Ray Of Hope (初回限定盤) [Limited Edition] 山下達郎
ようやく出たので、first impressionを。関与しているミュージシャンの数が少ない(歌声は本人だけ)所為もあってか、前の2作よりもコンパクトにまとまっているという感じがして、個人的には聴き易いという気がする。どうも前の2枚は、アルバムを通して聴くには長すぎるという印象があるのだけど、このアルバムは、そういう気がしなかった。また、半分以上の曲がタイアップがあって作られたもので、そういうものが多いと、全体の統一感が感じられなくなるのではないかと心配をしたけど、僕がそういうタイアップ対象をほとんど見ていないこともあってか、懸念するようなことはなかった。待っただけのことはあるアルバムになっているという気がした。
ジャケットの楽器のコラージュも秀逸だと思う。
ボーナスでLive Trackを集めたJOY1.5(JOYという2枚組のライブアルバムがあり、僕も含め、その続編JOY2を待ち望む声が多いのだが、それまでのつなぎという意味か?)が初回限定でついているので、こちらも魅力的だが、こちらはまだ聴いていないので、こちらの感想は追って、ということで。「追記」に曲ごとの感想を。
曲ごとの感想を。あまり大した感想ではないが。
1. 希望という名の光(Prelude)
ご本人がSSBで言っていたけど、頭と尻尾にはさむことでコンセプトアルバムめいた感じが出ていると思う。
2. NEVER GROW OLD
イントロのベース音とグルーブ感で、Blowを思い出す。このグルーブ感はアルバムの最初に相応しい。こういう歌詞の曲は、前だったら、ひっかかりを感じていただろうが、あまり違和感を感じなくなったのは、トシをとったから、かもしれない。
3. 希望という名の光
震災後に何度なく聴いた曲。声高なポジティブさがなく、そっと寄り添う感じなのが良い。蒼茫、に近いイメージか。映画のタイアップがあるのだが、それは気にならなかった。震災後ということもあってか、ある種の祈り、を感じる曲。
4. 街物語(NEW REMIX)
TVドラマの主題歌。何となく、父親目線で若者の恋を見ているような気がした。「町」ではなく「街」という感じが何となくした。
5. プロポーズ
新曲の一つ。クレジットが今までのSMILE PUBLISHERS INC.ではなく、TENDERBERRY & HARVEST INC.になっているのは、何かあったのだろうか。歌詞の初々しい感じが、プロポーズというイベントにふさわしく好ましい。
6. 僕らの夏の夢
某アニメ映画の主題歌。「零戦」が出てくるのが唐突な気がしたけど、タイアップとの関係なのか?ゆったりとした調子で、なんとなく、入道雲の見える夏空という感じがした(シングルのジャケットに描いてあったのが脳裏をよぎるせいかも)。カラオケで歌ってみたら、実はテンポがとりにくい、ような気がした。
7. 俺の空
新曲の一つ。この曲は、SMILE PUBLISHERS INC.になっている。Hey reportersの路線の曲。題名についてSSBで「本宮ひろしみたい」と言っていたのは笑えた。どうでもいいが、怒りを向けるべきは「ワガモノのゼネコン」というよりはデベロッパーではないかという気がした。最後の小声の恨み節があまりない感じなので良い。アルバム全体でバラードが多いので、アルバムの真ん中でこういう曲が「箸休め」みたいでちょうど良い。
8. ずっと一緒さ
これはCMに使っていたんだっけ?(自信なし)。なにかのタイアップがあったのは確か。
9. HAPPY GATHERING DAY
まりやさんのForever Friendsを対比してしまうが、別に同性の友人に限った話を想定しているわけではないのだろう。この年代になると、お互いになんやかんやと時間がとりにくいので、歌詞には素直に納得できる。
(いつもの面子でカラオケに行くのは、この曲の歌詞にはまる、わけで)
10. いのちの最後のひとしずく
新曲。TENDERBERRY & HARVEST INC.のクレジット。演歌的な歌詞というSSBでのコメントに納得。坂本冬美さんあたりに歌ってもらえると面白いかも。ただ、「あなただけを」という部分は演歌的ではないような気がするので、このアレンジでは歌いにくいかも。
11. MY MORNING PRAYER
ニュース番組で使ったのではなかったか。イントロからしていかにも朝聴く感じがする。
