2021年4月3日 友人とカタクリを見に国上山 登山 国上山~剣ヶ峰~黒滝城址
2021年4月3日
冬の間は山をお休みしていた山仲間の友人Yさんから久しぶりに「山に行きたい」という旨の連絡が。
ちょうどカタクリの時期だし先日行ってきた角田山のような群生地のある所をオススメしたい、しかし「体力的にちょっと自信が無いのでキツい山は勘弁してください」というYさんの希望もあったので、他にいくつかゆるめの山で候補を挙げつつも国上山とその隣にある剣ヶ峰がカタクリの群生地であり自分自身も最近行きたいと思っていたところだったので、なるべくショートコースになるコース取りでどう?と提案してOKという事でこの日は国上山から剣ヶ峰へと行く事にしました。
国上山登山で一番ショートコースになるのは中腹の国上寺登山口から登るコースですが、毎年春のこの時期は駐車場がとても混雑していた記憶があったので、一度別の場所で合流して一台の車で山へ向かう事に。
集合場所は三条市の某所としましたが、そこではこの日は桜の木がほぼ満開でした。
出発前からいい景色が見れた(*´▽`*)
そしてYさんと合流し、マスクや換気など感染症対策もしつつ一台の車で国上山へと向かいました。
この日はYさん側の都合もあって国上山の中腹にあるビジターセンター駐車場に着いたのはもうすぐお昼時になる午前11時半頃。
駐車場はやはり予想通りにほぼ満車の様相で、誘導員も出ている状態でした。
(ちなみにビジターセンターまでの車での行き方は過去記事「国上山 登山口・駐車場までのルートと道路状況」内に車載動画がありますので参考にして頂けたら幸いです。)
少し待てば1・2台分はすぐ空きそうな感じもありましたが誘導員の方に「もしだったら手前の駐車場に停めて下さい」と指示を受けたので今回はこちらの駐車場へ。
こっちもちょっとギリギリでしたが何とか車を停められました。
登山の準備を整えて駐車場を出発してすぐにYさんから声が掛かる。
何かなと見てみると…うわ、蜂だ!
止まってる場所としては靴の上なので刺されても大丈夫だけど、このまま連れていく訳にはいかない。
脚を振ったり歩いたりしてみても離れなかったので、道の脇の草にそっと擦りつけたらいなくなったので良かったと安心しつつも足早にその場を離れました。
いやぁ、もう蜂いるんだなぁ…。
そして朝日山展望台経由でビジターセンター駐車場へ。
こちらの桜は満開には一歩手前といった感じでしたが、それでもなかなかに綺麗な景色でした。
国上寺方面に向かいビジターセンター前を通過すると、ビジターセンター自体は開館しているようでしたが併設されている軽食処はお昼時だというのにシャッターが閉まっていて営業していないようでした。
う~ん、コロナの影響だろうか…。
駐車場から国上寺の境内に上がると、本堂の横に枝垂桜?が咲いていました。
まだ蕾も多く咲き始め。
しばらく楽しめそうですね。
登山前に少しばかり観光。
Yさんはイケメン絵巻を見るのは初めてのようでした。
お気に入りは源義経っぽい( *´艸`)
そして国上山・国上寺登山口へ。
ここから登山スタート。
■国上山・国上寺コース登山
登山口をスタートし最初は順調に登ってきて、いつもの小さい木彫りのお地蔵様のところへ。
ありゃ、木が朽ちたのか以前と様子が変わってる…。
自然の事で仕方のないとはいえちょっと寂しいですね。
そのお地蔵様の所から後ろを振り返ると少し景色が開ける。
空気が澄んでいれば向こうには米山が見える所ですが…この日は霞が強く見えなかった。
