城跡めぐり【筑土塁(筑土城)】
東京都新宿区平成28年7月1日登城。神楽坂の北200m程の高台に筑土八幡神社がある。戦国期に上杉時氏なる人物がこの地に砦を築いたという。上杉時氏という武将自体がまったく不詳であり、本当にこの地に城砦があったのかは不明。ただ、この神社の西側の坂道は古より「御殿坂」と呼ばれており、その坂上には太田道灌の居館「御殿山城」があったも伝わる。 この小さな坂を挟んで二つの城砦が対峙していたとは考え難い。実際はひとつの...
城跡めぐり【牛込城】
東京都新宿区平成28年7月1日登城。うなぎではらごしらえをした後は、神楽坂方面へ。中世の城跡と伝わる場所を観に行こう。最初に訪れたのは牛込城跡。大久保通りの南東、小高い山のような地形。現在は光照寺のある辺り。鎌倉時代から室町時代にかけて上野国赤城山南麓で勢力を持っていた大胡氏の一族重行が、後北条氏の招きでこの地に移り住み、牛込氏を名乗ったと伝わる。「城」というよりも「居館」というレベルのものが構えられ...
城跡めぐり【平塚城】
東京都北区平成24年6月2日登城。 旧古河庭園に行こうと、京浜東北線上中里駅を降り、蝉坂を上ってゆく。 かなり険しい切り通し。右手の高台は平塚神社。 八幡太郎義家の伝説に因む城(館)跡に鎮座するお社。 平安時代、武蔵国豊島郡を治めていた豊島氏の居館がこの地にあり、後三年の役の帰路立ち寄った源義家が豊島氏の歓待に感謝の意から自身の鎧を下賜。義家の死後、豊島氏は長く自家の守り本尊とすべく、その鎧を埋めて塚...
城跡めぐり【江戸城(千代田城)】
東京都千代田区平成24年5月19日、平成23年12月24日登城。今は皇居となっている江戸城跡。 扇谷上杉氏の上杉持朝の家臣、太田道灌が、長禄元年(1457年)に築城。その後、徳川家康が幕府を開いて以来、この400年間は日本の歴史の中心である。 広大な城跡を散策。 馬場先門跡附近のお濠。 皇居外苑のクロマツ。 石垣越しに望む二重橋、背後にあるのは伏見櫓。 皇居正門(西の丸大手門)、二重橋。 二重橋前から坂下門方面を望む。 ...