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アニメ・アート・CGの丘

3DCG映像作品の制作進捗・アニメ趣味関連の購入物紹介・アニメ感想等を掲載しています。 作品公開HP→http://huhenarea.web.fc2.com/(Ustream配信URL:http://www.ustream.tv/channel/usyo96)

リアリティ重視の3DCGアニメーション作品制作中。32【流体エフェクト】

今日はアニメ感想関連の話題が思い付かなかったので、
制作の進行状況に関する更新です。

3つ目の場面のモデリングは概ね完了し、マッピングも理想に近い状態になったので、
現在は流体エフェクトを用いて場面の環境設定を分かりやすくする作業をしています。

new3DCGZk.jpg


それ程難しい作業ではないので、何度かレンダリングとAEでのコンポジットを繰り返して
納得のいくエフェクトが出来れば完了です。

それよりも今週は別の作業を重点的に行っていたのですが、それについては
完成時に見て頂いたほうが楽しいと思いますので、今は伏せておきます。

更に、この場面のライティングについても上記と並行して試行錯誤しています。
これについては以前書いた通り「物理的な太陽と空」の機能を使ってライティングを行っているのですが・・・、
実はこの機能、昼間の環境をライティングする場合には手軽にとてもリアルな景色を作り出すことが
出来るのですが、夜の環境を作る場合には非常に扱いづらいです。
・・・というか、使わないほうがマシなレベルです。

具体的には、夜なのに妙な環境光が出来てしまって画面全体が明るめになってしまう。
照明や街灯などの人工的な光と相性が良くないようで、見栄えが著しく悪くなってしまう。

ということで、昼から夜に転換する場面を制作する際には、途中で「物理的な太陽と空」を使用せずに
レンダリングした連番画像に差し替えるのが妥当だと思います。

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  1. 2015/01/28(水) 21:00:34|
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リアリティ重視の3DCGアニメーション作品制作中。31【モデリング・マッピング】


引き続き3つ目の場面のモデリング・マッピング作業中です。

new3DCGZj.jpg


自分の普段の制作では、ひたすらオブジェクトを加え続けていくプラスの作業が
多いのですが、今回のモデルにおいてはオブジェクトの形状や配置にかなり
悩んでいる部分がありますので、作ってレンダリングしては納得が出来ず
やり直しというプラスマイナスの繰り返し作業を続けている状態です。

とはいえ、概ね完成に近い状態には出来ましたが、
モチーフのない完全オリジナルの物体もありますので、細かい部分をもう少し変えるかもしれません。

あとは、遠くの風景をどの程度作り込むかという点と、
ライティングの微調整・流体エフェクトの追加作業です。

最後に仕上げとして独自の表現を加えていきます。

2月上旬には4つ目の場面の制作に移りたいです。



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  1. 2015/01/25(日) 21:14:16|
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2015年冬のテレビアニメ1話・2話時点の一括感想。

今回から区分の名称を一部変更。

<面白い>→<とても面白い>
<わりと面白い>→<面白い>
<少し面白い>→<面白いかも?>


そして、新たに<怪作>の枠を設置しました。

↓では、いつもの区分を。

※あくまでも個人的に面白いと思った作品の区分です。
今後の制作活動の糧とする為、作品の面白さを考えて文章化しています。

※前期からの継続作品に限り、作品名の左の↑↓→は前回の区分から(上昇、下降、無変化)


<歴史的傑作>


※最終回後の感想にて開放

<傑作>

※最終回後の感想にて開放

<今年ベスト5候補>

蒼穹のファフナー EXODUS
寄生獣 セイの格率


<とても面白い>

アルドノア・ゼロ 2期
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞

<面白い>

東京喰種√A

<面白いかも?>

夜ノヤッターマン

<今後の展開に期待>

デュラララ!!×2 承


<怪作>

聖剣使いの禁呪詠唱
ユリ熊嵐



今期は、面白い作品はすごく面白く、微妙な作品はものすごく微妙で
中間くらいの面白さの作品は少ない印象です。
そして、怪作が2つあるのは観ていて楽しいです。

↓では、各作品の個別の感想です。

[2015年冬のテレビアニメ1話・2話時点の一括感想。]の続きを読む

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  1. 2015/01/21(水) 21:32:17|
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リアリティ重視の3DCGアニメーション作品制作中。30【モデリング・マッピング】

引き続き3つ目の場面を制作中。

new3DCGZi.jpg

大まかな形は完成しました。
あとは物を色々配置していきます。

ライティングはまだ十分ではありませんが、
シェーディングによる質感表現は本作の中では
この場面が一番納得のいく出来になりそうです。

といっても、CGで作りやすいモチーフなので
質感を出しやすいのは当然かもしれません。

ちなみに、ビューポートに表示している状態の上画像と
レンダリング後ではだいぶ印象が違っています。


並行して、2場面目の編集作業は8割程度完了。
光が足りていない部分を別でレンダリングすることと、
予想通りレンダリングに半端ではないくらいの時間がかかっている
流体エフェクトを用いた箇所をレンダリングできれば
この場面は概ね完成です。



