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またかよ・・・ (7)
- 2013/06/28(Fri) -
 む~ 

 昨日、牛を食べ過ぎたせいか胃が重い。  しかし、今日はティアラとあのインチキくさい韓国人の病院で検査がある。  胃薬を1日分くらい口に放り込みかみ砕いて飲み込んでみた・・。  w~ そんなことはやらない方がいい。  決しておいしいモンではなかったから。

 ティアラにTELをしてホテルのロビーで待ち合わせをした。  サチもティアラと一緒に泊まりたかったが同じ服で会社に出勤できない><とかで、しぶしぶ帰った。  朝10時キッカリにティアラを拾った。

 病院はTAXで10分ほどの距離だったが、運転手さんに大久保通りを遠回りしてもらい、院長にマッコリを2本手土産に持っていった。  マッコリなんてどこが上手いのか分からないが、院長の机の横にいつも飾ってあったのを思い出したのだった。

 明治通りと大久保通りの交差点で車を降り、目の前の病院へ向かう。  ティアラは思ったよりも元気な足取りで、右手でめめのスーツ・パンツの後ろポケットに手を突っ込んだ変な格好でテナントビルに入っている病院のエレベーターに乗り込んだ。 

 ドアを開くと患者さんは・・誰もいなかったw。

 「 院長~ いた~? アニョ~ ハセヨ~ 」     診療室に向かって大きな声で挨拶してみた。

 診療室から美人な看護師さんが顔を出し、笑いながら手招いてくれた。

 「 院長~ マッコリ 持ってきたわ~ 」
   「 お~~ どれどれ 」   「 わ^^ 上手そうだの^^ 」   「 一箱か? 二箱か? 」   ・・・
   「 2本だけじゃ ・・・ ないはず ・・・ 」   「 なんだよ 2本だけか ・・・ 」     お中元じゃねぇ~よ
 
 「 あ 気にいりました?  すぐそこから買ってきたんで後で 箱で 届けますわ 」 
   「 お~ たのむの    それと・・ 向かいのビルにキャバクラがオープンしたんだけどな~ ・・・ 」
   「 ワシの名前でドンペリでも・・ あれば・・ モテモテかな・・ と思うんだが・・ 」    思うのは勝手だが・・

 「 あんね~ 先生~ ドンペリでも ドンタコスでも 入れておくから 検査してほしんだけど  今日は 」
   「 ドンタコス って なんだ?    あ! 検査か・・ 検査・・ 」

   「 で~ 何をして欲しいんだ? 」

 「 生理検査で血を抜いてもらってデーターを・・  それと 体を調べてもらって ・・・ 布陣 婦人科の一通りの検査を 」
   「 血検しても お昼に送って結果は明日だぞ   Xレイと婦人科系は今すぐ出来るが・・ ^^ 」

 「 先生! 目が笑ってるけど・・ 」
   「 そりゃ~ 検査だもん   目は真剣ださ~ 」        ジジイ おまえな・・・

 「 検査が終わった後に 彼女が 直ぐにでも帰国して 入院して 手術が必要な 診断書がほしいんですヨ 」
   「 何に 遣う? 」 
 
 「 日本とフィリピンのエージェントに遣う   彼女を即 帰国させたいんでネ 」 
   「 ・・・・ 分かった       その代わり・・・・  キャバ 」

 「 言わなくていいわ も~  早く 検査 願いますわ 」
   「 分かった!    約束なッ^^ 」      このスケベ じじいが・・・  

 「 あ! 院長~   血を抜いてもデーターはいらないから   形でだけでイイから 」
 「 危ない診断書だけで いいから   宜しくです 」
   「 んっ 分かった   では 検査を     アッチで全部脱いで 着替えて     名前? 何ダッけ? 」

  「 ティアラです   むこうで着替えますね   全部ですね・・・ 」 
   「 そ~です  全部です  ゼ~んぶです 」     院長・・ 目が泳いでますが・・ 大丈夫かよ・・
 
 「 院長・・ たのむわ・・ ホントに 」     マッコリ追加とキャバ・ボトルかよ・・   たく・・  
 
   「 まかせなさい   医者に^^ 」    捕まらないでくれヨ~  まだまだここの病院 利用したいんだからネ



 30分くらいしてティアラが待合室に戻って来た。


 「 大丈夫だったかい? 」
  「 うん 平気だった・・ 怖くも 痛くもなかったけど・・ 恥ずかしかった・・ 」   ごめんねw あ! アイツのせいか?

 「 院長~  終わった? 」    診察室をのぞき込んでみた
   「 お~ お~ 終わったぞ 」   「 悪いとこ ないわ 」    そりゃ~そうでしょう

 「 で? 診断結果は? 」 
   「 ん~ 彼女 美人だな・・  ん~  良かった^^ 」     ジジイ 何が 良かったんだ? ん?


   「 彼女 若いし  最近の流行の病気でいいな^^  ん~と  子宮鶏口癌 ( しきゅうけいこうがん ) だなっと 」
 「 あ それいいね    前ぶれや前兆がないから  検査して初めて分かる事も多いしね 」
 「 じゃ~ カッコイイ 診断書 お願いします   診断書代金 倍 払いますから 」

   「 お~ そ~か  では オマケで 前の患者の Xレイ の写真も付けてやるからな 」
   「 あと 30分も そこで待ってれば 書き終わるから 」  「 ひまなら 点滴 するか? 」   いらんw 2万もするわw

 「 ティアラの健康保険証 本物だから ぼったくって いいですから 適当に使って下さい 」
   「 おし おし   で  領収証 必要だな・・ 」

 「 あ 偽物だけでOkですから 」   「 本物は必要無いですから 」 
   「 わかった 」


 その後、30分ほど待合室でTVを観ていたがその間に患者は1人もみなかった。  どうやって経営しているのかは分からないが、知りたいとも思わなかった。  

   「 お~い 出来たぞ 」  「 コッチで渡すから 」
 「 有り難う御座いました  今 行きます 」

 ティアラと2人で診療室で丸椅子に腰掛けて、スケベじじの説明を聞いた。  

   「 これが 日本語と英語の 診断書 ねっ 」
   「 これが 本物の Xレイ 写真 ねっ あ これ どこのドクターがみても子宮鶏口癌と分かるからネ 」
   「 領収証 と・・   全部で 3点ね 」 

   「 健康保険証を使ってるんで 安いよ 今日は ・・・・ え~と  10万円でいい 」   おいw

   「 ははは・・ 嘘だわ 」    お前だけだ 笑ってるのは  

   「 検査の差額 と 診断書   Xレイは おまけで  3万円にまけてやるから 」

 「 有り難う御座いました  院長      あっ 向かいのビルの件  明日にはボトル入れておきますから 」
   「 ほほ 有り難いな   また  何かあったら来なさい 」  

 「 何かなくても 顔出しますから    ナースさん 目あてに 」  w
   「 土産 忘れんでんでな   来るときは なっ 」       ジジい            

 

 欲しかった診断書は手に入った。  ま、楽勝~ って これからだな・・。


                   (-.-)y-゜゜


 ティアラに診断書と大げさな封筒に入ったレントゲン写真を渡した。  お昼ちっと前だった。 

 「 ねぇ~ めめさん お昼ご飯 食べない? 」
   「 いいよ~ 何にする? 」 

 「 昨日のステーキ 美味しかった 」
   「 え? 昼飯も 牛? 」

 「 うん また 食べたい 」  w
   「 いいけど・・ 2人だと 食べきれないな・・  おし  サチもまた呼んでみるかな? 」

 「 呼んで 呼んで  また サチさん 呼んで~ 」
   「 ほい 」

 ポチッ

   「 サチ?  何してる? 」
     「  何してる?っですって?  仕事に決まってるでしょう   で? 専務は? 何してんの? 」
   「 ティアラと 昼飯 行くけど  また一緒に来ないか?   六歌仙 に行くけど 」
     「 え? ステーキのランチ?  あ~ バイキングか~  行く~ 行く~ 」

   「 じゃ 30分後に 入り口の前で 」
     「 分かった いくから じゃ~ね    今日も牛か~ 」   w

 2日続けて牛など・・あり得ないw。  ま、付き合いますがね・・。   ステーキのお昼バイキングがあるのだが、混んでいるので通常の焼き肉にした。  混んでるところは大~~~~~~~~~嫌いなのだw。


 六歌仙 新宿   西新宿 サンフラワービル7F


 西新宿 サンフラワービル7Fにある 六歌仙 。  昼間からこんなモン食うやつなんて・・いたw。  ティアラとサチは化け物なのか。  昨日の今日でもたれていたので蟹さんを多めに注文した。


 「 ティアラ 良く聞いて 」
 「 お店に 写真と書類を渡すと 多分 もう~お店に出なくてもいいと言われるハズだから ワザと働きたいフリをして 」
 「 昨日は体調が悪かったけど 今日は そんなに悪くない ・・ とか 何とか言って 」

  「 うん・・ 」

 「 後はお店の出方を見て 帰国の準備をしよう ネ 」

  「 はい・・ 」

   「 ティアラ 大丈夫だから きっとネ   任して ネ 」      お前にまかせたら 多分 沈没するからw

 「 じゃ~ ご飯を食べ終わったら アパートに帰って 様子を 携帯で教えて 」

 「 この次に ティアラに会えるのは 多分  空港でだと思うから ネ  心配しないで  お店の言うゥ通りに動いてね 」

 「 あ! 必ず 1日に1回は 携帯してくれたら助かるから~  宜しくネ 」  「 ここ 1週間以内で帰れる ハズ 」
 「 後の 事は 任せて   心配しないで 」  

   「 有り難う・・・   怖いけど 頑張るから       有り難う! めめさん! サチさん! 」


 「 それから これ 持ってて 」      封筒を渡した
   「 ?? 」

 「 中に 10万円 入ってるから  飛行機代とかに使って 」
 「 心配しないで  サチのサラリーから 引いておくから なっ サチ^^ 」
     「 う うん   あたしは大丈夫だから 」    だよな

 「 足りなかったら 連絡して    病気なんで お店もあまり ひどいこと言えないハズだから 」

   「 帰ったら・・  帰ったら 必ずこのお金は返しますから・・   有り難う・・  サチさん 」
     「 ガンバってね! 」

   「 私 新宿に来て サチさんと会えただけで 幸せ・・ 」   (T_T)

