【電動も手動もこなすアウトドア用コーヒーミル】 ハリオ・セラミックスリムはハイブリット挽きが可能なすごいグラインダーだった
これ買ってみましたが やはり自宅で使うことになりました
ダルトンのコーヒーミル TERRA
ワタクシとしては 屋外で豆から挽いてコーヒーを淹れる目的で
買ったものですが…
最近我が家の子どもたちも 普通にコーヒーを飲むので
すでに家族用のコーヒー器具として 不動の地位を 築きつつ
ある状態です
特に末子は受験生なので 眠気を撃退したいようですが
ミル挽き自体が息抜きになるみたいですね
もちろん子どもにとられただけでなく 家庭転用には他にも
理由があり やはりこの材質には不安があります
TERRAのコーヒー受けはストーンウェアなので
落としたら割れる場合がありますし…
車で運ぶ途中に破損してしまう可能性も否定できません
ということで TERRAに見切りをつけて キャンプ専用の
コーヒーミルを探してみました
条件としてはiPhoneと同じくらいのサイズ感に収まること
この条件はさほど難しくはありません
セラミック臼挽きタイプは 金属集によりコーヒーの風味を
損ないにくく 耐久性も高いので これも必要条件に加えます
さらに…
電動の魅力も捨てがたい…
人数が増えたときのことを考えると利点を感じますし 充電式も
探せるでしょう
しかし充電が切れたときに使えなくなるのは困りますから
もし可能ならば 両方で使えるミルがあればと考え 探した結果…
電動と手動の両方という条件は難しかったですが
スマホ並みの大きさでセラミック臼挽き さらに
手動と電動のハイブリット稼働という複雑な条件を
すべて満たす製品を見つけちゃいました
入手ソースは楽天です
アマゾンより安かったので
ご対面! それらの難しい条件をすべてクリアしたのは
ハリオのコーヒーミル・セラミックスリム
サイズは高さ183mm で ハンドルを含めないと
幅79mm 含めると112mm
TERRAとほとんど同じ大きさですが ハリオのほうが
安定して立つ感じです
ハンドルのシャフトはステンレスで
ツマミとキャップ部分はポリプロピレン
キャップ部分は溝が切られており 本体に
引っ掛けておくことができます
挽いた豆を受けるボトル部分はメタクリル樹脂製
透明度が高くて構造体としては強めです
ただし表面が柔らかい材なので傷がつきやすいかもしれません
豆を入れるホッパー部分はグレーのホッパーが
ポリプロピレンで フタもメタクリル樹脂
ホッパーからボトルにかけたなだらかなカーブのフォルムは
手で握りやすい形状と言えます
ミル部分は外臼・内臼ともセラミック製
三叉型のネジは挽きの粗さを調整するツマミで
このツマミとシャフトはステンレス製
ツマミを時計回りに回すと挽きが細かくなり
反時計回りに回すと荒くなります
外臼と内臼の空隙が広がったのがわかりますね
では挽いてみましょう
前回と同様 小川ブレンドの豆を使います
ホッパーに豆を入れて…
ハンドルをはめて ガリガリと回します
もちろん回して良いのは時計回りのみ
反時計回りはセラミック臼を傷めるのでアウトですが
子どもたちもTERRAを使うときは守ってくれてます
TERRAより安定して立つ印象でしたが 挽くときは
やはり足で挟んだほうがやりやすい…
このときは最大量の2人分を挽いたので 3分ほど
かかりました
TERRAの時と同じくな挽き方になってしまった
ちょっと細かすぎたかもしれませんが まあいいでしょう
風味としてはTERRAを使ったときと変わりません
美味しくいただけましたが 約3分間という挽きの時間は
もっと短くできるかもしれません
そう考えられるのが この製品のもうひとつの魅力です
ハンドルをはずしたシャフトのトップは 六角に
なっています
この製品がスゴイのは 別売りのモバイルミル スティックで
電動グラインダーに転用できる拡張性です
たとえ浅炒りの硬い豆だったとしても 硬さに負けないパワーを
持つモーターが内蔵されており USBで3時間充電すれば
コーヒー豆20gを約25回挽くことができるそうです
PR画像ですが モバイルミル スティックの対応製品に
セラミックスリムが 含まれていることがわかります
ふと こんな使い方もできるかもしれないと思いついてしまった
リョービの電動ドリル
コイツでも回せて 挽けるんじゃないかということですが
このドリルに限って言えば 有線なので キャンプ場でそのまま
使えませんね (^^;
しかしドリルのチャック部分とセラミックスリムを
並べてみたら なんとなくいけそうな気がしたので
やってみたところ…
普通にできました
静止画ですみませんが 確かに臼は回ってますし
難なく豆も挽けそうです
とは言え 買ったばかりのミルのセラミック臼を傷めたら
嫌なので 豆こそ挽きませんでしたが この拡張性は魅力的です
ハリオというメーカーは ミルの造りだけでなく
アウトドアでコーヒーを楽しむためのアイテムすら
いろいろと取り揃えていますね
見ているだけでも楽しいのですが 実際に使ったら
もっと楽しいだろうなあと感じるのは私だけ?
