2017年6月11日 菩提寺山 登山 石油の里コース~白玉の滝コース 後編
友人のYさんと新津 菩提寺山を石油の里コースで登山、余裕があれば隣の高立山も登ろうと高立山登山口まで行ってみましたが時間の都合でこの日は断念。
そして下山は菩提寺山の白玉の滝コースを通ってとなったのでした。
という事で高立山登山口からピストンで菩提寺山との分岐まで戻ってきました。
ここから白玉の滝コースへと下山していきます。
分岐の横には花が咲いていました。
輪っか状に咲いた花が面白いですね。
色違いも。
もう一色。
登山口の横には花壇のようなスペースもあったのでもしかすると人の手で植えられた花かもしれませんね。
分岐から少し下った道の端に丸太があり、その上になにかあるようだったので注意深く見ていたら…動いた!
最初置物かと思いましたが本物のネコがいました(笑)
近づいても逃げる事はなく頭を撫でたりもできました。
首輪も付いていたので飼い猫のようですね。
この近くを見回してみると「森林館」と書かれた建物がありました。
ここのネコだったのかな?
しかしこの日は入口にロープが張られていて入れなくなっていて、人の気配も無いようでした。
そんな建物を過ぎてなだらかな下り道を進んで行くと分岐に差し掛かりました。
分岐の隅に道標があり、白玉の滝へはここで曲がるようです。
分岐を曲がって更に車の轍の道を進むとまた分岐。
こちらも道標があるので曲がります。
初めて通るコースですが、しっかり道標を見ていけば迷う事は無さそうですね。
そしてYさんが発見。
道標の上がちょっとジオラマみたいでいい感じ。
真ん中から出ている葉っぱもなんだかハートのような形をしていてかわいかったですね。
そしてこちらの分岐にはこんな道標が。
どっちに行っても山頂。
以前、菩提寺山に登る前にネットでコースの情報を調べていた時にチラッと見掛けていてどういう事なんだろう…と思っていた道標でした。
結論からいうと、ここから右に行くと直接頂上に向うコースがあり、左へ行くと今回通って来た高立山への分岐を経由して頂上へ行くコースになる、という事ですね。
ネットで見た時はなんだか道を間違いそうなポイントなのかなと心配していましたが、実際に来てみると道も広く分かりやすいので迷う事は無さそうでした。
分岐から白玉の滝方向への小道に入ると道は少し狭くなりました。
道の途中に何かある。
こちは「臍清水」という所でした。
奥の岩肌に水が流れ、白いパイプからも水が流れていました。
ここの水は飲めるのかな…?
しかしこの日の少し前にニュースでどこだったかの山で水を飲んだ人が当たったというような事を見たのでちょっと警戒して手を洗う程度にしておきましたf(^-^;)
臍清水を過ぎて更に下ります。
少し角度のついた坂道もありつつ。
しかしこちらのコースは階段もほとんどなく坂道ばかりで歩幅が自由に選べるので、もしかすると石油の里コースより難易度は低いかも?
平坦な道も多いので歩きやすい。
すぐ横に沢が流れているので路面のウェット感はちょっと多い感じはありましたが。
クネクネと交差する沢を渡る橋もいくつかあり。
そしてまた車も通れる広さの道と合流しました。
右の方へと続いている道は五泉市の方へ続いているようですね。
歩いているとYさんがトンボを発見。
調べてみるとカワトンボ科の何かでしょうか。
最初、「ここにいるよ」と言われてもよく分からなかったので一人だったら確実に見落としていた事でしょう。
こちらも交差する沢を渡る橋がありつつ。
橋の近くにあった案内板。
いくつ目かの橋の上から横を見ると沢の水が下へと落ちている所がありました。
下の方にはベンチのあるスペースなんかも見えたので、どうやらここは白玉の滝の上のようでした。
せっかくだから滝にも寄って行こうという事になり、下り道に歩を進めます。
滝の上の橋からは路面も舗装路に変わりました。
トレッキングマップでは登山道から白玉の滝の方へショートカットできる道もあるようだったので道の端を注意深く見ていると草木の分かれ目に道がありました。
下の方には白玉の滝の駐車場も見えたのでここから下る事に。
駐車場へ下りる道はちょっと急な所もありましたがすぐに抜ける事ができました。
ちなみに登山道をまっすぐ進んでも駐車場の数百メートル先に出るようなので、ほんのちょっとのショートカットです。
白玉の滝入口。
自分は登山を始める以前に一度滝には来た事があり久しぶりの訪れとなりました。
駐車場から数十メートルで白玉の滝の雌滝が現れます。
こちらの滝の落差は約7メートル。
