2023年8月11日 月山 登山 羽黒山口(八合目)コース 往復
2023年8月11日
お盆休み初日にして山の日の11日。
この日は久しぶりに少し遠くの山に行こうと計画していました。
当初は素晴らしい景色と適度な体力的難易度だった福島県の一切経山にまた行こうかなと思っていましたが、十日間予報が出た辺りから天気を見ていると丸一日天気がいいという感じにもいかずどうも微妙によろしくない。
こりゃあどうしたもんかな…と日が近づくまで迷いましたが、ふと山形県の月山も以前から気になっていた事を思い出しそちらの天気を見てみると一切経山よりもいい感じだったので、この日は月山に初挑戦する事にしました。
事前にある程度の準備をしておき、8月10日の仕事が終わり家で夕食を済ませたあと夜9時頃に家を出発。
地元三条市から基本下道、一部無料区間の高速も使って今回のスタート地点となる羽黒山口コースの登山口となる月山八合目駐車場に着いたのは休憩も含めて約5時間後の深夜2時過ぎ。
山の中腹の八合目とあって駐車場からは庄内平野の夜景が望めました。
星空もよく見えていたのでペルセウス座流星群の時期でもあるし流れ星も見れるかな?と期待していましたが…短時間眺めてる程度では見れなかったf(^-^;)
少しばかり夜景と星空を楽しんだ後は明け方の山行に備えて車中仮眠へ。
6時起床、7時登山開始くらいの予定でいましたが…5時くらいから外の人や車の動きも活発になってきた気配でうっすら目が覚め初め、半寝半覚醒みたいなまどろみの中もう少し寝ようか起きようか葛藤しつつも外の気配が気になる方が勝ってきたので予定より少し早い5時半過ぎに起床。
車を降りて深夜に見た夜景の方を見るとこんな景色でした。
おお~いい眺め♪
深夜は真っ暗だったので分からなかったけど駐車場からもとてもいい景色が広がっていました。
深夜の寝入る時には風が強いのかゴーゴーと風音も聞こえていましたが、この時はそれも収まっていてとても穏やかな天気でした。
一度駐車場のトイレを利用してから車に戻り、車内で朝食を取ってから準備を整えて改めて登山口へ向かう。
この日の駐車場は深夜に到着した時点で既に3割ほどの車が停まっていて同じような車中泊組が結構いたようですが、5時半過ぎのトイレに行くため車を降りた時点で既に交通誘導の方の姿があったり、この写真を撮った6時44分くらいには既に150台は停められるという駐車場もほぼ満車に近い混みようとなっていたようでした。
写真左側の空いてるスペースは大型バス用でしたがのちにここも開放されて普通車が停まってたみたいですね。
登り口にある駐車場トイレ。
協力金1回100円、水洗式の綺麗なトイレでした。
中の写真も少し撮ってきたので見たい人だけ見れるように文字クリックで見れるようにします。
男性用トイレの中
トイレの水は六合目から人の手によって運ばれてくる水との事で、茶色い色が付いている水が流れてちょっとビックリしましたf(^-^;)
手洗い用の水は建物の外の水タンクにあり、そちらは飲用不可ながら透明な綺麗な水でした。
登山届の用紙はトイレの中にありましたが、自分は今回朝起きた時に確認して出発する時に改めて書いていこうと思ってたら出発時はトイレを利用しなくて大丈夫な感じだったのでうっかり忘れてそのまま書かずに行ってしまいましたf(^-^;)
自分は山に行く時は家に行く山やコースのメモは残してくるのである程度は大丈夫かと思いますが、初めての山などでは登山届はやっぱり書いておいた方が安心な気がしますね。
そんな感じでここから登山スタート。
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■八合目駐車場から御田原神社へ
駐車場をスタートしてすぐに分岐があり月山登山口へまっすぐ向かう道と御田原神社などを経由していく道との二択がありましたが、今回は御田原神社を経由するコースへ進みました。
出だしすぐから池塘があっていい感じ♪
花も色々咲いてる♪
あんまり詳しく分からないけどこれは…ギボウシ系のやつかな?
