【マナスル121パッキン交換】 安くて質量とも満足なヒロバゼロを使うと某リュブリカントには戻れない



いろいろあったゴールデンウイークのキャンプですが

マダニにやられかけたココアは 1ケ月半が経ったいま

元気なまま…


何がなんでもキャンプだし マナスル121 ポンプ メンテ ヒロバゼロ コールマン リュブリカント 鉱物油 防錆剤 加圧 修理成功

どうやら無事みたい

マダニ感染症に罹らずに済んだようです


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それはそれで良かったのですが 別の問題もありました

久しぶりに使ったケロシンストーブに不具合があることが

発覚し 満足に使用できなかったんたですよね


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しかも問題が起きたのは1基ではなく2基

キャンプではメインとして使用している火器2つが

両方ともダメで メンテナンスを怠っていたことを

痛切に思い知らされました


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ということでひさびさにお手入れします

まずマナスル121からです

具体的な不具合は 加圧ポンプを押し込んだ時の

引っ掛かりが ほぼなくなってしまったこと




それはつまり 上の図でいうと「革パッキン」に

不具合が起きていることになります

キャンプ時の症状から考えると 革パッキンが劣化した もしくは

潤滑油切れになるので 両方の事態に対応する資材を入手


まず潤滑油ですが 加圧系火器のポンプ部潤滑油として

定番なこれの購入を検討します


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コールマンのリュプリカントですね


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こんな感じでコールマン製のランタンやバーナー加圧部の

潤滑に使用しますが 他社製の火器類の同じような部位にも

使えます


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当然 マナスルストーブの加圧部分にも使えるんですが

このケミカルって中身が少ししか入っていないのに

意外と値が張ります


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かつて我が家の道具コンテナにも入れておいたはずですが

10年以上前に買ったもので いつの間にか空になっていたため

新しく購入しようとしたら 以前はもっと安かった気がして

躊躇した次第…(^^;


もっとお手軽な価格で 代替できそうなケミカル製品が

無いものか探したところ あるモノを見つけたので

購入しておきました


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上の2つの封筒のうちひとつがリュプリカント代替品で

もうひとつは念のための交換用の革パッキンです


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しかし…

自宅に持ち帰ったマナスル121を観察したところ

加圧ポンプ部以外にも 別の不具合が見つかりました


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なんと給油口付近から灯油が漏れてました

さいわい 漏れの量は少なくて 漏れというより

滲みといったほうがよさそうな感じでしたが

火を扱う道具で圧がかかる部分でもあります

放置して劣化が広がれば 大きな事故にも

繋がりかねない不具合と言えるため 急きょ

対策するための消耗パーツも手配しておきました


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こちらは過去にもクリーニングニードルやマントル購入で

お世話になった九州のショップ

こうして3つの消耗パーツがそろったところで

リペア作業を開始します


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まず加圧できない症状のメンテナンス

方向性は 革パッキンに潤滑油を垂らしてみて

改善が見られなかったら 革パッキンの交換を行うつもり…


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ポンプカップ専用潤滑油は 非コールマン

楽天で求めたもので ヒロバ・ゼロという

ケミカル専門店の製品です



50ml入りで本体価格は500円を切ります

コールマンのリュブリカントは 容量・成分とも非公表ですが

容器の大きさからすると ヒロバ・ゼロのポンピング潤滑油は

おそらくコールマンの倍量以上ありそうです


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前述とおりコールマン製リュブリカントの成分は

不明なのですが ヒロバ・ゼロの成分はしっかりと

公表されてます

その成分は 鉱物油 防錆剤 油性剤 といった組成です




一説によると この手の火器用リュブリカントは

安価なミシン油でも代用できるとの話がありますが

ミシン油の成分は鉱物油だけなので 防錆性能は期待できません

マナスルは錆びにくいと思いますが 防錆剤を含むオイルなら

酸化による黒ずみを防ぐ効果も期待できるはずです

そんな期待を抱いて ミシン油より余計にお金を払うことにしました


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では マナスル121をケースから取り出して

ポンプセットを抜きます


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ポンプの根元は手で回せてはずせます

キャンプ場でもノー工具でやりました

そのあと何も手が出せませんでしたけど…(^^;