木の上に花を発見。
タムシバ、だっけ。
これはこの日の山行中あちこちでよく見られました。
国上山五合目・あか谷みはらしから望む弥彦山。
今回はその手前左側の剣ヶ峰と、余裕があれば右の黒滝城址まで。
花を発見。
ショウジョウバカマ。
これも山行中あちこちで見られました。
いくつかの急登をクリアして少しなだらかな道になるとカタクリが見え始めた。
国上山も結構たくさん咲きますね。
そして国上寺登山口から30分ほどで国上山頂上に到着。
頂上はたくさんの人で賑わっていました。
Yさんの調子も確認し、まだ休憩は取らなくて大丈夫そうという事で次の剣ヶ峰を目指して奥の道へと進みました。
■国上山から剣ヶ峰へ
国上山の頂上を過ぎた辺りもカタクリがたくさん。
この辺も見事ですが、剣ヶ峰の群生により期待が高まりました。
国上山頂上から10分ほど歩いてきて、剣ヶ峰・弥彦方面への縦走路分岐に到着。
ここを左に曲がって剣ヶ峰へ向かう。
自分がここを曲がるのは去年の国上山から弥彦山まで縦走登山以来だなぁ。
分岐からしばらく下り道になり、その途中にあった木。
すんごい巻かれてるなぁ。
こちらの道でも花が咲く。
ショウジョウバカマと、雪割草もまだチラホラと咲いていました。
下りが落ち着いてくると、コース脇の木に赤い花が見えてくる。
ツバキ。
国上山と剣ヶ峰の間の道中、倒木が横たわっていました。
よいしょと跨いで進む。
また頭上に倒木。
こういうのはくぐる時ちょっと緊張感がありますね。
国上山と剣ヶ峰の間をつなぐ道はツバキロード。
あちこちにたくさん咲いていました。
また倒木が横たわる。
これはなかなかに大物の木でしたね。
尖ったような枝も出ていてちょっと怖かった。
更にツバキが咲く。
そして剣ヶ峰と舗装された廃道との分岐に到着。
ここから剣ヶ峰の登りが始まる。
登りに入った道中もまたカタクリの姿が見えてくる。
違う花も発見。
スミレかな?
ここで咲いているものはなんだか花が大きいような気がしました。
そしていよいよまずは南側斜面のカタクリ群生地に到着。
ありゃ!ここのはもうほぼ終わりのようで、シワシワになったような花が多かった…。
こりゃあ…頂上の方は大丈夫だろうか…と一抹の不安がよぎる。
頂上を目指し更に登る途中、また少し景色が開ける。
こちらも寺泊・柏崎方面。
やっぱり霞で米山は見えず。
そして剣ヶ峰頂上に到着。
お、こっちはまだ綺麗だ♪
近づいて見るとこちらもやはり少し見頃を過ぎてシワシワの花も目立ってきてるかな~といった感じでしたが、こんな風に全体を見渡す感じだとまだまだ見応えのある景色でしたね。
カタクリの絨毯といった感じ。
いやぁ、今年も見れて良かったし、今回はYさんにもこの景色を見てもらえて良かった。
■剣ヶ峰から黒滝城址へ
当初の予定では漠然とながら剣ヶ峰で登頂の大休憩を取ろうかと思っていましたが、思いの外日差しが強く日陰も無かったので、Yさんとどうしようかと相談。
ここでは少し自分の希望を通させてもらって、さらに隣の黒滝城址まで行って休憩にしようという事にしました。
という事で剣ヶ峰頂上から北側の道に進む。
その途中、カタクリに混じる違う花を発見。
イチゲ、かな?
よく見ると花びらに入るシワ?がなんか凄い。
黄色い花も咲いていた。
キバナノアマナ、かな?
剣ヶ峰北側の道もカタクリロード。
南側斜面と比べるとこちらの方がまだカタクリの元気がいい感じがしましたね。
やっぱり日当たりの関係なのかな?
