今回は割れた鏡の製作です。
錆びている部分には反射があってはいけないので、
テクスチャの制作をより複雑に行う必要があります。
今の状態から、もう一息修正を加えたい。
廃墟の写真を見てみると錆びていない箇所の鏡の反射具合
そのものは、時間が経過しても大して劣化しないようなので、
それ自体はこのままで良いとして、逆に反射で映っている
物体をもっと劣化させていくと、より自然に見えてくるかと思っています。
ちなみに、割れている部分は実際に割れたガラスや
タイルのテクスチャを使うよりも、普通に手書きで
それらしい線を引いただけものをバンプマッピングに
使ったほうがよいことも比較的多いです。
ケースバイケースですが。
この作品の次に制作する2作品について。
少し、内容について再考しています。
というのも、先週の土曜に、まどかマギカの映画を見てから、
あれに比べたら自分の作っている作品は何て陳腐な
ものだろうかと思ってしまって・・・。
でも、1人で作れるものは限られているので、
やろうとして出来ることと出来ないことはしっかりと
理解しておかなければならない。
その中で、1つヒントを得たことですが、自分が作っているものは
アニメーションなのだから、例えリアルな3DCGを使った作品だとしても
現実的な描写だけに囚われる必要はないと思いました。
作者の訴えは、登場人物の行動だけで伝えるのではなく、
画面の全部を惜しみなく使って伝えたほうがいいということ。
「ひと時の幻風景」のように幻想世界を舞台にしている場合は特に
そうなのだと思います。
テーマ:3DCG - ジャンル:コンピュータ
- 2013/10/30(水) 23:54:47|
- 3DCG
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0