 「 帰ってからの方が 色々 大変だから   まずは  帰国だけを考えよう 」

   「 はあい    サチさん  ニィーニャ~ 宜しくお願いします 」 
     「 あ! ニィーニャ~ 専務が預かってるから   心配なく ネ! 」   
  
 「 w・・・ 」      な? なんだ? その二人の 目はw



 ティアラとサチと三人で牛を2頭と蟹5匹ほど食ってからw西新宿で別れて、サチとしぶしぶ同伴で会社に顔を出すことにした。  後はティアラからの連絡待ちで、彼女の状況に合わせて動くつもりでいた。   しかし・・・ 牛 食い過ぎだ~w。


 会社に顔をだしても気が乗らないのでサチとこれからの戦略を 茶室 喫茶店で打ち合わせる事に変更した。  新宿駅前のルミネに行ってマッタリしたかったのだが、あいにくのスイート祭りで・・牛の次はケーキに攻められる事になるとは・・・。


 Harbsルミネ新宿B1                                                        新館 地下1階 Harbs




 「 サチさ~  イズとミミ いつまで休みなんだ?  あの2人 」
   「 ん~とね たしか 2人共に一週間だったと思うの 」

 「 ふ~ん 一週間か  てことはあと三日は確だな・・ 」 
   「 多分 来週の金曜日から出てくると思うけど 」

 「 確か ミミ マニラの TV3ch にコネがあったよな 」
   「 あ~ 聞いたことあるわよ  エアフォースのパーティーで知り合って 何回かTV局を案内してもらったって 」

 「 だって ミミ 昔 3ch の看板娘 やってた事あるじゃん   隠してるのか? 」
   「 子供の時の事だし ・・・ お母さんが マニラにいたんでしょ 」

 「 そそ ジュニア・ハイスクールまで ロンドンとマニラ 行ったり来たりで 大変だったらしい よ 」
   「 あ~ 言ってたわ その事・・ 」

 「 あんね・・ 後で ミミにTELして マニラ集合になるかも知れないから 帰ってくるな~ って 伝えておいてくれ 」 
   「 へんなの 」

 「 イズは? ロスかハワイか? 」
   「 ハワイの カウアイ島で 田舎暮らしを満喫してくる~ って 端っこの 瀧しかない島に行ったみたい 」

 「 あいつ いつも 1人で 行くけど・・ ま いいか・・ 」 
   「 彼氏 募集中~つて 年中 言ってるけどね 」

 「 お前も そ~だろうが・・ 」      w
   「 ん~ 確かに   かもネ^^ 」 

 「 イズにも連絡をとって マニラかセブで合流出来る様に伝えておいて・・  多分三日以内にティアラが動くと思う 」 

 エージェント側としては遣えないタレントは一日でもジャマなのだ。  新しいタレントに期待が大きくなる分、遣えない彼女は早くいなくなって ☆8 欲しいのだ。   


 やる気の見えないジャマなタレントを名古屋に売り飛ばそうと思ってたや先、いきなり病気持ちと分かり、なおさらいらなくなる。  売り飛ばすつもりだったが不良品を名古屋に売り飛ばす訳にもいかない。  じゃ~ どうする? 

 フィリピンのエージェントと連絡を取り、使える若い新しいタレントと交換してもらう交渉をするはず。  病気な以上は仕方がないので帰国させる段取りを取る。  帰国後にカルテとレントゲンを見て入院や手術などと言うゥ面倒なことは全て本人任せなので、婦人病となれば解雇は免れないハズ。  

 あとは、今までの契約を解除してフリーにさせ、その後に、新しいプロモーターと契約すれば彼女は自由である。  その新しい契約先のエージェントとしてミミの知り合いであるマニラのテレビ局の3chと契約を結ばせれば完了である。

 フィリピンでは各テレビチャンネルごとにタレントを抱えるシステムなのである。  契約したチャンネルしか出演が出来ないシステムなのだ。  よって、日本のようにチャンネルを代える度に同じアホなタレントがあちこちに顔を出すことが出来ない。

 そのシステムにより素敵なタレントを抱えれば、その娘だけでチャンネルの視聴率を稼げる訳で、毎週々、タレント採用のオーディションが行われている。

 ティアラをセブ島のエージェントから切り離し、めめ側の架空のプロダクションに所属させ、TV局に売り込み、3chの専属タレントとして採用してもらう・・・これが今回のあらすじだ。 

 その為にも、局に近づくために ミミ と架空プロダクションのマネージャーの イズ が必要なのだ。  

 
 セブ島側のエージェントとの交渉はかなり危険なので、この度は1人で乗り込んで行くことにした。  サチと一緒ではかえってミスると命まで危なくなる。  そこで サチ には進行状況をチェツクしてもらう裏方に徹してもらう事にした。

 その反面、ミミとイズ 2人は マニラ市内での交渉なのでそれほど難しくはならないハズである。  



 さ~て・・・

 新宿側のエージェントの調査もしなくれはならない。  昔は1つの事務所で各国の女の子を取り扱っていたが、今は完全に分割されている。  フィリピン、韓国、中国、タイ、ブラジル、ロシア・・・各方面によって分散されているが、新宿でフィリピンを扱っている大手の事務所は2~3カ所である。  ティアラのパブが入っているテナントビルの3階と6階にもフィリピンパブが入っているので、多分、同じエージェントが斡旋してる確率が高い。  もし、別々でも同じテナントビルなんで情報は仕入れられると思うが、直にティアラの店で聞くわけにはいかない。

 まず3階のパブで情報を収集して、その情報を元に6階で「 実は、自分は同業者でフィリピンパブを開店したいが、女の子の仕入れ先を探している 」 くらいで、各階のエージェント情報を聞き出すのである。 

 ティアラに聞けばおおよその見当も付くが、やはり他の店舗から聞き出した情報の方が確実で、エージェントの本質も掴みやすいものである。

 ただし、絶対にティアラのお店には気づかれてはならない。  気づかれでもしたらティアラは一生涯働いても返せない借金の借用書にサインをさせられてしまうハメになるのである・・・。  そして、めめも当分の間は新宿に帰って来れなくなるだろ・・。   そうなったら・・マンションで帰りを待ってるマルチィーズのキャシィーとニィーニャ~の面倒を・・誰がみてくれるのか・・・w。



         (-.-)y-゜゜




新宿のエージェントの聞き込みのためにティアラのパブが入っている同じテナントビルの3階と6階の店に出向いてサグリを入れて来た。 明細は・・書くと長くなるので・・要点だけに・・・。

 3階、4階(ティアラのパブ)、6階と3店舗とも予想を見事にハズれてエージェントが3件とも異なっていた。 3件のエージェントの名前と住所、連絡先はおさえた。 それぞれのエージェントに電話をしてフィリピン側のエージェントを探すことにした。 


 「 もしもし 三和興産ですか? 歌舞伎町のフィリピンパブの「マハラ・ギータ」さんからの紹介でフィリピンのタレントを呼びたいんですけど、今日、これからそちらの事務所に行って詳しく聞きたいんですが・・ 」

   「 歌舞伎町のマラハ・ギータ・・あ~エクセルビルの3階か・・紹介されたって?・・事務所で待ってますわ・・ 」

 「 有り難うございます これから1時間くらいで行けますので 宜しく御願い致します 」

   「 はい 」  ・・・

 エージェントへ直接に乗り込む約束を取り付けた。  事務所の場所はマラハ・ギータ( I LOVE YOU の意味 )のマスターから聞いているので分かっている。  あとはフィリピン側のエージェントの色々な情報を聞き出すだけである。 


 1時間後、三和興産の事務所に行って歌舞伎町でフィリピン・パブを始めたいが、良さソ~なフィリピン側のエージェントを紹介して欲しいと切り出してみた。  すると、驚いた事にティアラの所属するエージェンの名前を教えてくれたのだ。  フィリピン側と直(じか)に新規でタレントの取引?は難しいので、ここの三和興産が仲に入ってタレントを呼んでくれるとの事だった。  

 フィリピン側のエージェントで新宿方面にタレントを輸出?しているのは2件だけで、1件はマニラ市内に、もう1件はセブ島にあるとも教えてくれた。  迷わずセブ島側のエージェントの話しを詳しく聞くことにした。


 1人当たりの金額や契約内容、申し込みからタレントを受け取るおおよその期間などを三和興産の背広でキメたお兄ちゃんが詳しく話してくれたお影で、敵側の必要な情報は殆ど入手することが出来た。

 パブの開店の話しが煮詰まってきたら、また、ここに顔を出して正規に輸入?の手続きをする事を軽く約束をして事務所から引けあげて来た。


 ティアラのセブ島で所属するエージェントは100%タレントの輸出?のみをしていて、国内での正規のタレント活動はしていない。  マニラに事務所があったが、古株で20年以上もの間タレント輸出をしていた別の事務所とヨリが悪くなり、マニラからセブ島へ移転したエージェントであった。  マニラでも多少は顔が利くせいでセブ島以外のフィリピン国内全域からタレントを集めて輸出している様であった。


 さてと・・・


 セブ島のエージェントへも電話して、タレントを送って欲しいのだが、1度、会って詳しく契約内容を知りたい、とアポイントを取ることが目的で、今回の最大の難関ミッションである・・・。    

 この、セブ島側とアポイントを取り付ける為に、アチコチに出向いて行ってはエージェントの情報を収集したのである。  ここでミスってアポが取れなくては全てが泡となってしまうのである・・・。



 明日、ティアラからの連絡を待ち、電話が鳴った際に補足で彼女からもセブ島のエージェントの事情をきくつもりである。

 全ての情報を元にセブ島のエージェントと勝負である。






 ティアラが日本にやって来て、およそ7ヶ月が経っていた。  案の定、セブでの説明では新宿で働けば月に手取り10万は固いと嘘ぶかれやって来たが、実際は給与なしw、コンタクト150万を返済完了までは日々の生活費で1000円ほどしか受け取っていないのだった。  給料不明で日当1000円w・・あげくの果てには架空の借金が150万など、決して返済など出来きる状況ではない最中、仕事に嫌気がさし、帰国したくなるのも・・当たり前である。  

 店でお客が付き、面倒をみてくれるパパでもいれば150万を支払ってもらい、自由になれるのだが、彼女はそんなタイプの娘ではない事はひと目でわかる。  コンタクトを返せなければ帰国までの2年間は地獄だろう。 
 