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つぎにヒロバ・ゼロのポンピング油を

革パッキンへ垂らしてなじませます


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広げるのは指でやりました

あとで石鹸で洗えばいいので


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ポンプセットを元に戻しますが このときの手ごたえだけで

成功を予感しました

ポンプセットを抜くときは あまりに簡単に抜けてしまったけど

その時とはあきらかに異なる抵抗感を感じましたから


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そして試運転

まずアルコールで予熱して…


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試運転は屋外のベランダで行いましたが

この日は風があることを忘れてました…

あわてて風防をかぶせます


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バーナー部がある程度あたたまり

予熱アルコールの青美が消えないうちに

加圧をスタート…


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マナスルストーブには火力調整のために回して開閉する

バルブなどありません

加圧したり圧を逃がしたりして火力を調整するので

単純にポンピングして加圧することで火口からの

燃料噴出量 つまり火力を調整します


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灯油が噴き出して燃え始めた炎の色が

タンクに照り返されてますね


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この時点でまだ火は赤いけど キャンプのときと

明らかに火勢が違って 力強い感じがします


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かまわずポンピングして圧を加えていき

予熱皿のアルコールが燃え尽きたころ…


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ぶじに青火になりました


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風があるので煽られており 炎の周囲は赤いですが

もはや連休時の頼りない感じは微塵もなくて…


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ポンプも問題なく加圧できて 空回りする感じも

まったくありません


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マナスル121 復活したようです


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5分ほど試運転して 加圧部位の復活は確信できたので

鎮火させてから 注油口の灯油滲みを直します


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念のため エア抜きのネジまわりや

注油口じたいの根元からの灯油リークがないことを

確認しますが どちらの部位でもありませんでした


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灯油の滲みは注油口のパッキン劣化と判断して

パーツ交換を行います


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マナスルの注油口フタのパッキンです


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まず古いパッキンを確認しますが

案の定な状態…


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うーん… 表面がデコボコしてます (^^;

こんな状態で 灯油がもっと大量に漏れ出ずに

済んでいたのは 不幸中の幸いです


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先の細いマイナスドライバーで古いパッキンを

こしると これも案の定…


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ボロボロに崩れていきます

元は鉛なのかゴムだったのか もはや知る術はありませんが

後者だとしたら かなり変質してしまったことになります


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フタの中に崩れておちたパッキンが残らないよう

車用のパーツクリーナーで吹き飛ばしてから

新しいパッキンをはめ込みますが…


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フタへの押し込みもマイナスドライバーが必要でした


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フタ内側のネジ山より奥へ フタの内側面に密着させるように

パッキンを押し込めればOKです

なお注油口パッキンを交換する前に 思い立って

マナスルはピカピカになるまでバフ掛けしています


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このあとの試運転は行いませんでした

潤滑油塗布だけで効果があったと確信できたこともありますが

この磨いてある状態 いちどでも点火させると

ほぼ間違いなく どこかにくすみが残るので…(^^;


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そのかわり 注油口パッキンを交換して中に灯油がある状態で

漏れが起こらないかのテストは行いました


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30分放置しましたが 灯油リークは解消した様子

パッキンのみ交換で直るだろうという見立ては

正しかった

マナスル121のリペア作業は成功したようですね


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ほんと いちどでも使うと 間違いなくまた汚れますけど

それはキャンプ道具なので 仕方ない運命なんですが…(^^;


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つづいてMSRのメンテも行いましたが 長くなるので

次の更新に続きます





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マナスル復活おめでとうございます(^u^)
次のMSR編楽しみにしております〜(^o^)丿

こんにちは

ココア君、元気そうでなにより。
でも、もう毛が伸びてきましたね。
クルクルだから割り増しで伸びた感がありますよね。
    (うちの息子も天パだから同じです(;^_^A)

特別な道具って部品も高いですよね~
一般的なお店では取り扱いが無いし。
私だったらミシン油で代用してしまいそうですが、似た油でも中身が違っていたんですね。
知識って大事だなぁ。
いつもチャチャっとリペアをしてしまうから凄いです。

娘も学生時代にインターンとか就活経験があったら良かったんですが、
田舎はハローワークで集まらないような企業がお金を出して他の媒体に募集を出す感じです。
若い子向けにお試し的な募集もありますが、事務系は集まり易いので実際に決まってみないと内情は分からないですね。
今回の会社は、私が就活してた時も数少ない正社員で募集が出ていた。
新採で学校から入る人はいなさそうなので、入ってしまったら「正社員の口がもう無いから辞められない」と皆さん我慢してしまうんだと思います。
条件を高く見積もって決まったら下げて・・・確信犯だと思います。
求人倍率は高水準らしいけど、実際希望に合う求人は少なくて、難しいですね。

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