弥彦山側の景色が開ける。
ここから見ると、弥彦山が近い感じがするんだよなぁ…実際に歩いた結果は去年の縦走でしたがf(^-^;)
でもいずれまた挑戦してみたいと密かに思っていたり。
剣ヶ峰から下りてきて、舗装路に出た。
向かいの道から黒滝城址へ。
黒滝城址の堀切から弥彦山を望む。
黒滝山(城址)の頂上への道はスミレとレンギョウが咲いていました。
そして最後の急登階段へ。
ここの階段は何度見てもインパクトがあるなぁf(^-^;)
そんな急登階段を登り切ると、黒滝山頂上に到着となりました。
よっしゃー、着いたー!
そして今回はここまで。
今度こそ登頂の休憩場所を探して頂上から少し弥彦側に下って桜広場へ。
ここの桜はまだチラホラと咲き始めた感じでした。
山の上だからやっぱり平地より多少遅いのかなぁ。
桜広場の端には八重桜…でしょうか。
こちらもようやく咲き始めといった感じ。
黒滝城址の花はもうしばらく楽しめそうですね。
桜広場も休憩の候補地にしていましたが、こちらもちょっと日陰が少ない感じだったので、黒滝頂上付近に戻って日陰のある所で登頂のお昼休憩となりました。
今回はミニカップ麺持ってこようと思っていたのに家を出る時にバタバタしたせいかザックに入れるのを忘れてたΣ( ̄□ ̄;)
という事もあり今回のメニューは事前に用意してあったマーラーカオ、草大福、ゆかりおにぎりとカフェインレスコーヒーというちょっと変な組み合わせになりました(笑)
いやぁ、でもうんまかった(^-^)
ちなみにカフェインレスコーヒーは普通のコーヒーにある利尿作用が無いというのを少し前に知って、今回の山行では山の中にトイレが無い事もあり特に女性の友人Yさんにはいいかなという事で二人分持ってきていました…が、後で話を聞くとYさんも全く同じの持ってきていたみたい(笑)
Yさん的には利尿作用云々より遅い時間に普通のコーヒー飲むと夜眠れなくなるという理由の方が大きかったようですが、コーヒーの好みはだいぶ似ているようで面白かった。
■黒滝城址から国上山・下山へ
昼食休憩を取ったあとは折り返しに入り、国上山方面に戻る。
黒滝城址からは来た道を戻ってきて、舗装路からは剣ヶ峰をパスして廃道の方から戻る事にしました。
この道は過去にも何度か通っていますが、その時よりも道の脇からはみ出た木の枝などが増えている感じがしましたね。
頭上に花を発見。
キブシ、かな?
廃道の終点となる国上山と剣ヶ峰の分岐路に近づいたところで道の脇の木に目をやると、アブラチャン。
これは以前にも見た記憶がありましたが、今年も咲いてた。
そして国上山と剣ヶ峰の分岐路へ。
往路では左から出て来て右の剣ヶ峰へと進んだここを今回は左へ。
往路でも跨いできた倒木を再び跨ぐ。
この倒木はこっちからの角度でもやはりちょっとインパクトがありました。
国上山の登りに入るとYさんに少し疲れが見え始め、ペースを落としながらもなんとか登ってきて国上山の登山道と合流。
今回はここからも来た道を戻るピストンという事で、分岐を右へ。
そして再び国上山の頂上に到着して、5分程度の休憩タイムを取りました。
その間に自撮りしてみたり。
今回はこんな感じで。
今年は新しく黒いネックゲイターを導入してみましたが…なんだか以前にも増して怪しい人になったなぁ(笑)
国上山からの下山に入り、中腹の展望台への分岐路へ。
Yさんが疲れ気味なので今回は展望台はスルーでもやむなしと思いつつもどうする?とお伺いを立てると、寄ってく!の返事。
よっしゃ!(笑)
分岐から展望台までは平坦な道を50mほどという事で難なく展望台に到着。
こちらにもタムシバが咲いていて花越しに景色を見る事ができました。
展望台で景色を楽しんだ後は本線に戻り下ってきて、国上山五合目・あか谷みはらし。
再び弥彦山を望みながらここでも少しばかり休憩。
その後もゆっくり目ながらしっかりと下ってきて、国上寺登山口に到着。
ビジターセンター駐車場に戻ったところでは午後4時を回った頃でしたがまだ結構車が停まっていました。
車を停めた駐車場に戻る時も朝日山展望台経由で。
こちらも桜が綺麗でした。
そして駐車場にゴール。
という感じに国上山~剣ヶ峰~黒滝城址登山でした。
今回が今年の初登山となった友人Yさんには今回のコースはちょっとキツめだったようでしたが、総合的には楽しんで貰えたようだったので良かった。
剣ヶ峰のカタクリは見頃後半に入ったかなという感じでしたがまだ綺麗なうちに行けて良かった。
この感じだと翌週くらいだとちょっと見頃は危ういかも…?
