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このblogについて/ご挨拶他(2010年7月31日現在)←改訂しました。

一年に一度は見直して書き換えることに決めて、今年もまた見直しました。一部内容を追加しています。
長いのが最初にあると邪魔なので、お手数ですが詳細は「追記」にてご覧ください。どうぞ宜しくお願い致します。
#2011年に見直しました。一応削除はしませんが、初めてこちらをご覧になる方は最新の同タイトルのエントリをご覧いただければと思います。

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8月ねえ…

何だかもう8月か…という感じが例年よりも強いかもしれない。気候も台風一過の後は、いつ何だかはっきりしない感じで、それもあってのことかもしれない。

そうはいっても、豪雨で新潟が甚大な被害を受けていたりして、東北の状況も考えると、秋以降のコメがどうなるかなあ、というところも気になっている。

気候の所為なのか(気温の上下動にもともと影響を受けやすい)、トシの所為なのか(twitterで、身体の調子が変わるので気をつけるべし、というアドバイスもいただいた。ありがとうございます)、どうも体調もイマイチで、気分も盛り上がらない。

とはいっても、どうやらRay of Hopeも出るらしいので、それと夏休み(特に休暇は足さないが、一斉休業で数日休みになる)を励みに何とか乗り切ろうと思っている。

ウィーン売買条約と国際取引契約実務

CISGに関して、用事があることもあって、Pace LawのCISGのデータベースにある論文をちょっとだけ読んだりしていたけど、あのデータベースはCISG推奨派なんだろうから、何となく、ではあるけど、CISG寄りという感じがしていた。それとは別に読んでいる日本語の文献からもそういうバイアスのようなものを感じなくもない。

そういうのを読んでいると、ニュートラルな立場の英米人からはどう見えるんだろう、ということが気になってくるのだが、そういう中で、この論文を見つけたので読んでみた。英文契約書作成のキーポイントとかでお馴染みの、元丸紅の中村先生が、英米の学者のCISGに対する評価を紹介するとともに、実務的に重要ないくつかの点について検討しているもの。

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日本の大手事務所の海外進出?

外資系法律事務所の東南アジア展開 at 弁護士川井信之のビジネス・ロー・ノートを見て、日本の大手事務所はどうなんだろう、と思って調べてみた。とりあえず5大事務所だけ。それぞれの事務所のサイトの概要や、弁護士さん(*1)の紹介とか、沿革とか、オフィスのアクセスとか、トピックスとか、目立つところしか見ていないので、見落としについては御容赦ください。
#AMTについて書くつもりが抜けてました。すいません。
##一部「中の人」からの指摘があったので、加筆修正しました。
###*1はフォーリンアトーニーなどの意味。日本法の弁護士さんは除く。

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41歳の夏?

いや、その誕生日なんです。41歳。となると、これでしょ。ま、一発ネタってところでしょうか。



ただ、41って言っても腹回りと頭頂部は、それ相応(涙)なのですが、それ以外のところは…進歩がないような気がしています。もっと精進しないいけません。

愛のメモリー/及川光博

何だか疲れたし、用意したネタを書く気になれないので、例によってyou tubeから。ま、ご結婚おめでとうございますってことでこの1曲。


最後のファルセットと思われるシャウトがポイントかもしれないが…。打ち込みが安っぽく聴こえるのもいただけないような気がする。

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今日は何だか(2011/7/27)

例によって例のごとく。書けるところだけ。
  • 某案件で得意先向け挨拶状の文面チェック。あんなものかと。
  • 某契約の修正案作成。途中で作るのに飽きるが何とか完成させる。
  • イントラネットに掲載した雛型についてM$wordのヴァージョンによって修正履歴が表示されたりされなかったりするというクレームが来る。よく分からないので明日以降調査が必要。
  • 某契約について下の人の審査結果のレビュー。当社修正案の正当性をどう客先に説明するか悩む。
  • 契約管理システムについての質問。管理担当者が退社後に来た質問なので、担当者に対応を依頼するメールを出す。でないと忘れそうなので。

Outlookのファイルが壊れた

そもそもoutlook expressなんぞを仕事場のPCのメーラーに使っていたのがよくなかったということに尽きるのだが、突如として一部動かなくなった。案件ごとにフォルダに分けてメールを整理していたのだが、一部のフォルダが開かなくなった。フォルダの数が500を超えていたので、一つ一つ確認したわけではないが、結構な数のフォルダがおかしい。

