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案件をとめるとき

書き方が難しいけど、メモ。内容が分かりにくいのはご容赦を。

昨日某所にある製造拠点の方から質問のメールが来た。増産に向けて生産体制を強化する一環としてあるアレンジ(さすがにこれ以上は気まずいので詳細は伏せる)を取りたいということで、そのアレンジに関する質問だった。

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アメリカ契約法第2版 [アメリカ法ベーシックス] / 樋口 範雄 (著)



この分野の日本語の本として定評のある本の第二版。僕も留学のときは初版を持っていって、非常にお世話になった。ちょっとした必要があって、一部追加加筆された第二版を読んでみた。企業からアメリカのロースクールのLLMに行かれて、契約法を履修されるのであれば、持って行って損はないし、それ以外の方々でも、アメリカ法下の契約に関与される方にとっても、有用なのではないかと思う。

アメリカの契約法について網羅的に紹介した本ではなく、基本的な特色をやさしく書くという部分は変わっていないが、UCC改訂を受けた加筆修正以外に、第三者との関係についての章が加筆されている。後者の部分は、個人的には、初版で記載がなかったのが気になっていた部分なので、嬉しいところ(もっとも、僕が1Lの契約法のコースで習ったときは第三者との関係については、やらなかったので、必須ではないのかもしれない)。基本的なところをじっくり説明してくれるというのも大事なことだと思う。アメリカ契約法について勉強とする人が最初に読むには、ふさわしい一冊であり続けていると思う。



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Guide for Managers and Counsel Applying the CISG Guides for Business Managers and Counsel by John P. McMahon

さて、CISGについてのお勉強ということで、Pace Lawのデータベースからこちらの論文を読んだので感想などをメモ。Introductionになるような論文ということで、別の論文を読んだのだが、何だかヘンな気がしたので、気を取り直して、こちらを読んでみた次第。

Guide for Managers and Counsel Applying the CISG Guides for Business Managers and Counsel by John P. McMahon

Business Managerたちも想定読者に入っているということもあって、平易な文章で非常に分かりやすい。QA形式で、アメリカの読者にとって重要そうなところを説明していて、後半では、CISGに関するresearch guideとか、Advisroy Council Opinionsとかについての説明(及び原文がこのデータベース内にあるので、そこへのリンク)もあり、日本の企業法務の人でCISGについて調べたい人にとっても有用なのではないだろうか。

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業務上で勉強会(CISGそのほか)

ここ数日あまり法務めいたこと(なんだそれは?)を書いていないような気もするので、珍しく法務らしいことをば。

前にも書いたけど、諸事情により、仕事として、某所で勉強会に参加することになった。人脈作りとかの目的もあってのこと。お題はCISGがメインらしい。まあ、仕事でもないとやりそうにないテーマなので、ちょうど良いと思うことにする。

さて、あまりモノを知らないので、予習をしようと思い立った。日本語の資料も紙ベース、ネットベースと一定量存在する。ネットベースのものについて、備忘のために、リンクなど貼っておく。一度貼ったかもしれないが、まあ、探すのが面倒なので。
  • CISG-Japan Database
    制定過程に関与された曽野教授が作られている(という言い方が適当かどうかは不明)ところ。リンク集も充実している感じなので、まずはここから、ということなんだろう。
  • 国際取引法フォーラムの判例集
    原文へのリンクなどはないものの、海外判例の要旨の紹介が350件弱存在する。
加えて、英語のものとしては、一つだけPace Law Schoolのサイトをメモしておく。こちらは、文献、判例の原文、それから、CISGの歌(謎)まで、コンテンツが豊富。

異例な天候

5月に入梅ってどうよ?しかも台風来るし、と思う。

Wikipediaの入梅の記載を見ると、関東は6月8日が入梅の平均らしいから、10日以上早い。統計を取り始めた1951年以降2番目に早いとのこと。気持ちの良い入梅前の季節が短いのかと思うと何だか気分が滅入る。

加えて、強めの台風も来るらしい。5月に台風というのも凄いし、入梅と両方となると前代未聞という気がしないでもない。まあ、大震災と原発事故に比べれば大したことではないような気もするけど。大震災の被災地に台風が被害を及ぼさないと良いのだけど…。