今週水曜の更新は2015年冬アニメ序盤の一括感想になります。
今回からは、いつもの感想記事の形式から少しだけ変更を加える予定です。


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  1. 2015/01/18(日) 21:00:12|
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リアリティ重視の3DCGアニメーション作品制作中。29【ライティング】

3つ目の場面の制作を始めました。

new3DCGZh.jpg


今回も細かくモデリングをする前にライティングの設定をしておきます。
この場面ではカメラは動きませんが、ライトはかなり動かすことになるので
ライティングが非常に重要です。
ということで、最近はHDRIを使ってライティングすることが多かったのですが、
演出の都合上、ここでは「物理的な太陽と空」を使うことにしました。

この場面のモデリングについては、細かい部分に拘らなければ早く終わりますが、
拘る場合はそれなりに時間がかかります。
一応、本作の全場面中では3番目くらいに手間がかかる予定の場面です。

ちなみに、この作業と並行して既に完成した2つ目の場面のレンダリング・編集も進めています。
半月くらいレンダリングに時間がかかってもおかしくないと思っていましたが、予定よりも早く終わりそうです。
編集後の映像はまだ書き出していないので、今は期待半分・不安半分くらいな気分。

尚、残りの4つ目・5つ目・6つ目の場面はモデリングに複雑な作業が含まれなく、
更に、尺も短いので現在制作している3場面目が完成すれば、いよいよ作品そのものの
”第一段階”の完成が見えてきます。

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  1. 2015/01/14(水) 22:50:28|
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劇場版サイコパスを鑑賞した感想


一昨日、劇場版サイコパスを公開初日に観に行ってきました。
「楽園追放」に比べると上映している映画館が割と多く、
近場の映画館でも観ることが出来たので、移動時間と金銭的な意味
では少しありがたかったです。

尚、公開初日とはいえ平日の午後でしたので、
席は全体の3割程しか埋まっておらず、男女比は半々くらいでした。

入場時にファイルに収める為の穴が開いた設定資料集のようなもの
をもらいましたが、これは何週か連続で観に行かないと集まらないらしいです。


ということで、まずはネタバレなしで映画の大雑把な感想を言うと、非常に面白かったです。
脚本に全く粗がなく、2時間程の尺の中であれだけ大掛かりなエピソードをしっかり
纏められている上にテレビ版からのファンの期待に応えるような描写もありました。


では、ここからはネタバレ有りの感想です。

今回は国外が舞台ということでしたので、観に行く前は完全に番外編的なエピソード
になるのかと思っていたのですが、実際見てみると従来シリーズと同様に
シビュラシステムによる管理社会の是非を問うことを主軸とした内容でした。

一番印象に残っている部分は、ハン議長が既にシビュラシステムによる擬体とすり替わっていて、
しかも朱と同じ輸送機で運ばれてきていたというオチ。

これは意表を突かれる展開でした。
よくよく考えてみると、そこに至るまでの場面でハン議長がやたらと朱へ助け舟を出しています。
この「ハン議長=シビュラ」というオチはおそらく明かされるまでに鑑賞者が気が付いてしまったら
面白くなくて、最後の最後で分かるからこそ面白いのだと思います。

もっとも、その場面での朱の「勝手にシビュラで統治せずに選挙で決めなさい」みたいな台詞はあまり
20代の女性っぽくないというか、中年の男性が言うほうがしっくりくるような台詞に感じてしまった。

まあ、この台詞が今回の映画の結末に繋がているので、なくてはならない台詞だったのかもしれないですが。

ところで、主要人物の犠牲者が少なかったのは意外でした。
しいていえばシーアンでの朱のお部屋係?の女の人が撃ち殺されてしまったのと、
狡噛の仲間たちが奇襲戦で大量に死亡したくらいです。
テレビシリーズからの登場人物については死者ゼロ。

今回の映画で完結にするならば死者がそこそこでたのかもしれないですが、
この終わり方だと、続編があっても全くおかしくはないと思います。


そして、唯一気になった点というか、尺の都合上仕方がなかったのかもしれませんが
今回の映画は2期から登場したキャラの存在意義が殆どないストーリーでした。

1期・映画と2期では制作スタッフが全然違うらしいので、その辺りの都合もあるのかもしれません。
とはいえ、2期を見ずに映画を観に行ってもストーリー上全く問題ない位のレベルなのはどうなのだろうか。