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Office of Fair Trading and more

映像ネタでもう一つ。今度は法務関連。こちらの方の呟きで教わったネタで恐縮だけど。

UKのOffice of Fair Tradingの啓蒙用の映像が結構面白いので、メモ。
  • Competition Compliance Film 独禁法に関するフィルムのようで、全部通し、またはChapterごとに見ることも可能。全部通しで見ても15分以内。まだ全部見ていないけど、一般的な内容だけど、特にcartelの説明とか分かりやすいように思われました。
  • Consumer Enforcementのfilm@you tube.こちらは消費者法系の映像。いくつか見たところでは、より一般向けという感じ。
さらに、
  • THE RAID: An antitrust movie というのもあるらしい。こちらはまだ見ていませんが、上記で見た範囲だと結構期待できそう。
  • もうひとつ。上記のところから辿ると、Antitrust Oscars というのもあった。結構映像化されているようで…。

初歩的な内容のものも結構あるので、そういうのを見るのも英語になれる意味でも良いのかもしれない。


after the love has gone...

いや、要するにアナログが終わったってことらしいんですが、もともと家にテレビがないんで、とりたててどうということはないのです。まあ、見るに値する番組もあまりないようだし、見逃しても惜しい番組なんかゼロだから、わざわざそのためのテレビを買う価値が見出せないというわけです。

ただ…次のこれにはちょっと感動したので、貼っておきます。



特に最後の部分が沁みます。

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会社法務入門<第4版> (日経文庫) / 堀 龍兒 (著), 淵邊 善彦 (著)



最初の勤務先で法務に配属になった頃に読んだ本が新しくなっていたので、買って読んでみた。商社→アカデミックという方の単著だったのが、TMI総合法律事務所とのコラボレーションになっていた。企業の法務の業務についての説明と、企業の法務で出てきそうな法律についてのざっくりとした説明をコンパクトにまとめている。

コンパクトすぎるので、ある程度読者に知識がないと、読み進めるのも厳しいかもしれない。法学部で法律の勉強をしていない人にはつらいから、他の学部出身で法務に配属という人にいきなり入門書として読んでもらうのには適さない。

もともと商社の方が書かれていることもあってか、取り上げている法分野の説明についても、債権回収関係の話は比較的詳細だけど、製造物責任法とかの話は一言程度だし、外為法関係の話や税務(印紙税を含む)の話も出てこないので、メーカー法務からすると?と思わないでもない。ただ、業種に限らず、というところからすると、そういうものかもしれない。日経文庫で出す、というと、紙幅の制限もあるだろうし。




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BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2011年 09月号 [雑誌]



出遅れたような気がするが、例によって順不同で感想を。

反社会的勢力遮断の記事については、こちらでも、取引基本契約には所謂反社条項は入れているが、それ以上のチェックはなかなか出来ていない。当然自社でのデータベースもないので、何かをするとしても、帝国データの商用データベースとかを使ってスクリーニングをやるのだろうが、それをどのようにやるのかというイメージが沸かないので、その辺をもうちょっと書いて欲しかった。ただ、この辺は企業の人は書きにくいだろうから、いっそのこと帝国データとかの人に書いてもらうとかするのが一つの手なんだろう(何ならタイアップ込みで)。とはいうものの、他社での取り組み事例は非常に興味深かった。上場前のところはやはり大変だな、と実感する。

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ううむ。

いやはや。早く帰宅して、BLJを読んで感想をネタにしようと思って、実際早く帰ってきて読み始めたのだが、途中で会社のメールボックスを空けたら、某案件について、最後の最後でもめて、予想していない展開になっていて、凹むばかり。週明けに何らかの対応をしないといけないのだが…。ちょっと参った。まあ、大きな実害はないので、こういうときほど焦らずに、よく確認をして、対応しよう...。

め組のひと/ラッツ&スター

BLJは来たけど読み終わらないし(例によって個人的なニーズにあう内容を含んでいるので、興味深い)、法務ネタで書きたいこともあるけど、調べないといけないことがあって、ネタがないので、苦し紛れでyou tubeから。J-WAVEで、なんだかなあ、というカバーが流れていたので、オリジナルを。音質はいまいちだけど(音質が良いのはこちらを)


いまや、何と言って良いのかわからなくなった田代まさしも、まだ無事で元気なのが何とも…。大漁旗をアレンジしたと思われる衣装や、最後に女神輿が出てくるあたりとかが、何だか面白い。