メタルドリッパーとサーバーはそのうち買うことになると
思います
前述したように 我が家には受験生がいるので しばらく
キャンプに行けませんから のんびりそろえていこうかなと…(^^;
更新の励みになります
バナークリック、ぜひともお願いします!
完全オリジナル デリカ専用のセキュリティステッカーをデザインされて販売されています
興味のある方は覗いてみてください
- 関連記事
-
- 【V60 メタルコーヒーサーバー・メタルドリッパー】 アウトドア用コーヒー道具という物欲の淵も底が見えないほど深い 2024/02/18
- 【10年前廃版のダルトン逸品との邂逅】 ステンレスカフェセットをキャンプ用カップに転用してみる 【アルパカストーブに最適なミニ反射板も発掘】 2024/02/05
- 【電動も手動もこなすアウトドア用コーヒーミル】 ハリオ・セラミックスリムはハイブリット挽きが可能なすごいグラインダーだった 2024/01/28
- 【DULTON コーヒーミル TERRA】 思わずキャンプに持ち出したくなる美ブルーなグラインダー・持ち出したいのは山々だけど… 2024/01/21
tag : ハリオコーヒーミルグラインダーアウトドアコーヒーセラミックスリムモバイルミルスティックUSB充電電動ドリルハイブリット
【DULTON コーヒーミル TERRA】 思わずキャンプに持ち出したくなる美ブルーなグラインダー・持ち出したいのは山々だけど…
まずは前回までの更新で導入した
TS-77A の反射板のその後について
アルパカのガード上段のみをカバーするよう
反射板となるウインドスクリーンを設置して室内で
運用していますが 油量計の透明プラは こうなってます
問題なしです
いろいろ手を尽くした結果 自前の反射板を使っても
熱変形が起きない状態になりましたし 消火はレバー操作
厳禁にして火力調整つまみを回して行っているためか
亀裂も入っていません
やはりウインドスクリーンの設置位置をアルパカのガード
上段だけにすることで 油量計に伝わる熱のダメージを
防ぐことができるようですし 上の状態でウインドスクリーンの
後ろ側に手をやると 遮熱効果があること
つまりユニフレームのステンレス製スクリーンが
熱反射板としてきちんと機能していることもわかります
ただ ガードの上半分だけ遮熱されることになると
今度はこっちが熱くならないのか 気になるところ…
ハンドルの持ち手部分ですね
横から撮ってみると 角度的に微妙な位置だとわかります
触れないような熱さになっていても不思議じゃないよなと
思いましたが…
大丈夫でした
何度も確認しましたが 持ち手部分が熱くなることはなく
持ち手あたりの空間も遮熱効果が及んでいる様子です
地震が多い国ですから キャンプ用暖房器具であっても
耐震消火装置が付くことはやむを得ないのですが
その設計のために犠牲になった部分もあったんだなぁと…
今回のアルパカストーブのリペアを通して 開発時にも
メーカーさんの苦労があったのではないかと推察してしまいます
前回記事で書き切れなかった補足はこのあたりに留めて
そろそろ本題に入りましょう
ずっーと気になっていた あるジャンルのアイテムを
やっと手に入れることができましたので♪
正直なところ これが無くても何とかなります
道具を精選していけば 他の方法で代替が効くでしょう
でも あればあったで 間違いなくキャンプで豊かな時間を
過ごすことができ得るような そんな道具です
コーヒーミルですね
今まで何度か導入を考えたことがあったのですが
これまでのキャンプでは 挽いてあるコーヒー豆を用意して
パーコレーターで淹れたり…
いちばん多いのが ワンドリップタイプの豆で
淹れたりすることで事足りてました
これで済んでしまうと言えば済んでしまうのですが
便利すぎる普段の生活から乖離して 手間を楽しむのも
キャンプという時間の醍醐味のはずですから
自分で豆を挽いて淹れてみるのも良いなぁと考えつつ
今まで「これ」という逸品にも巡り会えずに
購入に踏み切れなかったのですが…
ダルトンのHPで瑠璃色の方を見て ビビッときました
その名はTERRA といいます
やっと出会えた気がして すぐさま購入し取り寄せた次第
こちらは同梱のマニュアルの各部名称図
自分にとって初めてのコーヒーミルなのですが
