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内海とうき

Author:内海とうき
2016年5月から山に登り始めた登山初心者です。

新潟県の真ん中辺りを拠点にとりあえずは難易度の低い低山を色々と登ってみたいと思っています。

モットーは「お金を掛けずに山を楽しむ」(笑)

2020年11月からキャンプも始めてみました。

どうぞよろしくお願い致します。

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2021年4月24日 お初の宝珠山 登山 赤松山コース

2021年4月24日
久しぶりに未踏の山への挑戦。

山仲間の友人Yさんが2・3年ほど前だったかに別の山仲間の人と行ってきて良かったよと言っていた阿賀野市の宝珠山。
それから自分も行ってみようと思いつつもなかなか行動に移せずにいましたが、ようやくこの春の雪解けも進んだこの日に行ってみる事にしました。

この日は午前9時頃に家を出発。
地元三条市から車を走らせて約1時間半近くのドライブののちスタート地点となる宝珠山の赤松山コース登山口へ到着。
登山口にある4~5台分ほどの駐車場は既に車で埋まっていたのでそのすぐ奥にある赤松山森林公園の駐車場に車を停めました。

こちらも登山者が利用する事が多いようで、登山の準備をしている時にはこれからやってくる登山者の車の姿もありました。
その他、この駐車場のもう一段上にも駐車スペースがありましたが、そちらは赤松山森林公園のキャンプ場を利用する人のものと思われる車でほぼ満車となっていました。






今回車を停めた駐車場のもう一段上の駐車スペースの近くにはトイレもありました。

今回もトイレチェックしてきたので、男性用だけですが中の写真を文字クリックで見れるようにします。
トイレの中
個室
水洗・水道ありで個室の方は紙も常備されているようでした。
公園のトイレという事で比較的綺麗だったかなと思いますね。





出発前の準備を整えたらいざ登山口へ。

正面の林道から入っていきます。





駐車スペースの後ろには案内図がありました。

最初の方は公園の中を歩くような感じになるようですね。





登山口の脇には小屋がひとつ。

小窓を開けると登山届の用紙とペンが入っていたのでしっかりと書いていきます。





登山届の用紙はこんな感じ。


裏面。

通るルートに沿って線をなぞるものになっていました。
宝珠山からは菱ヶ岳や五頭山の方まで縦走するコースがあるようなのでだいぶ広範囲のルート図ですが、今回自分は宝珠山だけなので右下の辺りだけです。

用紙に書き込んだらポストに入れて、いざ登山スタート。



もくじ
1.赤松山コース登山
2.宝珠山頂上
3.赤松山コース下山
4.鉄塔~牛首山~登山口へ






■赤松山コース登山


登山口には所要時間の目安の案内板もありました。

宝珠山までは約2時間10分か~。





登山口を出発して林道を少し進んでくると、分岐が現れた。

ここを右に曲がってどんぐり坂の方へ。
よく見ると案内板の下に「宝珠山→」と書かれた案内板もありましたが…ちょっと文字が薄くなっていたせいか現地では気付いてなかったf(^-^;)





公園の階段が整備された道を登ってくる途中、花を発見。

ツツジ。
この日の山行中あちこちで見られました。





しばらく階段道を登り、どんぐり坂から山伏の道に入ってしばらく進むとまた分岐が。

こちらは右の道に「宝珠山」の案内板があったのでそれに従い進む。





すると鉄塔の下に出た。

いやぁ、でっかいなぁ。
この辺りから道は登山道らしくなってきたので、初めての山域という事もありここから熊除けの鈴を鳴らしていきました。





鉄塔から宝珠山に向けて歩いてくると、舗装路が現れた。

横断するとすぐ向かいに道が続いていました。





舗装路からは結構急な階段の登り。

ここは階段だけだったら結構一段一段が高くてなんぎそうでしたが、半段分の土嚢が積まれていたおかげで登りやすくなっていましたね。
ありがたいです。





階段をクリアするとしばらく登り続きの道が始まりました。

平らになる所が少なくほぼ登り続きなので、いやぁここが何気にキツかった(;´Д`)





何とか登ってきて、宝珠山まではいくつかある名前の付いた小高い山のひとつ、「赤松城山」に到着。

最近は時期的に気温も上がってきたせいか、はたまた前回の登山から約2週間ぶりとなったせいか、ここで既にちょっとバテ気味になってしまったので少しばかりしゃがんで休憩を取りました。





城山にあった案内板をチェック。






案内板の下には赤松山ケルンが。

下りの時に自分も小石ひとつ積んできました( ̄▽ ̄)





