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「偏西風にのって 普天間問題認識のボヤキ話」に書き込んだコメントを記事にし、エントリーします。

朝日新聞 首相、グアム移転「無理がある」 普天間問題で認識示す
2009年12月26日21時24分
 鳩山由紀夫首相は26日のラジオ番組収録で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先にグアムを挙げる意見が政権内にあることについて「抑止力の観点からしてみて、グアムに普天間(の基地機能)をすべて移設させるということは無理があるんじゃないか」と述べ、実現は困難との認識を示した。
 司会者に「そうすると国内で解決をするということか」と問われると、首相は「そうだ」と応じ、国外移設は難しいとの考えを示した。首相は来年5月までに移設先を決めたいとしているが、今後は日米合意に基づく移設先(名護市辺野古)を含め、国内を中心に移設先を選定するとみられる。
 グアム移設を巡っては、首相が4日、グアムを一つの選択肢として検討する考えを明らかにした。そもそも、日米合意では沖縄の負担軽減策として海兵隊8千人がグアムに移転する計画がある。
 ただ、北沢俊美防衛相は今月上旬に現地視察し、「(現行の)日米合意から大きく外れる話だ」と述べ、実現は難しいとの考えを示した。岡田克也外相も否定的な考えだ。一方、県外・国外移設を主張する社民党は「グアムや硫黄島への移転検討」を緊急提言しており、近く同党議員団が現地視察を予定している。
 また、首相は閣内で意見がばらばらだったことについて、「各閣僚も自分の思いを、勝手にとは言わないが正直に話されてきた。しっかり打ち合わせをして、話すべきでないところは話すべきではなかった。本来なら、1人だけが発言するようにとどめておかなければいけなかった」と述べた。

朝日新聞 「グアム排除せず」と今度は官房長官 普天間移転問題
2009年12月28日15時4分
 平野博文官房長官は28日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先を検討するため、基本政策閣僚委員会の下に民主、社民、国民新の3党による「沖縄基地問題検討委員会」を設置することを発表した。来年5月までに結論を出す方針。
 平野長官は鳩山由紀夫首相が否定したグアム移設について「グアムを排除するつもりはない」と述べ、検討委員会で議論する考えを示した。グアムを「極めて有力」とする社民党に配慮したとみられる。米政府との交渉ルートは岡田克也外相に一本化する考えを示した。

時事通信 普天間移設、「環境」に配慮=辺野古も排除せず-外相
 岡田克也外相は29日午後の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)をキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)に移設する現行計画について、「環境などさまざまな問題がある。新たな構築物を造り、かなり税金を投入しなければならなくなる」と指摘した。その上で「より問題が少ないところがあるなら検討に値する」と述べ、環境などへの影響に配慮して代案を模索する考えを強調した。
 現行計画に対しては、小沢一郎民主党幹事長が28日に「きれいな海を汚してはいけない」と否定的な考えを表明。外相も会見で「環境保護は重要であり、同じ思いだ」と語った。ただ、外相は「他によりよい選択肢がなければ、現在の選択肢が生き続ける」とも述べ、辺野古への移設も完全には排除しない考えを示した。 
 会見に先立ち、外相は一時帰国中の藤崎一郎駐米大使と会い、クリントン米国務長官から呼び出され、現行計画の履行を求められたことについて報告を受けた。(2009/12/29-19:04)

時事通信 普天間移設「グアムが一番いい」?=鳩山首相
 鳩山由紀夫首相は30日午後、首相公邸で民主党の川上義博参院議員と会談し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題などについて意見交換した。川上氏によると、同氏が「グアム全面移転を(米側に)言えば良い」と述べたのに対し、首相は「受け入れてくれれば一番いいけどね」と語ったという。
 首相は26日のラジオ番組の収録で「抑止力の観点からみて、グアムにすべて普天間を移設させることは無理があるのではないか」と述べ、グアム移設を否定する発言をしている。 (2009/12/30-17:50)



他の関係閣僚が、内容は別にして自らの立場で色々言うこと自体はまだ許せますが、首相がいろいろ言うから、迷走すると言われるのです。
アメリカから信用できないとまで言われるのです。
首相の発言は重く、首相が発言したら、その方向でまとめよと言う意思の表れと捉えられます。
打合せをした結果を話すというならば、誰が話しても統一見解です。
打合せをせずに勝手にしゃべるのも問題だし、統一見解を出しても、個人的意見を喋るのも問題です。
ましてや、下地議員のように、権限なしに勝手にアメリカに行って会談してくるのも問題です。
統率が全くとれていません。