おそらくオーソドックスな作りの部類なのでしょう
ハンドルは鉄材とバーチウッド製
私的にカバノキ材は色をつけやすい印象があります
豆の挽き方の調整はこんなふうに行うようです
これらでグラインダー部分の間隙を開け閉めすることで
挽きの精粗を調整するらしい
試運転するために さっそく調整してみます
袋ネジになった固定ネジを緩めてはずし
歯車のような荒さ調整ナットを回します
まず いちばん細挽きを試すことにして
軸を引っ張り上げた状態で 荒さ調整ナットを
時計回りに 止まる位置まで回します
その状態でストッパーをかませ ハンドルを取り付けました
ハンドルが斜めってますが 軸の噛み合わせの
水平方向の精度に問題はありません
固定ネジをはめれば きっちり止まります
豆はこれを調達しました 小川プレミアムブレンド
調達と言っても 実はこれしか買えなかったのが
本当のところ…(^^;
最近のスーパーでは すでに粉に挽いたものしか
扱っていないことが多いようで 要は…
準備不足ということですね (^^;
それでも有名なお店の豆が手に入ったのは
幸運だったと言えます
豆挿入口に小川ブレンドの豆を適量入れて
残りは保存用のガラス瓶に移しておきました
その後 ハンドルを時計回りにまわして ガリガリと
挽いていきます…
挽いてみたのですが あることに気づきました
このコーヒーミル 見た目は美しいけど 何というか…
とにかくハンドルが回しづらい (^^;
あるいはミルなんてこんなものなのか…
もう少し下側の座りがどっしりしてくれていた方が
力を伝えやすくなるのになあと…
ほぼ素人ですが そんな気がして止みません
定番の形状のミルは 下側が矩型のボックス構造に
なっていますが ハンドル回しの入力のしやすさも
こりカタチの理由なのかもしれません
けっきょく片手だけでなく 足の間にがっちり挟みこんで
ハンドルを回していきます
そう言えば キャンプ場で他のお客さんが足でミルを
挟んで コーヒー挽いてるのを何度か見た気がするなぁと…
ハンドルの手応えが軽くなり 挽きが終わりました
受け容器を開けて見てみると…
きめ細かく挽けてますね
最も細かい挽き方なので 本当ならエスプレッソマシンで
淹れるべき状態なのでしょう
でも無いものは無いので仕方ありません
ペーパードリップで淹れてみることに…
蒸らしの時点で すでに この淹れ方は不適切な
感じがしましたが 気を取り直して 少量だけ
落としてみると…
少ないけどめちゃくちゃ濃厚です
濃厚ですが コーヒー以外の雑味を感じたのは やはり
淹れ方の問題なのかもしれません
それでも 粉を買ってきて淹れるだけじゃ絶対に
得られない味を感じたことも事実です
うーん マズイかも
お試し一回ですでにハマった気がします
その後 何度か調整して 挽き方を替え 5~6杯めで
バランスが取れてきた感じです
ペーパードリップで淹れるなら という前提ですけどね
世の中の大人たちが道を極めるかのように
試行錯誤したり 道具を吟味したりするのも
無理はない気がします
新たな沼地を見つけてしまったようですが
少し冷静になってみると 元もとは外で美味しい
コーヒーを味わいたいがためにミルを求めたのが
スタートでしたからね
運用の仕方を考えたほうが良いことに気づきました
コーヒーミル TERRA のサイズは iPhoneと似たような
大きさなので 外に持ち出すこと自体はそう難しくはありません
しかし…
受け容器の材質がストーンウェア なので
陶器よりは固いけど 磁器よりは割れやすいはず
外で落とせば 割れてしまう可能性がありますし…
本体はニッケルメッキの鉄材なので問題ないのですが
荷物コンテナの中で揺られて 現地に着いたら
炻器が割れてたなんてことが起きたら 悲しすぎます
TERRAは自宅用として使い キャンプで美味しいコーヒーを
淹れるために 別の製品を購入したほうが良い気がしたので
探すことにしました
とりあえず何件か当たってみて グラインダー部分の材質を
ステンレス製とセラミック製で迷っていますが
素敵な拡張性を有するブランドがあることもわかってきた…
現在 候補を3つに絞って検討中ですが 近いうちに
購入することになりそうです
上は候補のうちのひとつ (PRリンクになります) ですが
買ったらまたレポします
更新の励みになります
バナークリック、ぜひともお願いします!
