プロフィール

内海とうき

Author:内海とうき
2016年5月から山に登り始めた登山初心者です。

新潟県の真ん中辺りを拠点にとりあえずは難易度の低い低山を色々と登ってみたいと思っています。

モットーは「お金を掛けずに山を楽しむ」(笑)

2020年11月からキャンプも始めてみました。

どうぞよろしくお願い致します。

注意(免債)事項
当サイトのコンテンツ・情報につきまして、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

当サイトからリンクやバナーなどによって他のサイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。

当サイトに存在する、文章・画像・動画等の著作物の情報を無断転載することを禁止します。

2020年3月21日 カタクリ偵察登山 国上山~剣ヶ峰~黒滝城址

2020年3月21日
二月から咲き始めた雪割草に続きカタクリなどの他の花も咲き始めた昨今。
去年初めて訪れてカタクリをたくさん見れた国上山の隣にある"剣ヶ峰"でも今年も咲き始めたかなと気になってこの日は咲き具合の偵察に国上山から剣ヶ峰、ついでにもひとつ隣の黒滝城址へと行ってみる事にしました。

この日は午前中に家を出れそうな感じでしたが何だかんだモソモソしてしまい(笑)スタート地点となる国上山中腹のビジターセンターへやってきたのはちょうどお昼時。
ちなみにビジターセンターまでの車での行き方は過去記事「国上山 登山口・駐車場までのルートと道路状況」内に車載動画がありますので参考にして頂けたら幸いです。

ちょっと風が強かったものの天気は良くなったお陰か駐車場はほぼ満車に近い感じで、この少し手前にある離れの駐車場にも結構車が停まっていました。
幸いこちら側に空きがあったので無事に車を停められましたが、そのあとからもどんどんと車が登ってきたり下りていったりとしていました。





準備を整えて登山口に向かう。

この日は当初、国上山の頂上までのショートコースである国上寺コースから登ろうと思っていましたが、駐車場に車を停めた所から近かったという理由でやっぱりこちらのちご道コースから登る事にしました(笑)
ここから登山スタート。



もくじ
1.国上山登山
2.剣ヶ峰へ
3.黒滝城址へ
4.下山へ





■国上山登山


登山道に入ると早速イノシシ注意の張り紙が目に入りました。

あれ、以前のウリ坊が書かれたかわいい注意書きもありましたが、こちらは新しく設置されたようですね。
何とも写実的。





林道の下をくぐるトンネルを二つ抜けて。

ここは何となく好きな景色です。





ここまで来る間にも花はチラホラありましたが、二つ目のトンネルを過ぎた所からはだんだんと数を増していきました。

イチゲ。





カタクリ。






道の脇の斜面にたくさん咲いていました。






ここも好きな景色。





こちらではイチゲの群生が。






青みを帯びた花もありました。






三つめのトンネルをくぐってお地蔵様。

お参りをして左側の道へと進んでいきました。





お地蔵様を過ぎた所からはしばらく下り道。

ここも木の葉の落ちている時期は正面に景色が覗いて好きなポイントです(^-^)
道の状態的にはここの下りで少し水気のあるぬかるみ気味の所はありましたが、この日歩いたコースの全体としてはぬかるみも少なくトレッキングシューズでもあまり汚れずに行ってこれました。





その脇の斜面にも花が咲く。

ショウジョウバカマ、雪割草、カタクリ、アオキのよくばりセット。





前を歩いていたお嬢さん(みのもんた的な意味で)を追い越した少し先でコースの写真を撮ろうとカメラを構えると、そのお嬢さんから声を掛けられ「コシノコバイモ咲いてるよ」と教えて頂けました。

おお、実物見たのは初めてかも。
写真では見てたけど、思ってたよりも小さい花な印象でしたね。
自分だけでは完全にスルーしていたのでありがたかったです(^-^)





先へ進み、片側に大きな穴の開いている所。

ちご道コースは久しぶりに来ましたが、この穴は大きくなってはいないようでちょっと安心。





穴の所から少し進むと麓との分岐があり、その分岐を左へ曲がると本格的な登りが始まる。

久しぶりの階段多めのコースに加え、気温も暖かくなったせいかちょっとバテ気味になってしまう場面も少しありました(^▽^;)
いかんいかん、休憩入れながらゆっくりと。





