2019年3月23日 角田山 登山 花の桜尾根コース~此の入沢コース 後編
前記事「2019年3月23日 角田山 登山 花の桜尾根コース~此の入沢コース 前編」からの続きになります。
雪割草やカタクリの咲き具合を見に角田山の桜尾根コースを登山。
花を楽しみながら登頂し、頂上で休憩を取ったあとは下山へ。
下山では桜尾根コースの途中から分岐している「此の入沢コース」を初めて通ってみる事にしました。
という事で、頂上から下山開始。

灯台・五ヶ峠・浦浜コース側へ。
頂上から2~3分。

こちらの桜尾根コース分岐を右に曲がります。
桜尾根コースから下るのは今回が初めてでしたが、まだ木に葉のない時期とあってこちらのコースも木々の向こうに日本海や新潟市方面の平野部が見える場所が結構あってなかなかいい感じですね。

所々ある、片側が急斜面になった場所なんかは下りだと登りの時より高度感が増してちょっと緊張感がありますね。

しかしコース自体は綺麗に整備されているので下りも歩きやすいかなと思いました。
しばらく下ってきて、この石の階段を下りて少し進むと、

木の枝でマーキング?された分岐路があります。

今回はここを右に曲がり、此の入沢コースへ。
ちなみにこちらにはコース名が書かれたような標識などは無かったと思います。
ここからは完全に初めて通るコースになるのでちょっとドキドキ。

しかしこちらの道も石の階段があったり、登山道を区切る紐が張られていたりとよく整備されていたのであまり不安感はありませんでした。
お、こちらでも花を発見。

ショウジョウバカマ。
登りの桜尾根コースでもよく見られましたが、その時に見たのとはこれは色味が違った感じですね。
コースの途中に「山野草保護 立ち入り禁止」の立札。

こちらのコースも雪割草などの花がたくさん咲くコースと事前情報を入手していましたが、それに違わぬなかなかの数の花が咲いていました。
それだけにコース外に踏み込んで植物が荒れたり土壌が乱れたりする事は避けたいですね。
道はしばらくなだらかな階段や坂道。

西日も射しこんでいい雰囲気。
この時は午前中の雨模様はどこ行った?と思わんばかりの青空が広がっていました。
雪割草。

この日の低めの気温に加え、夕方に近づいた時間帯とあってしっかり開いている花はだいぶ少ない感じでした。
でも花自体はたくさんあったので、条件が良かったらこちらのコースもいいお花ロードになりそうです。
初めてのコースはすべてが新しい景色で楽しい。

お、この日はまだ見ていない今までとは違った花を発見。

夏坊主(ナニワズ)かな?
こちらは福寿草でしょうか。

これからの時期は更にいろんな花を見れるようになっていく事でしょうね。
しばらく進んでくると、何やら脚立が目に入ってくる。

これは何だろう…?
コースや花の手入れに使うのかな…?
そしてこの脚立の近くでもコースの脇に花いっぱい。

カタクリや雪割草が咲いていました。
脚立があった所を過ぎると、道は結構急な下りに。

岩の段差とつづら折りの道を見下ろす。
こちらもよく整備され、道の脇には雪割草が咲く。

積雪期で道が完全に埋まっている時などでなければ迷う事は無さそうなコースのように思いました。
とはいえ、下りてきた坂を振り返ってみると、

うわぁ、結構急だ(・_・;)
こちらから登るのもなかなか骨が折れそうな気がしました。
またショウジョウバカマを発見。

先程の急坂から少し道がなだらかになってくると、遠くの方から沢に水が流れるようなザーっという音が聞こえてきました。

ああそうか、「此の入沢コース」っていうくらいだから沢があるのか、と割と本気で納得する(笑)
しばらく下りてくると注意書きの立札がいくつかありました。

「写真撮影は歩行道から撮ってください」
これは自分は極力守っている…はず。
そしてこちらの此の入沢コースも私有地を通る非公式コースです。

ゴムキャップ等保護部品のないストックお断り。
スパイク部分が脱着できないスパイク靴お断り。
「スパイク長靴登山お断り」も別途立札がありました。

鋭利なストックやスパイクで土の地面に穴が開くとそこから雨水などの浸食によって登山道が崩れる可能性があります。
スパイク云々とはちょっと違う所だったかもしれませんが水の流れによる地面の浸食は今までの山でもいくつか見てきましたが、水の力って結構凄いですよね。
そこから少し進むと沢に出ました。

道を辿ると沢の向こうに続いているので渡らないといけないようだ。
この大きめの石を跨いで渡ると濡れずに渡れそうでしたね。

小柄な女性でも跨げるくらいの間隔だったかと思います。
とはいえ、この日の自分は午前中が雨だった事からぬかるみがある事を予想して長靴での登山でした(もちろんスパイク無し)

