最近では会議の2次会?で流れていくお店に必ず好みのアルコールが用意されている。
ずっと前から「これしか飲めませんので・・」と、言いふらした効果がやっと出始めたのかと思ったが、
実は秘書達が支払いが向こう(取引先)だと分かると、事前に各自の好みのボトルをリクエストしているのだw
恐ろしい3匹ですわぁ。
この前、蒼母衣衆の秋葉原でのオフ会に手みやげに持ち込んだボトルの相場を見てチット驚いたw。
現地(海外)からの手みやげ品だったのだが、もらった木箱ボトルのHARDDYはもっと古い年号だったはず・・。
まぁ~HARDDYより好きなのがあるから手元に置いて飾っておくよりも、蒼母衣衆の戦友に飲んでもらった方が幸せだよな。
*****
コンコン・・ 行徳の奈美ちゃんのアパートのドアをノックしてみた。 ノックといっても赤500兵ノックでは無いw。 ドアの外から部屋の中の気配を感じ取ろうと耳をドアに近づけた。 部屋の中からかすかな物音がする。 もう少し耳をドアに近づけてみた。
「 は~い 」
ゴンw ドアが開いて右側頭部にドアがあたったw ドア、外側に開くんだよね・・ここ
「 キャ だれ? 」 奈美ちゃんだった
「 めめですが・・ 」
「 え? めめさん? あ~ ごめんなさい! 痛かった? 」
「 いや・・ 頭に開いたドアがあたっただけなんで・・ 」
「 頭? 」
「 い・・いや 肩に 軽くあたっただけ 」 耳をドアにくっつけていたなんてカッコ悪くて言えない
「 痛かった? 」
「 だいじょう~ぶ 」
「 中 どうぞ 」
「 ありです 」
「 めめさんが きた 」 振り返りながら ガラステーブルについてテレビを見ていた母親に声をかけた
「 連絡 車の中からしたんで 少し早かったかな 」
「 新宿の会社から来るものだと思っていたから 驚いたわ 」 母親がテレビを消しながら笑った
「 その後 どお? 」 どんな情報でも欲しかったので 曖昧な問いかけをしてみた
「 私は 再検査に行って来たのよ・・ 怖いから行くのよそうと思ったんだけど・・ せっかく めめさんが・・ 」
「 だよね めめでも再検査 行きたくないもんなぁ~ でも 本当の事を知った方がいいよね 」
「 自分1人だと もう何も出来ないけど・・ めめさんが助けてくれると言ってくれたから・・ 」
「 仕事は? 行ってるの? まだ 」
「 ううん もう 働ける気力ないのよ・・ オーナーには癌かもしれないと 本当の事を話したのよ・・ 」
「 ・・・ママがいないと お店も 痛いね 」
「 あそこは広いからねぇ カツゥイ(おかま)を皆んなやめさせて スナックをやめるかも・・て言ってたわ 」
「 ・・・・ まぁ~ 確かに広いから 頭数は 多いよね 」
座っていた背中のフスマが開いて、秋ちゃんが部屋から出て来た。
「 めめさ~ん 」 妙に今日は声が鼻にかかっているw
「 風邪? 」
「 ううん 風邪じゃないの 声 ハスキ~でしょ 」 たしかに
「 昨日 友達と カラオケ 歌いすぎ~ 」 カラオケ?