   



 サチからニィーニャ~を紹介され、ティアラの店に行き、次の日には店を休ませ怪しげな個人病院で精密検査を受けてもらい、都合のいい診断書を手にいれ・・・と、彼女とあってまだ2日目だが、ミッションは早ければ早いほど成功率が高い事を経験から学んだ。  長引く時はいつもこちら側の次の一手に迷う時で、迷っている間に色々と状況が変化してしまい修正が効かなくなってくる。  だから、ボランティアで動く際は相手の情報とコッチの手駒とを上手くあわせてドンドン進めていく方が間違いが無い。  あくまでも大切なのは敵の情報とこちらの持ち駒の数がモノをいうのである・・。





 ♪♪~♪~  携帯が歌い出した。 ティアラからだ・・。


 うまくお店を休み、2段ベットがギッシリ並んだ タコ部屋アパート に着いた報告のTELに違いがない・・ハズ・・。



 
 ポチッ 

 







  



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またかよ・・・ (6)
- 2013/06/26(Wed) -
 大事な会議が午後イチであることをスッカリ忘れていた優秀な第1秘書の凡フライエラ~で、一気に9回裏2アウト満塁、3-2の悪夢の様な状況にされてしまった・・のどかな昼下がりだった。  ( も~日本語じゃないなw ) 

 会議も大事だが、ティアラからの連絡が気になってこのまま会議に出ても身が入らない事はみえみえだった。 風呂に入りながらIXAの事を考え、余計にめいってしまっていた。  バスタブから出ようとした時、携帯が鳴った♪♪~
 
 「 もし~ 風呂入ってるですけど・・ 」  我ながらアホと思ったw 携帯に出る前にナンバーくらい見ればいいのに・・
     「 え? ティアラですけど・・ 今 大丈夫ですか・・ 」  大丈夫もへったくれもないw このTELを待っていたのだから 

 「 ご ごめんw  さっき間違い電話があったばかりなんで  ティアラからの電話待ってたよ 」 
     「 遅くなって ごめんなさい  今 シティーホールに皆んなで来てるの・・ 」   ん? 区役所にか・・
     「 保険の事らしいけど よくわかんない 」  「 今日 これからなら 合う事 出来るみたいなの 」  ? 今日か・・ 

 「 OK! じゃ これから行くから 新宿のプリンスホテルで待ってて   ん~ 2時にロビーで会おう 」 
     「 いいわよ 待ってる 」 

 ポチッ  ツゥ~~ ツゥ~~

 ・・・・・


 新宿プリンスホテルは歌舞伎町1丁目にある。  ティアラのお店から少し離れているが、あの辺では1番目立つホテルなので名前と場所くらいは知っているハズと思い、指定の場所にしてみた。  さてさて・・会議か・・



 蒼母衣衆に存在する変態紳士こと、栗御飯と同様に素っ裸でネクタイ姿wで合戦参戦とまではいかないが、素っ裸で鏡の前で携帯をする怪しげな自分の姿を横目に会社にTELをした。


        サイズ変更BDj8-weCcAIeHiS[1]  ← めめが思っている 栗御スさんwの姿  ( 心臓の悪い方はポチらないで・・ )


 「 もしもし めめだけど 常務につないで お願い 」  受付のカナちゃんが会社名を名乗る前に切り出した
     「 あ ハイ 専務ですね 少々お待ち下さいませ 常務におつなぎ致します 」  あせっている声が浮ついていた

 「 ・・・ 」    
     
     「 専務 おつなぎ致します どうぞ 」  思ったよりも早かっんで コッチがあせった

 「 もし~ めめですが 常務に社長から伝言を頼まれましたので 伝えますね 」
     「 え? え? 専務?  社長? 」  意味が分からずにあせっている

 「 今日 これから2時に大事な会議があるんで 次期 社長候補の常務に是非とも会議に出席て欲しいそ~です が・・ 」
 「 忙しければ めめが 出席しますが・・ 他にもっと大事な契約交渉がありますので・・  いかがですか 常務 」  w

     「 いや~ 社長からの御指名でしたら 他をキャンセルしても出席させて戴きます 」  だよねw

 「 会議資料はサチが持ってますので めめの部屋で受け取って目を通してから会議に出て下さいませ  宜しくです 」 
     「 分かりました 今から準備して会議に出席しますから 」   

 「 助かりました 」
 「 めめの部署 サチだけなんで議事録係は総務から出してもらって下さい 宜しく御願い致します 」
     「 分かりました 総務に問い合わせます 」

 「 じゃ~ よろ~ です 」  w   ポチッ   \(^o^)/


 これでプリンスホテルへ向かえる。  本当に大事な会議ならば必ず社長から連絡が入るハズ。  社長から連絡の無い重要会議などありえない。  ま、あり得た事も1~2度あったが・・今はティアラが最優先で有る。  
 
 素っ裸で再度、携帯をポチッる。

 「 もし サチ  あんね~ これからティアラとプリンスホテルで会うから 会議パスね 」 
     「 え? 大丈夫? 」 

 「 まぁね・・ 常務が会議資料を受け取りに行くから 渡しておいて  それと・・ 」
 「 キット・カット・・ 売ってそ~かい?  アヤちゃんから脅迫を受けてるw 」 
     「 え? あれ アヤちゃんからのリクエストなの? 」

 「 そそそ・・ 3時頃 休憩を取って 何処かで買ってきておいて    たのむわ~ 」
     「 うん いいけど   サチ 専務に会議の伝言 忘れてたし・・  ティアラ 大丈夫かな・・ 」
 「 今から 会いに行ってくる   あ! 心配ないからね  ティアラの事は 」
     「 サチ 別の心配してるんだけど・・ 」

 「 おいw  あんな~  ・・・  いいわ 心配するな  そんなこと 」  w さすが サチ 鋭い
     「 ま いいか~  ティアラに宜しく ネ   気を付けて 専務 」

 「 有り難う~ 大丈夫だから 」
     「 ううん  社長の方・・ 」  

 「 あw そっちか   まッ  なんとかごまかすさ    じゃ また 後で 連絡する 」
     「 あ~い  教えてね~  いてら~ 」   w

 ポチッ   ツゥ~ ・・・


  いつまでも変態紳士の格好ではいられないのでここはやっぱり・・G・アルマーニで決めてみることにした。



 2時ジャストに新宿プリンスホテルに着いた。  正面のドアが開くとティアラが手を振って居場所を教えてくれた。  ロビーで話そうと思ったのだが、あちこちの人目が気になる。  食事をしながら話そ~かなとレストランに行こうと、指で合図をして最上階の25階にある和風ダイニング&バー FUGA(風雅)へ行く事にした。  B2にもレストランはあるが誰でも気軽に来そうなので人目を避けたかったのだ。 

 貸し切りであるw  客がいないw  2人と伝えると 「 宜しければ プレミアムペアシートが御座いますが・・ お二人様専用のシートです 」 と珍しいカップルシートを勧められたのでそのペアシートの案内に頷(うなず)いた。  

 やっとティアラも緊張がとけた様でめいっぱいのシャイニング・スマイルで頭を少しかしげて見つめてきた。  うw  予想以上の笑顔にドキリとしてティアラから視線を外して、高層の窓から新宿の街を見下ろしたが、多分、彼女もプロだろ~から一瞬の戸惑いを見抜ぬかれたに違いなかった。  

 「 初めまして~   サチさんから いろ々面白いお話を聞いてま~す♡ 」  w 何 話してんだろ・・
 「 タガログ語 分かる? 」  

     「 ごめん 余り分からないんだ タガログ語   ティアラは綺麗な英語を話すネ 」

 「 私の お父さんがアメリカ人なの 」  「 だから 英語の方がわかるの 」 
 「 フィリピンでも殆ど英語で話すから タガログ語 私も 苦手なの 」  

     「 へ~ それも 大変だね・・ 」   そんなのも あり なのかw

 不思議な感じもするが、現地でタガログ語よりも英語で話すのも珍しくないらしい。  サチとはいつ、どこで知り合ったのか気になったが、そんな事はどうでもいいことなので今は聞く事をやめた。  和風レストランでハンバーグを平気でオーダーし、それを断らずに受けるこのレストランの方に興味が沸いていた。  ハンバーグライスと寿司をオーダーした。  

 時おり下から見上げるような笑顔がとても似合う娘(こ)で、悪だくみなど微塵(みじん)も感じられないティアラだった。


         サイズ変更サイズ変更c1   目 でかいw



 「 で・・ 帰国したいけど 帰れないんだって? 」

     「  そ~ なの  日本のエージェントが帰してくれないの・・ 」
     「 いろいろ罰金だとか お店を代えるとか もぅ~ 帰れない の・・ 」

 「 お店を名古屋に代えるとか 聞いたけど? 」
     「 え~ どうして 知ってるの? 」     お店で聞いたから^^
     「 名古屋に来週 いくみたい で・・ 困ってるの・・ 」

 「 お店を代えると コンタクト 増えるだろ? 」
     「 どうして コンタクト の事も知ってるの? 」   目がビックラこいていて 怖いワw


 コンタクトとは一言で言えばありもしない借金の事で、例えば、日本に来る際に現地のエージェントが渡航代金と生活費を日本側のエージェントに支払って、その支払った倍の金額を借金として彼女達の月給から天引きする昔からある倍返しの強制借金である。  日本に行けば月に15万円ほどもらえるから150万の借金(架空)なら10ヶ月で返せるし、それ以降はこの娘の収入になると嘘ぶいて送り込むやり方である。  

 実質、フィリピンから日本に送り込む費用は渡航費用片道の航空券代5万円+日本でのアパート代や生活費5万円ほどであるので1人を送り込むのに10万円もあればおつりがくる。  しかしコンタクトとして150万円を、10年ほど前は300万円が相場だったが、請求されるのである。  勿論、フィリピンからはタレント・ビザで入国するので問題はない。  ただ、タレント・ビザでは水商売系の接客は禁止されており、歌って踊るダケのショウーダンサーとして活動し、賃金を得ることは認められている。

 ティアラの様に途中帰国となれば通常は最低でも本国のフィリピン側のエージェントに違約金を払わなければ、帰国後に探し出せれて家族や親戚にまでコンタクトの残金の借金の肩代わりをさせられてしまうのだ。  そんな訳で彼女達はパスポートを各自で持っていても ( 以前はエージンンとが隠し持っていたが、今は各自で持っている ) 逃げ出せないのである・・。  