あえて2期の意味を見出すとすれば、朱が狡噛に執着している描写が2期に多々あるからこそ、
映画での再会シーンがより感動的に見えてくるのだと思います。

それに関連して、2期とは違う良さを感じた点がいくつか劇場版にはありました。

2期での朱は完全に成長した監視官として描かれているように感じましたが、
映画では序盤に朱が友達と会話している場面があるので、監視官でありつつも
普通の20代くらいの人としての一面が描かれています。
それが鑑賞者を感情移入させる切っ掛けになっているように思いました。

あとは、2期で完全に足を引っ張っていた霜月も映画ではウザいけれど事件解決に
貢献はしているという、また少し違う感じのキャラになっているように思えました。


ということで、サスペンス的な要素があるテレビシリーズと比べると、ややアクション映画のような
作品でしたが、全く舞台が違っていても従来のサイコパスらしさがしっかりと残っているという
秀逸な作品だったと思います。

何より、2時間程の尺の中で、シーアンからの密入国者の拘束・朱がシーアンへ・狡噛との再会・シーアン統治者のシステム不正利用を暴く
というのを全て、鑑賞者に違和感を感じさせずに描き切っていることが物凄いと思いました。


ちなみにですが、個人的には中盤に説明台詞が多かった楽園追放よりも
最後まで全く飽きることなく観続けられたこちらのほうが面白く感じました。

以上です。

今後も映画を観た際には、また感想記事を書きます。


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  1. 2015/01/11(日) 20:48:38|
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制作と個人的な趣味の接点を模索する


別の作業の為に年明けから作品制作が進められない状況なので、
今日は「制作と趣味の接点を模索する」という題で書いてみます。

あくまでも個人的なことなので、何かの手引きになることを
書くわけではないので予めご了承ください。

という訳でまずは現状を明確にしておきますと、
自分が普段制作しているのはリアリティを重視した風景の3DCG映像作品。

しかし、1番の趣味として普段鑑賞しているのは2Dのテレビアニメ。

まあ勿論、建造物の鑑賞はしますし、3Dのゲームをしたり、映画も見ますが
やはり普段毎日鑑賞しているのはテレビアニメ。


・・・という感じで、同じ映像作品の中では制作と趣味が最も噛み合っていない状態
なのですが、そこをどうにかしたいところです。

もっとも、接点がないからこそ、そこに接点を見出す表現が出来れば
何か新しいものになるかもしれない?とは思います。

そこでふと思ったのですが、テレビアニメ作品が3Dのゲームになる時は
何故、全てトゥーンシェーディングのキャラで平面的な背景なのだろうか。

ただ、アニメのキャラをフォトリアルな造形で作ったらどんなに悲惨なことに
なるのかは(何かのコラボとかで)前例もありますのでやらない理由は分かるのですが、
背景を平面的にする理由は必ずしもある訳ではない気がします。

トゥーンシェーディングのキャラの印象に引っ張られる形で2Dっぽい背景を
3DCGの空間に作っているのではないでしょうか。

もし仮に、トゥーンシェーディングのキャラにフォトリアルな背景を
組み合わせたらどんな感じになるのだろうか。

・・・と考えてみましたが、やはり良いものが出来る気はしません。
分かりやすく言えば、ストリートビューにアニメキャラを組み込んだようなものでしょうか。


しかし、別の視点から考ると、”あくまでも自分の制作の中では”ですが、
リアルな背景にリアルな人間を組み合わせるのは何か違うような気がしてきています。

自分が作りたいものは、リアルな背景ではあるけれど、リアルな人間ではないという感じ。
そこに組み合わさるものは何なのだろうか。

まあ、それがトゥーンシェーディングのアニメキャラっぽい物かといえば、
それもまた首を傾げざるを得ないのですが・・・。

以前作った「ひと時の幻風景」におけるややデフォルメ感のあるキャラクターでも
完全に背景に調和しているとはいえませんし、だからといってミスマッチ過ぎるわけでもない
中途半端な状態です。

ということで、現状はこれに対する結論は出せませんので、今年はその辺りをどうにか模索していきたいです。


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  1. 2015/01/07(水) 22:22:48|
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リアリティ重視の3DCGアニメーション作品制作中。28【モデリング】

去年の31日辺りに制作していた部分です。
2つ目の場面後半に登場する動く物体。

new3DCGZg.jpg

上画像は作品内に映る際と同じくらいのサイズ。
遠景にしか登場しない物体です。

ちなみに、今年に入ってからは作品制作と並行して早急に作らなくては
ならないものがあるので、現在はその作業を重点的に行っています。

それに加えて完成したカットのレンダリングもしなくてはならないので、
年明け早々に忙しい日々に突入しています。

今年は上半期にしなくてはならないことが沢山重なっていて、
下半期になればある程度は余裕を持って制作活動を行える予定です。


という感じで、今年も制作し続けていきます。



冬季開始アニメの感想は2週間後くらいに。

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  1. 2015/01/04(日) 23:39:29|
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