「 歌い放題 行って来た 」
「 そか AKB? 」
「 うん 」
「 あれ? 中学生がカラオケ いいんかよ? 」
「 あのねぇ~ 私の学校は禁止して な い の お店でも会員カード造ってくれるし 」
「 そなの? 」
「 めめさん 子供いないから分からないんじゃ~ 」
「 秋! こら! 」
「 あ ごめんなさい 」
「 いいよ 謝らなくても めめ 子供いないけど マルチーズなら いるぞ どだ! 」
「 何チーズ? 」 秋・・・
「 マルチーズ て 犬だよ 」
「 13歳になる ババア犬で マンションで飼ってるから 毎日 めめはマンションに帰ってるんだよ 」
「 めめさん まじめ~^^ 」 おい このガキがw
「 あのね カラオケはね 夜6時~は禁止なの だから 6時前はOKなのよ 」
「 ふ~ん そか 」
「 めめさん 今度 カラオケ いこ~ね お姉ちゃんも一緒に 」
「 ・・・・ 」 苦笑いしか 答えようがなかった ジェネレーション・ギャップだろうがw
「 めめさん ・・・ 彼女とかは? 」 ガキが聞きにくい事 簡単に 聞くな~ 3人の顔がコッチに向いたw
「 付き合ってる彼女はいないわ~ 女友達なら いる 変な秘書も3人 いる 」
「 ふ~ん 彼女 いないの・・ 」 3人の視線が痛いw
「 秋 もうすぐ15歳だから 5年後の 予約 しておく? 」 おいw 最近の中学生は・・ Orz
「 ありがと~ 頼むから・・少し考える時間をくれよなぁ~ 」
「 うん! お姉ちゃんもお母さんも 賛成してくれてるから 心配しないで 」 お前ら 何 家族で話し合ってるん
だよw
まったく ・・・
まぁ~いいやw 思ったよりも暗くなってない様でなによりだった。
「 で お婆ちゃんは どお? 」 思いきって 聞いてみた
「 お婆ちゃん 集中治療室からお部屋 かわったの 」 奈美ちゃんが 重い口を開いた
「 意識は もどったみたいだけど・・ やっぱり 左側半身が麻痺で・・ 」
「 ・・・ お婆ちゃんは 半身麻痺が 分かってないみたいなの 」
「 あ~ いちばん 大変な時期だな・・ それって 」
「 え? ひょっとしたら ベットに 動く方の右手 結ばれていない? 」 気になった
「 ううん・・ 右手に 手袋してるの 」
「 あの 女の先生 いい人で・・ めめさんに言われたから ベットへ縛らない様にするって・・ 」
「 あ~ 峰先生か・・ あの美人先生 約束 覚えてたんだなぁ 」
「 でね 来月には 病院を変えた方が良いって・・ 」
「 ここで ただ寝かせておくよりも 早めに リハビリ病院に移した方が 良いって・・ 」
「 早いな・・ まぁ~ 早ければ2ヶ月目で移った方が良いって言うけどね 」
「 峰先生の言う事 聞いた方が良いと思うよ あの美人先生 悪い先生じゃなさそうだからね 」
「 ・・・ 」
「 先日 私の再検査の時も その峰先生がやってくれたのよ・・ 本当に優しい先生だった 」
「 その時に 入院費 払ってきたんだけど 半月分で8万円チョと だったのね 」
「 ・・・・ 半月ごとに 8万円とか 7万円とか 払えないわよね・・ 」
「 お金・・ どうしよう・・ 」 お母さんの顔が おもいっきり曇った
「 私 働けないし・・ 」 奈美ちゃんまで
「 お母さんも 奈美ちゃんも 空気重いから・・ だから・・ めめ・・ 今日・・ 来たんじゃん 」
「 秋ちゃんまで そんな 顔するし・・ 」
「 あのね~ 引っ越し先 見つけてきたよ 」
「 え? 」