駐車場から10分ちょっとで御田原神社に到着。
お参りしていきました。
神徳は縁結び・夫婦和合・五穀豊穣との事。
右手には無料休憩所もありここにもトイレがあったようですが、今回は確認しなかったなぁf(^-^;)
御田原神社の所には兎の石像もありました。
■月山登山口から八合目コース登山
御田原神社からは月山登山口方面に進み、案内板では15分とあった道も実際に歩いたら5分ほどで月山登山口に到着となりました。
分岐を直進し月山頂上方面へ進む。
駐車場から御田原神社・月山登山口までは木道がメインな感じでしたが、登山口を過ぎてからは石の上を渡っていくような道になりました。
少し登ってきたところで景色が開けた。
池塘越しに鳥海山。
花も色々と。
月山は日本百名山であり花の百名山にも選定されているとの事で、真夏はちょっと花が少ないみたいですがそれでも色んな花が咲いていてその片鱗を見れたような気がします。
羽黒山口コースは登っていく道中も背の高い木などが少なく眺めがいい♪
…半面、日差しを遮るようなものも少ないのでちょっと暑かったf(^-^;)
所々で振り返れば庄内平野と鳥海山の景色が広がる。
何度も振り返りたくなる景色です♪
東の方には雲海も。
いいなぁ~♪
道の途中で黄色い花がチラホラある所が。
この辺はニッコウキスゲが咲いていたようでした。
駐車場スタートから1時間45分ちょっとで中腹の佛生池小屋付近に到着。
小屋の近くにも花が咲いていました。
佛生池小屋にもトイレあり。
こちらもトイレ使用料1回100円。
今回自分は利用しなくても大丈夫だったので中には入りませんでしたが、外から見ても綺麗な建物でした。
花を発見。
ハクサンイチゲ、かな?
佛生池小屋から少し登ってきた所からの景色。
佛生池小屋と鳥海山、そして残雪も少しありました。
今回の羽黒山口コースは石・岩の上をずっと歩いていくようなコース。
その石・岩の一部はかつて数多の登山者が歩いた為か磨かれたようにツルッとしている所もあって、その辺は滑りやすい感じがしました。
登山道の横にアザミがたくさん。
このコース一番の急登に差し掛かる。
ここは行者返しという所みたいですね。
大きな石の上をよいしょよいしょと登っていく感じですが、距離自体はそんなに長くないので問題なくクリアできました。
ただし、他の人とすれ違いになった場合はちょっと注意ですね。
行者返しをクリアすると石畳に。
その横には雲海も。
花を発見。
リンドウ。
尾根道に出ると風が少し強くなった。
けど、登りで火照った身体には気持ち良かった。
頂上に近づいてきたところで道はまた一部木道に。
木道は右側通行、と案内板がありました。
木道の両脇に色んな花が。
こういうのを守るための木道なのかな?
木道の終わりくらいまで来ると「足元注意」の案内板が。
それを見た少し先で…何かに躓いてスッ転んだ!Σ( ̄□ ̄;)
カメラ持っている手からバーンと行ってバキッと嫌な音がしたからカメラ逝ったー!…と焦ったけど…何とか無事だったf(^-^;)
ただ無傷とはいかずよく見たらレンズの先に付けてたレンズフードが割れてた…。
でもそれがクッションになってくれたなら尊い犠牲です(T_T)
身体の方も特に怪我も無かったので本当に運が良かった。
そんなこんなありつつもまた順調に進んできて、頂上の小屋?(実際は月山神社だった)が見えてきた。
あと少し。
頂上手前でも花を発見。
ハクサンイチゲの大株?
