平成29年3月19日登城。
重要伝統的建造物群保存地区に指定されている奈良県橿原市の今井町へ。
16世紀前半の天文年間、一向宗本願寺の今井兵部が称念寺を建立したのをきっかけに、寺内町としての今井町が成立。
（称念寺）
周囲に環濠と土塁を巡らし、石山合戦の折には織田信長とも対立した。
地下鉄と近鉄電車を乗り継ぎ、大和八木駅に着いたのは9時半頃。
駅前の観光案内所でパンフレットをもらい、歩くこと10分程で飛鳥川を渡ると今井町。
町内に入ってゆくと江戸時代の街並みが現れる。
町全体が博物館のよう。
かつての環濠を整備中。
町の西端にある今西家は、慶安3年（1650年）に建てられ、町の西面の守りを担っていた。
江戸時代初期、町には9つの門があった由。
近年再建された南口門と土塁、環濠。
北口門の跡にも土塁が復元されている。
よくもまあこれだけの街並みが残ったものだと感心してしまう。