中腹に二ヵ所あるベンチの二ヵ所目で少し休憩。

こちらは景色が少し開け、平野が望めました。
ちょっとガスが強めで向こうの山々はちょっと見えにくかったですね。





更に進み、"蛇崩"の展望台から望む弥彦山・多宝山・角田山。

ちょうどよく並んで見えるいい角度です。







■剣ヶ峰へ


蛇崩から少し進んでくると、今回のメインの目的地である剣ヶ峰を含む弥彦方面への縦走路の分岐に到着。

ここを右へ。
何やらたくさんの人のパーティーがいましたが、この人たちも剣ヶ峰行ってきたのかな…?
話したりはしなかったので分かりませんがf(^-^;)





分岐から縦走路に入るとしばらく下り道。

国上山の登山道ではたくさんの登山者がいましたが、こっちに入ってからはチラホラといった感じになりました。
あれ、もしかしてまだカタクリあんまり咲いてないのかな、それともただ単にそこまで行く人が少ないだけなのかな?と少々不安になりましたが、とりあえず自分の目でちゃんと見たいので(笑)先へと進みました。





国上山と剣ヶ峰の間の道は椿がたくさん咲いていました。

しかしながら花はちょっと痛みが入ったものが多いように見えたので、写真は引きで(笑)





剣ヶ峰と黒滝城址へ続く舗装路に出る分岐に到着。

このまま直進し、剣ヶ峰へ。





分岐を過ぎた辺りからまたカタクリが見え始める。






しばらく登り道。






剣ヶ峰の頂上に近づくとたくさんのカタクリが現れました。

おお~、もう結構咲いてる(*´ω`*)
と、ここで頂上から下りてきた一人のおじさんと少し話に。
その方は剣ヶ峰によくカタクリを見に来ているとの事で、今年はどうも花は少ないというような事も言われていました。





おじさんと別れ先へ進むとカタクリに挟まれたカタクリロード。






振り返ると寺泊・出雲崎方面の景色が開ける。

こちらもガスが強めで柏崎の米山などは見る事ができませんでした。





小さな花を発見。

ハコベか何かかな?




そして剣ヶ峰の頂上に到着。

あら、去年はここでたくさんのカタクリが見れましたが、それに比べるとやっぱり少なめでしたね。
来たのが去年より早い時期のせいもあるのかな、まだ蕾のものもチラホラ見えたので、もう少し日が経ったら増えるかもですね。
それと同時に、最近どうもカタクリが咲く所に踏み込んだりザックを下ろしたりしてしまう人もいるみたいですね。
花が減る原因になってしまうので、みんながいつまでも楽しめるように少しばかり気を付けていきたいものです。





とはいえ、まとまって咲いている所はやはり綺麗でした。






カタクリの中にイチゲも。






頂上から少し弥彦側へ進んだ所。

ここも去年はカタクリがたくさん咲いていた場所ですが、今回はほぼ無しでした。
日が経ったらまた変わるかなぁ。





スミレが咲いていました。






斜面の下にカタクリ、その奥の黄色いのは…ナニワズかな?





頂上から弥彦側へ下っていくと景色が開ける。

ここから見ると弥彦山が近いような…でもやっぱり遠いような(笑)
そろそろ西蒲三山縦走も挑戦してみたいですね。
でもまだ去年痛めた膝に不安があるのと、一部コースがまだ分からないところがあるので、とりあえず弥彦までくらい目標でf(^▽^;)





花を発見。

エンゴサク、かな?







■黒滝城址へ


剣ヶ峰を弥彦側へ下りてきた後は、もう一つ隣の黒滝城址へも寄っていく事にしました。

舗装路を挟んだ向かいの道から入っていきます。





少しばかり急階段。






花を発見。

ネコノメソウ、だっけ?





更に急階段。

黒滝城址に来るのは今回で二度目になりますが、やっぱりこの階段はちょっとインパクトがあります(^▽^;)





その急階段を登りきると、黒滝城址の山頂に到着。

お昼ご飯になるものを持ってきていたのでちょっと遅くなったけどこの辺で昼食休憩にしようかな、なんて思っていましたが…。

この時、私の中には"ヤツ"の存在が近づいてきていました。


"ヤツ"とはそう…



便意だ!