これは他の人もよく写真を撮っていました。
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■頂上・月山神社・頂上小屋付近
月山神社の手前くらいに右に登る分岐があり、そこに行ってみると山頂標識のある頂上に到着となりました。
頂上…といっても後々調べてみたらここは山頂標識と、一等三角点はこの写真外のもう少し右下くらいにあるものの本当の頂上より4mほど低い場所のようですね。
月山の本当の頂上には月山神社が建っているため眺望が無く、眺めのいいこちらが代わりの頂上っぽくなっているみたいですね。
現地では全く分かってなかったのと、ブログの記事的に色々とややこしくなるのでとりあえず今回はここを頂上として書きます(笑)
頂上からはパノラマの景色が広がっていましたが、一部を切り取って庄内平野の方を。
ほんと素晴らしい景色でした。
そして南西の方に目をやると、なんと我がホームマウンテンとも言える弥彦山を含めた西蒲三山もうっすらと見る事が出来ました。
写真中央奥にうっすらと写っているのがお分かり頂けるだろうか。
正直、最初は自分だけでは分かってなかったけど頂上にいた山に詳しい方が周りの人に弥彦山も見えてますよ~と解説していた声が聞こえてきて本当だ!と気づきました(笑)
その方の話によるとここまで見えている日はなかなか無くて珍しい、なんて事も言われていたので、今回はほんといい日に来れたように思います♪
頂上での景色を楽しんだ後はもう5分ほど移動して月山神社の辺りへ。
せっかくなので今回は参拝していく事にしました。
この石垣・鳥居の奥は撮影禁止との事で写真はありませんが、結果的にしっかりと頂上を踏んでくる事もできました。
ちなみに月山神社本宮に入るには祓料1人500円が必要でした。
ひとつちょっとだけ気になった点を挙げるならば、この鳥居の中は神社参拝道の入口と出口が別々になっていてぐるっと回ってくる道順になっていましたが、その出口の方にお守りや御朱印を授かる授与所がありましたが道が狭い事もあり御朱印待ちの人がたくさん居るとその列が進むまでなかなか神社から出れない感じだったのがちょっとアレだったかな…f(^-^;)
とはいえ、2023年は月山でちょうど12年に一度の兎年の御縁年だったようで、ほんとたまたまでしたが何とも縁起のいい年に月山に来れたように思います(^-^)
神社を出た後は月山頂上小屋の方へ。
右が頂上小屋で左がバイオトイレ。
トイレを利用する場合はこちらも協力金1回100円でした。
こちらも自分は利用はしなかったけどチラッとと中を覗いてみた感じでは綺麗だったように思います。
山頂小屋の前を通過して少しばかり別のコース側へ進んでみると、そこにも眺めのいい場所がありました。
ここもいい場所だったなぁ~♪
それからまた頂上小屋や月山神社の近くに戻り、多くの人が休憩していた少し開けたスペースで自分も休憩タイムに入りました。
この日は山に来る途中のコンビニ等でおにぎりでも買ってこようと思っていましたが、一番最後に寄ったコンビニが深夜帯の補充のない時間帯だった事もあってかおにぎりや弁当みたいなのは全部なかった(-_-;)
という事で家から持ってきていたパンやプロテインバーなどでコーヒータイムにしました。
う~ん、来る途中、コンビニ自体あんまり寄らなくて山に着く手前最後のコンビニで買おうと思ってたけど、今度からはもう少し早い場所とかで買っておかないとだなぁ…。
そして、この日の頂上付近の気温は24℃くらいでした。