曲自体は男目線の歌詞なので、女性歌手がセクシー路線(死語)で歌う歌ではないような気がする(歌詞を書き換えてという発想はありなんだろうけど、それもないようだし)。有名な曲だから、売り上げを稼ぐためにカバーするという発想は理解できなくはないが…。

渡す側か渡される側か

さとなおさんの先日のエントリ

高度成長日本の成功体験にがんじがらめに縛られている今の年長者たち(40代~70代)は、すべからく若者にステージを譲るべきだと思う。何が成功かはおいておいて、成功体験に酔えるほどの成功は享受してきた。でもそのおかげで思考が硬直化し、負のスパイラルに入っても抜け出せる知恵も手段ももてないでいる。

そこを根本的に変えるのは、決定的なリーダーの出現なんかではなく、「世代交代」だとボクは思う。

ボクが知っている若者たちは(会社の後輩にしても大学の生徒たちにしても)本当にしっかりしているし、ビジョンもちゃんと持っている。いまの40代~70代よりよっぽど真面目で陽気でたくましい。ハラハラどきどきしながら女子サッカーをテレビで応援しつつ、マジで「日本は早く世代交代したほうがいい」と思った。

いまの若者たちは次を託すに足る。早く彼ら彼女らにバトンを渡そうよ。

って、中年以上は去れ、みたいなことを後ろ向きに言っているのではないよ。
もっといい世の中になるための、前向きなバトン渡しだ。

譲りたくない、まだまだ第一線で働ける、という方も多いと思う。
わかるけど、できればその位置を若者に譲って道をあけ、環境整備やバックアップでチカラを発揮しよう。それも立派で有意義な仕事だ。将来、高齢化社会で迷惑をかける若者たちのために、彼らがチカラを発揮できるための仕事環境や法整備、支援体制を急がないといけない。



うーん、なるほど、と思う一方で、疑問も。

まず単純に、自分はバトンを渡す側なのかな、という疑問。確かに、年齢的には40代ではあるが、就職したときには既に世の中のバブルははじけたあとだったし、成功を体験した記憶はないし、体験していないものに酔えるはずもない。要するに、上記のくくりの中にカウントされることには違和感があるということ。ついでに言うと、どう転んでも、そういう「バトン渡し」には後ろ向きの要素をはらんでいることは否定しがたいように思う。それを無理やりポジティブに見るのは、何かを見落とすことになるような気がするから、そちらにも違和感がある。


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更新

気が付くと登録から2年経ったということで、NY州の弁護士登録の更新のお知らせが来た、というか、来ていたのだが、しばらく放置していたのを手続きした。

結局CLEは免除申請というのは悔しいのだが、skillsについての研修が見つけられなかった以上、単位数は集められても不十分ということになるから仕方がない。

費用の払いのためにmoney orderとか組むのも面倒なので、カード払いを選択する。

書類を一通り書いてから、ふと見ると、実はonlineで登録ができる旨のチラシというかお知らせが入っているのに気づく。
次のところから登録可能。
https://iapps.courts.state.ny.us/aronline/SignIn

ちなみに、僕の場合、SSNを持っていないということでエラーが出たが、アラートメッセージにしたがい管理者にメールで状況を知らせると代替措置をとってくれて(差しさわりがあると面倒なので、詳細は伏せる)、それで登録ができた。こちらから会費がカードで払えるようだ。

結局上記のやり取りの返事が来る前に、紙ベースで書類を送ってしまったので、支払いとかはそちらで行うことにする。次回以降は使えるだろう。

勉強会

twitter上の一部のクラスタで流れていたアレではない(謎)。

落語家さんが、お客さんの前でネタをやってみることで、勉強するという仕掛けの会らしい。例によって(?)幼稚園時代からの旧友のtkm君からのお誘い。訳が分からないが、とりあえず行ってみることにした。

行ってみると、10畳はなさそうな部屋、というか、倉庫みたいなというか、楽器置き場みたいな畳敷きの部屋が会場。木戸銭は500円。大学の講義ではないが、周辺部から席(というか座布団)が埋まり、かぶりつきというか、手を伸ばしたら間違いなく届く距離のところが空いていたので二人で胡坐をかいて座る。tkm氏がジャムサンドのクッキーを近所で買って足元においていたら、目ざとく見つけられて、演者にいじられていた。折角なんだから「おひとつどうぞ」とかやればいいのに、と思ったが、自分がいじられたときに即座にそういう反応をするのは難しいのだろう。