完全オリジナル デリカ専用のセキュリティステッカーをデザインされて販売されています
- 関連記事
-
- 【V60 メタルコーヒーサーバー・メタルドリッパー】 アウトドア用コーヒー道具という物欲の淵も底が見えないほど深い 2024/02/18
- 【10年前廃版のダルトン逸品との邂逅】 ステンレスカフェセットをキャンプ用カップに転用してみる 【アルパカストーブに最適なミニ反射板も発掘】 2024/02/05
- 【電動も手動もこなすアウトドア用コーヒーミル】 ハリオ・セラミックスリムはハイブリット挽きが可能なすごいグラインダーだった 2024/01/28
- 【DULTON コーヒーミル TERRA】 思わずキャンプに持ち出したくなる美ブルーなグラインダー・持ち出したいのは山々だけど… 2024/01/21
tag : DULTONコーヒーミルTERRAコーヒー豆グラインダーキャンプストーンウェア小川プレミアムブレンドキャンプ道具アルパカストーブ
【アルパカTS-77Aで反射板を使う】 ユニフウインドスクリーン+ステンハンガープレート+TS-77JS-C油量計という最適解 【油量計の交換②】
対流型の灯油ストーブであるアルパカストーブは
ウインドスクリーンを燃焼筒の後ろに立てることで
簡単に反射型へ転用することができます
これ お手軽ですし ウインドスクリーンはそんなに
高い道具でもないので 冬キャンプ中にやっている方も
多いと思います
なのですが この定番チューンを アルパカストーブの
TS-77A 型で行う場合 ウインドスクリーンのサイズに
気を遣う必要があるようです
ウインドスクリーンは最近では100均でも24cmの
高さのものを買うことができて いちばん入手しやすいのが
このサイズと言えますが TS-77Aの場合 油量計が
燃焼筒の後ろ側にあることがネックになります
油量計のまわりをアルミ板で囲うことになるのですが
残念なことにアルパカ油量計の透明窓はガラスでなく
プラスチック製ですからね
ウインドスクリーンで囲ってしまうと 熱が逃げずに
その透明プラが負けて破損することがあるのです
こうなったのは昨年末で もはや交換するしかありません
幸いAmazonでTS-77A の交換用油量計を見つけることが
できたので 取り寄せて換装しました
見た目のデザインはもともとの油量計とほぼ同じ
さらに ウインドスクリーンも適正な大きさの物を見つけて
取り寄せておきました
ユニフレームのウインドスクリーンワイド
我が家のTS-77A の油量計を破壊してしまった
ウインドスクリーンの高さは やはり24cm でしたが
ユニフレームの高さは約15.5cm しかありません
このショートなサイズのウインドスクリーンなら
油量計を覆わずに 燃焼筒の熱を効率良く反射させて
ストーブの前面を集中的に暖めることができそうです
しかし ウインドスクリーンを アルパカのタンク上面から
10cm 以上は 宙に浮かせる必要があるので…
メタルラック用の棚を接続する金具を使います
この資材を3つ使い アルパカストーブのガードに
ぶら下げてステーにすることで ユニフのウインドスクリーンを
狙った通りの高さに設置することができました
ただ メタルラック用金具は アルパカの細いガードには
明らかに重いので 別の部材を探すことも継続して
とりあえず上の状態で数日間 使ってみたのですが
またもや信じられない光景を目の当たりにしてしまった…
なんと 油量計の透明プラに亀裂が入ってしまいました
油量計を購入して取り付けて 8日目のことです
微妙な使用期間のような気もしましたが トータルの使用は
5回だったので 販売元へ問い合わせてみたところ…
残念ながらやっぱりダメ
8日経っているのがネックで 交換は無理とのことでしたが
まー仕方ありません
上のチャットの文末にも書いてますが アルパカ油量計の
交換パーツはAmazon以外でも探すことができるので
交換を断られた時点で すぐに発注をかけることにしました
それにしても 何が原因でこんなことが起きたのか