今年はもう自分の予定的には剣ヶ峰のカタクリをもう一度見に行くというのはできなそうですが、来シーズンにはまた来れたらいいなと思いますね(^-^)
おまけで、その後この日最初に集合した場所に戻ると、夕日に照らされた桜がまた綺麗でした。
この後はこの日もう一つ企画していた事がありそちらへと移っていきましたが、それについては次の記事で書いてみたいと思います。
今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。
天気:晴れ
人数:2人
コースタイムまとめ
駐車場スタート 11:42
国上山・国上寺コース登山口 12:00
あか谷みはらし 12:13
国上山頂上 12:29
国上山・剣ヶ峰弥彦方面縦走路分岐 12:39
剣ヶ峰・廃道分岐 12:58
剣ヶ峰頂上 13:19~13:25
舗装路 13:42
黒滝城址頂上 13:50~14:43
舗装路 14:47
国上山・剣ヶ峰分岐 14:56
国上山登山道合流 15:15
国上山頂上 15:24~15:33
あか谷みはらし 15:46~15:53
国上山・国上寺コース登山口 16:02
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冬の間は山をお休みしていた山仲間の友人Yさんから久しぶりに「山に行きたい」という旨の連絡が。
ちょうどカタクリの時期だし先日行ってきた角田山のような群生地のある所をオススメしたい、しかし「体力的にちょっと自信が無いのでキツい山は勘弁してください」というYさんの希望もあったので、他にいくつかゆるめの山で候補を挙げつつも国上山とその隣にある剣ヶ峰がカタクリの群生地であり自分自身も最近行きたいと思っていたところだったので、なるべくショートコースになるコース取りでどう?と提案してOKという事でこの日は国上山から剣ヶ峰へと行く事にしました。
国上山登山で一番ショートコースになるのは中腹の国上寺登山口から登るコースですが、毎年春のこの時期は駐車場がとても混雑していた記憶があったので、一度別の場所で合流して一台の車で山へ向かう事に。
集合場所は三条市の某所としましたが、そこではこの日は桜の木がほぼ満開でした。
出発前からいい景色が見れた(*´▽`*)
そしてYさんと合流し、マスクや換気など感染症対策もしつつ一台の車で国上山へと向かいました。
この日はYさん側の都合もあって国上山の中腹にあるビジターセンター駐車場に着いたのはもうすぐお昼時になる午前11時半頃。
駐車場はやはり予想通りにほぼ満車の様相で、誘導員も出ている状態でした。
(ちなみにビジターセンターまでの車での行き方は過去記事「国上山 登山口・駐車場までのルートと道路状況」内に車載動画がありますので参考にして頂けたら幸いです。)
少し待てば1・2台分はすぐ空きそうな感じもありましたが誘導員の方に「もしだったら手前の駐車場に停めて下さい」と指示を受けたので今回はこちらの駐車場へ。
こっちもちょっとギリギリでしたが何とか車を停められました。
登山の準備を整えて駐車場を出発してすぐにYさんから声が掛かる。
何かなと見てみると…うわ、蜂だ!