雌滝の前の橋を渡り、奥の細い階段を登っていくと先ほど上を通った白玉の滝の雄滝へと行けます。
若干ウェット感のある石階段だったので滑らないように注意が必要です。
そして白玉の滝・雄滝に到着。
こちらは十数メートルの落差のある滝です。
滝の方へ下りれる階段があったので行ってみるYさん。
これは滝の少し左側になりますが、えぐれた岩肌が凄い地形ですね。
Yさんと入れ替わりで自分も滝の下へ行ってみました。
滝の下から流れる水をパシャリ。
できるだけシャッタースピードを遅くしてみましたが手持ち撮影なのでこの辺が限界か。
滝の横の上の方に祠のような建物があり階段も続いていたのでそこまで行ってみました。
滝とその奥の緑が綺麗。
しかし、滝つぼの辺りも入るように撮った方が良かったかなf(^-^;)
滝に差し込む太陽の光で虹も少しだけ見る事ができました。
滝を楽しんだあとはまた石油の里へと向かいます。
車道を通って。
ちなみに滝に車で来る場合は主要道路から折れて滝まで続く道が車同士のすれ違いも困難な狭さになる道なので注意が必要です。
舗装路を進むとまた石油の里方向へと案内のある分岐がありました。
ここを曲がっていきます。
舗装路から曲がって少し進むと現れる階段。
しばらく階段の登り続きとなりました。
ぐおお…ここ結構キツイ…。
なんとか階段を登りきると少しなだらかな道。
木のトンネルといった感じが気持ち良かったですね。
そして今度は下り階段になりました。
こちらの階段はさっきの登り階段より段の高さも高いようだったのでこちらから登るのも中々大変そうでしたね。
後半に来てなかなかパンチのあるコースにYさんと二人でちょっと苦戦しましたf(^-^;)
ちなみに後で地形図などを確認すると、白玉の滝から石油の里までは車の通る舗装路を通ると山の間の谷間を縫うような道で比較的高低差が少ないようだったので、少し楽をしたい時はそちらを通った方がいいかもしれません。
なんとか階段をクリアするとまたなだらかな道。
しばらく進むと神社の裏手へと出たようでした。
神社の横にも石油の里への分岐のようなものがあったので行ってみましたが、なぜかぐるっと回って神社の表の参道へと出ました。
あれ…神社の裏からまっすぐ来た方が近かったような…(笑)
まぁ…あまり気にせずそのまま神社の参道を下りました。
ちなみにこちらは堀出神社というようです。
読み方は「ほりいで」かな?
ネットで調べてみても新津にあるこことは別の堀出神社が多く出てくるので正式な読み方かはあまり自信ありません。
神社から石油の里に向かうと車道横の歩道を歩く事になりました。
途中で少し通れそうな小道に入ってみると石油採掘に関する施設の保存・展示のある所に出ました。
こちらは「加熱炉」。
原油を加熱して水を取り除くのに使われたようです。
こちらは「レンガでおおわれたタンク」。
加熱して流れやすくなった原油の温度が下がらないようにレンガで覆われたようです。
加熱炉もタンクも味があっていいですね。
こちらの道は石油の里公園の中のようですね。
車の通る車道より安全なのと、いろんなものが見れたのでこちらを通って正解でした。
こちらは「集油タンク」。
採掘された原油がこのタンクに集められたようです。
そしてまた車道の横を通って小道に入り。
里山ビジターセンターへとゴールとなりました。
いやぁ、今回も色々見れて楽しい山歩きでした。
難易度的にYさんも結構余裕そうな感じ…でしたが、後日話を聞くと少し筋肉痛になったそうです。
そんな自分も白玉の滝を過ぎた辺りから右足の平が少し痛くなっていました。
菩提寺山の頂上を過ぎてからはほとんど歩き通しだったので、もうちょっと後半のどこかで座って足を休められる休憩を取った方が良かったかもですね、次は気を付けようf(^-^;)
しかしYさんにも楽しんでもらえたようで、自分も楽しいと言える登山でした。
惜しむらくは高立山に登れなかった事なので今度はそちらにも挑戦したいですね。
今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。
天気:晴れ
人数:2人
コース時間まとめ
石油の里コース登山口 12:30
木彫りの熊 12:52
展望台 13:05
菩提寺山頂上 13:43~15:00
菩提寺山・高立山分岐 15:24
高立山登山口 15:46
菩提寺山・高立山分岐 16:07
臍清水 16:21
白玉の滝 16:45~17:06
里山ビジターセンター 17:40
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