プロフィール

内海とうき

Author:内海とうき
2016年5月から山に登り始めた登山初心者です。

新潟県の真ん中辺りを拠点にとりあえずは難易度の低い低山を色々と登ってみたいと思っています。

モットーは「お金を掛けずに山を楽しむ」(笑)

2020年11月からキャンプも始めてみました。

どうぞよろしくお願い致します。

注意(免債)事項
当サイトのコンテンツ・情報につきまして、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

当サイトからリンクやバナーなどによって他のサイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。

当サイトに存在する、文章・画像・動画等の著作物の情報を無断転載することを禁止します。

2019年8月18日 蔵王山 登山 前編 刈田リフト駐車場~御釜~熊野岳

2019年8月18日
世間的にお盆を含めた夏の大型連休最後の日。
お盆中は盆参りの対応や台風などもあって山には行けない日が続きましたが、その間にも天気などをチェックしていると、お盆の終わりのこの日は天気は良さそうな事、お盆を過ぎるとしばらく忙しい時期に入り遠出などはなかなかできなくなりそうな事を踏まえて、この日は思い切って今までの低山よりちょっとスケールの大きい登山をしてみようと計画を立てていました。

行き先についてはいくつか候補がありましたが、以前に雑誌やネットで見たり、山仲間でもある友人と「いつか行ってみたいね~」と話をした事があった山形と宮城に跨る蔵王山の「御釜」の景色が見たいと思い、友人とはスケジュールが合わなくて抜け駆けのような形になりますが今回はソロでそちらへの遠征を決行する事にしました。

今回の山行計画としては、前日の夜に家を出発し、夜中に今回のスタート地点となる刈田リフト駐車場に到着して仮眠、明るくなったら山を歩き、その日のうちに帰宅する、という感じ。

という事で、17日の夜9時に家を出発して山形・蔵王へと向かいました。
山形・宮城方面は昔仕事の関係で何度か車で走った事があったので何となく道が分かった、というのも今回の遠征の切っ掛けになった部分でもありましたが…それ以前に、新潟から出る為に通った県内の道があまり使った事の無い道だったのでそっちの方で迷いそうになりました(笑)

そんなこんなありながらも車を走らせ、休憩込みで約5時間半のドライブを経て深夜2時半頃に刈田リフト駐車場に到着。
駐車場は広く夜中とあってガラガラでしたが、端っこの方には4~5台程度の車が停まっていました。

下調べをした段階で蔵王山は街明かりの影響を受けずに天体観測をするのにもいい場所というのも見ていたので綺麗な星空にも期待していました。
…が、この日は明るい月明かりがあって星空を見るにはちょっと不向き、そして到着時は空は綺麗に晴れていたものの時間が経つにつれてガスなんかも出てきてしまいあまり星空を楽しむ事はできませんでした(^▽^;)
とはいえ、晴れ間から覗いていた星空は平地で見るよりもとてもクリアな感じがしましたね。
一応写真は晴れ間に見えていたオリオン座を写しています。

その後車中に籠り仮眠。





明るくなった頃に予定より早く眼が覚めてしまい二度寝しようか迷うも寝付けなかったので、登山前の散歩がてら刈田リフト駐車場のトイレをチェック。

入り口の扉は最初押すか引くかの扉かと思いましたが開かなくてあれっとなりましたが、よく見たら横にスライドさせるタイプの扉でした(笑)
水洗・水道あり、ですが、水道は「この水は飲めません」とあったので飲料水のアテにはしない方がいいですね。
ちなみに「この水は飲めません」は七か国語くらい書かれていたのでなかなかワールドワイドですね。

男性用だけですが中の様子の写真も文字クリックで見れるようにします。
トイレの中は、しっかり清掃されているようで綺麗な感じ。

個室は、紙はありましたが、流れる水量が少ないのか流れきらなかった紙や汚れはちょっとあった感じですね。





リフト乗り場への入り口付近に立っていた注意書き。

蔵王山は活火山との事で常時注意が必要です。
2018年の初め頃には噴火警戒レベルが2になった事もあったようですね。





想定火口域の表示もありました。





もくじ
1.刈田リフト駐車場から御釜へ
2.御釜~熊野岳へ
3.熊野岳山頂





■刈田リフト駐車場から御釜へ


一度車の中に戻り、来る途中のコンビニで買ってきたおにぎりでエネルギーをチャージし、準備を整えて6:02登山スタート。

リフト乗り場の前の登山道から徒歩で登っていきます。
ちなみにリフトの営業は午前9時からのようですね。





登山道に入ると早速花を発見。

アザミかな?
トゲが身体に当たると服の上からでも痛かったf(^-^;)

こっちは…ヒメシオン?


サワヒヨドリ?


アキノキリンソウ…かなぁ。






営業前の刈田リフトの横を登っていく。

一部藪っぽくなった所もあって、朝露が服に滲みて冷たかった。
でもまぁ、天気はまずまずだし速乾性の衣類ならこの時期はすぐ乾くので問題なし。





おや、ドリルみたい(笑)

この花なんだろう?