止まってる場所としては靴の上なので刺されても大丈夫だけど、このまま連れていく訳にはいかない。
脚を振ったり歩いたりしてみても離れなかったので、道の脇の草にそっと擦りつけたらいなくなったので良かったと安心しつつも足早にその場を離れました。
いやぁ、もう蜂いるんだなぁ…。
そして朝日山展望台経由でビジターセンター駐車場へ。
こちらの桜は満開には一歩手前といった感じでしたが、それでもなかなかに綺麗な景色でした。
国上寺方面に向かいビジターセンター前を通過すると、ビジターセンター自体は開館しているようでしたが併設されている軽食処はお昼時だというのにシャッターが閉まっていて営業していないようでした。
う~ん、コロナの影響だろうか…。
駐車場から国上寺の境内に上がると、本堂の横に枝垂桜?が咲いていました。
まだ蕾も多く咲き始め。
しばらく楽しめそうですね。
登山前に少しばかり観光。
Yさんはイケメン絵巻を見るのは初めてのようでした。
お気に入りは源義経っぽい( *´艸`)
そして国上山・国上寺登山口へ。
ここから登山スタート。
もくじ
1.国上山・国上寺コース登山
2.国上山から剣ヶ峰へ
3.剣ヶ峰から黒滝城址へ
4.黒滝城址から国上山・下山へ
■国上山・国上寺コース登山
登山口をスタートし最初は順調に登ってきて、いつもの小さい木彫りのお地蔵様のところへ。
ありゃ、木が朽ちたのか以前と様子が変わってる…。
自然の事で仕方のないとはいえちょっと寂しいですね。
そのお地蔵様の所から後ろを振り返ると少し景色が開ける。
空気が澄んでいれば向こうには米山が見える所ですが…この日は霞が強く見えなかった。
木の上に花を発見。
タムシバ、だっけ。
これはこの日の山行中あちこちでよく見られました。
国上山五合目・あか谷みはらしから望む弥彦山。
今回はその手前左側の剣ヶ峰と、余裕があれば右の黒滝城址まで。
花を発見。
ショウジョウバカマ。
これも山行中あちこちで見られました。
いくつかの急登をクリアして少しなだらかな道になるとカタクリが見え始めた。
国上山も結構たくさん咲きますね。
そして国上寺登山口から30分ほどで国上山頂上に到着。
頂上はたくさんの人で賑わっていました。
Yさんの調子も確認し、まだ休憩は取らなくて大丈夫そうという事で次の剣ヶ峰を目指して奥の道へと進みました。
■国上山から剣ヶ峰へ
国上山の頂上を過ぎた辺りもカタクリがたくさん。
この辺も見事ですが、剣ヶ峰の群生により期待が高まりました。
国上山頂上から10分ほど歩いてきて、剣ヶ峰・弥彦方面への縦走路分岐に到着。
ここを左に曲がって剣ヶ峰へ向かう。
自分がここを曲がるのは去年の国上山から弥彦山まで縦走登山以来だなぁ。
分岐からしばらく下り道になり、その途中にあった木。
すんごい巻かれてるなぁ。
こちらの道でも花が咲く。
ショウジョウバカマと、雪割草もまだチラホラと咲いていました。
下りが落ち着いてくると、コース脇の木に赤い花が見えてくる。
ツバキ。
国上山と剣ヶ峰の間の道中、倒木が横たわっていました。
よいしょと跨いで進む。
また頭上に倒木。
こういうのはくぐる時ちょっと緊張感がありますね。
国上山と剣ヶ峰の間をつなぐ道はツバキロード。
あちこちにたくさん咲いていました。
また倒木が横たわる。
これはなかなかに大物の木でしたね。
尖ったような枝も出ていてちょっと怖かった。
更にツバキが咲く。
そして剣ヶ峰と舗装された廃道との分岐に到着。
ここから剣ヶ峰の登りが始まる。
登りに入った道中もまたカタクリの姿が見えてくる。
違う花も発見。
スミレかな?