Desperado

何だかお疲れモード。色んな「急ぎ」の案件が来て、やっつけに近い感じで、何とか最低限の対応だけはしたけど、疲れたので、you tubeから一曲。気分的にこんな感じ。
Eaglesがオリジナルだけど、個人的には竹善氏が歌うほうが好み。声の好みによる部分が大きいのだけど。

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今日も何だか(2011/5/26)

例によって例のごとく、書けそうなところだけ。色んな話が一度に沢山来たので、ちょっと参った。
  • 某ファイナンス案件の関係で、欧州某所の関連会社とVC。現地時間の朝8時からとかよく会議するな、と変なところで感心する。
  • 増産にともなう某アレンジにつき、諸般の事情でテーブルを途中でひっくり返すことになり、必要な契約書をゼロから起案していたが、一応出来たので、社内各所に送る。送った途端にミスを見つけて凹む。しれっと直して送りなおす。
  • 某社内規定について、打ち合わせ。謎が多い。
  • 某海外案件について、契約書の文案に合意して相手方からサインしたものが来たが、添付書類が抜けるなど問題があったので、ダメだしをして、こちらで全部作り直してサインして、送りなおすからサインしなおしてくれ、と言ったところ、OKの返事が来た。
  • 某案件について、某役員向けの説明資料の法務的説明の部分を作る。当該役員からの質問内容に不明点があったが、確認を取る時間がないので、決め打ちで説明を作る。

今日の宴会

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一番乗りらしい。


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またもや素朴な疑問

今週は外で夜、人に会う機会が多いので、まとまった何かを書く準備が出来ない(できたところで…という突っ込みはアリ)ので、ここ数日脳裏をよぎっている疑問をメモ。
  • 債権法改正に、まったく付いてゆけていないのだが、どの辺りから勉強をして、追いついて行けるだろうか、そしてそれを上手くやる方法は何だろうか?最初からついて行ければ良かったのだが、自分の能力とか時間的制約とかで、そうなっていない場合、どうやれば良いのだろうか。中間論点整理は、ソクラテスメソッドのように、疑問を投げかけているだけで、あれを見て、どうこうする方法が難しいように思われる。とりあえず自分ひとりでは絶対に挫折するだろうから、勉強会にもぐりこむなどするのが良いのだろうが…。長縄跳びで「お入りなさい」と言われて上手く入れない感じがしている。そのあたりについてはBLJの次号でヒントになりそうな記事が出るらしいので期待はしているんだけど。
  • 某所でCISGについての勉強をすることになったが、CISGって何て呼べば良いのだろうか。とりあえずシスグではないと思っているので、そう呼んでいるのを聴くと違和感が強い。個人的には面倒でも「国際動産売買に関するウィーン条約」と呼ぶのが明確で良いと思っている。まあ、IFRSを何と呼ぶのか、というのと同じ種類の問題なのだろうが。
  • 契約書案のレビューを営業から依頼されて、コメントを返してから、次の折り返しが来るまでに数ヶ月空くようなケースがある。相手方側で時間がかかっているのならまだ仕方がないのだが、時々こちらのコメントが営業のところで止まっているようなケースがある。交渉の戦術として、相手方に折り返すタイミングを計る必要があるかもしれないと思うから、、あまりウルサイことを言うのは控えているのだが、どういうタイミングで営業をつついたら良いのやら。

Send-off&Reception

BUのLLMの壮行会(Send-offというらしい)&同窓会があったので出かけてみた。何だかんだで出るのは初めて。同期は誰もおらず、どうしようかと一瞬思ったが、結局楽しい一時を過ごすことが出来た。幹事の皆様有難うございました。

また、気がつくと、学校側に認知されていて公式行事という扱いになっていた。それも幹事の方々に今までご尽力頂いたおかげ。他の同期の方々におかれては、次回は是非出ましょう。

その場でもコメントしたし、他の卒業生の方々も言われていたが、BUのアメリカンでは、卒業については、正直それ程神経質に心配する必要はないと思う。根拠はあまりないが、良心が咎めない程度に勉強すればあとは何とかなるような気がする。それよりも短い留学期間を、教室の中だけではなく、教室外でも満喫しておただければと願うばかり。アメリカで学ぶというのは教室の中で学ぶだけではないはず、と思うから。

