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城跡めぐり【プラスメーン(Phra Sumen)要塞】

タイ王国バンコク都平成26年4月17日登城。 チャオプラヤー川とバーン・ラムプー運河が分岐する要衝に設置された【プラ・スメーン】 この防衛施設が造られたのは18世紀末、主な仮想敵国はビルマ。西欧列強の脅威が間もなく本格的になろうかという頃、タイ、ビルマ、ベトナムなどこの地域の王国は互いの覇権を競っていた。 先に廻った【マハカーン要塞】に比べれば、遺跡として修築保全はなされており、レプリカの大砲まで置かれて...

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城跡めぐり【マハカーン(Mahakan)要塞】

タイ王国バンコク都平成26年4月17日登城。 1767年、アユタヤ王朝は隣国ビルマ軍の侵入により滅亡。 その後、清緬戦争でビルマ軍が劣勢に立たされると、1768年、華僑のタークシン将軍が新首都トンブリーを拠点とするトンブリー王朝を創設。しかし、1782年 タークシン王は、アユタヤ王朝の血をひくと言われるチャクリー将軍のクーデターにより処刑され、トンブリー王朝はわずか1代14年で終わる。 チャクリー将軍(ラーマ1世)は、あ...

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城跡めぐり【プラチュラチョームクラオ(Chulachomklao)要塞】

タイ王国サムットプラーカーン県平成26年4月7日登城。 「プラチュラチョームクラオ」とは、チャクリー王朝第5代のシャム国王、ラーマ5世のこと。1884年に建設に着手し1893年完成。 当時、ベトナムやカンボジアなどインドシナ地域は、フランスの植民地とされ、その毒牙はタイ王国へも向き始めており、これに危機感を募らせたラーマ5世は、チャオプラヤー川の河口から王宮にかけて、24の要塞を改修あるいは新造し欧米列強艦船への備...