日の当たる場所だとTシャツ姿でもちょっと暑いけど、時折吹きつける風は爽やかな感じだったので過ごしやすかった。
前日の山に来る道中の夜間の気温は最高30℃、帰りの日中の気温だと35℃だったのでやっぱり山の上の方が涼しかったなぁf(^-^;)
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■八合目コース下山
頂上での休憩と景色を楽しんだ後は下山に入る。
この時の時刻は10時24分。
山頂標識のある頂上への分岐に差し掛かると、この時には順番待ちの行列ができていました。
自分が行くのがこのタイミングに当たらなくて良かったf(^-^;)
下山の時も眺めがいい♪
この頃にはこれから登っていく人とのスライドもたくさんでした。
尾根道から見えた山肌。
あの辺の山容カッコイイなぁ♪
しばらく下ってきて佛生池小屋に近づいてきた。
小屋の前に出る。
この時に目に飛び込んできた「ソフトクリーム」の文字にはとても惹かれた(笑)
けど…今回はここでは山バッジだけ買っていきました。
いつかまた機会があったら食べたいなぁ。
しばらく下ってきて、弥陀ヶ原の池塘と庄内平野と鳥海山の景色が広がる。
月山登山口に着いた所からの分岐は八合目駐車場に降りるコースを選択。
その道中にも池塘があっていいなぁ♪
そして八合目駐車場にゴール。
車にザックなどを下ろしてから写真右に写っている月山レストハウスに寄ってみるとここにはかき氷があったのでこれまた惹かれた(笑)
けど、ここでも結局食べず仕舞いでした。
う~ん、でも食べなかったのはやっぱりもったいなかったか…。
朝は登山の方に気が行ってたので気づかなかったけど、駐車場の奥にはこんなモニュメントもありました。
駐車場だけでも眺めが良かったなぁ♪
という事で月山登山でした。
今回歩いた羽黒山口(八合目)コースは月山登山コースの中でも初級コースとなっている事もあり全体的に緩やか~に登っていく感じで初心者からでもとても歩きやすいコースでした。
ただ、コースの八割ほどは石や岩などの固い地面の上を歩いていく感じだったのでソールの柔らかい・薄い靴だと足の裏が痛くなる可能性が高そうな感じだったので、これから登る方はしっかりとした登山靴などがおススメです。
日中の下りの時には観光客がそのまま登ってきたような軽装の人なんかとも何人かすれ違ったけど、その後無事に登って来れたのかちょっと心配でしたf(^-^;)
快適・安全に登山をするならばやはりそれなりに準備・装備を整えるのが大事ですね。
その後帰路につきましたが、八合目駐車場までの車道は深夜に来た時は対向車も無くてスイスイでしたが、日中はこれから登ってくる車もたくさんあり、道幅が狭い所も多い事もあって何ヵ所かすれ違い渋滞になる場面もありました。
全体的にもうちょっと道幅が広かったらアクセスも良くなるんだろうなぁと思いますが、地形的に難しいところもあるんでしょうね。
登山コースは初級でも八合目駐車場までの道は車幅感覚のしっかりした運転中級者以上向けな気がしたので、運転に自信のない方はバスなどを利用した方が良いかもしれません。
今回の登山でゲットしたものはこんな感じ。
左から
・月山神社本宮の授与所で頂いた登拝認定証(無料)
・佛生池小屋で購入した月山バッチ(900円くらいだったかな?)
・月山神社本宮に入るためのお祓いの時に頂いたお守り(お祓い料500円)
・月山神社本宮の授与所で購入したお守り(1,000円だったかな?)