 「 コンタクト  幾ら? 」  
      「 150万円 で 残りが 100万円だって言われてるの・・ 」

 「 そ~か・・ 減ってないんだね   生活費でいろいろと立替金があると言っている訳だね 」
      「 なんか 減らないの・・ コンタクト・・ 」
      「 今だって サラリーも幾らなのか よく分からないし・・ 」 

 「 ティアラのとこのエージェントは デート を認めてるの? 」   聞きたくなかったが・・
      「 うん・・   お客さんとデートしてもお金を取られる事はないみたい・・ 」  斡旋とピンハネはないのか
      「 次の日の開店時間まで戻れば何も言われないけど・・ 遅刻すると・・ 大きな罰金はあるの・・ 」 

 スパニッシュ系で陽気な彼女達も辛いのである。  


 「 分かった^^  ジャ~  こうしよう 」 
 「 ティアラ 明日ね  ん?今日がいいか マスターに体の具合が悪いと言って病院へ行きたい と伝えて 」 

 「 ・・・ あれ? ティアラ 日本の保険証 もらってる お店から? 」
     「 なに? それ? 」   もらってるハズがないか・・ 

 「 OK^^ 今日 これから区役所に行って 保険証を造ってもらってこよう 一緒に行くから大丈夫 」
     「 ・・・? 」

 「 その保険証があれば 病院に行った時に 安くなるの   外人でも3ヶ月以上日本にいる場合は造れるんだよ 」
     「 ・・・? 」 

 「 その保険証を持って 病院に行って 体が悪くてもう働けない と言うゥ書類を造ってもらおう!ネッ 」
     「 え~?  ティアラ 体悪くないよ 」  

 「 だから・・  体が悪くて直ぐに入院して手術しなくちゃいけない って言う診断書をドクターから書いてもらって・・ 」
 「 そして 帰ろう~ セブ島に ね^^ 」
     「 え~? そんなこと 出来るの? 」   大きな目がまた2倍くらい 大きくなったw

 「 いい 良く聞いてね  あのね・・・ ゴニョゴニョ ゴニョで ゴニョゴニョして ゴニョゴニョで 帰国する! の 」
     「 良く 分からないけど・・  なんでも する~ 」  w


 段取りはこうである。 

 体調が悪いティアラは相談する所が分からず、友だちから教えてもらい区役所に行って病院を紹介してもらい、その際に健康保険証を造って病院へ行った。

 病院で精密検査をしてもらい、体が悪いことが判明し、直ぐにでも帰国して入院とオペをしなくてはならない、と言うゥ診断書を手に入れ、マスターを通じて日本側のエージェントに伝えてもらう。

 日本側のエージェントに、フィリピン側がポンコツの遣えないタレントを送り込んできたと思わせ、帰国はさせるが、その代わりに①新しいタレントを送ってもらう事と、②違約金はティアラ本人へ請求する事として話しを通させる。

 始めから体の悪いタレントを送り込んで来たのだから、彼女の件では日本側のエージェントは落ち度がなく、新しいタレントが手に入る訳で、別段に痛くは無い。  帰国費用もティアラの実費なら関係無い。

 だたし、フィリピン側のエージェンへは体調の変化は予想がつかないものだし、セブ島で渡航させる前に健康診断でもしていればこの様な事態にはなかった・・と思わせ、出来るだけ違約金はネギル事にする。  ま、今回は最低限度のティアラの諸経費である10~20万円くらいに押さえられれば大成功である。 

 その後のティアラは休養し、タレント業の復帰先が決まればもう~このエージェントとはティアラは無関係になる・・そんな筋書きである。 


 できるんかい???



 「 おし~ ご飯食べ終わったら 直ぐにシティーホール ( 区役所 ) に行くからね 」
     「 ふぁ~イ  食べていい? これ? 」    どぞ~  


 タクシーで区役所まで行って、健康保険証を造ってもらった。  区役所側は保険料を取れるので喜んで造ってくれる。  明日は病院へ行って簡単な精密検査を本当にしてもらうのである。  嘘の検査だと突っ込まれてティアラが答えられないと困るので本当に検査をしてもらうつもりである。  

 「 ティアラ  お店にTELして マスターに体調が悪いから休みたいって 伝えてくれないかな 」      
     「 ・・・ いいわよ  電話してみるから・・ 」   「 だいじょぶ かな・・ 」

 「 友だちの誕生日で 新宿プリンスホテルに来てるんだけど 体の調子が悪くて 今日はお店に行けない って 」
     「 え~? 」

 「 プリンスに泊まってると言えば ラブホじゃないし 同伴でそんな高給ホテルを遣うはずがない事は知ってるハズ 」
 「 ホテルに電話されても ティアラが1人で泊まってると答えてくれるホテルだから 安心して 」 
     「 そう~なの? 」  

 敵もバカではない。  が、高級ホテルにティアラが1人で泊まっていると分かれば、多分、友だちの誕生日パーティーは信じるだろう。  体調が悪いと電話で聞けば、きっとあのマスターならティアラが楽しく帰れないのか、飲み過ぎダウンなのか、本当に体調が悪いのかは関係のない娘である。  来週には名古屋へ売り飛ばす娘だし、デートしてもピンハネもしてない店なら、1日くらいお店を休んでも大丈夫なはず。  居場所が分かり、連絡が取れればお店側はそれで良いのである。


 ティアラにこれからの段取りを説明して、よく分かってもらうためにもう1度プリンスホテルに戻った。  今夜はここに泊まってもらうつもりなので部屋を取る事にしたのだが、訳の分からないシアターナイト・ルームキャンペーン?とかで部屋に大きなTVがドカンと置かれている部屋を勧められた。



      新宿プリンスホテル 歌舞伎町1   



 「 はい~ 今日は ここで 寝て下さい ね~ 」

     「 キャ~ TV おおきっい~♡ 」  



 さ~てと、ティアラに明日の手はずを話してみた。

 「 ティアラ~ 明日ね 直ぐ近くの病院に行って 簡単な検査をしてもらうからね 」
     「 どんなこと・・? 」

 「 ん~ とね Xレイ (レントゲン) とか 血液検査とか・・  」
     「 え~~  ほんと??  怖くない? 」

 「 ん~ 先生は怖い顔だけどw   ナースは美人~ 」    あっ しまった・・   目が怖いw
      「 ・・・ 」

 嘘の検査だとばれるので本当の検査をしてもらう事にした。  勿論、簡単な検査だけだが、店やエージェントから突っ込まれる事を考えると血液検査や婦人科の検査はティアラに我慢してもらうしか無い。

 携帯を取り出して ポチッ 

 「 もしもし~ **医院ですか? 院長先生をお願い致します。 めめですが明日 検査を予約したいのですが 」
 「 ハイ 検査予約です   あ? いつでもいいですか・・ では 明日 午前10時に伺います。 先生に宜しく 」 

 予約完了~。  簡単すぎるしw

 新宿の東側に池袋方面へ延びる明治通りがある。  その明治通りと北側の大久保通りが交差するすぐ近くに韓国人の先生が経営する個人病院がある。  テナントビルの4階に看板をだしていて、院長1人と美人ナース2人の個人病院である。  5年ほど前、熱射病でふらついて飛び込んだ医院で、どこでもいいから点滴を打ってもらい休みたかったので看板を見つけて飛び込んだのだ。

 ドアを開けると一目で韓国人とわかる患者さんが数名待合室にいたが、ふらつくめめを気の毒に思ったのか美人ナースに指示をして電光石火LV10で点滴をしてくれた。  後で分かったのだが何とかの胎盤点滴で2万円のところ8千円にまけてくれた印象深い医院である。  

 点滴を受けながらベットの上から隣の部屋を覗くとヤク?の売買の最中でw、いかにも悪そうな2人が先生を挟んで何かの薬を売り買いしていた。  その印象が抜けず、それ以来、他の病院では引き受けてくれないわがままでも聞いてくれそうな病院として頭にインプットされ、おおよその事は何でも金額で解決してくれるwめめ好みな医院長の病院である・・。

 

 そんな素敵な病院に、明日、ティアラを連れて行って検査をしてもらい、最悪の診断書を書いてもらうつもりだ。  



 ふと時計に目がいった。  午後4時30分を回っていた。  会議・・大丈夫だったのかな・・少しは不安になったりもする。

 携帯 ポチッ

 「 もしも~し  かめよ  亀さんよ ♪~ 」
     「 も~ 専務  何それ?  さっきアヤちゃんにキット・カット10個 届けておいたからね! 」   え?
     「 何か 意味ありげな笑顔つくってたけど  アやちゃん 専務に 有り難う~ て 伝えてって 」
 
 「 抹茶3個とイチゴ3個で良かったんだけどw  言い忘れてたな・・ く~  」   
 「 実は アヤちゃん3個、3個で、残りは めめが食べようと・・ 」   w
     「 残念でした! 全部 アヤちゃんに渡したからね 」

 「 まぁ いいか・・  サチ それで 今 ティアラとプリンスホテルにいるんだけど・・ こないか? 」     
     「 エッ いくいくいく~ 」
     「 あ~ 専務 プリンスホテルなんかで  何 してるのかな~? ん~? 」    ><

 「 なんも してないわw  あのな~ メシおごってやるから 早めに切り上げて おいで 」
     「 ムヒャ~ 今すぐ行きます~ まってて~ 」    いいのか仕事は・・

 「 来る前に アヤちゃんから会議の様子 聞いてきてw  それと 会議資料を持ってきて   よろ~ 」
     「 ア~イ  すっ飛んで お届け致します 」     いや そこまでは いらんからw

 ポチツ・・  ・・・  会議が気になり再度ポチッてみた。 

 ポチッ ♪~♪~♪・・・

 「 もしもし 常務 いる? 」   受付を通すと面倒なんで直で総務にTELしてみた。 
     「 ハイ 常務ですね ・・・ 少々 お待ち下さいませ    どちら様でしょう? 」  

 「 めめです 」
     「 あ~ 専務  どこで 何してるの? きょうは? 」    遊んでるとでも思ってるのか? 
 