出てきたのは二つ目さんお二人。片方は関西の落語家さんとのこと。その方は、河豚鍋というおよそこの季節にやるにはふさわしくない冬のネタだった。普段やらないネタということもあってか、今ひとつスムーズではない感じがしたが、ネタを知らなかったこともあり、それなりに面白かった。ただ、一体オチはどうなるんだろうとか、考えながら聴かないほうが良いと感じた。そこで、二番目に出てきた方がやった、たが屋については、特にそういうことを意識せずに聴いてみた。そのほうが気楽に聴けてよかったような気がした。そういうこともあってか、こちらはひっかかりを感じることもなかったけど、「たが」とか説明をする段階で何だか大変だな、と気の毒に思われた。箍が外れるとか、箍が緩むとか、そういう形で、慣用句には含まれているのだが、何のことかは分からないというのは、余計なところで、話をしにくくする。

ともあれ、二つ目さんクラスだと、僕のような素人でも、真打とは何かが違う、ということが感じ取れる。何が違うかは言葉にできないけど。まあ、だからこそ、安価に気軽に聴けるという面もあるわけだし、今後を見守るという楽しみ方もあるわけだ。それはそれで面白そう。



今日も何だか(2011/7/19)

例によって例のごとく書けるところだけ
  • 以前こちらの会社が訴訟に巻き込まれた際に起用した某米国弁護士事務所の担当パートナーが他のパートナーを連れて表敬訪問。小一時間話をする。最近アメリカ人と話をしていないと実感する。アジア系の英語と違って聞き取りやすいし(爆)。
  • アジア某所の某氏に会う。打ち合わせで来日とのこと。ついでにこちらの用事での打ち合わせを設定する。中国系の人の英語への慣れが足りないと痛感する。
  • 内部打ち合わせ及び管理部門の定例打ち合わせ。いつもどおり。
  • 某海外拠点での取引基本契約書について、こちらの修正案を覚書(英語なので名前は別だが)の形で提示するべく作成、営業に送る。取引基本契約書に細かくこめんとしたら、営業さんも細かく対応してくれたので、案文も長くなった。
  • 社内の契約管理体制に関して某拠点の某氏と打ち合わせ。ついでに当該拠点における研修およびそのついでに協議したい点についても話をする。

最近の雑感

連休近辺で感じたことのメモ。
  • 見なかったが、なでしこジャパン、おめでとうございます。結構多くの方々が盛り上がったようで何よりです。
  • 諸般の都合で休日出勤した。空調のとまったオフィスは暑かったが、反面、話しかけてくる人間がいないと、仕事は進むと実感。まあ、仕方がないのだろう。連休ということもあって、ホントに誰も出勤していなかった。健全な話で何より。
  • 節電騒ぎについて、クーラーとかをどうするよりも、テレビを切れ、という話がようやくあちこちで見られるようになって何よりという気がしている。テレビを切っても熱中症にはならないが、この暑さでは適当なところでクーラーのスイッチを入れないと大変なことになりかねない。
  • ターミナル駅とかで液晶画面でCMを流しているのを見るといらいらする。そんなものに電気を使うくらいなら、駅の照明を明るくすべきではないのかと思う。
  • 原発関連は、すっかりわけがわからない。とりあえず東電と政府の言っていることはきっと正しくないと思うことにしておく。信用しようがない。
  • 先日の小田島さんのコラム、ではないが、仮に原発が必要だとしても(この命題の当否は正直よく分からない)、きちんとリスクと便益を開示して、リスクについて十分な対策を講じた上で、それでも残るものについて、十分に説明をしたうえで、やる必要があると思うのだが、今の電力会社ではそれができるとは思えない(既に信用がないからもはやできないという気もする)。東電を潰したら被害者救済に支障が出るという指摘がNBLで見たような気がするが、それ以前の問題として、今のままでやらせておくと、また何かとんでもないことをやるような気がする。それを防ぐためには、やはり一旦解体するしかないのではないか、損害を賠償するにしても命あっての話。そこすら危ないような気がしている。