今日の諸々

書くことがまとまらないので、箇条書きで。
  • 親戚の子供の誕生日のお祝いで地球儀を送ることになった。専門店が日本橋にあるということで、買うために出かけてきた。電気仕掛けのものはすぐに壊されるだろうから、そういうものは避けて、フツーのものにした。
  • Sing like talkingのEmpowermentは一通り聴いた。さらっとしていて、誰にとっても聴きやすい感じだが、よく聴くと細かいところに仕掛け?があるような感じ。細かな感想は、もう少し聴いてから別途書く予定。
  • 出かけた先の本屋でビジネス法務を立ち読み。よっちゃんさんの原稿を読んで反省。もっと精進しないと。ここのblogにももっとマトモなことを書きたいが...。
  • 既に相当暑いのだが、夏を乗り切れるのかどうか不安になってきた。会社としての節電方針もよく見えない。例年は冷房対策で、夏でも上着を常に持ち歩いているが、今年は不要だろうということで、夏向けのスラックスだけ購入してみた。
  • そういえば、明日はBUのLLMの壮行会。実は出るのは初めてなので、どうなることやら。

体調についてのメモ(2011/5/21)

カイロプラクティックに行ってきた。右足のふくらはぎの辺りの筋肉に違和感があり、その旨伝えて、診てもらい、マッサージなどを受けたところ、そちらよりも左足に問題ありといわれる。筋肉の奥のほうが固くなっているとのこと。アキレス腱をしっかり伸ばすことが肝要とのコメント。準備運動も大事だが、運動後にもストレッチをするようにとのコメント。当たり前なのかもしれないが、やっていなかったので、今後は注意せねば。

BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2011年 07月号 [雑誌]



例によって感想を。順不同で。今回は特集を一番最後に読んだ。

債権償却の記事は、有用な記事であるとの呟きが既にあったけど、確かにそのとおり。「無資力であることを基礎付ける事実」「債権回収を断念してもやむを得ない事情を基礎付ける事実」のまとめの表は手元においておいて損がないと思う。また、債権回収にこだわるあまり償却を遅らせると善管注意義務との関係で問題になる可能性がある、というのは、現場の実務を無視して回収に固執する役員さんを説得する際には重要かと思う。

M&Aのロードマップは、いつもながら、興味深く拝読した。次に引用する指摘が、個人的には印象に残った。
  • 最終契約の交渉が、自分自身の最善のプロテクションを獲得する作業ではなく、相手との妥協(=譲歩)の作業ということである。そして、「譲歩」の判断において最も重要なのは、譲歩の対象たるリスクの把握であるが、一般的・抽象的なリスクの把握に留まってはならず、個別具体的にどれだけの額・性質のリスクを問題にしているのかを把握しておくことが必要である。
  • 弁護士に対して助言をもらうときには必ず、目の前の案件に照らしてどうか、という質問をすべきであるし、こうした観点からの助言をもらわねば、譲歩してよいのか否かの判断には役に立たない。
Legal Technologyの記事も興味を持っていつも読んでいるが、今回のペーパーディスカバリーの記事は、面白いけど、どうかな?と思うところも。紙の資料の場合、経年劣化していたり(感熱紙とか使っていたりすると余計にダメな感じ)するとスキャンも大変だがOCRにはほぼかからないだろう。OCRとかにオカネを費やすよりも、レビューのところで対応を工夫する(外部レビューアーの効果的な使用)とかで対応したほうがよくないか。


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in the rain/Sing Like Talking

ネタにしようと思うものはあるが、用意が間に合わなかったので、いつものごとくyou tubeで手抜き。Empowermentの感想は週末に。BLJについても、読んで感想を書く予定だが、今号は個人的な関心の範囲に入らないところが特集なので、どうも及び腰になりがち。まあ、企業法務と一口に言っても色々あるから、そういうときもあるのは至極当然のこと。

ともあれ、SLTからこの1曲。


あまり目立たないように思うが、アルバムEncounterの中では好きな一曲。歌っていて何故か気分が盛り上がるからなんだが(そればっか>自分)。



講演会

留学の際に推薦状を書いて頂いた先生が一般向けの講演?をされるというので出かけてみる。そういうことをされたという話を聞いたことが今までなかったので、驚いた。定年で今までいた組織から離れたことを受けてなのか、離れられる直前に出されと著書が売れているせいか不明だが、ともあれ、なかなかない機会なので出かけてみる。

前記の著書も、今日までには読み終わるはずだったが、非常に面白いのにまだ半分しか読んでいない。別に今回の課題図書ではないが、何だか気まずく思える。ともあれ他の演習参加者とともにご尊顔を拝見しに行く次第。