この日歩いたコースでは予想していたよりぬかるみは少なかったので思っていたよりは汚れずに済みましたが、せっかくなのでここで沢に突入して靴を洗っていく事にしました。
ちなみに花の写真を撮る時に結構膝をついていたのでズボンの方が汚れていました(笑)
あと、後で写真を見返して気付きましたが、この近くにブラシも置いてあって普通に靴洗い場にもなっているようでしたね。
沢を渡ると林道に出ました。

ここにも脚立あったけど何だろう…?
流行り?(笑)
林道から登山道を振り返ってみるとこんな感じ。

手前右の木に荒縄で杉の葉が縛り付けられていたけど、これが登山道の目印かな…?
でもすぐ取れそうだからあまりアテにしない方がいいかも!?
この辺の地形は積雪期だとちょっと道が分かりにくくなりそうな感じがしましたね。
そして、道の奥に見える青い棒状のものがブラシのようでした。


おお~巻き付いてるねぇ~。

林道の脇にも雪割草がチラホラと咲いていました。

左手に沢が流れる林道をしばらく下る。

この辺は前情報をあまり入手してなくてすぐに麓の方に出るのかなと思っていましたが、思っていたより林道歩きは長く続きましたf(^-^;)
でも横の沢を流れる水の音がちょっと心地よかった。
途中に水場っぽいのを発見。

飲めるか分からなかったので今回は写真を撮るだけにしました。
ガードレールが現れる。

麓までもまだ結構あるなぁ。
徐々に増えていく人工物。

花を発見。

イチゲかな?
しかしこちらもみんな下を向いていて花も自分も(´・ω・`)ショボーン
二軒ほどある民家っぽい建物の横を通る。

こちらの建物の玄関へ続く道は草に覆われていたり、窓や入り口もシャッターが閉まっていたので空き家っぽかったですね。
暗い時間帯にここを通るのはなんだかちょっと怖そうです(笑)
何やら大きな丸太が並ぶスペースに出る。

その向こうには国道402号線を走る車の姿なんかも見えてきました。
車道の方へ進むと、林道入口の所にはロープが張られて一般車は入れないようになっていました。

支柱の左側を通って国道の方へ出る。
車道まで出ると、角田浜駐車場の入り口近くでした。

なるほど、ここに出るんだねぇ(゜.゜)
角田浜駐車場に入るまでは車の通る道を歩かないといけないかな?と思いましたが、道を渡った所には歩道があったのでちょっと安心。

ガードレールを跨いで入らないといけなかったので、小柄な女性なんかはちょっと大変かも。
角田浜駐車場に入ってすぐのトイレの所。

こっちに出てくるんだったらこの辺に車を停めておいてもよかったな。
灯台下の駐車場に戻る途中で見えた夕日。

そして駐車場にゴールとなりました。

今回の下りでは、桜尾根コースを歩いているうちはまだ2~3人の登っていく人とスライドしましたが、此の入沢コースに入ってからは誰にも会わず静かな下山でした。
他のコースに比べるとマイナーなルートになるかもしれませんね。
この日は少し冷え込んだ事で花の開き具合はちょっとイマイチだったところもありましたが、とてもたくさんの花を楽しむことができました。
これからカタクリもたくさん咲く時期になるのでその頃にもまた来れたらいいなぁと思いますね(^-^)
天気:晴れ
人数:1人
コースタイムまとめ
駐車場出発 14:05
桜尾根コース登山口 14:10
中腹のお地蔵様 15:21
灯台・五ヶ峠・浦浜コース合流 15:33
頂上 15:35
稲島観音堂 15:45~15:47
頂上・休憩 15:52~16:18
桜尾根コース分岐 16:20
此の入沢コース分岐 16:40
沢を渡って林道へ 17:04
国道402号線 17:21
駐車場ゴール 17:28
今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。
おまけ。
駐車場にゴールしてから、日の入り時間が近かったので車にザックを下ろしてから夕陽を見に灯台まで登る事にしました。
駐車場側の階段から登ろうかなと思いましたが、やっぱり判官舟かくし側から。

海は少し荒れ気味で白波が立っていてこの細い道を通るのがちょっとだけ怖かったf(^-^;)
判官舟かくしの細い道の途中からも夕日を一枚。

岩の入っている構図もなかなかいいかな?
夕日に照らされる判官舟かくしと角田岬灯台。

灯台へ登る。

ザック無しでカメラだけなので身体が軽い(笑)
日が水平線に沈む瞬間は雲の中に入る感じになってしまいましたが、それまではとてもきれいな夕日を見る事ができました(^-^)



