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Google MapsのルートをGARMINのGPSで使う

Google Mapsは非常に便利である。地図としての出来は言うまでもないが、ルーティングが秀逸である。経由地を簡単に増やし、自分の好きなようにルートを作ることができる機能は、自転車トレーニングでルートを考える時には無くてはならない。交通量が多い幹線道路は危ないし、排気ガスも酷い。かと言って、あまりに細い路地を走ると歩行者に迷惑である。ストリートビューで道幅や交通量を確認しながら、走り易い最適なルートを探す必要がある。

最近購入したGARMINのOREGON 550であるが、ルートを作る機能も一応ある。しかし、やはり端末の小さい画面でルートを作るより、大画面とレスポンスの良いMac上で作成し、そのGPXデータをOREGONにエクスポートしたい。そんな方法が無いかと試したらうまくいった。

特別なツールは無いが、GMAPToGPXというサイトを利用する。手順は以下のようになる。ホストはMacやWindowsでも構わないし、ブラウザもSafariやFirefoxでも大丈夫だと思う。今回はMac+Safariという環境で試した。

1 GMAPToGPXにアクセスする。下記のような画面が表示されるので、黄色の[GMapToGPX]をブックマークバーへドラッグし、ブックマークする。



2 Google Mapsでルートを作成する。



3 上記1でブックマークした[GMAPToGPX]をクリックすると、下記のような画面に変わり、テキストボックス内にGPXのスクリプト(XML)が生成される。



[Track]と[Full]をクリック。また、この例ではテキストボックスの中央付近に、

<name>route0</name>

というタグがある。これはサンプルなので別な文字列の場合もあるが、この<name>と</name>の間の文字列をOREGON上で表示したい名前(例えば"皇居1周")とに変更すると、OREGON上にはその名前が表示される。

4 このテキストボックス内の文字列をコピペして、テキストエディタ等でテキストファイルを作成する。ファイル名の拡張子はgpxにする。

5 OREGONをストレージモードでUSB接続する。マウントされたGARMINドライブのフォルダ "Garmin/GPX" 内に、上記4で作成したgpxファイルをコピー。

6 USB接続を解除し、OREGONを単独起動。

7 メインメニューから、トラックマネージャーを選択。上記3の作業でスクリプト内の<name>タグを変更して名前を変えると下記のように表示される。この例では"皇居1周"と変更した例。



8 "皇居1周"を選択し、更に"マップ上に表示する"を選択する。これで地図表示を行うと、作成したルートが表示される。色等は"表示色"を変更することで、適宜表示変更できる。



9 エクスポートされたルートの拡大。同じ縮尺にしたGoogle Mapsと比較してみたが、同じでルートが的確にエクスポートされている。





昨日自転車トレーニングで行った彩湖はこの方法を初めて使ったが、極めて快適であった。

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基本的に自分で作る、直す、メンテする。東京と安曇野の二重生活。

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