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城跡めぐり【唐古・鍵遺跡】

奈良県磯城郡田原本町 令和元年6月1日登城。奈良盆地の中央に位置する弥生時代の環濠集落遺跡。約42万㎡(甲子園10個分)の規模を誇り、近畿地方最大級の集落。出土した土器に描かれていた楼閣を復元。 この史跡公園のシンボル。 集落の周囲には巾8m、深さ2mの巨大な環濠が巡らされていた由。5重の環濠の一部が復元されている。夏草に覆われてはっきり見えないが・・・ ...

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城跡めぐり【田原本陣屋】

奈良県磯城郡田原本町令和元年6月1日登城。寛永12年(1635年)、賎ヶ岳七本槍の一人平野長泰の長男平野長勝によって築かれる。陣屋の跡地は現在の田原本町役場。濠跡と思われる水路があるが、それ以外は遺構らしきものは残っていない。...

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城跡めぐり【田原本寺内町】

奈良県磯城郡田原本町令和元年6月1日登城。田原本の寺内町は楽田寺により形成され、その後教行寺により大きく発展した。その教行寺は、平野長勝が田原本に入封した際、争いが生じ箸尾へ退去。跡地には、本誓寺と浄照寺が建てられた。今でも当時の濠が残っている。...

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城跡めぐり【保津環濠】

奈良県磯城郡田原本町 令和元年6月1日登城。田原本町の駅から西へぶらぶら。保津環濠が見えて来た。集落の正面入り口。今も環濠が残る。 案内板によれば、元禄時代には30戸がこの環濠内にあり、明治の中期まで出入り口には門番を置いていたらしい。...

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城跡めぐり【結崎井戸環濠】

奈良県磯城郡川西町 令和元年6月1日登城。城郭の濠のような立派な環濠跡。土豪の居館を囲むように形成されたものか。外側にはもう一重の濠。大和平野は環濠集落の宝庫だな~ ...

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城跡めぐり【上窪田環濠(中家住宅)】

奈良県生駒郡安堵町令和元年6月1日登城。南北朝の頃、在地武士として成長した中氏。二重の濠に囲まれた屋敷が今も残っている。表門に通じる橋。屋敷内には、国の重要文化財に指定された主屋をはじめ表門・新座敷・蔵・持仏堂などがある。多門城の城門と伝わる門も。屋敷を囲む外濠、内側には土塁。大和川越しに望む中家住宅の森。平成10年には、郵便切手『日本の民家シリーズ第2集』にもなる。 ...

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城跡めぐり【大和御所寺内町】

奈良県御所市令和元年5月25日登城。葛城川の東岸には、円照寺を中心に形成された寺内町がある。大和五ヶ所御坊の一つ、御所御坊と称された円照寺。寺内町を取り巻いていた環濠跡。ここも随分と狭くなってしまった。 ...

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城跡めぐり【大和御所陣屋】

奈良県御所市令和元年5月25日登城。東御所の寺内町の西側に隣接していたという御所陣屋。慶長年間(1596年~1615年)に桑山元晴によって築かれた。桑山氏改易後は幕府の代官所が置かれ明治に至る。この辺りかな?案内板の一つも置いといて欲しいものだ。 ...

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城跡めぐり【西御所環濠】

奈良県御所市令和元年5月25日登城。葛城川の西に位置する環濠集落。江戸時代は物資の集散地として大いに賑わった由。古い町並みにその面影が感じられる。僅かに残る環濠。ずいぶんと狭くなってしまった。 ...

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城跡めぐり【大和新庄城】

奈良県葛城市令和元年5月25日登城。慶長6年(1601年)、紀伊和歌山から桑山一晴が1万6千石で入封。この地に新庄城を築く。全長135mほどの規模を持つ前方後円墳に、平安期から室町戦国期にかけて布施氏が館を構えていた。屋敷山古墳の名はこう言った経緯に由る。今は屋敷山公園として、きれいに整備されている。...

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城跡めぐり【万歳平城】

奈良県大和高田市令和元年5月25日登城。平安時代から葛下郡北部に勢力を誇っていた万歳氏によって、室町時代に万築かれた城。 近鉄線大和高田駅の西、陵西小学校の南東にある春日神社一帯が城跡と伝わる。東側にある池越しに城跡を眺める。池と春日神社の間に残る土壇。万歳平城と関係あるのかな?附近は住宅が立ち並び、城址の面影はほとんどない。 ...

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城跡めぐり【南郷環濠(南郷城)】

奈良県大和高田市令和元年5月25日登城。室町時代に形成された南郷環濠集落は、東西約500m、南北約700mと大和平野の環濠集落の中でも最大規模を誇る。環濠内は7つの垣内(集落)に分かれており、在地豪族南郷氏の居館も築かれていた。関ヶ原の戦い後、南郷は幕府直轄領となり、近隣の2万石を支配すべく代官陣屋が設置された。周囲に巡らされた濠はほとんどコンクリート化されてはいるが、北側は公園に整備されたりと、昔日の面影は...

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城跡めぐり【藤森環濠】

奈良県大和高田市令和元年5月25日登城。池尻環濠集落の北東250mほどにある藤森環濠集落。集落を取り囲む環濠は比較的よく残っている。遥かに二上山。集落の南西部、十二社神社から慈雲寺の辺りには土塁が残るらしいが、木が蔽い茂り視認はイマイチ。...

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城跡めぐり【池尻環濠】

奈良県大和高田市令和元年5月25日登城。大和平野に数多く残る環濠集落の一つ。カキツバタがきれいに咲いている。さあ今日は気合を入れて環濠集落を廻るぞ! ...

