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社長・・・降参ですわw 37
- 2015/05/09(Sat) -
 近ころTVから流れるスバルの新車のCMソングに グッ ときてしまった。  15年くらい前の曲だが当時は世界中でヒットして、アメリカでは映画の中でもつかわれたスウェーデンのカーディガンズというグループの「カーニヴァル」と言う曲だ。

 TVCMから流れる曲は以前SPEEDにいた島袋寛子が4年前にカヴァーしたものだ。  

          Carnival the cardigans    Carnival the cardigans 
                          
 こちらはオリジナルです。    https://www.youtube.com/watch?v=7bK5EPjGri4


 で・・・・     これは 誰???

                    Mimi か?     Mimi うっ!

 色々見てたら へ? ミミ?? って おもわず声にしてまった  ><  いや~ 机からかなり体が傾きましたわぁw 
 そっくりじゃん ミミ によぉw   所々に織り込まれてるカットがそっくりで 驚いてしまった。
 Claydee の Mamacita Buena と言う曲でした。   https://www.youtube.com/watch?v=AbVzvy7h11M

                                 mimi_20150509050214bc6.jpg     mimi+お姉さん


 ついでに お勧め1曲   https://www.youtube.com/watch?v=sBSOKNl_mpk   こんな休日を過ごしてみたいなぁ~ ってw

 どうだ 曲のセンスはめめはいいのだ。 で、超お勧め1曲どぞ!!  https://www.youtube.com/watch?v=ZmTILIz9r_Q  

     (^o^)

 ******

 取りあえずアパートの各部屋をチェックして、奈美ちゃん一家が居候している様(さま)を装ってみた。  家族分の食器や風呂場のシャンプー&リンスも女性用を数種類用意した。  歯ブラシ&コップも人数分をそろえて洗面台へ並べ、タオルも2~3枚掛けておいた。  皆んなで川の字で寝る布団は万年床にして、枕元には小机を用意して、数個の化粧品とティシュを何気なく乗せる。  部屋の隅におやつを少々・・と、どこから見ても居候が間借りしている部屋に出来上がった。

 最後に買ってきたばかりの食器を洗い、キッチンにタオルをひいてその上に洗った皿と茶碗を並べて終~了~である。

 台所の4人掛けテーブルに腰を落として、隣のイスを少し引いて足を投げだし、タバコに火を付けた。  ん?~と、灰皿が無い事に気づいて冷蔵庫から缶コーヒーを掴み、中身のコーヒーはコップへ移して空の缶をテーブルの真ん中に置き、灰皿代わりにしてみた。  ダ・・ダメだw 吸った煙を部屋中に吐き出す訳にはいかない。  吸いこんだ煙を吐き出さないように息を止め、空き缶を掴んで台所脇のガスレンジの上に置き、換気扇をまわして吸気口に向かってはき出したw。 

 小さな赤ちゃん、直樹ちゃんにはタバコの煙は良くないだろ~なぁ~と、思いながら吸い終わって換気扇を止めた途端に部屋のチャイムが鳴った。  ♪~ 

 部屋の中のアンサーフォンへは手をかけずに、ゆっくり廊下から狭い玄関へ向かうと、奈美ちゃんのお母さんが渡してあった合い鍵で鍵を開け、大きくドアを開いた。  

 「 おじゃましま~す 」 開いたドアを押さえるお母さんの腕の間から奈美ちゃんが直樹ちゃんを抱きながら顔を出した
  「 きたよ~ 」 Jcの秋ちゃんも横から顔を覗かせた
   「 はいって いいの? 」 お母さんが声を殺して聞いてきた

 「 どぞ~ 入って 入って 」 狭い玄関口から後ずさりしながら皆んなを手招いた

 「 は~い^^ 」 Jc秋ちゃんが奈美ちゃんの横をすり抜け入ってきた  玄関脇の6畳間をシゲシゲと覗き込む
  「 失礼しま~す 」 奈美ちゃんも入り口脇の部屋で足が止まった

 「 ねぇ~ この部屋 誰か 女の人・・ いるみたい・・ 」 Jc秋ちゃんが奈美ちゃんを見あげた
  「 ・・・ 」 不思議そうな顔をして部屋の中をのぞき見る奈美ちゃんの目がこっちへ向いた
   「 ここ めめさんの お友達のアパートだから 誰かが使ってて当たり前でしょう 」 お母さんが小声で話す

