城跡めぐり【首里城】
沖縄県那覇市平成25年5月2日登城。琉球王国最初の統一王朝である第一尚氏がその居城と定め、以後、明治12年の琉球処分に至るまで王城として使われた。沖縄戦により壊滅したが、近年再建を進め、漸次公開されている。また、周辺には、世界遺産にも指定されている玉陵(たまうどぅん)や同園比屋武御嶽石門、龍潭、旧円覚寺などの史跡が点在し、旧琉球王国の栄華が偲ばれる。琉球王国の国旗。今回の沖縄旅行のメインエベント、首里城...
城跡めぐり【中城城】
沖縄県中頭郡北中城村・中城村平成25年5月1日登城。かつての貿易港、屋宜の港に程近い標高160mの丘上、西に東シナ海、東に太平洋中城湾、さらに勝連半島、知念半島も見渡せる絶景の地にある。 14世紀後半、先中城按司が数世代に亘り築城を続け、1440年、座喜味城から移動してきた護佐丸によって完成。6つの郭からなる連郭式の山城で、西・南・一・二の郭は先中城按司、北・三の郭は護佐丸が築いたと伝わる。琉球石灰岩で積まれた城...
城跡めぐり【座喜味城】
沖縄県中頭郡読谷村平成25年5月1日登城。15世紀初頭、読谷山の按司護佐丸が築城したと伝えられる城。 護佐丸は山田城に居を構えていたが、北山滅亡よりその脅威が無くなったことや海外交易の利便性から、より港に近いこの地に新たな築城をしたと言われる。城郭としての規模は小さいが美しい切石積みの城壁やアーチ型の石門は印象的。二の郭への表門。一の郭への門。 この日はあいにくの小雨、展望はイマイチ。しなやかな流線を帯び...
旧帝国海軍沖縄根拠地隊司令部壕跡
昭和20年6月6日、旧帝国海軍沖縄根拠地隊司令官大田實少将は後事を託すべく、あの有名な「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」を海軍次官宛てに打電。大田司令官の少将旗。 その地があるのが・・・海軍小禄飛行場(現那覇空港)に近く、見晴らしのいい高台。戦局が厳しさを増す 昭和19年、日本海軍第226設営隊(山根部隊)によりこの地に司令部壕が掘られ、大田実少将以下 4,000人の兵士が立て籠もる。...