明らかにしておかないと 次も再び同じ轍を踏むことに
なるかもしれませんので 検証してみます
とりあえず 消火してすぐの状態で 油量計を
触ってみると 素手で触れられなくもないのだけれど
かと言ってずっと触れているのは難しいくらい…
ストーブ自体が発する熱で 油量計もかなりの高温に
晒されていることがわかりました
このときはユニフのウインドスクリーンを装着していませんが
油量計が受ける熱は 反射板の有無など関係ありません
タンクの上面も同様に ギリギリ触れるかどうかくらい
熱くなっていましたからね
ここでふと気がついたことがあります
この数日間の稼働中 消火の際は芯調整つまみを
回すだけでなく 緊急消火レバーを下げていたことも
あったなぁと…
実はこの緊急消火レバーを下げると けっこう大きな音が
響いて アルパカ本体に伝わる衝撃も大きい感じ
ここで ある仮説が思い浮かびました
緊急消火レバーを下げて消火した時に生じる衝撃が
加熱された油量計の透明プラにダメージを与えてしまい
結果として 亀裂が 入ってしまったのではないか…
ということ
この仮説を考え付く一助になったのは こっちの
旧型ストーブの油量計は まったく問題が起きていないこと…
古いTS-77 COMPACT には緊急消火装置がありません
消火レバーも存在しないので 芯調整つまみを回して
芯をひっこめるしか消火する方法はないのですが
油量計が耐震消火装置作動時の衝撃を受けることもありません
10年間使っても ノントラブルなのはそういうことかと…
ま 仮説と言っても確認する術はないので 今後は
なるべく消火レバーで消さないように努めるだけです
そしてこちらも届きました
別のお店から取り寄せた湯量計です
こちらはTS-77JS-C の油量計
最新型のアルパカストーブコンパクト用で
九州のハピネスさんから取り寄せたものになります
しかし アルパカは機種が違うと 油量計の仕様が微妙に
変わるという話も聞きます
特に重要なのは 油量計のアームの長さらしいのですが…
TS-77JS-C の油量計アームの長さは 約9cm
また 微妙に角度がつけられているのがわかります
文字盤は日本語です
私的にはアルファベット表記のみのほうが
好みですが この際 背に腹は代えられません
まずデフォルトの状態でTS-77JS-C の油量計を
TS-77A に取り付けてみます
きちんと動かなかったとしても 前回と同じく
アームの角度を変更調整すればいいだけの話です
ウォーターレンチで締め付けて 取付完了しましたが
なんと…
灯油の残量が きっちり正確に表示されています
マジかと思いましたが これってつまり TS-77JS-Cの
油量計が無加工でTS-77A に使用できた事例だと…
そういうことですね
うれしい誤算が起きたのと時期を同じくして
こちらも何とかめどがつきました
ウインドスクリーンをアルパカのガードに取り付ける
ためのステーですが…
いい感じの部材を見つけました
普段はあまり行かないホームセンターへ
たまたま行って 見つけたものです
価格は店頭と同じですが 送料がかかるなぁ…(^^;
もちろんステンのハンガープレート単体ではステーとして
機能しないので ハンガープレートを止めるための
プレートと M3・12mm の小ネジも購入してあります
必要な方はホムセン店頭で探すことをお勧めします
重たいステーとはおさらばして
必要最低限の大きさな部材でステーを再構築…
ハンガープレートを4つ使って こうなりました
見た目がぜんぜん違いますし 重さも
比べ物にならないくらい軽くて済みます
ただし 取付位置によって小ネジを締め付けても
グラついてくるのでステー取付位置はもっと検証の
必要がありそうです
グラつくと言っても 4点支持なので ウインドスクリーンの
重みで下がってくることはないし ステーとしての機能は
ほぼ問題なし
その後 何度か試行錯誤して 上の画像の位置なら
ハンガープレートは微動だにしなくなりました
この状態で使って様子をみていきたいと思います
更新の励みになります
バナークリック、ぜひともお願いします!