 「 外で打ち合わせ~ 中~   ユキちゃん 常務 何してる? 」   w
     「 会議が終わって帰って来たけど・・  英語での会議だったみたいで・・  落ち込んでるみたい・・ 」

 「 そかッ  おとなしくて いいじゃん 」
     「 そ~ かもね フフ・・  チョット 待ってね  呼んでくるから~ 」

 「 よろ~ ですわ~ 」
     「 ハイ! 」     声だけは可愛い・・ ユキちゃん


     「 もしもし  専務? 」    元気が無い声が・・

 「 お疲れ様です~ 会議 終わった見たいですが・・ どうでした? 」
     「 フランクフルト支店の売り上げの件でしたが・・ 」

 「 でしたが・・?   なに? 」
     「 英語とスペイン語で・・  余り 意味がわからんかったな・・ 」

 「 え~ 通訳  付けなかったの? 」
     「 まぁ 英語くらいなら と思ってたんですが・・  まさか スペイン語とは・・ 」  落ち込んでいるw
 
 「 で? めめ 不参加だけど  社長 何か 言ってた? 」
     「 あ~ 言ってましたね  スペイン語は専務がいないと良く分からないって・・  」   (^o^)
     「 今度 会社で会ったら 3回くらい 首にしてやる!って 」    (>_<) 

 「 むわ~ 3回も首っですか?  1回 首にしてくれれば 再入社 しませんがネw 」    (^o^)
 
 「 お疲れ様でした 会議   後で資料と議事録 目を通しておきますから・・  あれ? 議事録 だれ? 」
     「 うちの 美香 が記録してたな  彼女 スペイン語 いけるそうで・・ 」

 「 了解致しました 美香ちゃんネ   じゃ~  次期社長の常務! 頑張って下さいませ~ 失礼しやした~」
     「 はいヨッ 」 

 ポチッ・・ OFF  ・・・

 ポチッ・・ ON  ♪~♪~

 「 サチ~ 総務の美香ちゃんから 議事録のコピー もらって来て~ 」
     「 なによ いきなり・・? 」

 「 美香ちゃんが今日の会議の議事録を書いてるみたいだから 」
     「 あ~ さっき 美香ちゃんから コピーもらってきたわヨ 」    おお~~

 「 さすが サチ!   気が利く美人さんだねw     じゃ~  プリンスで待ってるから 」 
     「 ん~ 美人は 分かってるノッ   しゃ~ない コピ~ とどけでやるか~ 」
     「 あ~  ・・・  ティアラに 手を出ししたら   殺すよ! 」    (>_<)

 「 しませんw おとなしく待ってるから・・ 」 
     「 よろしい~  じゃ~ これから行くから~  じゃね~♡ 」    何の ♡ だ?

 ポチッ ・・・ ・・・   


 サチに殺されるとマジ死んでしまうのでwおとなしくティアラとTVを観ながら情報収集に心がけたのだった。



 TVに夢中になってる中、ティアラが店にTELをしてマスターと話していた。  ところどころ会話が聞こえてきたが、聞いて、聞かないふりをしていた。  ティアラにまかせた。  

 思っていたよりも簡単に休みが取れたみたいでティアラも驚いていた。  明日、病院に行くこともキチンと忘れずに伝えられるいい娘だった。


                           (-.-)y-゜゜


 
 ♪~♪~♪~ 部屋の電話が鳴りだした。  手をのばして受話をとる。

 「 はい ・・・ 」 
     「 お寛(くつろ)ぎのところ 失礼致します  フロントですが1階のロビーでサチ様がお待ちですが 」
 「 サチ? 知らない人なんで 帰してしまって下さい 」  ^^
     「 え? お取り次ぎをしなくても よろしのでしょうか? 」 
 「 そのまま 泊まってません と帰して下さい~ 」  ^^
     「 ・・・  畏(かしこ)まりました・・ 」   w~

 カチャッ 受話器を置いた。 遊んでみただけであるw。 てッ、受話器を置いてからサチから跳び蹴りをくらうシーンがスローモーションで頭をよぎり、最高に後悔をしてしまった。  ま、まずいわ・・。

 すかざず受話器を取り、フロントのナンバーをプシュツすると同時に携帯が鳴った♪~♪~。

 ポチッ・・

     「 専務~ あんた~ 殺すよ! 今度こそ!  待ってろ~  今行くから!  ニャロォ~メ~ 」 ポチッ・・

 ツゥ~ ツゥ~ ツゥ~ ・・・

 こw 怖いわ~w。  ど、どこに隠れるw? ど、どこに逃げるw?  ま、まずいw・・ @@

 ピンポ~ン♪~    むわ~ 来たw
 
 ピンポ~ン♪~ ピンポ~ン♪~

 ピンポ~ン♪~ ピンポ~ン♪~ ピンポ~ン♪~

 ピンポ~ン♪~ピンポ~ン♪~ピンポ~ン♪~ピンポ~ン♪~


 「 ティアラ! ティアラ!  出て 出て 出て~ 」
     「 ハァ~イ  今~行きま~す 」

 カチャッ   どどどどどど・・
     
     「 専務~ どこだ~ 今日は 許さないんだからね~ ん~? どこだ~? どこ行った? 」 
     「 あ!! ティアラ~! ティアラ~! ティアラ~! ラララ~♡ 」 
     「 ティアラ~ 元気だった?  生きてる?  専務に虐められなかった? 」  ・・・Orz

       「 うん 私は元気~よ~ 」  「 めめさん 優しいから~ 」 

     「 専務 どこだ? どこ行った? 」   サチがだんだんベランダに近づいてきたw
     「 ・・・・・ 」    
     「 さんね~ん 逃がしたか・・ ティアラ~ ベランダ 鍵が開いてるから・・ キチンと鍵かけとくね 」

 カチッ  
     「 カーテンも閉めておくね~ 」   シャ~ シャ~ 

     「 うわ~ ティアラにあえて 嬉し~   昨日 お店まで行ったんだけど会えなかったからネ~ 」
     「 お店から 虐められてない?  大丈夫?   罰金もとられてない? 」    
       「 うん ・・・ あんまり 最近 皆んなと 話していないんだ・・けど・・ 」  「 なんか・・ お店 嫌 」

     「 だよね~ ・・・  ま~ サチが何とかするから 心配しないでネ 」
       「 有り難う~ ・・・ ごめんね サチさん  大変な事 頼んだみたいで・・ 」

     「 大丈夫 大丈夫    サチがティアラを逃がしてあげるから~ネっ 」      逃がすのかよw  
       「 うん ・・・ 」  「 あれ?  めめさん 大丈夫かな?  どこ行ったかな? 」

     「 あ~? 専務?  そのうち ベランダから飛び降りて ドアから入って来ると思う♡ 」  マジシャンかヨw 
 
      ・・・・・w


     「 あんね~ 専務ね~ 今度バカしたら ホントに三途の川 泳がすからね! 」  
 「 ハイ ・・・ 」  ・・・

     「 専務  私  お腹減ったんだけど    ステーキ 食べたいな 」
 「 ん? 」
     「 ステーキ ステーキ ステーキ が 食 べ た い の 」
 「 え? 」
     「 牛 牛 牛 が 食べたい の 」   「 ティアラも 牛 牛 牛 食べたいって   ね~♡ 」 
      「 うん~♡ 牛~♡ 」

     「 牛 食べたら  許して あげる~かも♡ 」    w 

 「 ハイハイハイ  では 牛 食いに行きましょう    ステーキ屋さんでいいかな? 」
     「 キャハ~  牛 だ~♡ 」    w w w

 タクシーでサチとティアラと3人で牛を食べに行くことにした。  今日は会議もサボってサチに色々と頼み事もあったんで少し頑張って素敵なお店に連れて行くことにした。

 サチが牛、牛、と騒ぐので最高級のステーキハウスに決めた。  西麻布の 「 牛 牛 」 である。


 牛牛 西麻布   総本店                                                        牛牛 西麻布 総本店

 「 ど~ぞ 好きなだけ 食べて いいから 」           経費で落としてしまおう~w 

     「 うわ~イ   メニュ~の1番高いお肉から順に 持ってきて~♡ 」       おいw 
     
      「 いった だ き~ ま~す♡ 」       ティアラもステーキが好きなんだ

 「 あ! ティアラ 明日 お医者さんだからね    忘れないでくれよ 」
      「 大丈夫! 牛さん食べて 明日 頑張るから~ 」
     「 だよね~  牛  食べるぞ~♡  イェ~♡ 」           どそどぞw 

     「 ん? お医者さん? まぁ いいか~  牛~♡ 」   


 

 「 Cheers!! ^^  飲むゾ~^^ 」  





                      またかよ・・・ (7) へ 続く  らしい・・・


   
    


      










      











  

















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またかよ・・・ (5)
- 2013/06/19(Wed) -
 伊達家(攻撃) VS 上杉家   2日目の朝・・ 50 VS 50

 一昨日の陣張り期間では 40 VS 60 で劣勢だったが、昨日の合戦で伊達家がなんと盛り返して来た。 昼過ぎの15時くらいから 50 VS 50 に戦功が追いついたのだが、その後はズ~っと2日目の朝まで変動はしていない戦況である。

 さてさて・・攻撃戦では勝利を死守しなくてはなるまい・・・   蒼母衣衆、頑張ってますわな~  盟主、大暴れですw

 出城を復活したくても、即ボコられるんで復活できわなw   え~、北東1への攻撃を禁止致します・・ |д゚)
 兵はスカポンタンばかりで訓練に手間取り補充もできないし・・ 戦功&攻撃&防衛Pを稼げないし・・ 
 まぁ~ 同盟に迷惑を掛けないだけでも合戦貢献だわな・・  多分w

 今、残念だが残ってた陣を全て破棄した・・(泣)  30個ほど準備期間に造って、昨日陥落後に15個くらい食われた。
 今日は成田空港での送迎が2件ある。 13時送りと16時迎え。  IXA参戦の為、昨日の予定を先送りさせたw
 勿論、美女以外は車に乗せませんが・・ね。  



 朝、ノリの良い娘?の エイリィ~ から面白いPICが届いてた。 先日送った ニィーニャ~ が気にいった様だw


e_20130619074224.jpg


 私とお人形~ どっちを選ぶの? って?  めめのウィ~クポイントをよく知ってる娘であるw  ロシアンも捨てがたいw

 エイリィ~にハマッている読者さんもいるようなので、サービスPicを乗せてみた。
 サムネイル・サイズPicをクリックすれば、な、ナントでかいPicが現れますので~