赤松城山を出発してしばらく進んでくると、二つ目の山、「赤松山」に到着。

ここでもまた少し休憩。
しかしここは日陰が少なめでちょっと困ったf(^-^;)
何とか端っこの日陰に入って休憩しました。





大きな木には「赤松山」の文字。

それと写真では見にくくなってしまいましたが、白い板の方には赤い字で「がんばれ!」と書いてありました。





赤松山からは少し景色が望めました。

右奥の方には自分のホームとも言える弥彦・角田の西蒲三山がうっすらと。







赤松山を出発すると道は少しなだらかな所も増えてきましたが、時おりいい傾斜の登りがくる。

事前の情報収集ではそれほど難易度は高くない感じだった気がしますが、意外と登り応えあるなぁ。





そして三つめの「虚空蔵山」に到着。

こちらは三角点があるだけで山の名前が書いてあるような板は無かった気がしますが、登山アプリの地図上では名前が付いていました。
ここでも立ち止まる程度の小休憩をしてから奥へ進みました。





道の途中ではタムシバがたくさん。

この日の山行中はあちこちでタムシバが見られましたね。
でもよ~く見るとちょっと痛み始めた花も多くなってきたかな~という感じでした。





少し細尾根のような所を通過。

ここ、なんかいい(*´▽`*)





道の上にギフチョウが。

この日はギフチョウもよく飛んでいましたね。





大きな木の集まりの横を通過。

立派な木だ~。





道の脇の窪みのような所に花がたくさん咲いているのを発見。

イワウチワの群生のようでした。





ロープの設置された急登が現れる。

ここはロープを補助的に握ったり、木の根や地面に手を掛けたりしながら登っていくくらいの急登でした。
設置されていたロープは本格的な登山で使うような太めのロープだったので、今まで登った山だとトラロープとかが多かったので「おお~」と思ったり(笑)





コース脇にもイワウチワが咲いているのを発見。

でも少し見頃後半といった感じで痛みが目立ってきたかな。





そして地図上で「丸山小富士」と名の付いた所に出ると、辺りの景色が開けました。

おお~いい眺め!
ここは約360度近いパノラマの景色でとてもいい感じでした。
この記事の最後に貼っている動画の方では動画でぐるっとパン撮影したものも入れてありますのでよろしかったらご覧ください。(ちょっと手振れしてるのはご容赦くださいf(^-^;))





南側のあちらに見える山塊は菅名岳・大倉山かな?

あちらもまだ未踏ですが行ってみたい山ですね。
今年行けるかなぁ…でももうすぐヒルが出る時期になるかしら…。





丸山小富士からは宝珠山の山頂も見る事ができました。

人の姿が見える…結構混んでるかも。





丸山小富士から先に進むと「八咫柄山(やたがらやま)」。






八咫柄山の先には地図には出ていなかった「石間」と書かれた場所がありました。

この右手にはもう一つコースがあるようだったので、「石間コース」というのがこれっぽいですね。





石間から下って登れば宝珠山頂上。

…だけど、なかなかいいアップダウンだf(^-^;)
ここでは頂上から下りてくる人の姿も見えたので、小休憩がてらその人たちをやり過ごしてから先に進む事にしました。





そんな小休憩中に見えた山。

あそこちょっと面白い形の山だな~。
いや、登れって言われたらちょっと嫌な感じだけど(笑)





そして下山者とあらかたすれ違ったところで先へ進み最後の急登へ。

頂上直前のここもかなりの急傾斜。
ロープを握りつつ岩に手を置いたりしながら登ったので手袋してて良かった。







■宝珠山頂上

宝珠山に登頂!

おお~いい眺め!
559mの低山ながら宝珠山の山頂からも約360度のパノラマの景色が広がりました。
東側のこちらは阿賀野川と山並み。





西側は平野。

頂上のお地蔵様と、奥には西蒲三山がうっすらと。
条件が良ければ佐渡ヶ島まで見えそうです。





頂上で自撮りしてみたり(笑)

今回はこんな感じで。





頂上は狭めなもののすぐ下には少しスペースがあり休憩している人の姿もありました。

自分もこの端っこで登頂のお昼休憩を取る事にしました。





今回のお昼のメニューはこんな感じで。

ミニカップ麺、おにぎり二つ、ポッポ焼き風蒸しパン、コーヒー。
おにぎりは前日の夜にスーパー行ったら割引になってたやつだなんてとても言えない(笑)





おっと食後のデザートも。

フルーツ杏仁。
個体としてはちょっと重かったけど、うんまかった(*´ω`*)





■赤松山コース下山

お昼休憩を終えた後は下山へと入りました。

頂上直下の急傾斜の岩場は下りの時も緊張感がありました。





八咫柄山を通過して丸山小富士へ。

下りでもここの景色は良かったなぁ~。





その後は順調に下っていましたが、道の上にふと目が留まる。

何者かのうん〇。
あれ、登りの時には無かったような気がするし、なかなかフレッシュな感じ(笑)
熊ではなさそうだけど、やはり山の中は刻々と状況が変わるなぁ。





そして赤松城山を過ぎて舗装路まで下りてくると、正面にはまた景色が広がりました。

おお、登りの時は気付かなかったけどここもいい眺めらったねぇ♪





■鉄塔~牛首山~登山口へ

舗装路を横断してまた少し下ってきて、鉄塔の下へ。

今回はここから、もう一つ麓にある「牛首山」という山にも行ってみる事にしました。
鉄塔の下から行ける道もあるようだったのでそちらへ進む。





しかし、鉄塔から牛首山へ向かう道はなかなかの急傾斜。

滑りやすそうで緊張感がありました。
こっちから登るのもなかなか大変そうだ…。





そんな急傾斜道を下っていると、何やら獣臭…というか牛小屋みたいな臭いが漂い始めた。
まさか!と思い熊除けの鈴に加えて今回から携行物に入れていたラジオを鳴らしました。