完全オリジナル デリカ専用のセキュリティステッカーを
販売されています
興味ある方は覗いてみてください!
- 関連記事
-
- 【スノーピーク焚火台ケースの買い換え】 純正やコピー品以外の選択肢・雪峰沼の先にあった高コスパなヘビーキャンバストート 2024/06/29
- 【アルパカの芯交換で失敗する理由】 機種別に取付基準線の位置が違うので迷ったら問い合せるべし 2024/03/24
- 【アルパカTS-77Aトラブル再発生】 とつぜん芯が上がらなくなる故障の2大原因と芯交換だけではない修理方法 2024/03/10
- 【アルパカTS-77Aで反射板を使う】 ユニフウインドスクリーン+ステンハンガープレート+TS-77JS-C油量計という最適解 【油量計の交換②】 2024/01/14
- 【アルパカストーブTS-77A】 ウインドスクリーンで反射型ストーブ化の定番チューンが実は危険だった? 【油量計の交換①】 2024/01/06
- 【アルパカストーブ買いました】 TS-77A・TS-77コンパクトでとんでもない熱量になった試運転の夜 2023/12/02
- 【スノーピーク焚火台ベースプレート・ベーススタンド】 焚火台セット品は同時に買ったほうが良いかもしれない話 ※決してSPの回し者ではありません 2023/07/09
- 【スノーピークとユニフレームをコラボ】 焚火台ベーススタンドはベースプレート無しでも使えるのか 2023/07/02
- 【アルパカ芯交換②】 またも起きた灯油漏れは前回と同じケミカルで直せたか? 【耐油性液状パッキン】 2023/02/11
- 【アルパカ芯交換①】 新旧別に専用芯が必要な理由・油漏れ防止パッキンのサイズと日本語版分解マニュアルも掲載 2023/02/04
- 【アルパカストーブ部品交換】 基本が変わらないことの喜び・現行品パーツで旧型を再生可能な楽しみ 2023/01/22
- 【転用系・パール金属 鉄製ミニ五徳】 コロナで冬休みキャンプ挫折からの発掘アイテムが秀逸すぎた話 2023/01/03
- 【MSRバーナーの燃料系メンテ】 なぜMSRサービスキットに安全ピンが付属するかというと… 2022/06/26
- 【マナスル121パッキン交換】 安くて質量とも満足なヒロバゼロを使うと某リュブリカントには戻れない 2022/06/18
- 【ヒューナースドルフ プロ】 キャンプ道具が安くなるタイミング・季節の変わり目の今こそねらい目です 2022/02/28
tag : アルパカストーブ油量計破損ウインドスクリーンTS-77ATS-77COMPACTTS-77JS-Cハンガープレートホームセンターキャンプ道具
【アルパカストーブTS-77A】 ウインドスクリーンで反射型ストーブ化の定番チューンが実は危険だった? 【油量計の交換①】
昨年12月に入手したアルパカストーブです
TS-77A は 久保キャンプ場で何の問題もなく稼働し
その実力をまざまざと見せつけたのですが
このときは入手してすぐだったため ある準備が
足りませんでした
定番の拡張装備 ウインドスクリーン転用の反射板
すでに所有している アルパカ旧製品のTS-77 COMPACT は
アルミ製ウインドスクリーンを 燃焼筒後ろのガードにはめて
対流型のアルパカを 反射型ストーブとして使っています
TS-77Aにも同じチューンを施したく思っていたものの
このキャンプまでに ウインドスクリーン調達は間に合わず…
旧製品と違って TS-77A は耐震消火装置付きなので
自宅で使っても問題ありませんから キャンプの後で
ウインドスクリーンをはめて自室で使い 同じように反射板が
使用できることを確認できました
その状態で数日稼働させたあとで ふと見ると…
こんな状態になっているのを見つけてしまった
なんと油量計の透明プラスチックが変形してます
いったいなぜこんなことになったのか…
ちなみに旧型のTS-77COMPACT は もう10年近く
ウインドスクリーンの反射板と組み合わせて使っていますが
こんなことは一度も起きてません
幸か不幸か 旧製品を持っていたことで なぜこんなことが
起きたのか また旧型のアルパカでは同じ問題が起きないのか
その違いの原因を見つけることができました
それは油量計の位置が変わったから
TS-77COMPACT の油量計は上の画像のように
しん調整つまみの上 つまり使用者から見て 「前」 に