12. 愛してるって言えなくたって(NEW REMIX)
テレビドラマのタイアップ。通して聴くと、ここまでのところで俯き加減のバラードが多く、ちょっと食傷という気もする。
13. バラ色の人生~ラヴィアンローズ
ニュース番組で使っていた。名曲の一人アカペラでのカバー。途中で入る口笛がカッコヨイ。
14. 希望という名の光(Postlude)
これがあるおかげで、全体が締まった感じになっていると感じた。
全体を通じて、タイトルどおり、希望の光を感じさせてくれる、気がした。いろいろ大変だけど、捨てたもんじゃないって。ロクでもないことが多い(仕事で)ときに聴くと、なんだかほっとする。
1. 希望という名の光(Prelude)
ご本人がSSBで言っていたけど、頭と尻尾にはさむことでコンセプトアルバムめいた感じが出ていると思う。
2. NEVER GROW OLD
イントロのベース音とグルーブ感で、Blowを思い出す。このグルーブ感はアルバムの最初に相応しい。こういう歌詞の曲は、前だったら、ひっかかりを感じていただろうが、あまり違和感を感じなくなったのは、トシをとったから、かもしれない。
3. 希望という名の光
震災後に何度なく聴いた曲。声高なポジティブさがなく、そっと寄り添う感じなのが良い。蒼茫、に近いイメージか。映画のタイアップがあるのだが、それは気にならなかった。震災後ということもあってか、ある種の祈り、を感じる曲。
4. 街物語(NEW REMIX)
TVドラマの主題歌。何となく、父親目線で若者の恋を見ているような気がした。「町」ではなく「街」という感じが何となくした。
5. プロポーズ
新曲の一つ。クレジットが今までのSMILE PUBLISHERS INC.ではなく、TENDERBERRY & HARVEST INC.になっているのは、何かあったのだろうか。歌詞の初々しい感じが、プロポーズというイベントにふさわしく好ましい。
6. 僕らの夏の夢
某アニメ映画の主題歌。「零戦」が出てくるのが唐突な気がしたけど、タイアップとの関係なのか?ゆったりとした調子で、なんとなく、入道雲の見える夏空という感じがした(シングルのジャケットに描いてあったのが脳裏をよぎるせいかも)。カラオケで歌ってみたら、実はテンポがとりにくい、ような気がした。
7. 俺の空
新曲の一つ。この曲は、SMILE PUBLISHERS INC.になっている。Hey reportersの路線の曲。題名についてSSBで「本宮ひろしみたい」と言っていたのは笑えた。どうでもいいが、怒りを向けるべきは「ワガモノのゼネコン」というよりはデベロッパーではないかという気がした。最後の小声の恨み節があまりない感じなので良い。アルバム全体でバラードが多いので、アルバムの真ん中でこういう曲が「箸休め」みたいでちょうど良い。
8. ずっと一緒さ
これはCMに使っていたんだっけ?(自信なし)。なにかのタイアップがあったのは確か。
9. HAPPY GATHERING DAY
まりやさんのForever Friendsを対比してしまうが、別に同性の友人に限った話を想定しているわけではないのだろう。この年代になると、お互いになんやかんやと時間がとりにくいので、歌詞には素直に納得できる。
(いつもの面子でカラオケに行くのは、この曲の歌詞にはまる、わけで)
10. いのちの最後のひとしずく
新曲。TENDERBERRY & HARVEST INC.のクレジット。演歌的な歌詞というSSBでのコメントに納得。坂本冬美さんあたりに歌ってもらえると面白いかも。ただ、「あなただけを」という部分は演歌的ではないような気がするので、このアレンジでは歌いにくいかも。
11. MY MORNING PRAYER
ニュース番組で使ったのではなかったか。イントロからしていかにも朝聴く感じがする。
12. 愛してるって言えなくたって(NEW REMIX)
テレビドラマのタイアップ。通して聴くと、ここまでのところで俯き加減のバラードが多く、ちょっと食傷という気もする。
13. バラ色の人生~ラヴィアンローズ
ニュース番組で使っていた。名曲の一人アカペラでのカバー。途中で入る口笛がカッコヨイ。
14. 希望という名の光(Postlude)
これがあるおかげで、全体が締まった感じになっていると感じた。
全体を通じて、タイトルどおり、希望の光を感じさせてくれる、気がした。いろいろ大変だけど、捨てたもんじゃないって。ロクでもないことが多い(仕事で)ときに聴くと、なんだかほっとする。