 入り口脇の部屋の前で3人で立ち止まって中を見渡しているが、中には入ろうとはしなかった。  他人の部屋に上がり込むことに躊躇(ちゅうちょ)している様だった。

 「 あのね  ここの部屋あんまり綺麗だったんで 布団を敷いたり めめが色々買ってきて置いてみたんだけど どお? 」 
  「 え? 」 奈美ちゃんが驚いた顔で振り返った
 「 そぉ だよ    あんまり綺麗な部屋だったんで少し散らかしてみたんだけどさ 」 ^^
 「 この前 話したとおり めめの友達の男の人が 1人で住んでるアパートなんだけど ね ホントは 」
  「 女の子のモノとか 化粧品とか・・  誰か女の子がいるのかと思っちゃったぁ~ 」 奈美ちゃんが笑った
   「 へぇ~ 」 秋が顔を見あげてまた直ぐに部屋の隅に目を向けた
   「 ね~ めめさ~ん~  秋・・・ 」 言いたいことは分かっていた
 「 はいはい  はい  あとで あそこにあるお菓子 全部 秋ちゃんにあげるから 安心して いいよ 」 ^^
  「 あれ ぜ~んぶ 秋が食べるから ネ! 」  
   「 あき・・・ 」  Orz 奈美ちゃんがあきれ顔で秋ちゃんの顔を見た 

 「 狭いけど こっちへ どぞ~ 」 キッチンへ促した

 皆んなでダイニングキッチンへ移動しながらトイレと浴室をも見せて小物は全部めめが用意した事を話してあげた。  トイレットペーパーの綺麗な積み上げ方や、シャンプーの種類に話しの花が咲いた。  

 リラックスムードでキッチンの4人掛けテーブルにそれぞれが腰を下ろした。  3人とも頭だけでキョロキョロと四方八方を各自で確かめている。  隣の部屋の大きな42型TVが気になるようだった。  確かに不自然なほど大きく見えた。  

「 どぞ~ 奈美ちゃん 直樹君抱いてるからそっちの部屋で TV 見ててもいいよ 」  
  「 うん そうするね  直樹とTVみるね 」 

 隣の部屋と言っても襖(ふすま)1枚で仕切られた隣なのでテーブルで話しをしていても目と鼻の先だ。  「 わたしも~ 」 と、秋ちゃんがイスから立ち上がりTVのリモコンへ一直線で向かう。  そういえば、奈美ちゃんのアパートにはリビングにしていた台所に小さなTVが1台あった気がした。  それと比べたらかなり大きく感じられるだろうし、どんな映り方をするのか興味シンシンなことは分かる。   「 キャ~~ 大きくてきれい~~ 」 秋ちゃんがリモコンをいじり、移った画面の綺麗さに大喜びしていた。

 立ち上がって玄関脇の部屋に入り、ここへ来る途中で買ってきた溢れるほどスナックの入ったコンビニの袋を取りに行って戻り、大げさに秋ちゃんにウインクをして渡してやった。  

 「 わ~イ  めめさん優しい~  秋の彼シになっていいよ~ 」 おい・・・ この前は 勝手にイイナズケにしたろ~よw

 お菓子の入った袋を見つけて奈美ちゃんの膝の上に座っていた直樹ちゃんが目の色を変えて袋へソロ突入したw。  秋ちゃんの手にしてるキャラメルポップコーンをも奪おうと手を伸ばして鷲づかみにする。  2人とも動かないままでにらみ合っている。  なんだかなぁ~ ・・・である。  


 「 あのさ~ そのままで いいから 聞いてくれ~ 」 
 「 これから簡単な面談があるんだけど 別に心配はいらないからね 」
 「 めめの友達の住むこの部屋に 小岩に住所を移してから 居候してる と だけ覚えておいてね 」
 「 入り口横のせまい部屋に4人で寝泊まりしてると ネ 」 
 「 それだけ だから サ! 」 

  「 は~い! 」 元気な秋だけが大声で答えてくれた  お母さんと奈美ちゃんは少し心配そうな顔でうなずいてくれた
 
 「 今日 面談が終わればここには2度とこなくていいし この前見に行った新しいアパートですぐに生活ができるからさぁ 」 
 「 ここと同じ2DKだけど 向こうのアパートは新しいから ここよりも 何か 広く感じるよね 」 

  「 同じ二部屋だけど そうね 」 お母さんが思い出したように 廊下の方へ目を向けながら呟いた
   「 向こうのアパートは 部屋がつながってるから  その分 広く感じるのかな・・  奈美や直樹には 向こうが便利ね 」
 「 だね ここみたいに部屋が離れていると 直樹ちゃん 目を離せないモンね 」
   「 そうなの 」
    「 良かったわね   向こうは二部屋開けておくと 広いリビングになるわよね 」
     「 ねぇ~ 向こうのアパートにも コノくらい大きなTV 欲しいねぇ~ 」 ・・・Jc秋が 中学生とは思えないぐらいのおもいっきりかわいい笑顔と流し目でこっちを見たw

 思いっきり造り笑顔で答えてやったw。

 秋ちゃんの横では直樹ちゃんが片手に戦利品のエンドウマメのチップスを抱え、空いていたもう片方の手でテッシュペーパーを高速でむしり始めたw。  こいつ・・・多分・・・前世は・・・ネコだなw。  


 すっかり時間をわすれていると ピンポ~ン ♪~  玄関のチャイムが鳴った。  

 誰かが来たようだ。




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