あるのに対し TS-77Aでは 油量計が 「後ろ」 に変更
されています
反射板になるウインドスクリーンは 使用者から見て
燃焼筒の後ろ側に設置しますが このことで反射した熱が
反射板と燃焼筒の間に籠ってしまい 後ろ側にある油量計の
プラ部分に熱ダメージを与えてしまったということです
奥の反射板の下に油量計が見えますね
なるほどと思いましたが このトラブルをネットでググると
同じようなケースを見つけることができます
そして このトラブルに見舞われた方のほぼ全員が
TS-77Aでウインドスクリーンを反射板として
使っていました
幸い火災事故等の事例はヒットしませんでしたが 油量計の
内部空間は アルパカのタンクに直結してますからね
そこには可燃性の液体が入っているので あまり良い状況では
ありません
とりあえず 変形してしまった透明プラを工具で割ってみて
内部のダメージも確認しましたが 機能面でもダメージを
受けたっぽい…
赤い指針の向きが7~80度くらい曲がってますし
ニッパーの先でこじっても 指で触れてみても
指針はピクリとも動きません
透明プラを取り除いても機能しないのは確実なので
検体として活用することにしますが まずは採寸です
油量計の径は39.2cm
実はアルパカストーブの油量計は単体で購入可能なので
TS-77A用のものはすでにアマゾンで購入しており
このあと交換するのですが その作業には こちらの工具が
あると良さそうです
ウォータープライヤーですね
もともと我が家にあったもので 過去にどこかの
ホームセンターで買ってあったもの
大きめのボルトナットやパイプを締めたり緩めたりできます
湯量計をウォータープライヤーでつかんで回すと
わりと簡単に回ってくれました
正ネジ方向である反時計回りで緩みましたが
ネジ山が切られているわけではありません
油量計の摘出完了
アームに角度が付いてます
この角度は参考になるかもしれないので
角度を維持したまま取り外してとっておくことに
タンク内で浮き球が灯油に浮いて 指針を動かす仕組み
意外と単純な構造ですが 灯油ストーブ油量計の構造なんて
こんなものなのでしょうね
また油量計に付属するパッキンは頑丈で 再利用が
可能でした
溝がある面がタンクに接する側で 下になります
ちなみにパッキンのサイズは こんな感じ
外径32mmで…
内径は23mm
厚みは3mm です
同じくらいのサイズのパッキンなら代替可能ですね
ここで 油量計がついていた穴を見ていたところ
ある考えが浮かびました
右が旧油口で左が油量計用ですが
似ていると思いませんか?
どちらも形状は同じで 口径も近い感じがします
これなら入れ替えが可能かもしれないと思い…
油量計の穴に給油フタをはめてみましたが
残念ながら固定できず…
ビミョーに口径が異なるようです
油量計がわの穴径のほうが1.2mm ほど大きいため
デフォルトのままでは互換利用できません
ま できたとしてもさほど役立つことはないと思いますけど
余計な回り道をしてしまいましたが
準備が整ったので 交換用の油量計を開梱します
破損した油量計と並べてみると 文字盤は
同機種用なので 当然ですが同じ意匠です
壊れたほうの指針が曲がっていることも
よくわかります
なのですが 裏返してみたところ 差異がうることに
気づきました
アームの長さが微妙に異なります
交換用のほうが1センチほど短くて また浮き球が
付いている部分が 交換用はストレートなのに対し
破損したほうは90度近く曲がってるんですね
これらの違いがどう出るか…
ドキドキしながら 交換用油量計をタンクに
はめてみます が…
うーん…
「E ( Empty : 空 )」 から針が動きません
タンクの灯油は4分の3 くらい残っている状態なので
これは明らかにおかしいです
なお本来はタンクを空にしてから交換するべきらしいですが
支障を感じませんでしたし 実際この後の調整でも問題は
ありませんでした
もういちど破損した油量計のアームをよく見てみて
交換用も 元もとの油量計を参考にして アームを
折り曲げてみました
工具は不要で 手で自由に折り曲げが可能です
曲げては取り付けて 指針の動きを確認し またはずして
曲げる角度を変えてを繰り返すうち 何とかなりそうな
手ごたえを感じたので その状で油量計を取り付けると…
オッケーです
交換用油量計の微調整とフィッティングは完了しました
しかしこのままでは使えません
