2021/03/13
きままに投資 20
日本電産の損切りタイミングを逸しました
2月16日に高値のピークで買った日本電産の株価がズルズルと下がり、迂闊にも、損切りラインの10%を下回ったことに気がつきませんでした。
振り返ってみると、購入したときの株価 15,145円 が、2月26日には 13,520円まで下がっており、それが10%を下回る 13,630円 より低くなっていることに気がついていませんでした。株価はその後、一度戻りましたが3月3日には再び、10%を下回っています。ここでもまだ気がついていなくて、気がついたのは12,535円まで大きく値下がりした3月8日でした。下のチャートに大きな矢印で示したところです。
気がついた時点で-17%と大幅に下がっていたので、ここで損切りするかどうか悩みました。損切りするのって本当に難しいですね。この日は大きく下がったから明日は少し戻すだろうと考え、損切りを持ち越したら、翌日、さらに下がり、とうとう-20%まで下げが拡大してしまいました。それが下のチャートの一番右端です。
この一番右端のチャートを見ていたとき、ここに現れたあるサインに気がつきました。チャートの下に示された棒グラフに注目して下さい。
これは、その日の出来高を表す棒グラフですが、今まで出来高に注目することはありませんでした。しかし、その日たまたまユーチューブで、出来高は移動平均線よりずっと重要な指標であることを説く番組を見ていました。
そこで、出来高という視点でこのチャートを見ると、ハッとすることがありました。ローソク足の本体は前日の5分の1ほどの巾しかないのに出来高は前日に比べるとはるかに多いです。おまけにローソク足には長い下ひげがついています。このことはこの日、前日より狭い範囲の価格帯で極めて多くの株が売買がされたことを示しています。つまり、多くの人がこの価格帯で利益確定または損切りを行ったために株価が下がったのです。それはつまり、売りたい人は大方売ってしまったと考えられる。そして、長い下ひげはその後、新規に買い注文を入れた人たちが大勢いて、それが株価を押し上げたたことを示している・・・・つまり、ここまで続いた株価の下落はこの日に底をつけたのではなかろうか。もしそうだとすれば、株価は明日から反転して上昇に向かうはずだ。
そう考えた私は、損切りどころか、日本電産の追加購入を考え始めました。しかし、素人考えなので、もし間違っていたら、傷口を広げることになりかねません。そこで、2月16日に購入した10株に対して半分の5株だけ購入して、この考えが当たっているかどうか検証してみることにしました。この考えが当たっていれば、次に同じ状況に遭遇したとき、有効な手段として使えることになります。
結果は3月16日の中間報告でお知らせしますので、楽しみにしていて下さい。
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