975775_314910918641599_822904698_n[1]  975511_318994241566600_467688430_n[1]  973576_318534331612591_2146445516_n[2]  974950_319408318191859_821818273_n[1]

 
 お~ 最近 タヌキを飼ってるのか? とたずねたら・・ 2日 ほど 口をきてはくれませんでした・・ Picを送って来てくれたんだから、許してくれた様だw    ポメポメも可愛いわ~ 






 IXA始めたんでブログ、進まんがなw

     (4)からの続き・・

 *****





リラクマ(クマのぬいぐるみ)顔似のリサちゃんが、どさくさに紛れてグラス1杯も口をつけていないビールを持ち去った事は忘れる事にして、サチの友達 「 ティアラ 」 が来るまで、左側奥のテーブルに付いている客の頭を数えながら店内をゆっくり見回した。

 ショ~タイムも終わり、ダウンライトが薄暗暗くなると、怪しげで不気味な空気が店内に漂っている。 20名ほど楽に座れる広い店内だが、客は2グループで7人だけだった。


     サイズ変更c657d95c
  
                                 盗撮w

 タレントの娘達は接客をしている娘が10人くらいと、入店客待ちで入り口横のソファーにたむろっている娘達が10名くらいと、この箱の大きさにしては割と女の子の数は多いパブだ。 




 てっきり前から来るもんだと思って正面で客待ちをしている娘達を見ながら ティアラ・・ どれだろ~?とまるでアフターの娘を物色でもしている様な目で探していたに違いなかったw  すると・・ 不意にすぐ後ろから声をかけられた。


 「 サチさんの友だち? ・・ なの? 」  頭のすぐ後ろ、と言うよりは左耳を食べられそうな距離から囁かれたw 
     「 きみ ティアラ・・? 」 

 「 そう 私 ティアラ です 」   日本人かと思った
     「 サチから ティアラの事をきいて来たんだけど 多分 もうサチが下で待ってると思うから今日は帰るね 」
 「 え? もう帰るの? 」  「 サチさんも 来てるの? 」
     「 明日のお昼 少し時間がとれないかな? 時間があるときでいいからこの番号へTELしてほしんだけど・・できる? 」
     「 あ それ めめ の携帯の番号だから 心配ないよ 」

 「 サチさんから めめ さんのこと・・ きいた  え、 え~と 090ー****ー9797 に明日 携帯するネ 」       
     「 さっき リラクマ、あ、リサか・・ に話した サチからの携帯の話しは 嘘~ ティアラを呼ぶためだから 」       
     「 じゃ ぁ 帰るから エレベータまで一緒に送ってくれるかな ^^ 」

 「 お店から 出ちゃ だめなの・・ ごめんなさい・・ 」    ふん~ あんがい厳しいな ・・
     「 わかった じゃ~ 明日ね 電話 まってるから 」
     「 じゃ ね 」

 「 あ! 待って・・ このチケットつかって・・ ビールが安くなるCMチケットなの ハイ 」  ん?あ、飲み屋の紹介雑誌の券 
     「 有り難う~ 今日はつかえないけど 今度つかうね   それから そのまま座ってて めめが帰るまで 」  

 「 ?? 」 

 
 ティアラが席に着いてから奥の方でマスターがチラ見を何度もしていたのに気が付いていた。 じゃ~ こちらからお伺いすることにする。  携帯を背広から取り出して耳にあてる。 席を立ち、話しているふりをしながらマスターの方へ歩いていく。 

     「 え? 今どこ? はぁ~? 店 ちがうんかい? まいったな・・ じゃ 勘定してそっちいくわ 」  
 
 まいった顔をしながらマススターに話しかけてみる。

     「 いやぁ~ 4階だと聞いてたんだけど いや~ 3階だった 待ち合わせの店 w 」 

     「 ごめん マスター ・・ 2次会でこれたら その時は よろしく~ 」

     「 今 さっきの娘(こ)から この割引券をもらったんだけど 悪いから 普通に支払いするから いくら? 」

 「 少々 お待ち下さいませ  見てきますから 」

     「 よろ~ 」   ま、 店を間違えるなんて 良くある話しで・・w

 「 お待たせ 致しました  ビールですね 」  「 お支払いは 4,500円 になります 」  ん? 安いな ま いいや

     「 ン~と はい 5,000円 ねッと  ・・ あ! 500円はさっきの娘にチップにやって  って 少ないかな? 」

 「 いえいえ 有り難うございます  今度 また お持ちしています 」 

     「 また来ますわ~ ここのフィリピィ~ナ 皆んな かわいいわ~    じゃ また 」 


 とっとと 店を出てエレバーターへむかう。  印象はそんなに悪い店ではない。  ま、だいたい悪役のオーナーとは店にはおらんもので、パブが閉店するまでは近くのサウナにでも行ってマッサージでもしているんだろうから。

 エレベーターに乗り込み3階と1階のボタンを押す。  今日は ティアラ に合って次回話せる約束さえとれればOK。 明日連絡をくれる約束なんでのんびりと待つことにした。 

 エレベーターのドアが開くと正面に サチ がいたw  さすがに めめ の部署の秘書である。 時間には最上級に厳しい躾をしてきているw   海外では5分の遅刻で数億円もの商談が簡単に泡と消えるのである・・から。     
 



 「 おつ~^^  千夢~ どうだった? 」   ・・・
     「 おまえ・・ 顔 赤いけど・・ 」   千夢と呼ばれる時は・・ サチが 酔ってる時であるw

 「 ん?~ 赤い?  ふふっ  ただでワイン飲んできたの~~ 試食~♡ ん? 試飲か >< 」  ここまでなだ・・・Orz

     「 ティアラ に合えて 彼女 明日 めめの携帯に連絡くれるって 」

 「 ホホ~ 良かったあね~   美人でしょ 彼女 」   ・・・

 「 ま サチ の方が チョト 美人ですけど~♡ 」   w  完全にヨッパ です  コイツw



                        (-.-)y-゜゜
 


 翌日の昼、会社に出社もせずに朝からベットの上で内政を頑張ってwいると携帯が♪♪鳴った。 ティアラからの連絡だと確信して充電中の電話に手をのばした。


 「 おは~  昨日は有り難う  電話 早かったね 」  ティアラと決めつけて話しはじめた

   「 え~? 昨日は有り難う~って 何のはなし? 専務? 」  むわ~ 会社から社長秘書のアヤちゃんだったw
 
 「 あ・・ いや・・ 昨日 サチの紹介で彼女の友だちの処に行って・・ 今日電話もらえる約束だったんで・・ 」  ま まずいw 
   「 そう~なんですか・・ 社長へ伝えておきますね 」  おいw
   「 それから 専務は会議があるのに資料にも目を通さないで会議に出席されます、と・・ネッ 」 

 「 え~? 何だ会議って? 何時よ? 」 

   「 昨日 帰りがけにサチさんに伝言してあったんですが・・ 資料は会議前にお渡しすると・・ 会議2時からですから 」 
   
 「 マジッすか?  サチから聞いてないよ そんなこと 」  w サチ~~~  

 「 解ったw ギブアップだからアヤちゃんw 今行く 即行く 死んでも行くから社長には適当にうまく話しておいてw 」
   
   「 え~ 私 そんなこと出来ませんから 社長へは専務が会議でたくない!と言ってました と伝言しておきます 」

 「 おわ~ 勘弁してアヤちゃん  頼むから・・  あ!あのね~ 抹茶のキットカット2個で手を打ってくれないかな? 」
 
 「 あ、 3個でもいいから   なんとか~ 」  w

   「 じゃぁ 抹茶キットカット3個と地域限定ストロベリー2個 で手を打ちましょう~♡ 」  (^_^;)マジ?

 「 ・・・ ドンキホーテで 売ってるかな・・・ ハイハイ 了解しやすた・・ 」
 「 1時間で行くから 資料 届けておいて 」

   「 え~? ・・・ 届けておいて? 」  

 「 あ! ごめんなさい  資料を是非見たいので お手数ですが デスクの上に置いておいてもらえれば 幸いです 」 っっw

   「 わかりました  では・・  キットカットをもお待ちしています ので ^^ 」

 ポチっ  ツゥ~ ツゥ~ ツゥ~ ・・・・

 サチ・・・ 
  



 会社へTELってみた。

 「 もし~ サチ? 今日 会議あるのか? 」

   「 あ~ おはよ^^ おそよ~どざいます 専務^^ 」  何語だ?
   「 ハイ! 昨日 専務に伝えたけど 今日 2時から会議ですヨ~ 会議資料はアヤちゃんから受けとってね 」

 「 会議のこと オレ 聞いてないんだけど・・ 」

   「 え~? 昨日 話したジャン  帰りがけにアヤちゃんから・・・   あッ  専務~ ごめんなさいw 」
 
 「 だよな・・ 罰として 抹茶のキットカット5個とストロベリーのキットカット5個 を貢(みつ)ぎ物として用意しろヨ 」

   「 はッ ハイッ  す すぐに手配しますから・・ ごめんなさい専務 」

 「 手配しなくていいから 会議中にどっかで買ってきてくれよな 」 
 「 これから行くから・・  あ、ティアラからまだ携帯もらってないんで 連絡があったら教えるから ジャ 」 
 
 ポチッ・・・

 
 サチが連絡ミスをするなどかなり珍しい事であった。 イズとミミが休暇旅行中で全ての業務をサチが1人でさばいていたが、それほど難しい事ではない。  きっと昨日はティアラの件で頭がいっぱいだったのだろう。 
   
 許してやろう。 


 内政中のPcをベットの上に残してシャワーへ向かった。 出社までの時間は幸いにもまだ余裕だったので朝風呂wにすることにしてバスタブに熱めのお湯をはった。

 勿論、携帯はバスタブの脇に持ってきて置いてある。 いつでもティアラからの携帯にでられる様に。                    


 思ったよりも熱かったバスタブの中で領地取りの手順や内政の進みぐあいと連兵について色々考えてみたが、どうもシックリこない。 と、言うのも内政の生産がかなり予定よりも遅れていたのである。  生産が伸びない以上は練兵などとは夢のまた夢の話しである。  開き直って次の合戦は引きこもり態勢に入る強い決意を胸に誓うのだが、多分・・合戦が始まれば血が騒ぎ肉が踊りはじめて・・きっと引きこもりなどできないだろ~な、と複雑な気持ちになり気分がめいってしまった。