メモ:内田百関係

何となく、読みたくなった内田百。手元にある本も読むけど、思い立ったので、ネット上にある資料をメモ(wikipediaとかは除く)。内容はよく見ていない。
ついでにこういうのもある。フォローしてみた。
  • 内田百-bot- 内田百先生の言葉を一時間に一度つぶやくbotです。
とりあえず、今簡単に手に入る本は大概新かなになっているが、ご本人は旧かなに固執されたこともあるし、旧かなの旺文社文庫で百氏の文章に親しむようになったので、新かなは落ち着かない(この辺は、前に書いたとおり)。あと10年すると、青空文庫に入るだろうし、そのときは旧かなになっているのではないかと思う(希望的観測)ので、そうなったら、全部気軽に旧かなで読めるようになるのだろう。

素朴な疑問:イニシャルサインについて

先日某所にて、某社の若手の方から英文契約についての質問を受けた。何で僕に質問されたのかよく分からないが、その場ではとりあえず思いついたことはコメントしてみた。とはいえ、自分がコメントした内容(以下にあるとおり)では、心許ないと思い、ネットとかで調べてみたが、いまひとつよく分からない。ネタついでに、ここに書いてみる。この点について、詳しいところをご存知の方が居られたらご教示いただけると助かります。

質問:
英文契約で各ページにイニシャルサインをするけど、契約のサインページには不要なのではないか?

コメント:
おそらく必須ではないものと考えます。
イニシャルサイン(なお、文言の修正のために用いるものはここでの検討からは除く)の目的は、後からページ単位での加除がなされないようにするため、だと考えます。そうだとなると、各ページになにがしかのサインがあればよいはずで、その意味では契約締結を証するためのサインをするページ(末尾に資料が添付されている場合は、最終ページではないが、後ろの方のページにあることが多いのは確か)については、イニシャルサインよりも正式な(という言い方が適当かどうかは疑問だけど)サインがあるので、そのページについては、イニシャルサインは必須ではないということになりそうな気がします。

後でそのページにイニシャルサインがないことで、話が面倒くさくなるのを避ける意味では、そのページにもサインをもらっておいても、有害ではないでしょうけど。

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メモ:諸外国の競業避止規制に関する日本語の資料について

競業避止について、諸外国の規制に関する日本語の資料で見つけたもののメモ。ネット上で無料で見られる資料のみだけど。後で必要そうなところを見る前提。以下の某資料に、海外赴任中だった某氏が協力者として名前が出ていたのを発見した...。

経済産業省のサイトにあるもの
平成18年度 東アジア大における不正競争及び営業秘密に関する法制度の調査研究報告
-欧米の法制度との対比において-
第I編不正競争防止に関する法制度
第II編営業秘密に関する法制度の運用実態
同資料等

特許庁のサイトにあるもの
人材の移動による技術流出に係る知的財産の在り方に関する調査研究報告書(H22)

そのほか
結合企業の競業規制にかかる問題点

不正競争防止法 / 青山 紘一 (著)



情報管理に関する研修をする予定で、営業秘密とかの辺りについては内容に含むので購入。軟弱な僕でも通読可能な厚さの本がこれと、役所の解説(こっちも会社の費用で買ってあるけど)くらいしかないので、買ってみた。
(なお、購入したのは2010年に出たの第7版で、当然ながら、今年の改正については対応していない。最新の改正についてはこちらを参照)

学習用ということを想定して、後ろに練習問題と回答が付いているというのは、なかなか親切かも(僕には特に必要性はないけど)。

特に、今回は営業秘密管理に関心があるので、第2条4項以下の各不正競争行為類型について、裁判例とかを使いながら、具体的な事例のレベルで解説してくれたのが、分かりやすかった。全体を通して、裁判例を豊富に引きながら解説してくれているのは、理解しやすいと同時に、事例の解決にあたっても参考にしやすいのではないかと思う。

それと、刑事罰の重罰化については、かなり批判的で、こういうのは、お役所の公式見解には見られないところで、興味深い。確かに、民事で対応すべき話が大半だろうから、刑事事件にするに際しては謙抑的であるべきだろうとは思う。


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「3・11」震災法務Q&A / 東京弁護士会法友会東日本大震災復興支援特別委員会 (編集)



著者の一人の某弁護士から献呈いただいた数冊のうちの一冊。ありがとうございます。様々な問題について簡潔にまとめられている。3ヶ月間に平常業務の合間を縫ってまとめられ、印税も寄付となると、純然たるプロボノ活動ということだろうから、拘られた皆様方のご尽力には、頭が下がるばかり(これに限らず、類書についてはどれもそう)。

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気になる日本語―本音を申せば /小林 信彦 (著)