佛生池小屋で売っているバッチはもう少し安いのもあったけどそちらは金属のモノクロのヤツだったので色の付いた綺麗なのを選びました。
いい思い出たくさんの楽しい山行でした(^-^)
今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。
天気:晴れ
人数:1人
コースタイムまとめ
八合目駐車場スタート 6:45
御田原神社 6:57~7:01
月山登山口 7:06
佛生池小屋 8:03~8:06
行者返し 8:27
月山頂上 8:54~9:01
月山神社・頂上小屋付近 9:05~10:24
行者返し 10:48
佛生池小屋 11:12~11:19
月山登山口 12:09
八合目駐車場ゴール 12:24
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お盆休み初日にして山の日の11日。
この日は久しぶりに少し遠くの山に行こうと計画していました。
当初は素晴らしい景色と適度な体力的難易度だった福島県の一切経山にまた行こうかなと思っていましたが、十日間予報が出た辺りから天気を見ていると丸一日天気がいいという感じにもいかずどうも微妙によろしくない。
こりゃあどうしたもんかな…と日が近づくまで迷いましたが、ふと山形県の月山も以前から気になっていた事を思い出しそちらの天気を見てみると一切経山よりもいい感じだったので、この日は月山に初挑戦する事にしました。
事前にある程度の準備をしておき、8月10日の仕事が終わり家で夕食を済ませたあと夜9時頃に家を出発。
地元三条市から基本下道、一部無料区間の高速も使って今回のスタート地点となる羽黒山口コースの登山口となる月山八合目駐車場に着いたのは休憩も含めて約5時間後の深夜2時過ぎ。
山の中腹の八合目とあって駐車場からは庄内平野の夜景が望めました。
星空もよく見えていたのでペルセウス座流星群の時期でもあるし流れ星も見れるかな?と期待していましたが…短時間眺めてる程度では見れなかったf(^-^;)
少しばかり夜景と星空を楽しんだ後は明け方の山行に備えて車中仮眠へ。
6時起床、7時登山開始くらいの予定でいましたが…5時くらいから外の人や車の動きも活発になってきた気配でうっすら目が覚め初め、半寝半覚醒みたいなまどろみの中もう少し寝ようか起きようか葛藤しつつも外の気配が気になる方が勝ってきたので予定より少し早い5時半過ぎに起床。
車を降りて深夜に見た夜景の方を見るとこんな景色でした。
おお~いい眺め♪
深夜は真っ暗だったので分からなかったけど駐車場からもとてもいい景色が広がっていました。
深夜の寝入る時には風が強いのかゴーゴーと風音も聞こえていましたが、この時はそれも収まっていてとても穏やかな天気でした。
一度駐車場のトイレを利用してから車に戻り、車内で朝食を取ってから準備を整えて改めて登山口へ向かう。
この日の駐車場は深夜に到着した時点で既に3割ほどの車が停まっていて同じような車中泊組が結構いたようですが、5時半過ぎのトイレに行くため車を降りた時点で既に交通誘導の方の姿があったり、この写真を撮った6時44分くらいには既に150台は停められるという駐車場もほぼ満車に近い混みようとなっていたようでした。
写真左側の空いてるスペースは大型バス用でしたがのちにここも開放されて普通車が停まってたみたいですね。
登り口にある駐車場トイレ。
協力金1回100円、水洗式の綺麗なトイレでした。
中の写真も少し撮ってきたので見たい人だけ見れるように文字クリックで見れるようにします。
男性用トイレの中
トイレの水は六合目から人の手によって運ばれてくる水との事で、茶色い色が付いている水が流れてちょっとビックリしましたf(^-^;)
手洗い用の水は建物の外の水タンクにあり、そちらは飲用不可ながら透明な綺麗な水でした。
登山届の用紙はトイレの中にありましたが、自分は今回朝起きた時に確認して出発する時に改めて書いていこうと思ってたら出発時はトイレを利用しなくて大丈夫な感じだったのでうっかり忘れてそのまま書かずに行ってしまいましたf(^-^;)
自分は山に行く時は家に行く山やコースのメモは残してくるのである程度は大丈夫かと思いますが、初めての山などでは登山届はやっぱり書いておいた方が安心な気がしますね。
そんな感じでここから登山スタート。
もくじ
1.八合目駐車場から御田原神社へ
2.月山登山口から八合目コース登山
3.頂上・月山神社・頂上小屋付近
4.八合目コース下山
■八合目駐車場から御田原神社へ
駐車場をスタートしてすぐに分岐があり月山登山口へまっすぐ向かう道と御田原神社などを経由していく道との二択がありましたが、今回は御田原神社を経由するコースへ進みました。
出だしすぐから池塘があっていい感じ♪
花も色々咲いてる♪
あんまり詳しく分からないけどこれは…ギボウシ系のやつかな?