日本国内で、移転先を探すのに13年も掛かっているというのは、根本的に無理と言うこと示していて、選択肢は国外移転しかない、それが国益だと思います。
如何に安保といえども、日常的に住民を犠牲にして、24時間住民を苦しめて、そんな安保なんて、国益でも何でもありません。
グアム移転がよいかどうか、他国のなかで基地移転先を、外国である日本が言うことは越権行為です。
グアムがよいかどうかはアメリカが考えることです。
但し、海兵隊はすべてグアムへ集める方向だと言われていなす。
日本国内ではもうこれ以上、外国の基地は受け入れられないと。
世界でこれほど外国の軍隊を受けている、屈辱的な国は他にありません。
思いやり予算、日米地位協定、米軍にとって、こんな居心地がよい国はないからでしょう。


沖縄が抑止力の観点から沖縄に海兵隊は必要と鳩山首相は言います。
沖縄は現在、どういう抑止力があるのか、具体的ことは何も語られていません。
狼が来たの狼少年のレベルです。
実際的には、沖縄基地は中東に向けての軍事拠点として、機能していることは言えます。
日米安保の改定がされた49年前と比べ、国際状況は一変し、東西冷戦構造はなくなり、中国・ロシアが自由主義経済圏に入り、残る葉北朝鮮のみというように極東での軍事的緊張は、冷戦時代に比べて、著しく低下していて、極東での米軍のプレゼンスの意味は一団と薄れて来ています。
どういう国が日本に戦争を仕掛け、どういう戦争があって、その際、沖縄に米軍を置いているとどう貢献するのでしょうか。
武力を増強しているといわれる中国は、日本最大の輸出入国ですが、仮想敵国なんでしょうか。
中国と台湾で紛争があるとすれば、他国間の争いであって、日本の防衛とは無関係で、日本がどちらかに応援する筋でもなく、そのための安保はナンセンスです。
北朝鮮が戦争はしないという日本に戦争を仕掛けてくる意味はなく、北朝鮮の脅威となるアメリカ軍への攻撃はあるでしょう。
そうなら、制空権を握られるのが一番で、ミサイルで米軍基地を狙って来るとしたら、沖縄基地は無意味です。
米軍がグアムにいても、抑止力にならないのでしょうか。
沖縄やグアムの米軍基地は、アフガン・イランに向けて、抑止力になっているからこそ、基地があるのではないでしょうか。
一例を出しましたが、狼少年のような抽象論ではなく、もっと具体的な議論をすべきと思います。

テレ朝の番組に石破政調会長が出ていて、グアム移転に移転する海兵隊8000人は司令部で、戦える海兵隊が沖縄に残す必要があると言っていたとき、司令部に8000人いるはずがないと疑問に思いました。
だれもそのことは問わず、彼も説明しませんでした。
調べてみると、沖縄には海兵隊が18,000人いると外務省は発表していますが、米司令部に新聞社が問い合わせると、12,500人と言います。
沖縄駐留海兵隊が水増ししているのであれば、司令部8,000人も水増ししていると考えられます。
正確には司令部を中心に8000人を、石破政調会長は司令部8000人とわざと言い換えて、騙そうとしています。
調べると、アメリカの資料では、司令部要素は3046人とあり、他の4,954人はいずれも戦闘要素で、戦闘部隊が中心が的確な表現です。
自民党および外務省の国民騙しのテクニックの一端を見ました。
海兵隊のグアム移転8000人で、戦闘部隊の半数以上がグアムに移転し、沖縄の海兵隊は半数未満に減るの正しい理解です。
2006年にアメリカは、2014年までにグアムに海兵隊の全てが移転する計画となっているそうです。
ということは、辺野古沖に基地を作っても、隣接の海兵隊キャンプ・シュワブ(戦闘部隊)ともども移転し、不要になることを意味しています。
これこそ、国民にとっては壮大な無駄遣いですが、ゼネコンなどの関係者にとっては大儲けです。
アメリカ議会で軍人の幹部が、沖縄の基地は危ないので、沖縄以外の移転が望ましいと応えたと言います。
普天間の次に危険な基地を、キャンプシュワブ+辺野古沖に移転するのかも知れません。
沖縄返還の密約で、ただで返すべきものを、水増ししてアメリカにお金を渡したことからみて、今回の辺野古沖移転でも密約がある可能性は大きいです。
外務省、アメリカの言うことを額面通りに信じるのは、大間違いと思います。