野生動物がいる時は獣臭がする、というのを聞いた事があったので緊張しつつも鈴とラジオで賑やかにしながら足早に道を進む。
途中、少し冷静になって辺りの様子を伺うと…麓の方からモ~って声が聞こえました(゜.゜)
後で地図を確認すると麓に安田牧場があったので本当に牛小屋だったみたい。
まさかの野生動物と遭遇かと焦りましたが、いやぁホッとしたf(^▽^;)
それにしても…ほんとの熊とかの獣臭ってどんなのだろう…。
いや、嗅ぐ機会が無いに越した事はないけど(笑)





急傾斜の道を下りてくると分岐に出た。

牛首山へ向かうのは分岐を右へ。
左の道の方には「宝珠山」の案内板も出ていたので、登りの時に通った鉄塔手前の分岐の所に出ると予想。





また少し進んでくるともう一つ分岐が。

ここも牛首山へは右へ。
そして、今回登山口に戻る時はここの左の道を通ってみる事にしました。





と、そんな分岐の脇に咲いていたツツジに蜜を吸う蝶が。

ずっと花の間をあちこち飛び回ってたけど、何とか止まった瞬間を撮れました。





更に牛首山へ向かう途中に黄色い花を発見。

これは…何だろ?





そして牛首山ピークハント。

「赤松広場」と書かれた案内板の奥の木に「牛首山 125m」と書かれた張り紙がありました。
しかし、宝珠山方面から来るとこの張り紙は標識から少し右手を振り返る感じの奥にあったのでちょっと気付きにくかったですね。
登山アプリの地図でも確認してこの辺だよなと辺りを見回したら発見できました。





牛首山をハントした後は来た道を戻り、先ほどの分岐路を曲がって登山口方面へ。
牛首山の辺りなどはもう公園の散策路といった感じでよく整備された感じでしたが、標識などは少し痛んでいるものもあるようで倒れたものもありました。

これは…なんだかかっこいい名前の坂だ。





野武士坂から登山口方面に向かう途中にも花を発見。

草苺、かな?





キジムシロがたくさん。






野武士坂の道がどこに繋がっているか現地ではよく分からないまま歩いていましたが、最初に曲がったどんぐり坂の分岐の所に出ました。

ああ良かった。





そして登山口にゴール。


いやぁ、宝珠山、なかなかに登り応えのある山でした。
割と難易度低めに紹介されている場合もあるようですが、もし初めての登山がここだったらちょっと嫌かも…ってくらいのキツさはあったかなと(笑)
それと、コースは全体的に石・岩などが多い感じだったのでソールが薄く柔らかいような靴だと足の裏が痛くなりやすそうな感じもありましたね。
とはいえ、丸山小富士や宝珠山の頂上からの眺めはとてもいいものでした。

余裕があれば宝珠山のもう一つ先にある、ピッケルを持ったお地蔵様があるという「大蛇山」まで行ってみたいところでしたが、初めての山であまり遅くなったりするのも怖いのでいずれまた挑戦してみたいと思います。

あと、最近は長時間の山行だと出る事のある膝痛の対策に筋トレなどしていたのでそれの効果を見るのも少し兼ねていましたが、今回の下山の時にはまた少し膝がチリチリするような気配がしていたのでまだ効果は出てないかなぁf(^-^;)
またトレーニングしていかないとです。


今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。






天気:晴れ時々曇り
人数:1人
コースタイムまとめ
赤松山コース登山口スタート 10:47
鉄塔 11:02
赤松城山 11:23~11:28
赤松山 11:34~11:37
虚空蔵山 11:52
丸山小富士 12:24
八咫柄山 12:29
宝珠山頂上 12:44~13:50
八咫柄山 13:57
丸山小富士 13:59
虚空蔵山 14:20
赤松山 14:31
赤松城山 14:36
鉄塔 14:51
牛首山 15:07
赤松山コース登山口ゴール 15:21





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COMMENT

ポッポ焼き

「ポッポ焼き」、懐かしいですねぇ~。

新潟の縁日屋台のソウルフード。
新潟から岡山に帰って来て30年、存在自体を忘れてましたわぁ。(笑)

コッチじゃ、全く見掛けませんからね。

Re: 烏城独歩様

閲覧・コメントありがとうございます。

ポッポ焼きと言えば新潟のお祭り・屋台のイメージが強いですよね(しかし長岡以南の中・上越地区ではマイナーなようですがf(^-^;))
今回のヤマザキパンの商品は本物のポッポ焼きと比べるとちょっと違う感じですが、スーパーやコンビニで買える手軽さがいいですね。
この商品もどうやら新潟近県の地域限定っぽいのでちょっと残念ですね。

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