素朴な疑問

英文契約に関する素朴な疑問。答えが見つけられていないのだけどメモしておく。若干恥ずかしいので「追記」に詳細を。

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今日の何だか(2011/5/17)

例によって例のごとく。SLTの新譜を東京駅のtower recordで一日早く入手したけど、感想はきちんと聴いてからということにする。
  • 連休前の某会議の議事録のチェック。複数の肩書きを持つ人がどの肩書きで報告をしたのかとか、出席役員の席次がどっちが上だったっけ?とか、本質とあまり関係なさそうなところで悩む。
  • 上司と打ち合わせ。上司自身が役員とかからしょっちゅう呼ばれるので、中断が入って、どこまで打ち合わせられたのかよく分からない(おいおい)。
  • 某ファイナンス系のアレンジに伴う契約書類を見る。もっとも、金融機関側の定型フォームを使うので、どのみち文句は言えない。ただ、中を一切読まないわけにもいかないので、一応読む。眠くなる。むしろアレンジに必要な契約書以外の書類のアレンジが大変。
  • 中途で入られた方に法務とかについてのオリエンテーション。淡々とやる。
  • 営業のトップその他のエライヒトを交えて某打ち合わせをするはずが、エライヒトの予定の調整が付かず明日に流れる。僕は別の打ち合わせで出られないので、下の人に対応を依頼する。

5年後

気が付くと、LLMを終えてから5年経った。5年経ったところでの感想のようなものを、順不同で箇条書きで書いてみる。4年前に書いたことと重なるかもしれないが、それはそれということで。来週にはBUの壮行会もあるし…。

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よくわかる国際税務入門 第2版 (有斐閣選書) / 三木 義一 (著), 前田 謙二 (著)



よく分かる税法入門」の続編で、国際税務についての入門。税法がらみの本をまとめて読んでいるうちの3冊目。記憶が薄れないうちに一度にまとめて読むと理解が深まるような気がするが、気がするだけかもしれない(おいおい)。取り急ぎ感想をメモ。

前著のスタイルを踏襲して、各論点を身近に感じさせつつ、説明を加えるという形になっているので、分量が手ごろなこともあいまって読み通せなくはないのではないかと思う。こちらの本はまだ世代交代はしていないが、前著同様の世代交代が図られるのかもしれない。

個人的には、移転価格に関する問題について、何がどう問題なのか、問題に対して、どのようなアプローチで対処してゆくのかというところの基本について、多少なりとも、イメージがつかめたのはよかったと思う。税務の担当ではないし、この問題の詳細な点の理解が法務業務に直接必要になるということも考えにくい。とはいえ、グループ企業間でのモノのやり取りに関する相談がきたときには、常に、移転価格の問題について、どういう整理をするか関係部署と相談・調整しているのか、どうか確認をしているのだけど、単に抽象的に「問題がありそうだから、関係部署と相談するように」と言うだけよりも、多少なりともイメージを持ってアドバイスできるほうが、精神衛生上好ましいように思う。

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止まらぬ想い/Sing Like Talking

何にも思いつかないのと、来週アルバムが出るようなので(さすがにここまで来て中止はないだろう)、自分の気分を盛り上げる意味で、SLTの曲をyou tubeから。



オリジナルの節回しと細かいところが若干違うけど、それもまた良し、ということで。やはりvocalうまいなあと思う。

アルバムENCOUNTERの曲で、個人的には最初に聴いた彼らのアルバムで、その次のtogetherness(新入社員で大阪に赴任直後に赴任先で買った)と並んで、個人的な思い入れが強いが、それを別にしても、ENCOUNTERとその前のHumanity辺りが一番無難な感じがしないでもない。

裏の裏??

