トルクスレンチのサイズを間違ったようで、カンパニョーロのリアブレーキを留めているトルクスネジをなめてしまった。取り敢えずしっかり固定はされている状態だったし、代わりのネジも無く、外すのも大変そうだったので、そのまま放置で1年以上が過ぎた。
先ずは代わりのネジが必要なのでネットでこのネジを探したところ、イギリスのショップで見つけた。しかし、イギリス国外への発送はしていない。日本国内でカンパニョーロのスモールパーツを取り寄せてもらえる店が無いかと探していたら、Y's Road 上野アサゾー店に豊富に在庫しているという情報を見つけた。早速行ってみると所望のネジがあるではいか。流石東京、素晴らしい。部品を入手したら何となく安心してしまい、また半年くらいが過ぎた。
ということで、ようやくこのネジを交換することにした。
リアブレーキキャリパーの反対側から見た写真。ネジの山らしきものは無い。さて、どうやって外そうか。
まずは反対側から攻めてみることにした。カンパニョーロの場合、ブレーキシューとリムの左右の間隔を調整するために、ブレーキキャリパーの付け根にスパナが噛める様になっている。ここをキャリパーごと回転させれば取れるかと思って回してみた。トルクスネジまで一緒に回ってしまったらアウト…
なんとあっさり外れた!あとは、なめたトルクスネジを外せば難関突破。
しっかり嵌っている感じだったので、適当なサイズのプラスドライバーを突っ込み、軽くハンマーで叩いてみた。なめたトルクスネジはコロン、と床に落ちた。大成功。
これが購入したカンパニョーロのトルクスネジ(型番 BR-RE322 )。1017円とちょっと高めだが、海外からの送料込みだと思えば妥当か。
なめたトルクスネジと比較。完璧に山が無くなっている。
ブレーキを元通りに組み付けて作業完了。先送りしていた懸案事項が片付いた。