ここで咲いているものはなんだか花が大きいような気がしました。
そしていよいよまずは南側斜面のカタクリ群生地に到着。
ありゃ!ここのはもうほぼ終わりのようで、シワシワになったような花が多かった…。
こりゃあ…頂上の方は大丈夫だろうか…と一抹の不安がよぎる。
頂上を目指し更に登る途中、また少し景色が開ける。
こちらも寺泊・柏崎方面。
やっぱり霞で米山は見えず。
そして剣ヶ峰頂上に到着。
お、こっちはまだ綺麗だ♪
近づいて見るとこちらもやはり少し見頃を過ぎてシワシワの花も目立ってきてるかな~といった感じでしたが、こんな風に全体を見渡す感じだとまだまだ見応えのある景色でしたね。
カタクリの絨毯といった感じ。
いやぁ、今年も見れて良かったし、今回はYさんにもこの景色を見てもらえて良かった。
■剣ヶ峰から黒滝城址へ
当初の予定では漠然とながら剣ヶ峰で登頂の大休憩を取ろうかと思っていましたが、思いの外日差しが強く日陰も無かったので、Yさんとどうしようかと相談。
ここでは少し自分の希望を通させてもらって、さらに隣の黒滝城址まで行って休憩にしようという事にしました。
という事で剣ヶ峰頂上から北側の道に進む。
その途中、カタクリに混じる違う花を発見。
イチゲ、かな?
よく見ると花びらに入るシワ?がなんか凄い。
黄色い花も咲いていた。
キバナノアマナ、かな?
剣ヶ峰北側の道もカタクリロード。
南側斜面と比べるとこちらの方がまだカタクリの元気がいい感じがしましたね。
やっぱり日当たりの関係なのかな?
弥彦山側の景色が開ける。
ここから見ると、弥彦山が近い感じがするんだよなぁ…実際に歩いた結果は去年の縦走でしたがf(^-^;)
でもいずれまた挑戦してみたいと密かに思っていたり。
剣ヶ峰から下りてきて、舗装路に出た。
向かいの道から黒滝城址へ。
黒滝城址の堀切から弥彦山を望む。
黒滝山(城址)の頂上への道はスミレとレンギョウが咲いていました。
そして最後の急登階段へ。
ここの階段は何度見てもインパクトがあるなぁf(^-^;)
そんな急登階段を登り切ると、黒滝山頂上に到着となりました。
よっしゃー、着いたー!
そして今回はここまで。
今度こそ登頂の休憩場所を探して頂上から少し弥彦側に下って桜広場へ。
ここの桜はまだチラホラと咲き始めた感じでした。
山の上だからやっぱり平地より多少遅いのかなぁ。
桜広場の端には八重桜…でしょうか。
こちらもようやく咲き始めといった感じ。
黒滝城址の花はもうしばらく楽しめそうですね。
桜広場も休憩の候補地にしていましたが、こちらもちょっと日陰が少ない感じだったので、黒滝頂上付近に戻って日陰のある所で登頂のお昼休憩となりました。
今回はミニカップ麺持ってこようと思っていたのに家を出る時にバタバタしたせいかザックに入れるのを忘れてたΣ( ̄□ ̄;)
という事もあり今回のメニューは事前に用意してあったマーラーカオ、草大福、ゆかりおにぎりとカフェインレスコーヒーというちょっと変な組み合わせになりました(笑)
いやぁ、でもうんまかった(^-^)
ちなみにカフェインレスコーヒーは普通のコーヒーにある利尿作用が無いというのを少し前に知って、今回の山行では山の中にトイレが無い事もあり特に女性の友人Yさんにはいいかなという事で二人分持ってきていました…が、後で話を聞くとYさんも全く同じの持ってきていたみたい(笑)
Yさん的には利尿作用云々より遅い時間に普通のコーヒー飲むと夜眠れなくなるという理由の方が大きかったようですが、コーヒーの好みはだいぶ似ているようで面白かった。
■黒滝城址から国上山・下山へ
昼食休憩を取ったあとは折り返しに入り、国上山方面に戻る。
黒滝城址からは来た道を戻ってきて、舗装路からは剣ヶ峰をパスして廃道の方から戻る事にしました。
この道は過去にも何度か通っていますが、その時よりも道の脇からはみ出た木の枝などが増えている感じがしましたね。
頭上に花を発見。
キブシ、かな?