何のことやら(意味なし)。

senri4000さんのところのエントリを見て、思いついたことを、自戒の意味もこめてメモ。

法律事務所とか特許事務所の、有資格者の方々(弁護士さん・弁理士さん)と事務局(パラリーガルとか、スタッフとかそういう方々)との関係に類する関係って、一定程度の大きさの企業の法務部とか知財部にもあるな、ということ。事務局に該当する方々は、昔の言い方でいうところの一般職で(派遣社員の方々にお願いするケースもあるだろう)、残りの方々が同じ言い方で言う総合職、に該当するようなイメージ。会社の裏方の法務・知財の裏方、という感じだろうか。僕の以前の職場ではそういう職掌の分け方をしていた。今のところでは、所帯も小さいことなどからそういうことはしていない。

そのような分け方をしている場合、所謂一般職に相当する方々がやるのは、支払処理(決裁は別にするけど、支払伝票の起票とか)、書類の整理・保管とか、要するに部署の実質的な業務以外の部分。法務とか知財の専門性は、必須ではなく、逆に他の部署でもやっていることなので、少なくとも社内的な汎用性はあるということになる。一方、こういう方々がそういう部分を一手に引き受けてくれることで、残りの所謂総合職に相当する方々は部署の実質的な業務に集中し、専門性も蓄積しやすい、ということに一応なる。

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今日の何だか(2011/5/12)

例によって例のごとく、書けそうなところだけ。
  • 朝から日本国内の3拠点間でのVC。日本語でやるだけなので、VC自体は問題はない。某案件の作戦会議だったが、その後、会議の結果を踏まえて相手方に出す英文メールを事業部の担当者がドラフトしてきたので、添削。添削というか、書き直した。相手方に送って様子を見ることになる。
  • 別の某海外案件について、ディールクローズのために必要な周辺書類の準備。はやくクローズさせたいところ。
  • 連休前の某会議の議事録のチェック。連休直前の話をすっかり忘れているということに驚く(資料を見たらさすがに思い出したけど)。
  • 法務研修の準備を下の人にお願いしているところ、内容の方向性につき質問が出て、方向性を合わせるべく話をする。
  • 社内の決裁権限の見直しプロジェクトの担当者と打ち合わせというか立ち話。
  • 輸出管理について、下の人たちにお願いしていることの状況確認。ぼちぼちという感じ。
万事ぼちぼち、という感じか。焦らないで前へ、と思うことにする。

2ヶ月…

あれから2ヶ月経った。

少しだけ寄付をしている以外何もしていないのでエラソウなことを言う資格はまったくないが、震災から2ヶ月が経過して、なお、問題が山積みというのは、今回の事態の規模の大きさ、地理的広がり、引き続いて発覚した?原発の問題等々を考えても、ため息しかでない、感じである。さとなおさんが言っているように、関心が低下するのが、まず問題かと思う。ずっとこの問題に関心を持ち続けるのは当事者以外にとっては難しい面があるのは否定しないけど、それは何とか避けたいと思う。そのために何ができるとも思えないが、自分自身の関心が他所に行き過ぎないよう、せめてここで、定期的に、思うところをメモしていこうと思う。

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Guity /鈴木雅之

世上、色々あって、思うことも色々あるが、どうも言葉にしにくい。あまり良い気分ではない。こういう気分のときに合いそうな曲ということでyou tubeから。無理やりにポジティブな曲を聴くのではなく、このくらいの曲がちょうど良い。



都会の夜、光のある明るめの夜(例えが古いが、ハートカクテルとかに出てくる夜のイメージ)が似合う声だなあ、と何となく思う。詩は、バブルの頃をどうしても想起してしまう(これまたトシだからそう思うのだろう)。

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紹介:英文契約書の読み方についての他のblogでの記事

以前、英文契約の読み方についてのエントリを上げたが、他の件で探しものをしていたら、NHKラジオ講座などでもビジネス英語の講師をされ、法律英語にも詳しい(法律事務所で翻訳部門の責任者をされていたこともある)、日向清人さんのブログで参考になるエントリがあったので、ご紹介。
  1. 英文契約書の読み方(1):当事者の表示
  2. 英文契約書の読み方(2):Whereas条項
  3. 英文契約書の読み方(3):約因の話
  4. 英文契約書の読み方(4):本体部分と一般条項
  5. 英文契約書の読み方(完):末尾文言と署名欄
(1)のところに、英文契約書を読むにあたっての基本的な事項の解説のword fileがあり、こちらも参考になると思われます。

これらの内容をもとにして、既に書籍化されている模様です。日向さんの「ビジネス英語雑記帳」の「法律英語」のカテゴリーのところは有用な記載が数多くあるので、一読されてみてはいかがかと思います(という僕自身がまだ全部読めていませんが)。


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法人税 入門の入門〈平成22年版〉/ 辻 敢 (著), 齊藤 幸司 (著)


