城跡めぐり【環濠都市ファーデートソンヤン(Fa Daet Song Yang)】
タイ王国カーラシン県平成28年2月21日登城。結界石の形をした環濠集落ムアン・ファーデートソンヤン。航空写真を観るとよくわかる。ここにもドヴァーラヴァティー時代の遺跡プラサートヤクー(Phra That Yakhu)というチェディーがあると知り行ってみることに。カーラシン方面からやって来ると、町の入口で結界石のモニュメントが出迎えてくれる。この辺りは環濠がきれいに残っている。 環濠内の北東部に建つプラサートヤクー。 こ...
城跡めぐり【環濠集落カンタラウィチャイ(Kantharawichai)】
タイ王国マハサラカーム県平成28年2月21日登城。マハサラカーム県の北部、カーラシン県の近くに位置する環濠集落跡。航空写真で観ると、集落は二地域からなっており、玉子型の集落とその北西部に隣接する三角形の集落とで形成されている。玉子型集落の方の濠。 北西部の集落の濠。 一部は埋め立てられて道路となっていた。今回、カンタラウィチャイに来た目的は、1,000年以上前に造られたと伝わるドヴァーラヴァティー時代の2体の...
城跡めぐり【城塞都市ブリラム(Buriram)】
タイ王国ブリラム県平成28年2月20日登城。ブリラム県の中心、ムアンブリラム。市街地の中心にある環濠は直径約800mほど。これはお隣のスリンと同規模で、周辺に点在する環濠集落に比べれば倍近くの大きさ。 但し、ナコーンラーチャシーマーやローイエットなどイサン地方の有力ムアンは1,000~1,500m四方の濠と城壁を有しており、これらと比べると見劣りする。この面積の大小比率がそのままムアンの上下関係になっていたと思われる...
城跡めぐり【環濠集落ムアンファン(Muang Fang)】
タイ王国ブリラム県平成28年2月20日登城。サレントンから北西へ約8km、長閑な田園の中にある環濠集落ムアンファン(Muang Fang)。二重になっていた当時の環濠がきれいに残っている。内側の濠、水が干上がっていた。壕の傍らに建つ寺院。ここも時間の流れとは無縁のような長閑な田舎町。<所在地>...
城跡めぐり【環濠集落サレントン(Salaeng Thon)】
タイ王国ブリラム県平成28年2月20日登城。ブリラム県の幹道219号線が貫通する環濠集落跡サレントン(Salaeng Thon)。環濠がきれいに残っている。 ここには環濠だけでなく集落を取り巻いていた土塁の一部も見ることが出来る。 町の入口には古の砦をイメージしたモニュメント。環濠の内部は、ごく普通の田舎町。<所在地>...
城跡めぐり【環濠集落バンタルンカオ(Ban Talungkhao)】
タイ王国ブリラム県平成28年2月20日登城。3連休を利用してイサン地方へ旅行。今回の主目的のひとつは、ブリラム県にある環濠集落跡の見学。Googleマップの縮尺を500m~1lmほどに設定し、この地域の衛星写真を観ると、環濠(二重が多い)に囲まれた直径500m前後の集落をかなり見付けることが出来る。このような環濠集落は1,000~2,000年前にかけて形成され、ブリラム県だけで何と148ヶ所!も確認されている由。そのうちのひとつであ...
城跡めぐり【チャンタラカセーム(Chantrakasem)宮殿】
タイ王国プラ・ナコーン・シー・アユタヤ県平成28年2月13日登城。いまは博物館になっているチャンタラカセーム宮殿。もともとは、1577年にサンペット1世が息子である副王のナレースワンのために建てた宮殿。ナレースワンが王位に就いた後は、アユタヤ朝の時代を通して皇太子が住まうようになるが、1767年のビルマによるアユタヤ朝崩壊により、この宮殿も破壊されてしまう。時代は下り、ラーマ4世は、廃墟となっていた宮殿跡にピマ...