廃道の終点となる国上山と剣ヶ峰の分岐路に近づいたところで道の脇の木に目をやると、アブラチャン。
これは以前にも見た記憶がありましたが、今年も咲いてた。
そして国上山と剣ヶ峰の分岐路へ。
往路では左から出て来て右の剣ヶ峰へと進んだここを今回は左へ。
往路でも跨いできた倒木を再び跨ぐ。
この倒木はこっちからの角度でもやはりちょっとインパクトがありました。
国上山の登りに入るとYさんに少し疲れが見え始め、ペースを落としながらもなんとか登ってきて国上山の登山道と合流。
今回はここからも来た道を戻るピストンという事で、分岐を右へ。
そして再び国上山の頂上に到着して、5分程度の休憩タイムを取りました。
その間に自撮りしてみたり。
今回はこんな感じで。
今年は新しく黒いネックゲイターを導入してみましたが…なんだか以前にも増して怪しい人になったなぁ(笑)
国上山からの下山に入り、中腹の展望台への分岐路へ。
Yさんが疲れ気味なので今回は展望台はスルーでもやむなしと思いつつもどうする?とお伺いを立てると、寄ってく!の返事。
よっしゃ!(笑)
分岐から展望台までは平坦な道を50mほどという事で難なく展望台に到着。
こちらにもタムシバが咲いていて花越しに景色を見る事ができました。
展望台で景色を楽しんだ後は本線に戻り下ってきて、国上山五合目・あか谷みはらし。
再び弥彦山を望みながらここでも少しばかり休憩。
その後もゆっくり目ながらしっかりと下ってきて、国上寺登山口に到着。
ビジターセンター駐車場に戻ったところでは午後4時を回った頃でしたがまだ結構車が停まっていました。
車を停めた駐車場に戻る時も朝日山展望台経由で。
こちらも桜が綺麗でした。
そして駐車場にゴール。
という感じに国上山~剣ヶ峰~黒滝城址登山でした。
今回が今年の初登山となった友人Yさんには今回のコースはちょっとキツめだったようでしたが、総合的には楽しんで貰えたようだったので良かった。
剣ヶ峰のカタクリは見頃後半に入ったかなという感じでしたがまだ綺麗なうちに行けて良かった。
この感じだと翌週くらいだとちょっと見頃は危ういかも…?
今年はもう自分の予定的には剣ヶ峰のカタクリをもう一度見に行くというのはできなそうですが、来シーズンにはまた来れたらいいなと思いますね(^-^)
おまけで、その後この日最初に集合した場所に戻ると、夕日に照らされた桜がまた綺麗でした。
この後はこの日もう一つ企画していた事がありそちらへと移っていきましたが、それについては次の記事で書いてみたいと思います。
今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。
天気:晴れ
人数:2人
コースタイムまとめ
駐車場スタート 11:42
国上山・国上寺コース登山口 12:00
あか谷みはらし 12:13
国上山頂上 12:29
国上山・剣ヶ峰弥彦方面縦走路分岐 12:39
剣ヶ峰・廃道分岐 12:58
剣ヶ峰頂上 13:19~13:25
舗装路 13:42
黒滝城址頂上 13:50~14:43
舗装路 14:47
国上山・剣ヶ峰分岐 14:56
国上山登山道合流 15:15
国上山頂上 15:24~15:33
あか谷みはらし 15:46~15:53
国上山・国上寺コース登山口 16:02
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