「 引っ越し先? 」
「 どこ? 」
「 川向こうの 江戸川区 」
「 ここからだと ゴメン 歩いては 行けなんだけど お婆ちゃんの病院にも近いし 少し広いよ ここよりもね 」
「 あ~ 秋ちゃんは転校だけど バスで15分くらいで行徳駅までこれるから 友達ともまたカラオケいけからさぁ 」
「 江戸川区? 」 奈美ちゃんが不思議そうに尋ねた
「 そだよ 」
「 引っ越しって言うから もっともっと 遠ところかと思ってたの・・ 」
「 それと ね 内緒だけど まだ ここにいてもいいからね 」
「 めめの友達のアパートが川向かいの江戸川区 って 大きな郵便局があるんだけど そこの近くに住んでる訳 」
「 そこの 優しい友達のアパートへ 皆んなの住民票を移してしまうわけさ あ! まだ ここにいたままで良いからね 」
「 家族5人 お母さん、奈美ちゃん、赤ちゃん、秋ちゃん、お婆ちゃんの住所を移すだけ 」
「 近いうちに お母さんと2人で区役所へ行って転入届けだします 」
「 勿論 その時には お婆ちゃん1人とお母さん側は赤ちゃんも入れて4人で世帯分離の手続きもしま~す 」
「 で その後に 同じ区役所の2階で 生活保護申請をします 」
「 それで 終わり~ 」
「 申請が受理されれば 江戸川区の住所で面談が1時間ほどあるから その時は皆んなで 住所を移したアパートで ネ 」
「 ここは友達のアパートだから と言って 江戸川区にアパートを探して 不動屋さんから書類をもらえば~ 」
「 アパート ただで入れるし 少しの間は家賃も面倒見てくれるからさ 」
「 あ! 家族分の生活費も でるから 」
「 それと・・ お婆ちゃんの入院費や治療費は一生涯 面倒を見てもらえる 事に・・ 」
「 まって・・ まっ・・ そんなの 出来るの? 」 母親が目を丸くして 大声をだした
「 だ か ら・・・ めめに任せてって 言ってるじゃん 」
「 5年後の 秋ちゃんをとの 婚約 の為にも頑張ってるんだからさぁ~ 」 w
「 ・・・ 」
「 ・・・ 」
「 ・・・ 」 ん? 誰も突っ込まないのか 婚約 に?
「 あ~ ごめんね 難しかったね 説明 」
「 だから 近いうちに お母さんと2人で 江戸川区の区役所に行って 住所を移すだけ 」
「 心優しい友達が アパートの住所を一時的に貸してくれるそうなんだ 」
「 だから 甘えちゃお~ 」
「 ネ! 」
「 それと・・ ハイ これ! 今度 引っ越す 江戸川区のアパートの見取り図 」
「 一時的に住所を借りるところは避難場所だから 住む訳じゃないわけ 」
「 めめが 決めちゃったけど ここのアパート 広いし お婆ちゃんの病院までも歩いていけるし 中学校 ちかいし 」
「 便利だよ~ 」
「 まぁ~ 本当に困ってるんだからさぁ~ やってみようよ ね 」
「 1,住民票を移す 2,生活保護申請する これだけだから ね 」
「 そのために 下準備は全部 終わったから あとは 任せて ね 」
「 いつでも 区役所へ行きますから・・ 」
「 めめが一緒に行くから 心配ないさ 」
「 すみません・・ 」
「 気にしないで いいからさぁ^^ 」
「 私も 一緒に 行きたいな・・ 」 奈美ちゃん
「 私も 行く 」 秋ちゃん もかよw
「 お~し 分かった 全員で行こう 」 てか・・何なの?
「 明日でも 明後日でも 行けますから 」 お母さん 仕事 休んでるのか
「 奈美も いつでも いい 」 そか
「 秋も 」 おまえ 学校は?