やはり反射板はあった方が暖かいのですが
この状態で使うと 同じトラブルが再現されかねません
ちなみにウインドスクリーンの高さは約24cm のものが
アルパカにぴったりはまるのですが もはやこのサイズを
TS-77A に使うことはできないので…
これを求めました
ユニフレームのウインドスクリーン ワイドです
ショートタイプのウインドスクリーン
高さが約15.5cm なんですが このサイズが
ぴったりなのです
余っていたポイント使って600円ほどで入手できました
ただし これをアルパカに取り付けるにはステーが
必要になります
そこで 手元にあった この資材を使うことに…
この鉄材は何かというと こちらで使うもの
メタルラック用のコネクター
支柱を使わずに棚板を横方向に接続するための
拡張パーツですね
メタルラックは自室でPCのサブモニター台として
使っていますが かなりむかしに買って 使わずに
余っていたコネクターがあったので 暫定的に転用します
とりあえずユニフのウインドスクリーンが
取り付けられました
暫定的としたのは メタルラックのコネクターが重いから
アルパカのガードの細さに対し 視覚的にも大ぶり過ぎて
野暮な印象が否めません
これを最終形態と考えず 他の部材を探し始めましたが
とりあえず現状の位置に留められれば反射板を津水つつ
油量計まわりに熱が籠らない状態になっているはずです
ユニフのウインドスクリーンはステンレス製で
アルミ製より熱に強く 光沢もあるので 反射板の機能も
期待できそうだし 方向性が見えてきた手ごたえを感じました
そう感じていたんですが…
なんと再び油量計にトラブルです
今度はプラが割れる事案が起きてしまいましたので
再度の検証と対策が必要になってしまいました …(^^;
続きます
更新の励みになります
バナークリック、ぜひともお願いします!
- 関連記事
-
- 【スノーピーク焚火台ケースの買い換え】 純正やコピー品以外の選択肢・雪峰沼の先にあった高コスパなヘビーキャンバストート 2024/06/29
- 【アルパカの芯交換で失敗する理由】 機種別に取付基準線の位置が違うので迷ったら問い合せるべし 2024/03/24
- 【アルパカTS-77Aトラブル再発生】 とつぜん芯が上がらなくなる故障の2大原因と芯交換だけではない修理方法 2024/03/10
- 【アルパカTS-77Aで反射板を使う】 ユニフウインドスクリーン+ステンハンガープレート+TS-77JS-C油量計という最適解 【油量計の交換②】 2024/01/14
- 【アルパカストーブTS-77A】 ウインドスクリーンで反射型ストーブ化の定番チューンが実は危険だった? 【油量計の交換①】 2024/01/06
- 【アルパカストーブ買いました】 TS-77A・TS-77コンパクトでとんでもない熱量になった試運転の夜 2023/12/02
- 【スノーピーク焚火台ベースプレート・ベーススタンド】 焚火台セット品は同時に買ったほうが良いかもしれない話 ※決してSPの回し者ではありません 2023/07/09
- 【スノーピークとユニフレームをコラボ】 焚火台ベーススタンドはベースプレート無しでも使えるのか 2023/07/02
- 【アルパカ芯交換②】 またも起きた灯油漏れは前回と同じケミカルで直せたか? 【耐油性液状パッキン】 2023/02/11
- 【アルパカ芯交換①】 新旧別に専用芯が必要な理由・油漏れ防止パッキンのサイズと日本語版分解マニュアルも掲載 2023/02/04
- 【アルパカストーブ部品交換】 基本が変わらないことの喜び・現行品パーツで旧型を再生可能な楽しみ 2023/01/22
- 【転用系・パール金属 鉄製ミニ五徳】 コロナで冬休みキャンプ挫折からの発掘アイテムが秀逸すぎた話 2023/01/03
- 【MSRバーナーの燃料系メンテ】 なぜMSRサービスキットに安全ピンが付属するかというと… 2022/06/26
- 【マナスル121パッキン交換】 安くて質量とも満足なヒロバゼロを使うと某リュブリカントには戻れない 2022/06/18
- 【ヒューナースドルフ プロ】 キャンプ道具が安くなるタイミング・季節の変わり目の今こそねらい目です 2022/02/28
tag : アルパカストーブTS-77ATS-77COMPACTウインドスクリーンユニフレーム油量計熱変形冬キャンプメタルラック棚板コネクター