駐車場から10分ちょっとで御田原神社に到着。
お参りしていきました。
神徳は縁結び・夫婦和合・五穀豊穣との事。
右手には無料休憩所もありここにもトイレがあったようですが、今回は確認しなかったなぁf(^-^;)
御田原神社の所には兎の石像もありました。
■月山登山口から八合目コース登山
御田原神社からは月山登山口方面に進み、案内板では15分とあった道も実際に歩いたら5分ほどで月山登山口に到着となりました。
分岐を直進し月山頂上方面へ進む。
駐車場から御田原神社・月山登山口までは木道がメインな感じでしたが、登山口を過ぎてからは石の上を渡っていくような道になりました。
少し登ってきたところで景色が開けた。
池塘越しに鳥海山。
花も色々と。
月山は日本百名山であり花の百名山にも選定されているとの事で、真夏はちょっと花が少ないみたいですがそれでも色んな花が咲いていてその片鱗を見れたような気がします。
羽黒山口コースは登っていく道中も背の高い木などが少なく眺めがいい♪
…半面、日差しを遮るようなものも少ないのでちょっと暑かったf(^-^;)
所々で振り返れば庄内平野と鳥海山の景色が広がる。
何度も振り返りたくなる景色です♪
東の方には雲海も。
いいなぁ~♪
道の途中で黄色い花がチラホラある所が。
この辺はニッコウキスゲが咲いていたようでした。
駐車場スタートから1時間45分ちょっとで中腹の佛生池小屋付近に到着。
小屋の近くにも花が咲いていました。
佛生池小屋にもトイレあり。
こちらもトイレ使用料1回100円。
今回自分は利用しなくても大丈夫だったので中には入りませんでしたが、外から見ても綺麗な建物でした。
花を発見。
ハクサンイチゲ、かな?
佛生池小屋から少し登ってきた所からの景色。
佛生池小屋と鳥海山、そして残雪も少しありました。
今回の羽黒山口コースは石・岩の上をずっと歩いていくようなコース。
その石・岩の一部はかつて数多の登山者が歩いた為か磨かれたようにツルッとしている所もあって、その辺は滑りやすい感じがしました。
登山道の横にアザミがたくさん。
このコース一番の急登に差し掛かる。
ここは行者返しという所みたいですね。
大きな石の上をよいしょよいしょと登っていく感じですが、距離自体はそんなに長くないので問題なくクリアできました。
ただし、他の人とすれ違いになった場合はちょっと注意ですね。
行者返しをクリアすると石畳に。
その横には雲海も。
花を発見。
リンドウ。
尾根道に出ると風が少し強くなった。
けど、登りで火照った身体には気持ち良かった。
頂上に近づいてきたところで道はまた一部木道に。
木道は右側通行、と案内板がありました。
木道の両脇に色んな花が。
こういうのを守るための木道なのかな?
木道の終わりくらいまで来ると「足元注意」の案内板が。
それを見た少し先で…何かに躓いてスッ転んだ!Σ( ̄□ ̄;)
カメラ持っている手からバーンと行ってバキッと嫌な音がしたからカメラ逝ったー!…と焦ったけど…何とか無事だったf(^-^;)
ただ無傷とはいかずよく見たらレンズの先に付けてたレンズフードが割れてた…。
でもそれがクッションになってくれたなら尊い犠牲です(T_T)
身体の方も特に怪我も無かったので本当に運が良かった。
そんなこんなありつつもまた順調に進んできて、頂上の小屋?(実際は月山神社だった)が見えてきた。
あと少し。
頂上手前でも花を発見。
ハクサンイチゲの大株?