黒滝城址の頂上からは前回は行かなかった駐車場の方へ行ってみる事にしました。

頂上から一段下りるとちょっと開けた広場が。
案内板で確認するとここは"桜広場"のようですね。
花が咲いたらお花見にも良さそうだ。

しかし、ここ黒滝城址や剣ヶ峰にはトイレが無い。
利用できるトイレで思い浮かぶのはスタート地点の国上山のビジターセンター駐車場くらい。
そこまで戻るには大体1時間弱は掛かるだろう。





案内板をチェック。

今回は左下の細い道から登ってきて中央付近の頂上を通過、そして左の柵の付いた道から戻るというコースです。
弥彦方面へ縦走する場合は右上の"先陣広場"の方から道に出るっぽい?
いずれチェックしないとです。

この時、"ヤツ"の存在はそれほど急を要するものではなかったが、ビジターセンターに戻るまで持つかどうかは微妙なラインだった。

これはお昼を取っている場合ではない。

選択は迫られた。


戻るか、キジを撃つかだ!


(※キジを撃つ、キジ撃ちとは、山でトイレをする事の俗称。山でしゃがんでいる姿から連想させる事から男性はキジ撃ち、女性はお花摘み。)





黒滝城址駐車場。

停められるのは転回するスペースを考えると3~4台といったところでしょうか。
ここまで来るにはすれ違いできない細い道を結構走ってこないとだったと思うのでなかなか車では来れなそうですがf(^-^;)

穴を掘るスコップや紙を持って帰るための袋などは普段から山道具の中に用意してあるものの、なかなか決断できぬままに黒滝城址を彷徨う。

この辺、陰になっていいかな?なんて場所を品定めしつつも初めてとなるキジ撃ちに決断できぬまま。





駐車場から舗装路を通って復路へ入ると、少し横の斜面が崩れた場所がありました。

これは車で来るのはちょっと危なそうですねf(^-^;)

依然ヤツの存在はあるもののまだ猶予がある。

私は歩を進める。





花を発見。

オオイヌノフグリ。





■下山へ


黒滝城址からの復路は去年も通った舗装路からにしました。

通行止めの看板があるので自己責任で。





こちらの道ではネコノメソウが所々にたくさん咲いていました。






倒木などが車の進入を妨げる舗装路をしばらく進んでくると、舗装路が行き止まりになった所で再び剣ヶ峰との分岐に到着。

ここから国上に戻るには分岐を左へ。

そしてここがキジ撃ちをするには最後のチャンスであろう。

この時、"ヤツ"の存在は少しだけ遠のいていた。

私は決断した。


国上へ戻る!





木の上に花を発見。

アブラチャン、かな?





国上山への復路でもツバキが目を楽しませてくれました。

でもちょっとだけ急ぎ足(笑)





国上の登りになるとちょっと急な坂道。

これから剣ヶ峰の方へ向かっていく人とも数人スライドしました。





国上山の登山道に合流するところでは、少しだけ頂上側にあるショートカット道を通りました。

この木の間を通るのはちょっと狭め。





更に少し登ってきて、国上山の頂上に到着。

頂上では休憩している人や登ってきた人も結構いて賑わっていました。





この時には"ヤツ"の存在はかなり薄れていたので、ここでようやく少しばかりの休憩を取る事にしました。

お昼にはいつものメニューの塩おにぎりとミニカップ麺持ってきていたけど、微妙な時間帯になったのでおにぎりだけ食べました。
その最中、おにぎりを入れてきたビニール袋が強風にあおられて宙を舞う場面がありましたが、何とかジャンピングキャッチで回収できました。
ゴミを山に残さずに済んで良かった(;^▽^)=3





ついでに自撮りなんかもしてみたり。

最近色々ウェアを入れ替えたりしてとりあえずこんな感じに。
まぁ…靴と帽子以外の衣類はほとんどワークマンです(笑)





休憩を終えたら下山開始。

国上寺コースへ。





中腹にある展望台にも寄りました。

旧分水町と大河津分水路。





更に下り道へ進むと、こちらではオウレンがたくさん咲いていました。






正面に日本海が覗く。






道は一部階段が無くなりザレっぽい滑りやすそうな坂道でいつも緊張感がある。

しかしこの時は道の端に階段の土留めとなる資材が置かれていて、近いうちに整備されそうでしたね。
ありがたいです。





五合目・あか谷みはらしに到着。

こちらにも階段整備の資材が置かれていました。
ありゃ、ベンチもだいぶボロボロf(^-^;)