 どんだけIXA好きなんだよ~w


 と、バスタブから出ようとしたその時、携帯が鳴りだした♪♪~

 
 ティアラか・・・






                        (6)へ続く・・


























戦国IXA・攻略ブログ
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またかよ・・・ (4)
- 2013/06/15(Sat) -
 ブログを訪問いただいていますよい子の皆さんは、かなり悲惨な状況をご理解いただけてるものと信じております・・
 
 ただ、訪問していただいているよい子じゃない皆さんw、面白がって袋叩きにするのは勘弁してくれ~w。 29+30鯖への復帰の為にあらゆる情報機関とコネクションを遣い、予想以上に苦しい状況を乗り越えられずほぼ諦めかけていたその時、31+32鯖への進入に成功し、仮築城したのですが、先日の合戦でチコッとクエ達成の為に本領周りの出城からの敵陣に5~6発発射したところ、ものの見事に4同盟さんから本領&領地、あげくのはてには1個残らずに陣まで襲われてしまいましたw。

 報告書をみれば手札が青札オンパレードが分かるはずですが、面白がって極部隊、あげくのはてには天に中級載せて攻撃して来やがったw皆様、も~降参ですから・・虐めないで下さいませw。 

 基本、不器用なので2鯖で遊ぶなどという事は不可能な体なのです。 よってメインの29+30鯖に常駐しておりますが、みてのとおりの悲惨な状況ですw。

 まぁ~

 皆様が復帰祝いで今後はガンガン本領へ攻撃してくることが予想されますし、連絡も届いております最中(さなか・・モナカではない)ですが、本領まで遊びに来られる方々は必ず「手土産」持参でおいで下さいませ。 手ブラで来たら許しませんので・・w  ケーキ好きだな・・秘書達はw

 陣に落書きをして戴ければ読者さんと分かりますので、その際は当家、代々から伝わる遺言で「ブログ読者さんにはガッツリ攻撃せよ」と言うゥ祖父(ジっちゃん)の名にかけて攻撃させて戴きますので。

 しかし、最初の所領取りを失敗するとこれほど後々まで響くゲームだとは・・知ってましたが・・またやってしまいました(泣)



↓今現在、ここまで2週間かかったw 生産止めて中級馬造りだしてますw 兵括弧で大きな所領取りが未だに出来ない状況w

サイズ変更1

↓とにかく盟主の近くへ近くへ~と涙して(上)武将4枚で取った1番目の所領w 可哀想すぎるw

サイズ変更2

↓クエ兵だけをかき集めて2個同時に発射し、片方は間違えてなるみチャンに騎鉄乗せて取れなった同じ☆数の片方の1個w

サイズ変更3

 城主レベル20に成り立てですが、所領が2個しかないのは 変 でしょう。 兵なしと札なしなのです 本当に\(^o^)/

 所領変えをして大名になったら天4枚でお伺い致しますので・・そのつもりで攻め込んで来て下さいませ。 
 あしからず ノシ。

a_20130615060138.jpg

                                 だ か ら・・乗せる馬がいないんだってバ・・



 て、さ・・ 兵無し合戦中に思いついたんだけど・・ フダ集めで銀クジ引くなら・・ 何故に内政「早期完成」課金しないの?  
 建設準備追加 + 建設・研究の即時実行 の方が今は必要じゃんw フダ集めよりも・・ ね

 そ~思ったんだけど・・ そこまで生産が追いついてくれないんだわな~ だから自分では完全無課金の感覚なんですわw


                         (-.-)y-゜゜





       (3)からの続き・・


 約30店舗のスナックやパプ、風俗店が入るテナントビル4階のフィリピンパブを訪れると、ラッキィーな事にショータイムの最中で他の客や従業員、女の子達のあの刺さるような視線から逃れることはできた。

 早々にカウンター横のマスターから目で合図がホール係に送られ、気づいた男のホールアシスタントがやって来た。
  
 「 いらっシャイ~ませ~  何名様ですか? 」  不審者を見るような目で体の全体をなめ回された・・気分悪り~
   「 会社の連中と待ち合わせなんだけど 何人来るか良く分からないんで 取りあえず1人で ヨロ~ 」

 「 お一人様ですね 畏まりました  当店は初めてですか?  お知り合いの娘や指名なさる娘はいらっしゃいますか? 」
   「 いや ここ初めてなんで  1番若い娘を付けてくれると助かるな 」
 
 「 畏まりました では あちらのお席にご案内いたします ど~ぞ 」   ショータイム中なんで店内はそこそこ明るかった。

 「 お飲み物は 何になされますか? 」 
   「 生ビールを ビンで 」 

 「 ハイ ではお飲み物と 女の娘をすぐにお呼びします 」
   「 ・・・ 」

 一見客だとジャマにされるが、会社での飲み会予定なら今後もリピート客として見込まれるのでまずまずの態度でカンターへ戻っていった。 踊っていない女の娘3人とこちらを見ながら何か話している。 若い娘ほど情報は得やすい。



 「 初めまして リサです! 」  む~ このパブでは日本語が通じないらしい・・ 若い娘 と言ったはずだが・・
 「 お客さん 初めてですね  宜しくね~ 」  ハイハイw
 「 あ、 おビール飲みまくか? 私も飲みまく~ 」  のみます だろ・・多分・・
 「 ハイ ど~ぞ 」 自分で飲みたいんで早え~ て、 飲んでるしw 
 「 ハイハイ お客さん 飲んで~ 」 グラスを押しつけられたんで反射的に 感謝の言葉がでてしまった・・・
   「 サラマッ ポォ~ (有り難う) 」 礼儀正しい性格なのだw

 「 あ~~ お客さん パロパロ だ~  キャハハw 」 何が パロパロ だよw
   「 パロパロじゃないよ まいったな も・・ 」 

 「 だって フィリピンの言葉 わかるでしょ? フィリピンの彼女イルでしょう~? 」
   「 いないわ 今度 紹介してくれよ 」
   「 パロパロって スケベとか浮気する男のことだろ~よ 」 
   「 いい男の意味もあるけど・・ 今のは あちこちで遊んでる悪い男の意味だろ~ 」

 「 良くしってるわねw 凄んごい! ハハは 」 ハハハじゃねぇワ
   「 パロパロは本当は 蝶々 の意味だろが 」  

 「 ね~ 私と パロパロ しない~? 」 すみませんが・・こちらも選ぶ権利があるはずw
   「 来年 考えてみるわ 」   

 「 イヤ~ 変な お客さん  キャキャキャ~    アノ アング パングガラン モ?( お名前は?) 」
   「 めめだよ 」 
 「 アコ アイ シィ リサちゃん 」 リサちゃんだとw リラクマみたいな顔してるけどな・・

 「 お仕事 なに? 」 どこ行ってもマニュアル通りだなw
   「 入管 イミグレーション! 」 嘘 言ってみたw

 「 w キャ~ ~~ 」 弱いんだよな 外人はみんなw
   「 うそ~ 嘘です~ 」 
   「 サラリーマンです 」  ははは 

 「 も~ 驚かさないでよ~  死ぬかとおもった 」 殺しても 死なないタイプに見えるけど・・ね・・
   「 ははは ごめんw ごめんw 」  「 タレントは お客さんとお酒飲んじゃ ダメなんだよね 」 接客禁止です 

 「 変なお客さん・・ 変な みみ さん も~ 」 あ~ 耳ではありませんから
   「 みみさん・・って  めめですが・・」 

 「 あ~ も~ 耳だか 目か 分からない 」 何でも いいわなw
   「 めめです 」

   「 ネェ~ リサちゃん「 ティアラ 」ちゃん ってどの娘? 彼女の友達から携帯を預かって来たんだけど・・ 」
 「 ん? ティアラ? あ、あそこに座ってる娘よ 」 指さして教えてくれた 
   「 彼女 ・・ 踊らないの? 」 

 「 踊れるけど 気分乗らないって 最近・・ 踊ってないわね 」
 「 ホームシックらしいけど・・ 帰れないからね・・ まだ・・ 」

   「 彼氏は? めんどう みてるお客さん いる? 」 
 「 いないみたい  めんどうみてくれるお客さんもいないわネ・・ 」

   「 ふ~ん ここに来て 永いの ? 」 
 「 彼女はセブ島から真っ直ぐここのお店に来たみたい 」
 「 1年・・ ん・・ 1年もたってないわよね たしか・・ 」 
 「 あっ でもね 今度 お店 変わるかもって・・ 名古屋 行きたくない!って 言ってたわ・・ 」

   「 へ~ 名古屋か 遠いね・・ 」  ・・・

   「 あ、 よかったら 携帯 預かって来たからって 伝えてくれないかな 今 彼女に 」
   「 サチ って言うゥ 女性から 預かって来たから・・ って  ティアラ に伝えて 」
   「 お店で携帯は持ってちゃ ダメだよねw  内緒でお願い・・ 」

 「 え~ ・・・ 」
   「 ハイ チップ あげるから ・・ マスターに見つかるとマズいから ・・ うまく彼女と交代して来て 」

 「 チップ くれるなら 交代してあげるわね~♡ まってて~♡ 」 w・・・    

   「 あ! オレのビール  どこもっていく~?  まだ飲んでるわ 」   うっ 早え~な~ アイツw

 






              (5)へ 続く~
  






















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またかよ・・・ (3)
- 2013/06/11(Tue) -
 そ~とう~落ち込んでますw

 ものの見事にズブの素人でもやらない様な領地取得を失敗してしまった。

 ☆6を2個同時に取りに、クエでもらって前回の合戦残りの下級騎馬兵の中に(特)ナルミちゃんに騎鉄乗せて混ぜていたらしい。 2個ともギリギリの戦力だったんで1個はかろうじて取れたものの、もう片方の部隊が帰ってこない・・。
 
 頭の中でそんな~バカな・・素人じゃねえぞ!って・・一瞬浮かんだのだが、むなしく真っ白になってしまった。 数ヶ月IXAを離れていたせいで単純なミスをあちこちでしている自分に嫌気がさしてきている自分が情けない。