毎度お馴染み(?)週刊文春の小林信彦のエッセイ一年分の単行本化。近所の図書館に入ったので借りてきた。今回は、タイトルにある「気になる日本語」についてのエッセイが面白かった。作家なので、言葉遣いにウルサイのは当然といえば当然なのかもしれない(当然のことでしかないので、「こだわり」と言ってはいけないということになる)。俎上に上がっていた中では「なにげに」の使い方とかは、僕にとっても違和感があり、指摘には頷くばかり。

この年代(1932年生まれだから今年で79歳!)の方が時代と併走しながら(若手女優さんについても、3人、目をつけておられる)、しっかりとモノを語ってくれているということだけで凄いことだと思うので、今年も一年分きちんと出たというだけで十分すぎるような気がする。まあ、過去の出来事についての話は、何度となく同じ話が出てくるし、読み続けていると、もういいよ、と思うこともないわけではないが、それは誤差みたいなもの。

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The Gambler / B'z



面白いことがあったのだけど、ここに書くに適さないし、他に書けるネタがないので、吉例にしたがって(投げやり)、you tubeから。結局依存してんじゃないか>自分。ともあれ脳裏をよぎったこの曲。

B'zは、何だか、ウルサイ、という気がしていて、正直そんなに好きではないのだけど、このアルバムは学生の頃リアルタイムで聴いたというか聴かされたことがあって(サークルの同期に布教?にいそしんでいた人がいたような...)、その中では、この曲は気に入ったので、今でも覚えている(というか時々カラオケで叫ぶ)。

今日の何だか(2011/7/12)

例によって例のごとく。
  • 上司への定例業務報告。いつもとおり
  • 定例の内部打ち合わせ。ついでに、下の人にいきなりその場で仕事を振る。
  • 某案件で英語で打ち合わせ。税金が絡むと話がややこしくなるということを実感。
  • 8月以降に実施予定の研修の日程調整。とりあえず東京以外の拠点については、日程が決まる。東京をいつやるか、について、節電シーズンとか四半期決算とかいろんな予定を睨みながら決めないといけないところが面倒くさい。
  • 某拠点からの契約審査依頼。エライヒトから直に電話が来たが、今ひとつ状況が見えない。とりあえず書類を送ってもらうことにする。書類を見たら、何がどうなっているのか見当はついた。対応は明日以降にする予定。
書けるところはこのくらいで...。

瑕疵担保責任と債務不履行責任 / 野澤 正充 (編集)



やや古い本かもしれないけど、読んだのでメモ。不勉強なゆえ、読むのにエライ難儀したし、今から他人様に読むのをオススメはしにくいけど、個人的には読んでおいてよかったという気のする一冊。法律時報での論文集がベース。



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4ヶ月

4ヶ月たった...けど、何だかなあ、という状況にはあまり変わりがないような。かの地も梅雨があけたという話で、いよいよ夏がくるわけだ。避難所に居られる方々の暑さ対策とかが気になるところ。

最近の状況という意味では、リアルでお目にかかったことのある、次のお二方のボランティア体験記が印象的だった。
お二方の行動力(特にKOHさんの多忙ぶりはtwitterからうかがい知ることができるので)には脱帽。

といっても、どうもこういうところで役に立てるという気がしないので、自分が何かする気になれない...。ちょこっとだけ寄付をさせてもらったひとくち支援の会(あわせて、こちらも参照)が、順調に支援を続けているのを嬉しく思う程度...。



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OSでもなければオフコースでもない(謎)

今使っているthinkpad X61が買ったのが2008年6月。2度目のNYBarを受けに行く前に買ったのだった。そのときのblogのエントリにも書いたが、次はMacのnoteにしたいと思っていた。ただ、B5ノートでないとイヤだと思っていたし、その点Appleはあまりこちらの要望に沿ってくれていなかったが、今ではMac Book Airがある。

さて、どうしたものか、と思っているが、しばらくは様子見をした方が良さそう。モデルチェンジがあるらしいし(例えばこの辺のエントリを参照)。

office系とpdf,web,mail,iTunesで大半の用事が足りるので、windowsに拘る必然性はないし、もともとMac使いだったのだから、と思うのだが、一方で周辺機器とかをどうするのか、とか気になることもないではない。ま、X61の動きには不穏なところがあるわけではないので、ぼちぼち考えようと思う。
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日本にある企業の法務部署で働いています。
*コメント等で私に言及するときは
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