あか谷みはらしから望む弥彦山。






更に下り階段へ。

あか谷みはらしより下の方では整備もだいぶ入ったようで階段が綺麗になっている所が結構ありました。
ありがたい。





そして国上寺コース登山口に到着。






登り口にはこんな看板がありました。

期限は分かりませんが現在進行形で整備されているようですね。
ありがとうございます。





もう一つ注意の看板。

「ペットの入山ご遠慮下さい」とありましたが、これ下山してくると見える側で、裏面には違う注意書きになっていたので逆向きの方がいいのでは…f(^-^;)





国上寺。

お堂の前でお参りしていきました。





この時点でも"ヤツ"の存在は薄れていたので、方丈講堂の方から五合庵・千眼堂吊橋を経由して駐車場に戻るコースへと進む事にしました。

国上寺では4月の17日から12年に一度の御開帳が予定されていましたが、コロナの影響で今年の秋に延期となったようですね。





こちらでは梅が咲いていました。






五合庵の方へ歩を進めると、あり、こんな絵馬が。

国上寺はネットの炎上供養とか、いろいろチャレンジしてますね。





更に五合庵・吊り橋方面へ向けて歩を進める。

大きな木の横を通る石階段。
ここの雰囲気もなんか好きですね。





と、下ってきたら、ありゃ、通行止め!?(◎_◎;)

五合庵と吊り橋への分岐の手前の所で土砂崩れのため通行禁止となっていました。
えー、ここまでそんな注意書きなどは無かったような…。
もっとお堂のあたりで告知してあっても良かったろうに(´・ω・)
無理に通れば行けそうな気がしましたが、やっぱり気分的には良くないので戻る事に。

そしてこの時、今までなりを潜めていた"ヤツ"の存在が再び迫ってきた!
ここから吊り橋渡って少し登ればゴールだったのに、また石段を登って戻らないととは…。
くそう、完全に油断した!
私は動揺しながらも気力を振り絞り最後の道を進んだ。





そして駐車場にゴール。

車にザックなどの道具を下ろし、トイレへ向かう。
最初、車を停めた場所から近い朝日山展望台の入り口にあるトイレに入ってみましたが、こちらの男性用トイレには個室が無かった!
こっちのトイレあまり使わないからびっくりしたー!(笑)

そしてビジターセンター側のトイレへ向かい、ついに私は"ヤツ"の脅威から開放された。

無事助かったのだ。





その後は朝日山展望台に寄り道。

展望台から望む千眼堂吊橋。
五合庵には吊り橋を渡れば行けるようでした。





展望台から望む平野と大河津分水路。






展望台の公園から望む国上山。

そんな感じで、国上山~剣ヶ峰~黒滝城址登山、カタクリ偵察でした。
カタクリは今回でも結構咲いていましたが、もう少し経てばもっと咲くのか気になるところですね。
また近々機会があれば行ってみたいと思います。

そして、あわや初キジ撃ちのピンチも何とか乗り越えてホッとしました(^▽^;)
でもここいらで一度経験しておいても良かったかな?(笑)
いやでもやっぱり本当にダメなとき以外は御遠慮願いたいですね(笑)


今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。



天気:晴れ
人数:1人
コースタイムまとめ
国上山・ちご道登山口スタート 12:29
剣ヶ峰・弥彦方面分岐 13:35
剣ヶ峰と舗装路分岐 13:50
剣ヶ峰頂上 14:06
黒滝城址入り口 14:25
黒滝城址 14:32~14:40
剣ヶ峰と舗装路分岐 14:56
国上山頂上 15:16~15:44
国上山・国上寺登山口 16:05





関連記事

↓ブログランキング参加してます↓


THEME:山登り | GENRE:趣味・実用 | TAGS:

COMMENT

このブログ、一番好きです😌💓
『ヤツの存在』の所、ハラハラしながら読ませてもらいました😄

Re: ジョリエ様

閲覧・コメントありがとうございます。
いやぁ、この当時はなかなかに冷や汗ものでしたが今では笑い話にできて良かったです(笑)
あまり文章力が上がらないのでこういうノリの記事もなかなか書けませんが、楽しんで頂けたならとても嬉しいです(^-^)

EDIT COMMENT

非公開コメント

PR
検索フォーム
楽天


PR