東京パラリンピック閉会を受け英メディアは5日、新型コロナウイルス禍で不確実性が多かったものの、スタッフやボランティアらのおかげで運営が順調だったとして「記憶に残る」大会になったと評価した。
エリザベス英女王は活躍した英代表らに加え「大会の成功」に貢献した全ての関係者を慰労するメッセージを発表した。
BBC放送は日本代表らの活躍にも言及し、大会を支えたボランティアらの働きぶりは「称賛に値する」と強調した。英紙ガーディアンのスポーツ記者は、日本側が安全に全競技を開催するという「並外れた成果を果たした」と指摘した。(共同)
「夢と希望与えた」と韓国公共放送
韓国の公共放送KBSは6日朝、東京パラリンピック閉会式の様子を報じ、東京からリポートした記者が「世界に夢と希望を与えた13日間の熱戦は幕を下ろした」と伝えた。
韓国はメダル総数では上位に食い込めなかったが、記者は「夢に向かう選手の情熱と闘志は、新型コロナウイルスで疲れた国民に大きな感動をもたらした」と評価した。また「3年後にはパリでパラリンピックの感動が続く」とも語った。
韓国はイラン、コロンビアと同数のメダル24個で全体15位だった。(共同)