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城跡めぐり【五條代官所(移転後)】

奈良県五條市令和元年5月11日登城。文久3年(1863年)8月、天誅組により代官所が焼き討ちにあったため、元治元年(1864年)10月、新たにこの地に再建。維新後は奈良県に引き継がれ、明治3年には新たに設置された五條県の県庁に。その後は、裁判所となり、平成14年史跡公園として整備される。往時の長屋門と石垣。荒れ果てた門。もう少し修復できないものか。幕末の遺跡ながら古城の雰囲気が漂う。...

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城跡めぐり【五條代官所】

奈良県五條市令和元年5月11日登城。現在五條市役所の建つ場所は、かつて五條代官所だった。寛政7年(1795年)に設置され、近隣の天領5郡7万石余を支配していた。文久3年(1863年)8月、天誅組に襲われ代官鈴木源内を殺害され、代官所も焼き討ちに。 ...

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城跡めぐり【天誅組本陣(櫻井寺)】

奈良県五條市令和元年5月11日登城。天暦年間(947~957年)の創建と伝わる古刹。文久3年(1863年)8月、五條代官所を襲撃した天誅組はこの寺院を本陣として「五條仮政府」と号した。しかし、「八月十八日の政変」により事態は急変、天誅組は賊軍に。敢え無く壊滅してしまう。目まぐるしい幕末の一時期、20日間に亘り、この寺院に本陣を構えた。 ...

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城跡めぐり【柳生城】

奈良県奈良市平成30年6月16日登城。柳生宗矩が亡父石舟斎の供養のため、寛永15年(1638年)に建立した芳徳寺。この辺りは中世以降、柳生氏の居城のあったところと伝わる。柳生陣屋とは打滝川を挟んで対岸にある。芳徳寺の南東に隣接する小高い山には、曲輪や切岸や堀切の跡が残っている由。 ...

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城跡めぐり【柳生陣屋】

奈良県奈良市平成30年6月16日登城。寛永19年(1642年)に柳生宗矩によって築かれた陣屋。かなり急峻な台地上にある。昭和52年から発掘調査が行われ、現在は史跡公園として整備されている。 写真、撮りたかったなぁ。...

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城跡めぐり【竹之内環濠】

奈良県天理市平成30年6月2日登城。竹之内集落は建武3年(1336年)には記録に見える古い集落。往時の濠が集落の西側に現在も残っている。萱生環濠集落同様、標高100m前後の見晴らしのよい高台からの見晴らしは最高。彼方に見えるのは生駒山。...

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城跡めぐり【萱生環濠】

奈良県天理市平成30年6月2日登城。奈良盆地の東麓に位置する戦国時代に形成された環濠集落。標高は100mほどの高所。南に隣接する西山塚古墳の周濠を環濠として利用。現在でも濠の一部が残っている。...

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城跡めぐり【柳本陣屋】

奈良県天理市平成30年6月2日登城。元和元年(1615年)に織田尚長を藩主として立藩された柳本藩1万石。隣接する黒塚古墳の周濠を陣屋の濠の一部として利用。陣屋の跡は今は小学校の敷地となっている。この石垣もかつての陣屋のものかな。...

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城跡めぐり【平城京】

奈良県奈良市平成29年10月28日登城。近鉄電車で奈良に向かっていると古の宮殿のような建物を発見。あとで調べると平城京の一部を復元したものだった。後日、寺院散策に絡めて訪問。第一次大極殿は文献や法隆寺金堂、薬師寺東塔など同時代の寺院建築も参考して復元した由。だだっ広い!南方には平城宮の正門であった朱雀門も復元されている。彼方に見える生駒山。古代のロマンを掻き立てくれるところ。...

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城跡めぐり【国見城】

奈良県御所市平成29年10月9日登城。南朝の名将、楠木正成は金剛山附近にいくつかの城砦を築いたがそのひとつ。国見城は金剛山山頂(実際は少し離れた葛木神社の地が山頂)の展望の利くところ。まさに”国見”の地。城跡は平坦な広場となっており、この日はイベントがあったらしく、大勢の登山客で賑わっていた。...

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城跡めぐり【郡山城】

奈良県郡山市平成29年6月3日登城。斑鳩の古刹巡りが思ってた以上に早く終わってしまい、大和郡山城址へ行くことに。近鉄橿原線に面した城址。ぐるっと廻って場内へ。昭和58年から同62年にかけて、追手門(梅林門)、追手向櫓、東隅櫓などが復元された。総欅造二階建ての旧県立奈良図書館(明治41年竣工)、現在は市民会館。本丸を取り囲む濠。天守台。近年調査の上整備され、今年3月に公開された。城跡の見学を終え、JR郡山駅へ向...

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城跡めぐり【宇陀松山陣屋】

奈良県宇陀市平成29年3月25日登城。宇陀松山の古い町並みを散策。合わせて陣屋址にも行ってみる。織田信雄によって築かれた宇陀松山陣屋。元禄7年、「宇陀崩れ」と言われるお家騒動により、織田家は丹波柏原2万石に減転封となる。 織田氏移封後の宇陀松山は天領となり維新を迎える。春日神社参道に春日門跡が残っていおり、虎口を構成する東西2ヶ所の櫓台を見ることが出来る。神社付近に残る石垣。町の北西端にある西口関門(黒門...

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城跡めぐり【今井環濠】

奈良県橿原市平成29年3月19日登城。重要伝統的建造物群保存地区に指定されている奈良県橿原市の今井町へ。16世紀前半の天文年間、一向宗本願寺の今井兵部が称念寺を建立したのをきっかけに、寺内町としての今井町が成立。(称念寺)周囲に環濠と土塁を巡らし、石山合戦の折には織田信長とも対立した。地下鉄と近鉄電車を乗り継ぎ、大和八木駅に着いたのは9時半頃。駅前の観光案内所でパンフレットをもらい、歩くこと10分程で飛鳥川...