アフガンやイラクを先制攻撃した米軍基地は、抑止力となる反面、アメリカ敵対国からの攻撃を受けやすい極めて危険なものです。
抑止力は核や最新兵器などの軍事的脅威ではなく、互いが互いを必要とする経済交流であり、理解し合う文化交流であり、国民レベルの人的交流です。


>中国と台湾で紛争がるとすれば、何で日本が関係しなければならないのかナンセンスです。

つ「シーレーンの確保」
やなさん、こんばんは
単語だけではコメントと解釈していませんので、削除します。
失礼しました。
台湾は日本のシーレーンを維持する上でとても重要な地域なので日本と無関係というわけではないんですよ。
そのため基地をグアムに移転した場合、今まで沖縄という絶妙な位置あったために可能であった台北へのヘリによる即応展開ができなくなります(中国特殊部隊による首都急襲を想定)
そうなれば、台湾を見捨てることになり結果として日本にも影響が及びます。
沖縄であれば台湾と半島に睨みをきかせられます。嘉手納の空軍があり防空の面でも心配はありません。

ちなみに
>武力を増強しているといわれる中国は、日本最大の輸出入国ですが、仮想敵国なんでしょうか。

ですが、たとえお得意様であろうとも仮想敵国には変わりありません。
周辺国は全て仮想敵国です。
もしこの国に攻撃された場合どうすればいいか、といった研究上の専門用語でしかなく、仮想敵=敵国ではありません。
やなさん、コメントありがとうございます。
意見あなたとは異なります。
日米安保は日本が攻撃されたら、日本を守るのであって、極東のシーレーンは日本のものではなく、公海上で、対象外でおまけに中国と台湾の隣接地帯です。
シーレーンの防衛が日本がアメリカに頼んで出来るとしたら、日本の船が通る世界の海全体が防衛対象、そんな無茶苦茶なことはありません。
台湾問題は中国と台湾湾の問題であり、日本やアメリカがとやかく言う話ではありません。
台湾に加勢することも、中国に加勢することも、憲法違反と思っています。
だから、日本の危機でない限り、台湾だけでなく、これまでのベトナム、アフガン、イラクへの沖縄基地の利用は安保の趣旨に反すると思います。

お隣さんと仲良くしない限り、日本は未来永劫、平和な国にはなりません。
お隣さんと仲が悪くて、遠く離れたアメリかに守って貰う、これこそ馬鹿げた話です。
ましてや、アジアが世界の成長センターで、日本の成長はアジア、特に中国とは切っても切り離せません。
恐らく、近い将来、アメリカのGNPも抜き、世界一になるでしょう。
アメリカだって中国に接近する一方、日本と中国が仲違いすることを望んでいます。
それがアメリカの国益です。
古い考えに縛られていたら、日本の未来も平和も訪れないだろうと思います。
日本人はいつまで経っても白人に離れず、アジア人なのです。
鳩山政権の言う東アジア構想には賛成です。

考え方が違うので、反論は不要です。
皆さん、はじめまして。
私は、普天間基地は勿論の事、日本における米軍基地そのものの必要性が無いと考えます。
唯一、核被害国である日本です。
世界に「平和」を訴えていかねばならないポストにあると考えます。
その日本が「戦争屋」アメリカの基地に防衛を託す自体が、最早、古いと思います。
日本は、一切の戦争に関与しないように「武力放棄」すべき。
日本側からの「日米安保条約」の破棄、アメリカ全軍基地の撤退が望ましいと考えます。

アメリカ・フランス・中国ら、核所有国全ての国にたいしても毅然と「核撤廃」を唱えるべきであると考えます。
それには、一切の「武力・基地の破棄」から始めなければならないと思います。

皆さん程、政治知識がある訳ではありませんが、一国民(民意)として、最近の世界情勢に憤っていたので書き込みさせていただきました。
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愛てんぐ

Author:愛てんぐ
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*自由、平和、優しさ、自然が大好きです。暴力、戦争、不公平、不自由は大嫌いです。

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