが空回りする音は聞こえても全く動作しない。

予兆は数年前からあった。ガレージドアの開閉を行うと、途中でリバースすることが時々あった。モーターに負荷が掛かると停止・逆転する機能があり、今考えれば、それが作動していたようにも思える。壊れた時は大ごとになりそうだと覚悟はしていたが、遂にその時が来たようだ。


恐る恐るバラしてみると、やはり大ごとだった。ドライブギアが削れて粉だらけ、歯が殆どない。仕方がないのでDIYで直すことにした。


USの会社なので、ebayで部品が買えると思ったらあっさり見つかった。サードパーティー製の部品のようで、部品代は$59.5、送料は$20.78。合計約8000円。これで直るなら安い。部品は1週間程で到着した。

注意すべきは、すべてのネジがインチサイズ。モーターの軸受けの固定に使っているイモネジもインチなので、インチサイズのスパナ、ボックスレンチや、六角棒スパナが必要。最低限、インチサイズの六角棒スパナ(1/8inch)があれば、あとは手間は発生するがミリ規格の道具でも騙しながら何とか作業はできた。


オリジナルと違い、なんとこのサードパーティー製の軸受けはボールベアリング付き。純正より性能が良いとは。


トロリーのネジを緩めてスプロケットからチェーンを外す。




基板のパネルを外し、軸受けのイモネジを外す。この作業だけはインチサイズの六角棒スパナが必須。


イモネジの締め付けがキツかったらしく、軸に傷があって軸受けから抜けない。ヤスリで削って凹凸を無くして軸受けから抜く。


新しいウォームギアとドライブギアを取り付け、付属のグリスを塗って組み立てる。作業時間は3時間ほど。全てインチサイズの道具があれば、もっと早く出来たと思う。

動作は完璧。これでまた10年以上使えそうな気がする。それにしてもこんな部品がネットで手に入るのはありがたい。モーターとか基板とかも手に入るようなので、電気系がダメでも修理できそう。


これが17年間の使用で削れてしまったドライブギア。17年間、ケースを開けたことがなかったが、定期的にグリスアップすればもう少し寿命を延ばすことが出来たのかもしれない。
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Author:hashiken
基本的に自分で作る、直す、メンテする。東京と安曇野の二重生活。

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