 ショックで寝込むところだったが、思い直してなんとか画面を眺めながら・・虚脱感に襲われ意欲が無くなってしまったw。

 よし!旅に出よう。 そんな言葉が頭を過ぎった。 城主LVの割には生産も低く、中級兵も全く研究が終わっていない。 何を隠そう信じられない無課金でここまでやっていたのである。 悪い癖で兵が足りなくても500兵乗せて敵の陣へ突っ込む病気も治っておらず、所領取りのクエ兵を殆ど合戦で天国送りにしてしまった。 かなり病気が悪化し深刻化しているせいなのか敵の天極部隊に下級兵の兵1フルデッキで防衛してしまうw。 そんな危ない遊び方をしているヤツとは関わりを持ちたくないと思うが・・自分なのであるから始末に悪いw。

 当分の間は温和しくしているつもりでいる・・。 くそ~、待ってろヨ!生産追いついたら金クジがんがん引いて天と極だけで勝負してやるからな~。 ← 何とかの遠吠えにしか・・今は聞こえないのだが・・まずは・・悪い病気を治さなくてはリアルにまで影響が及び人生もゲームオーバーになりかねない状況である。         棚田・・ポチッと・・。

 (-_-)zzz  (11日 AM4:15)



 6月11日(火)AM6:30 ・・ 朝4時30分頃に寝たハズなのに目が覚めてしまい眠れないでムクリと起きてPCの電源に手をのばしてしまった。 どうも頭がおかしくなっているらしく夜必ず2~3時間おきに目が覚めてしまう。 病気か・・。  それとも・・昼夜逆の生活のせいで地球の反対側、ブラジルで生活すればいいのか。

 いや。 多分・・会社で仮眠をしてるせいだと自分に言い聞かせて勝手に納得した。

 どうにも納得がいかないのがこの現状のブザマな姿で、29+30鯖のスタートは5月10日である。 およそひと月前にスタートしている。 この鯖に幸運にも築城出来たのが6月2日。 

 かたや前鯖からの継続で天極札を保持している方々と対照的に白紙の状態でクエ武将1枚のみでスタートした自分・・。 併せて、マッタリ参加でサプライズのつもりだったので完全無課金でここまで来た。 先週、四ヶ月ぶりの合戦でついつい兵を天国へ送ってしまった。 

 ヒョッとしたら・・自分は天才か? 「札無し&兵無し」のこの章で戦功800を越え、合戦国内各府で50位に付けたのだから。 それもモグラ叩きの出城戦を、まさかの強化0で挑んだのですから~まぁ、この際、天才かアホなのか?の答えは・・先送りにしたいと思います・・Orz。   


 3週間遅れの生産+札無しスタートと思えば今の厳しさも乗り越えられそうな気がしてきて、気が少し楽になったわな。 さてと、勝手に納得したところで・・防衛戦、陣張り初日の大事な朝を迎えた今、今・・ いま・・   ・・ 兵がいないんで・・ この時間は起きていなかったw、寝てたわ~、と言うことで・・・ さて、ベットへ戻るかのw。 (AM8:30)

 皆の者、すまぬw





 む~


        a_20130611040219.jpg


 20年も前から変わっていない銀製のアイスコーヒーグラスである。 サチがここで1番美味しいアイスコーヒーをオーダーしたハズなのだが、出てきたのはいつも通りの業務用アイスコーヒーであったw。 さすがに新宿、客を舐めてますのぉ・・。

 メニューに無関心な分、客にも無関心で常連達はこのアイスコーヒー1杯で2~3時間かるく時間をつぶす。 ま、何をしていても周りの他の客を不快にしなければOk~の無法地帯である。


 作戦会議の下準備を軽くサチと話しあってここの会館、正確には純喫茶パリジェンヌをあとにした。 夕食をどうしようかと考えながらニィーニャ~の待っているお隣の駐車場に向かって2人で歩き出す。 コーヒーはサチのおごりのハズだったが・・なんでオレが支払?・・などど考えながら歩いていた。 



               (-.-)y-゜゜


 
 駐車場へ戻るといかにも新宿にいそうなお兄ちゃんがサチに100年分の愛想~笑いで近づいてきた。 別に危険を感じないんでそのままサチから10歩ほどど離れ、後ろを歩きながら様子を見ていると・・

 「 おネ~さんの車に友達を待たせて買い物か何かと思ってたんだよ 」
 「 20分くらいして車の方見みたら誰もいないんよ 」 「 で、誰も出入りしてないのに不思議に思って車覗いたら・・ 」
 「 ビックリだぜ~w 人と同じ大きさの人形が後ろのシートで寝てるんだもんな~ 」 「 死んでるのかと思ったさ 」 
 「 あれ いいね どこで買ったん? 幾らなん? 」 

     「 あれじゃないからネ! 彼女はニィーニャ~って言うの! 」
     「 あたしの妹だから売ってないのヨ 何処にも 」  「 あんたなんかに妹を譲れないんだからね 分かった? 」 
 
 「 お姉さん 面白いこというね    今度 お店イッからさ~ 指名すっからさ~ お店どこよ? 」
     
     「 あんたに来てもらわなくて あたし売り上げNO1だから 結構よ 」   あ^^あ サチを怒らしチャッタ  
 
 「 そんな事言わないで 教えてよ~ 」  あのバカっ サチに絡むとは命しらずだな・・

     「 ナンパなら他の娘にしてよね! あたし あんたタイプじゃにから ネ!  車の鍵 頂だい! 」
     「 これ以上あたいのことナンパすんなら あんたの給与明細みせてよね! 」
     「 お給料100万円以上なら考えてあげるから 」  サチの目が完全に座っているw

 「 まいったな このおね~さん 強え~よ 」   これ以上は遊んでられない、サチの友達の出勤時間が迫っていた
     
     「 おい! ナンパなら2丁目に行けよナ  綺麗なメタボ兄さんが声掛けてくれるぞ~ 」  (^o^)
   
 「 あ~ん? 」  男の声に反応していつもの商売顔に戻った  睨みをきかせてのぞき込んできた 
 「 オッチャンにはナンパしてねえわ 」   睨んでるつもりだが 精一杯頑張ってるのが見え見えである

 「 ん? え? え~? 」 凄んでいた顔がいきなり会社面接用の顔に変わった・・

 「 あの~ ・・ この前のフェラリーの兄さんですか? 」  (^o^) 弟はいないハズだがw

     「 4日前に来たな 確か  お前の顔は 覚えてないが 」  時間つぶしで来ていたのだ

 「 え~~~? 失礼 しゃした~~! 」 「 いえ~ あの時は オレです オレがここに居ました 」

     「 そか 」

 「 ここでバイトして初めて お小遣いをもらいまた 」 「 有り難う 御座いました 」  <(_ _)> 
 「 この前 駐車料金をもらうときにおつりを チップにやる!って・・ 」 
 「 4千500円で10.000円 もらいました! 」 「 嬉しかったッス 」 
 「 それで 皆んなに フェラリーの兄さんから初めて 小遣い をもらったと話したんすよ 」 

     「 小遣いはちがうだろ おい 」
     「 あ~ あの時は5千円と1万円間違えて渡したんで   今、料金精算の訂正してくれるか? 」

 「 返金? すか?  そりゃ~ ないッス 」  だな・・

 会社のカードでいつも通りに支払いをしようとしたところ、カードリーダーを扱う担当者が不在で現金でお願いされカードと現金を別々の財布に入れているために車の中でモソモソして、コイツの顔を覚えていなかった。 そのモソモソしてた分、相手はこちらの挙動をしっかり覚えていた様である。 勿論、顔も・・。

     「 あのな・・ ナンパも良いけど お前 サチに3回くらい三途の川 泳がされてたゾ きっと 」

 「 え~~ 危ないッス 」 「 危険ッス 」 「 助けてもらい 有り難う御座いました 」

     「 おまえ 敬語 遣えるんだな  えらいな 」 

 「 照れるッス 」 
 「 フェラリー兄さんの彼女さんとは知りませんでした すいませんでした! 許してください! 」  いいよw

     「 サチに車の鍵渡して 謝ってやれよ 」 

 「 謝ってきます! 失礼 しやす! 」   おまえ・・ 右翼か?  礼儀正しすぎるわw 




 車の前で両腕を組んでいるサチの所まで電光石火LV10で駆けて行き頭を5回・・下げていた。 根は良い奴なんだろな~。 でも歌舞伎町じゃ生き残れないタイプだな・・お前は・・頑張れ。


 サチの車まで行き、彼女の勤務先のお店を聞いてみると歩いていけるビルなんで二人で歩く事にした。 勿論、ニィーニャ~はあの駐車場係のお兄さんに見張りを依頼すると、喜んで見張役を引き受けてくれたw。

 駐車場を出て正面の世界一値段の高い野郎寿司の前を通り彼女の店に向かった。


     images_20130615013815.jpg


 店のテナントビルは知っていた。 同じテナントに3件のフィリピンパブがある。 ん? 何で知ってルかって? べ、別にフィリピンパブに通ってる訳ではないw。 おおよそ大きなテナントビルは目印の様なモノで、時間つぶしに徘徊していると自然に覚えるものである。  |д゚)

 ビルのエレベーターに乗り込もうとした時、ん~・・フィリピンパブに男女で入るのはおかしいと思いサチにお願いしようとしたが、女の子が1人で行くのもおかしいと思い直し、彼女の名前を聞いて1人で行く事にした。

 ま、サチもヒヨッコ娘ではないので30分だけ何処かで時間を潰してもらい、またビルのエレベーター前で落ち合う事を約束して彼女の店を目指した。

 サチはその辺の質流れショップを覗きに行くそ~である。



 エレベーターを降り、1番奥の店の看板を確かめドアに手をかけた。 軽くドアを引いた途端、大音量で下手くそな聞き覚えのあるミュージックが耳に突き刺さったw。

 ショ~タイムの真っ最中であった。 5人で踊りながら歌っていた。 どうやって タレント・ビサ を取って来たんだよ~と言う素敵なレベルである。


 余りにもひどいのショ~タイムwなので、訪問者の皆様には本物 ↓ の動画でショ~タイムお楽しみ下さいませ。    
 この ワンダーガールズの「 ノーバディー 」でショータイムをやってましたわな・・・。






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 韓国で大ヒットして米国でCDデビューした曲です。
 
 好きな人は どうぞ~    http://www.youtube.com/watch?v=XTshdgiDMJM

 イズ お勧めの 日本語バージョン も   http://www.youtube.com/watch?v=378AnxAve9Y

                                 ↑ このくらい魅せてくれたら毎日行きま~すw





                        (4)へ 続く




















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