テーブルの奥の席に腰を下ろし、壁に背中を預け、一人おしぼりで手を拭きながら「確か集合って18時だったよなぁ~?違ったかな~?」と、思いを巡らしていると見慣れた顔が突然あらわれた。
「こんちわぁ~ス!」と、満面の笑顔のKGBさんが、めめさん早いっスね!とでも言いたげに見えた^^
「ちっわぁ~、俺もたった今、席に着いたところだよ」
「そですか。 ん~と、席、ここでいいかな・・・」と、俺の正面に腰を下ろした
「お久しぶりです^^ めめさん、痩せました?」ん?
「いや、いや、前回よりも増えてるハズ」w
「え? そうですか? なんか頬(ほほ)が少し・・・」と、自分の頬を 撫(な)ぜて見せた
「あ~、ちっとここ2~3日寝不足なんでね」
「そ~なんですか?」
毎回思うのだが、KGBさんの記憶力は半端ねぇ~ほど鋭いのだ。 見かけはマッチョな陸(おか)サーファーなのだが、俺以上に頭脳明白で、記憶力は恐ろしいほど鋭いのだw。 ただし・・・酔っていない時の話であって、酔ってしまえば1+1も=3と答えるKGBさんなのだ。 (笑) 「みんなが揃(そろ)う前に外で一服してくるね」と、言い出そうとしたその時、3人目のメンバーが席にやって来た。
「こんにちは、始めまして・・・」と、座っていた俺とKGBさんへ直立不動の体制から深々と頭を下げてくれた
KGBさんとマッタリしていた所へ、礼儀正しく直立不動でお辞儀をされたので慌てたw。 KGBさんと思わず目を合わせて二人で立ち上がり、こちらからもお辞儀をかえした。
「て・・天さんですよね?」 KGBさんが尋ねた
「ええ^^ 天寿です」と、笑顔で答えた
「始めまして!」 KGBさんが両手で天寿さんの手を取った
「始めまして」と、俺も天寿さんと握手をかわした
「天さん、どっちが誰か分かりますか?」 KGBさんが天寿さんへ投げかけてみた
「え~と・・・こちらがKGBさんで、そちらがめめさん・・・?」 図星だったw
以前、初めてKGBさんのお膝元の小岩で、はせぽんさんとオフ会をした時に、第一印象から彼は「KGBさんをめめと、めめをKGBさんだと思いました」と、言われ、この度も天寿さんが誰を誰と言うのか密かにKGBさんと二人で楽しみにしていた。
「あ・・当たりですw」 KGBさんが残念そうに答えた
「当たっちゃいましたねぇ^^ その通りで、そちらがKGBさんで、俺がめめです^^」 KGBさんの残念そうな顔を見て笑った
「どぞどぞどぞ、座ってください」 KGBさんが天寿さんを促した
「あ!では、失礼します」と、天寿さんが俺の隣に座った
「改めまして、始めましてKGBです」 KGBさんが再度両手をだして、テーブル越しに天寿さんと握手をした
「めめです。 よろしくです」と、俺も隣同士で握手を交わした
「天さん、どちらからですか?」 気になっていたので尋ねてみた
「あ、自分は埼玉です」
「埼玉ですか? じゃ、はせぽんさんと同じだから新宿よりも池袋の方が近いし、電車、便利なのかな?」
「同じくらいですね。 電車が違いますから」
「そうですか。 時間、新宿まで35分位ですか?」
「全部でそのくらいですね」
「ですかぁ、オフ会参加、有り難うございます」
「いえいえ、こちらこそ、お声掛け戴きまして有り難うございました。 めめさんやKGBさん、はせぽんさんに是非とも会いたかったものですから^^」 物腰の柔らかい天寿さんだった
「お通しをお持ちしました」と、店員が小鉢を運んできた。
「お通しはお代わり自由ですんで」 KGBさんが小鉢を覗き込みながら言った
小鉢の脇にクラッカーが付いていたので、1枚つまみ上げて口に入れた瞬間に、はせぽんさんが飛び込んで来た。
「遅くなりました~」と、真っ赤なサッカーのユニフォーム姿のはせぽんさんだった^^
「こんちわ~」 KGBさんが自席をずらした
「ちわぁ~」 座ったままでオフ会3回目の顔なじみへお声掛けをした
「始めまして、天寿です」 初対面のはせぽんさんへ、天さんが立ち上がって挨拶をした
「こんにちは、はせぽんです」 初対面の天さんへ笑顔で挨拶をかえして、KGBさんの隣に座った
「はせぽんさん、サッカーの試合の帰り?」 ユニフォーム姿を見て聞いてみた
「いいえ、これ、違うんです・・・」と、あわててユニフォームの上を1枚脱ぎだしたw
「子供さんの試合の応援?」
「ん・・・・・と」 ユニフォームを脱ぐのが忙しくて軽く聞き流されてしまったw
「ここで慌てて脱いだって事は、その真っ赤なユニフォーム姿で電車で来たんかい?」 突っ込もうかと思ったが・・・やめたw
取りあえず、オフ会初参戦の現盟主を含め、今回の4人が顔を合わせることが出来たのだった。
前回のオフ会も同じく新宿だったが、めめのアレンジで早稲田寄りのホテルでめめ、輝夜さん、イシュさん、KGBさん、はせぽんさんと5名で午後15時から終電を逃したメンバーも出た午前0時まで盛り上がったものだが、この度もまさかの居酒屋を5時間も乗っ取り、終電でへべれけに酔っ払いながらの帰宅となるとは誰も予想は出来なかった。
会場となった「鳥元」はKGBさんの「顔」のお陰で、お店のお偉いさんとの麻雀仲間らしく、4人が揃うとわざわざ席まで挨拶に来てくれて、焼酎以外は全てお任せで陣取らして戴いた有りがたいお店だった。
焼酎の中ボトルとアイスペールをKGBさんが手慣れたオーダーで注文し、まずはロックと水割りで4人で乾杯し、毎度の楽しい宴がスタートした。^^
蒼龍総本山オフ会 西新宿 No3へ
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