これは他の人もよく写真を撮っていました。
■頂上・月山神社・頂上小屋付近
月山神社の手前くらいに右に登る分岐があり、そこに行ってみると山頂標識のある頂上に到着となりました。
頂上…といっても後々調べてみたらここは山頂標識と、一等三角点はこの写真外のもう少し右下くらいにあるものの本当の頂上より4mほど低い場所のようですね。
月山の本当の頂上には月山神社が建っているため眺望が無く、眺めのいいこちらが代わりの頂上っぽくなっているみたいですね。
現地では全く分かってなかったのと、ブログの記事的に色々とややこしくなるのでとりあえず今回はここを頂上として書きます(笑)
頂上からはパノラマの景色が広がっていましたが、一部を切り取って庄内平野の方を。
ほんと素晴らしい景色でした。
そして南西の方に目をやると、なんと我がホームマウンテンとも言える弥彦山を含めた西蒲三山もうっすらと見る事が出来ました。
写真中央奥にうっすらと写っているのがお分かり頂けるだろうか。
正直、最初は自分だけでは分かってなかったけど頂上にいた山に詳しい方が周りの人に弥彦山も見えてますよ~と解説していた声が聞こえてきて本当だ!と気づきました(笑)
その方の話によるとここまで見えている日はなかなか無くて珍しい、なんて事も言われていたので、今回はほんといい日に来れたように思います♪
頂上での景色を楽しんだ後はもう5分ほど移動して月山神社の辺りへ。
せっかくなので今回は参拝していく事にしました。
この石垣・鳥居の奥は撮影禁止との事で写真はありませんが、結果的にしっかりと頂上を踏んでくる事もできました。
ちなみに月山神社本宮に入るには祓料1人500円が必要でした。
ひとつちょっとだけ気になった点を挙げるならば、この鳥居の中は神社参拝道の入口と出口が別々になっていてぐるっと回ってくる道順になっていましたが、その出口の方にお守りや御朱印を授かる授与所がありましたが道が狭い事もあり御朱印待ちの人がたくさん居るとその列が進むまでなかなか神社から出れない感じだったのがちょっとアレだったかな…f(^-^;)
とはいえ、2023年は月山でちょうど12年に一度の兎年の御縁年だったようで、ほんとたまたまでしたが何とも縁起のいい年に月山に来れたように思います(^-^)
神社を出た後は月山頂上小屋の方へ。
右が頂上小屋で左がバイオトイレ。
トイレを利用する場合はこちらも協力金1回100円でした。
こちらも自分は利用はしなかったけどチラッとと中を覗いてみた感じでは綺麗だったように思います。
山頂小屋の前を通過して少しばかり別のコース側へ進んでみると、そこにも眺めのいい場所がありました。
ここもいい場所だったなぁ~♪
それからまた頂上小屋や月山神社の近くに戻り、多くの人が休憩していた少し開けたスペースで自分も休憩タイムに入りました。
この日は山に来る途中のコンビニ等でおにぎりでも買ってこようと思っていましたが、一番最後に寄ったコンビニが深夜帯の補充のない時間帯だった事もあってかおにぎりや弁当みたいなのは全部なかった(-_-;)
という事で家から持ってきていたパンやプロテインバーなどでコーヒータイムにしました。
う~ん、来る途中、コンビニ自体あんまり寄らなくて山に着く手前最後のコンビニで買おうと思ってたけど、今度からはもう少し早い場所とかで買っておかないとだなぁ…。
そして、この日の頂上付近の気温は24℃くらいでした。
日の当たる場所だとTシャツ姿でもちょっと暑いけど、時折吹きつける風は爽やかな感じだったので過ごしやすかった。
前日の山に来る道中の夜間の気温は最高30℃、帰りの日中の気温だと35℃だったのでやっぱり山の上の方が涼しかったなぁf(^-^;)
■八合目コース下山
頂上での休憩と景色を楽しんだ後は下山に入る。
この時の時刻は10時24分。