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雪割草やカタクリの咲き具合を見に角田山の桜尾根コースを登山。
花を楽しみながら登頂し、頂上で休憩を取ったあとは下山へ。
下山では桜尾根コースの途中から分岐している「此の入沢コース」を初めて通ってみる事にしました。
という事で、頂上から下山開始。

灯台・五ヶ峠・浦浜コース側へ。
頂上から2~3分。

こちらの桜尾根コース分岐を右に曲がります。
桜尾根コースから下るのは今回が初めてでしたが、まだ木に葉のない時期とあってこちらのコースも木々の向こうに日本海や新潟市方面の平野部が見える場所が結構あってなかなかいい感じですね。

所々ある、片側が急斜面になった場所なんかは下りだと登りの時より高度感が増してちょっと緊張感がありますね。

しかしコース自体は綺麗に整備されているので下りも歩きやすいかなと思いました。
しばらく下ってきて、この石の階段を下りて少し進むと、

木の枝でマーキング?された分岐路があります。

今回はここを右に曲がり、此の入沢コースへ。
ちなみにこちらにはコース名が書かれたような標識などは無かったと思います。
ここからは完全に初めて通るコースになるのでちょっとドキドキ。

しかしこちらの道も石の階段があったり、登山道を区切る紐が張られていたりとよく整備されていたのであまり不安感はありませんでした。
お、こちらでも花を発見。

ショウジョウバカマ。
登りの桜尾根コースでもよく見られましたが、その時に見たのとはこれは色味が違った感じですね。
コースの途中に「山野草保護 立ち入り禁止」の立札。

こちらのコースも雪割草などの花がたくさん咲くコースと事前情報を入手していましたが、それに違わぬなかなかの数の花が咲いていました。
それだけにコース外に踏み込んで植物が荒れたり土壌が乱れたりする事は避けたいですね。
道はしばらくなだらかな階段や坂道。

西日も射しこんでいい雰囲気。
この時は午前中の雨模様はどこ行った?と思わんばかりの青空が広がっていました。
雪割草。

この日の低めの気温に加え、夕方に近づいた時間帯とあってしっかり開いている花はだいぶ少ない感じでした。
でも花自体はたくさんあったので、条件が良かったらこちらのコースもいいお花ロードになりそうです。
初めてのコースはすべてが新しい景色で楽しい。

お、この日はまだ見ていない今までとは違った花を発見。

夏坊主(ナニワズ)かな?
こちらは福寿草でしょうか。

これからの時期は更にいろんな花を見れるようになっていく事でしょうね。
しばらく進んでくると、何やら脚立が目に入ってくる。

これは何だろう…?
コースや花の手入れに使うのかな…?
そしてこの脚立の近くでもコースの脇に花いっぱい。

カタクリや雪割草が咲いていました。
脚立があった所を過ぎると、道は結構急な下りに。

岩の段差とつづら折りの道を見下ろす。
こちらもよく整備され、道の脇には雪割草が咲く。

積雪期で道が完全に埋まっている時などでなければ迷う事は無さそうなコースのように思いました。
とはいえ、下りてきた坂を振り返ってみると、

うわぁ、結構急だ(・_・;)
こちらから登るのもなかなか骨が折れそうな気がしました。
またショウジョウバカマを発見。

先程の急坂から少し道がなだらかになってくると、遠くの方から沢に水が流れるようなザーっという音が聞こえてきました。

ああそうか、「此の入沢コース」っていうくらいだから沢があるのか、と割と本気で納得する(笑)
しばらく下りてくると注意書きの立札がいくつかありました。

「写真撮影は歩行道から撮ってください」
これは自分は極力守っている…はず。
そしてこちらの此の入沢コースも私有地を通る非公式コースです。

ゴムキャップ等保護部品のないストックお断り。
スパイク部分が脱着できないスパイク靴お断り。
「スパイク長靴登山お断り」も別途立札がありました。

鋭利なストックやスパイクで土の地面に穴が開くとそこから雨水などの浸食によって登山道が崩れる可能性があります。
スパイク云々とはちょっと違う所だったかもしれませんが水の流れによる地面の浸食は今までの山でもいくつか見てきましたが、水の力って結構凄いですよね。
そこから少し進むと沢に出ました。

道を辿ると沢の向こうに続いているので渡らないといけないようだ。
この大きめの石を跨いで渡ると濡れずに渡れそうでしたね。

小柄な女性でも跨げるくらいの間隔だったかと思います。
とはいえ、この日の自分は午前中が雨だった事からぬかるみがある事を予想して長靴での登山でした(もちろんスパイク無し)