城跡めぐり【マハチャイ(Maha Chai)要塞】
タイ王国プラ・ナコーン・シー・アユタヤ県平成28年2月13日登城。アユタヤ都城の北東、ロッブリー川がアユタヤ島にぶつかる地点に構えられた要塞。「Maha Chai」は「偉大なる勝利」の意味。現在はフアロー(Hua Ro)市場となっており、地下を掘ると要塞の礎が出土するという。要塞跡と思しき市場の奥を進むと中華寺院。ちょうど春節なので綺麗に飾り付けられているみたい。ロッブリー川に架かる橋、左がアユタヤ島。タイの河川は大...
城跡めぐり【カオプラーク(Khao Pluak)要塞】
タイ王国プラ・ナコーン・シー・アユタヤ県平成28年2月13日登城。 この日見学した中で唯一遺構が残っているカオプラーク(Khao Pluak)要塞。ロッブリー川とチャオプラヤー川を結び、都城を南北に貫く Khlong(= 運河)Pratu(= 門)Khao(= 米)Pluak(= 籾)を跨ぐように築かれている。要塞名の「Khao Pluak」はこの運河に由来。(運河東側の遺構) 都城の北面中央に位置し、全部で16基あった要塞群の中でも最も重要な要塞のひと...
城跡めぐり【サプラット(Sup Rat)要塞】
タイ王国プラ・ナコーン・シー・アユタヤ県平成28年2月13日登城。サトコップ要塞から北へ200m程のところにあったというサプラット(Sup Rat)要塞。濠の役割も負っていたロッブリー川に面しており、ビルマとの戦争の際には激しい攻防戦が繰り広げられたのだろう。この要塞跡も家屋が建ち並び何も残っていない。<所在地>...
城跡めぐり【サトコップ(Sat Kop)要塞】
タイ王国プラ・ナコーン・シー・アユタヤ県平成28年2月13日登城。アユタヤ都城の北西、チャオプラヤー川とロッブリー川が合流する地点に築かれたサトコップ要塞。その名の由来は”サット(背後)コップ(蛙)”と言う意味らしい。1549年、最初のビルマの侵攻により降伏したアユタヤ朝。時の国王チャクラパット王は、火力の増大により戦争のスタイルが大きく変わったことを痛感し、アユタヤ都城の防御力強化に着手。サトコップ要塞も...
城跡めぐり【ワンチャイ(Wang Chai)要塞】
タイ王国プラ・ナコーン・シー・アユタヤ県平成28年2月13日登城。プラトゥチャクラノイ要塞跡からウートーン通りを西へ。ワット・ワンチャイのある辺りにあったのがワンチャイ(Wang Chai)要塞。ここも痕跡は残っていないらしい。クルマを降りて周辺を散策。島の外周を走るウートーン通りが周囲に比べて一段高くなっているのに気付く。もしかしたら、この通りが外壁の跡なのか?チャオプラヤー川の方へ行ってみた。川に面して『At...
城跡めぐり【プラトゥチャクラノイ(Pratu Chakra Noi)要塞】
タイ王国プラ・ナコーン・シー・アユタヤ県平成28年2月13日登城。アユタヤの都城は四周を城壁で囲い要所要所に16基の要塞を配置していた。そのうちの一つであるペット要塞(Pom Phet)は当時の痕跡が残っているので見学したことがあったが、その他の要塞がどこにあったのかはわからずじまい。ところが、つい最近、何気なくインターネットで調べものをしていたら、最適のサイトを発見。今回はこのサイトを頼りにして要塞跡のいくつ...
うなぎ食べ歩き【大阪料理 菜の花】
バンコクのトンローにあるJ-Avenue。お洒落な雰囲気のモール。 その2階に入る和食店【大阪料理 菜の花】で取引先と会食。 何気なくメニューを見ていると、うなぎの蒲焼きがある。「大阪料理」を標榜しているので、蒸してはないのかな?きちんとした和食店なので、それなりの蒲焼きが食せるかと期待して注文。 見た目は美味そうな一品が出て来た。 フワトロ感には欠けるが、うなぎの旨味はきちんとある。ただ、ここもタレがどろど...