「 ついでに アパート 見てこようか? 非難アパート と 引っ越しアパート のふたつをね 」
「 わ~い 新しい アパート 」
「 ここより 広いんだ・・ 」
「 じゃま しないようにね 奈美も秋も 」 まっ・・ いいか・・・
ひょんな事から3人(+赤ちゃん)を連れて転出と転入届けをするハメになったw。 別にいいけどさぁ^^。 てかぁ~、どこから見ても めめ ・・旦那さんに見えるよな・・この家族のw。 むぅ~。
よけいな心配をしながら新宿まで戻って来た。 会社の駐車場に赤馬を駐め、エレベーターへ乗り込んだ最初の右足1歩である事を思い出した。 小岩の友達とタイ料理レストランに行く約束を思い出してしまったのだ。 (>_<)
いつもなら思い出したことを思い出さないようにして寝てしまうのだがw、この度は住所を一時的に借りる義理がある。
しゃ~ないw
ポチ ♪~♪♪~
「 ハイ めめさん 待ってました この携帯 」
ポチッ 切ってやったw
♪♪~♪~ ヤツからだ
「 なんだ? 」
「 え? なんだって・・・ 」
「 めめさんからの連絡 待ってて 来た途端に 切れたんですよ 」
「 切れた? 切ったんだよ 」
「 い・・・忙しいんですか 今? すみません 」
「 忙しいが いいや で 飯 行くか? 」
「 ハイ! はい! 行きます 」
「 小岩 離れたんで 悪いけど 来られるか? コッチまで? 」
「 え? 小岩じゃ ないんですか? どこですか? 新宿ですか? 」
「 いや・・ 香港 おまえと 飲茶 したいなぁ~ 」
「 めめさん~~~~ どこ いってるんですか? 」
「 香港 」
「 香港って・・・ 泣いて いいですか? おれ? 」
「 待ってたんですよ 飯の携帯を・・ 」
「 泣くな・・ じゃ~ ルミネまで来たら 連絡しろよ な 」
「 新宿まで 行くんですか? おれ? 」
「 イヤなら 別に・・ 」
「 い、 行きや~す ルミネ 了解ッス 」
「 付いたら 連絡くれよな その辺 駐められないから 車 おまえを拾うからさぁ 」
「 ハイ 畏まりました 連絡します! 」
「 で? で どこで 飯 ですか? 」
「 ・・・・ 」
「 な・・なんで 悩むんですか? 」
「 今回 世話になるけど 頼むな・・ 直ぐ 終わらせるからな 」
「 ん~と タイ料理が 中華に変更で 横浜でも 行こうか 」
「 うぉ~ 横浜ですか? 食えるなら 何処でもいいですから 」
「 おい・・中国人は4っ足は机以外 空飛ぶものなら飛行機以外はなんでも食べるらしいが・・おまえも何でもOKかよ? 」
「 ・・・めめさん 頼みますよ・・・ 拝みますから・・・ ホント 虐めないで下さいよ 」
「 じゃ~ とにかく 来いよ 来たら連絡な 」
「 ハイ ハイ はい 」
「 飯の事 忘れていたお詫びに 秘書 連れて メルセデスS600Lで行くから じゃな 」
「 え~~~~~~~~~~~~~~~約束 忘れていたんですか? 」
「 じゃなぁ~ あとで 」
ポチッ ・・・
釣られてよけいな事を口走ってしまった。 「 忙しい中、おまえの為に時間をつくったんだぞ 」 と言うべきところを 「 うっかり忘れてたました~ 」 と言ってしまった。 後の事は有能な秘書達に任せよう。 きっといつもの商談の様に丸め込んでくれるハズである。 この度は、秘書達の調査資料から多くのヒントが見つかったご褒美に、社用車で運転手連れで横浜中華街&元町あたりで買い物でもして、マッタリしようかな・・と。
あ! 山手のドルフィンはぁ~♪♪~ よく行ってました。 生ピアノが素的なんだけど、行くと必ず ソーダ水 だよね~w。
皮なんか食いたくないわ・・・ 肉、、持ってこいよ 肉を・・ 別に時計が壊れたわけではない
残ったダックは秘書がお持ち帰りしてます。
社長・・・降参ですわw 28へ
長げ~よ・・
LIVE 聞きながら 書いてます。 頑張れ~ 錦織!
まずいな (>_<) ・・・・負けた これで K はゆっくり結婚ができるのかな・・ おめでと~