この日歩いたコースでは予想していたよりぬかるみは少なかったので思っていたよりは汚れずに済みましたが、せっかくなのでここで沢に突入して靴を洗っていく事にしました。
ちなみに花の写真を撮る時に結構膝をついていたのでズボンの方が汚れていました(笑)
あと、後で写真を見返して気付きましたが、この近くにブラシも置いてあって普通に靴洗い場にもなっているようでしたね。
沢を渡ると林道に出ました。

ここにも脚立あったけど何だろう…?
流行り?(笑)
林道から登山道を振り返ってみるとこんな感じ。

手前右の木に荒縄で杉の葉が縛り付けられていたけど、これが登山道の目印かな…?
でもすぐ取れそうだからあまりアテにしない方がいいかも!?
この辺の地形は積雪期だとちょっと道が分かりにくくなりそうな感じがしましたね。
そして、道の奥に見える青い棒状のものがブラシのようでした。

おお~巻き付いてるねぇ~。

林道の脇にも雪割草がチラホラと咲いていました。

左手に沢が流れる林道をしばらく下る。

この辺は前情報をあまり入手してなくてすぐに麓の方に出るのかなと思っていましたが、思っていたより林道歩きは長く続きましたf(^-^;)
でも横の沢を流れる水の音がちょっと心地よかった。
途中に水場っぽいのを発見。

飲めるか分からなかったので今回は写真を撮るだけにしました。
ガードレールが現れる。

麓までもまだ結構あるなぁ。
徐々に増えていく人工物。

花を発見。

イチゲかな?
しかしこちらもみんな下を向いていて花も自分も(´・ω・`)ショボーン
二軒ほどある民家っぽい建物の横を通る。

こちらの建物の玄関へ続く道は草に覆われていたり、窓や入り口もシャッターが閉まっていたので空き家っぽかったですね。
暗い時間帯にここを通るのはなんだかちょっと怖そうです(笑)
何やら大きな丸太が並ぶスペースに出る。

その向こうには国道402号線を走る車の姿なんかも見えてきました。
車道の方へ進むと、林道入口の所にはロープが張られて一般車は入れないようになっていました。

支柱の左側を通って国道の方へ出る。
車道まで出ると、角田浜駐車場の入り口近くでした。

なるほど、ここに出るんだねぇ(゜.゜)
角田浜駐車場に入るまでは車の通る道を歩かないといけないかな?と思いましたが、道を渡った所には歩道があったのでちょっと安心。

ガードレールを跨いで入らないといけなかったので、小柄な女性なんかはちょっと大変かも。
角田浜駐車場に入ってすぐのトイレの所。

こっちに出てくるんだったらこの辺に車を停めておいてもよかったな。
灯台下の駐車場に戻る途中で見えた夕日。

そして駐車場にゴールとなりました。

今回の下りでは、桜尾根コースを歩いているうちはまだ2~3人の登っていく人とスライドしましたが、此の入沢コースに入ってからは誰にも会わず静かな下山でした。
他のコースに比べるとマイナーなルートになるかもしれませんね。
この日は少し冷え込んだ事で花の開き具合はちょっとイマイチだったところもありましたが、とてもたくさんの花を楽しむことができました。
これからカタクリもたくさん咲く時期になるのでその頃にもまた来れたらいいなぁと思いますね(^-^)
天気:晴れ
人数:1人
コースタイムまとめ
駐車場出発 14:05
桜尾根コース登山口 14:10
中腹のお地蔵様 15:21
灯台・五ヶ峠・浦浜コース合流 15:33
頂上 15:35
稲島観音堂 15:45~15:47
頂上・休憩 15:52~16:18
桜尾根コース分岐 16:20
此の入沢コース分岐 16:40
沢を渡って林道へ 17:04
国道402号線 17:21
駐車場ゴール 17:28
今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。
おまけ。
駐車場にゴールしてから、日の入り時間が近かったので車にザックを下ろしてから夕陽を見に灯台まで登る事にしました。
駐車場側の階段から登ろうかなと思いましたが、やっぱり判官舟かくし側から。

海は少し荒れ気味で白波が立っていてこの細い道を通るのがちょっとだけ怖かったf(^-^;)
判官舟かくしの細い道の途中からも夕日を一枚。

岩の入っている構図もなかなかいいかな?
夕日に照らされる判官舟かくしと角田岬灯台。

灯台へ登る。

ザック無しでカメラだけなので身体が軽い(笑)
日が水平線に沈む瞬間は雲の中に入る感じになってしまいましたが、それまではとてもきれいな夕日を見る事ができました(^-^)


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