先日のエントリに引き続き、法人税について入門、ということで、この一冊。ざっと目を通したので感想をば。冒頭に「徹底してやさしく書いた」とあるけど、そうかな、という気がする。複式簿記の知識は前提としているし、経理用語についても説明なく使われている。これが「やさしい」と思えるくらいになってください、というどこかで聴いたことがあるような意味合いで書かれているわけでもないだろうと推測される。そういう意味で、経理の人向けとしての入門になっているかもしれないにしても、まったくの素人が読むにはきっとハードルが高いだろう(僕自身は、すっかり忘れてはいるが、最初の勤務先で経理をしたことがないわけではないので、微妙だが)。

ただし、前記の点を前提に読むのであれば、それほど悪い本ではないのではないだろう。読みにくくはないし、書かれている事柄についての説明は、丁寧だと思う。文章もこなれているので、通読にもそれほど時間はかからないように思う。また、セクションごとに末尾にまとめがあるのも、理解と記憶の定着のうえで、有用に思われる。

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季節の中で

何となく、ハゲペンバケペンではない(謎)。

何だか暑い。まあ、5月なんだから多少汗ばむくらいでも何らおかしくない。ともあれ、暑くなってくると汗かきなので、対策を講じる必要が出てくる。しかも今年は電力事情の問題がある。そもそもオフィスに行かずに済むということになれば、何ら対策は必要ないのかもしれないが、どうなるか分からない(勤務先の方針が出ていない)。

とりあえず、やや早めではあるが、暑さ対策を講じるということで、次のものを購入した。
20110508_1.jpg

昨年の夏活躍した汗拭きシートと、新しく出た汗予防スプレー。汗拭きシートは会社についてから身体を拭くのに使い(ついでに眠気も覚める)、スプレーは着る前にスプレーして汗による不快感そのほかを軽減する予定。

その他、カジュアルのシャツも購入。今の勤務先はそもそもドレスコードが厳しくない。よって、特に外の人と会う予定がないときは、そもそもスーツで出かけないというのが得策だろう。普段は平日はスーツなので、カジュアルのシャツを買い足した。

この夏がどうなるかは予断を許さない状況ではあるが、こういう手立てを講じることで、何とか乗り切りたいところである。

体調についてのメモ(2011/5/7)

箇条書きで、順不同。自分の備忘用。
  • 花粉症はGWに入って収束した感じ。4月一杯で薬は飲んでいないが、特に問題はない。ただ単に、台湾で飲み忘れて(荷物には入れたのだが)、その後も飲んでいないというだけだが、いずれにしても問題はない。
  • カイロプラクティックについては、今日受けてきたが、前回時のような通常と異なるところもなく、特に問題はないとのこと。まあ、こちらはぼちぼちやるしかない。
  • そうそう来月人間ドック。はじめての人間ドックだ。一応頭脳労働(というほど大したことをしている気はしないが)ということもあり、脳ドックも併せて受ける予定。

よくわかる税法入門 第5版-税理士・春香のゼミナール / 三木 義一 (著)



前から気になっていたので、読んでみたので感想をメモ。税法の入門書的なもので、実務レベルでの知識を得るというよりもその手前の基礎を把握するために有用かと。冒頭にあるように、業務とは別に納税者として関わりを持つのは確かなので、その意味でも読んでおいて損はないように思う(そういう観点では酒税のところが興味深かったような…)。

第5版と、版を重ねているが、今回から今までの著者が編著者になって、今まで作成に協力されていた若手の方々が著者になられている。こういう著者の世代交代の仕方は面白いのではないだろうか。著者が亡くなられてから弟子の方々が改訂を引き継ぐというパターンは、芦部憲法、我妻ダットサンなどあるけど、そういう形よりも円滑な形で引き継ぐことが可能になると思われる。ある種のBCPみたいな感じだろうか。

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今日の何だか(2011/5/6)

例によって例のごとく。
  • 一日の大半は決裁基準の改訂案の検討。結構無茶なタイミングで検討を求められたが、見ないわけにも行かないので、頑張って見る。疲れた。とりあえずコメントを事務局に返す。週明けにコメントの趣旨について質問が来そうな予感。
  • それとは別に人事と打ち合わせ。まあ、色々と。
  • 某会議の議事録の手直し。
  • 某研修について、下の人に案を作ってもらっているのだが、途中経過で資料案を見せてもらい、方向性についてコメントをする。こちらが余計なことを言い過ぎてミスリードしていたようなので、軌道修正をかける。

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