山頂標識のある頂上への分岐に差し掛かると、この時には順番待ちの行列ができていました。
自分が行くのがこのタイミングに当たらなくて良かったf(^-^;)
下山の時も眺めがいい♪
この頃にはこれから登っていく人とのスライドもたくさんでした。
尾根道から見えた山肌。
あの辺の山容カッコイイなぁ♪
しばらく下ってきて佛生池小屋に近づいてきた。
小屋の前に出る。
この時に目に飛び込んできた「ソフトクリーム」の文字にはとても惹かれた(笑)
けど…今回はここでは山バッジだけ買っていきました。
いつかまた機会があったら食べたいなぁ。
しばらく下ってきて、弥陀ヶ原の池塘と庄内平野と鳥海山の景色が広がる。
月山登山口に着いた所からの分岐は八合目駐車場に降りるコースを選択。
その道中にも池塘があっていいなぁ♪
そして八合目駐車場にゴール。
車にザックなどを下ろしてから写真右に写っている月山レストハウスに寄ってみるとここにはかき氷があったのでこれまた惹かれた(笑)
けど、ここでも結局食べず仕舞いでした。
う~ん、でも食べなかったのはやっぱりもったいなかったか…。
朝は登山の方に気が行ってたので気づかなかったけど、駐車場の奥にはこんなモニュメントもありました。
駐車場だけでも眺めが良かったなぁ♪
という事で月山登山でした。
今回歩いた羽黒山口(八合目)コースは月山登山コースの中でも初級コースとなっている事もあり全体的に緩やか~に登っていく感じで初心者からでもとても歩きやすいコースでした。
ただ、コースの八割ほどは石や岩などの固い地面の上を歩いていく感じだったのでソールの柔らかい・薄い靴だと足の裏が痛くなる可能性が高そうな感じだったので、これから登る方はしっかりとした登山靴などがおススメです。
日中の下りの時には観光客がそのまま登ってきたような軽装の人なんかとも何人かすれ違ったけど、その後無事に登って来れたのかちょっと心配でしたf(^-^;)
快適・安全に登山をするならばやはりそれなりに準備・装備を整えるのが大事ですね。
その後帰路につきましたが、八合目駐車場までの車道は深夜に来た時は対向車も無くてスイスイでしたが、日中はこれから登ってくる車もたくさんあり、道幅が狭い所も多い事もあって何ヵ所かすれ違い渋滞になる場面もありました。
全体的にもうちょっと道幅が広かったらアクセスも良くなるんだろうなぁと思いますが、地形的に難しいところもあるんでしょうね。
登山コースは初級でも八合目駐車場までの道は車幅感覚のしっかりした運転中級者以上向けな気がしたので、運転に自信のない方はバスなどを利用した方が良いかもしれません。
今回の登山でゲットしたものはこんな感じ。
左から
・月山神社本宮の授与所で頂いた登拝認定証(無料)
・佛生池小屋で購入した月山バッチ(900円くらいだったかな?)
・月山神社本宮に入るためのお祓いの時に頂いたお守り(お祓い料500円)
・月山神社本宮の授与所で購入したお守り(1,000円だったかな?)
佛生池小屋で売っているバッチはもう少し安いのもあったけどそちらは金属のモノクロのヤツだったので色の付いた綺麗なのを選びました。
いい思い出たくさんの楽しい山行でした(^-^)
今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。
天気:晴れ
人数:1人
コースタイムまとめ
八合目駐車場スタート 6:45
御田原神社 6:57~7:01
月山登山口 7:06
佛生池小屋 8:03~8:06
行者返し 8:27
月山頂上 8:54~9:01
月山神社・頂上小屋付近 9:05~10:24
行者返し 10:48
佛生池小屋 11:12~11:19
月山登山口 12:09
八合目駐車場ゴール 12:24
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