一部階段も整備されている。

…とこの辺で、いつも腰に下げている水筒を車の中に忘れてきた事に気づく。
ありゃ、またやっちゃったf(^-^;)
どうしようか迷いましたが、まだ5分くらいしか登ってないし、初めての所で装備不十分はやはり不安があるので一度車に取りに戻りました。





仕切り直して再スタートし、また花を発見。

ホソバヤマハハコかな?
この日の山行中あちこちでたくさん見られました。

白と黄色の共演。






道が広くなり、ゴロゴロの石・岩の上を登っていく。

今までの山では見なかったような景色でちょっとドキドキ、そしてワクワク♪





その途中で後ろを振り返ると、おお~いい景色。






駐車場から20分ほど登った所で右手に蔵王山頂レストハウスとその向こうに刈田嶺神社が見えてきました。

御釜に近づいた事を実感し、期待感が膨らみます。





馬の背の分岐路に到着。

そのまま向かいの階段へと進みました。
オレンジ色の看板は「熊の出没に注意」。



■御釜~熊野岳へ





馬の背からの階段を下り始めると、キタ――(゚∀゚)――!!

ついに御釜とご対面!
明け方の駐車場にいる時は若干ガスっぽさもあったので無事に見れるかなと心配していましたが、とてもクリアな御釜がそこにありました♪





御釜を正面に見ながら階段を下りきって、丁字の分岐から柵沿いに熊野岳方面へ向かう。






と、その前に、御釜のもう少し右側の景色。

こちらの山肌の景色も凄いですね。
その向こうには天使の梯子も射して凄い綺麗。





手前に遮るものがない所からの御釜。

湖面のエメラルドグリーンが凄い。





御釜を縁取るように設置された柵沿いに熊野岳方面へ。

傾斜は地味に負荷が掛かる感じで少し息が上がる。
しかしこの時は涼しめの風が結構吹いていて気持ちいいくらいでした。





少しずつ角度を変えていく御釜。

その向こうには天使の梯子も射して何とも幻想的な景色でした。







道中にある岩の上には所々積み石などもありました。

ケルン?ってよりは石花(ロックバランシング)っぽいのもあったような?
時間があったら自分もやってみたかった(笑)





角度を変えていく御釜。

歩くたびに何枚もパシャパシャと撮ってしまいました。





馬の背には杭が何本も立っている。

天気の悪い日など急にガスって辺りが見えなくなる事があるようなのでこれが道しるべになるようですね。





御釜側の斜面に近づくと、ロープの向こうにも山肌のすごい景色。





角度を変えた御釜。

右奥には蔵王山頂レストハウスと刈田岳・刈田嶺神社が見えます。





御釜の左側の斜面にふと気づいた景色。

あの岩、今にも転がり落ちそう!?
…と思いましたが、拡大してよーく見ると結構しっかり地面にくっついてるみたいf(^-^;)





熊野岳避難小屋に近づいてきた所で分岐がある。

…といっても、初めてだと少~し分かりにくい感じもしましたが。




分岐には標柱も立っていました。

「←熊野神社 ↑熊野十字路」と書かれています。
ここは山頂である熊野神社の方へ進みました。





こちらもゴツゴツの石・岩の上を登っていく。

ここもなかなか息が上がる~。





その左手にはいい景色が広がっていました。




■熊野岳山頂





登り坂をクリアしてなだらかな道を進んでくると熊野神社に到着となりました。

手前の石碑には細かい字で何か書かれていましたが…解読は諦めました(^▽^;)





神社入り口の鳥居の前で一礼して奥へ進む。






石垣に守られた神社がなんだかかっこいい。

しっかりとお参りをしました。





神社を出てもう少し奥(西側)へ進むと熊野岳山頂の標柱がありました。

きたーヽ(^o^)丿





記念にタイマーで自撮り。
ニッカマン熊野岳に現る(笑)

標高1841m(標柱表記は1840m?)、自分にとって初の県外遠征登山であり初の1000m越えの山となりました。
…といっても今回は刈田リフト駐車場からは高低差200mちょいくらいしか登ってないので達成感的なのはちょっと少ない気がしますがf(^-^;)
そして蔵王山・熊野岳は日本百名山の一つでもあるという事で、初百名山でもありました。





熊野岳山頂から望む景色。
地蔵山方面。

以下少しずつ左に向いていく感じです。









刈田岳方面。

180°以上のパノラマの景色を見れました。





熊野岳山頂を楽しんだ後は地蔵山へと向かいます。


が、ここからも写真多めで長くなるので、ここで一度区切りたいと思います。

次回に続く。

関連記事

↓ブログランキング参加してます↓


THEME:山登り | GENRE:趣味・実用 | TAGS:

COMMENT

EDIT COMMENT

非公開コメント

PR
検索フォーム
楽天


PR