2022/12/20
きままに投資 304
痛恨の一撃 3
いつもと変わり映えのしないデイトレをやって午前中が過ぎた。
お昼をたべながらNHKニュースを見ていると、
「日銀が金融政策決定会合で、従来0.25%としてきた長期金利の変動許容幅を0.5%に拡大する」
というニュースが流れた。
(ん、これって株価にやばいんじゃ?)
疑心暗鬼のおももちで後場のスタート場面を見ると、
午前中は上昇していた日経平均株価が一気に500円以上の下落で始まっていて、
全く景色の異なる世界になっていた。
痛恨の一撃どころか、個別株投資を始めて以来、初めての強烈なノックアウトパンチを食らってしまいました。
この一撃で、投資信託も含め、今年の利益分ががいっぺんに吹き飛んでしまいました。
カーリットホールディングス (779円-793円)×500株=-7000円
カーリットホールディングス (790円-790円)×500株=0円
カーリットホールディングス (794円-775円)×500株=9500円
川崎汽船 (2782円-2760円)×200株=4400円
川崎汽船 (2690円-2817円)×200株=-2万5400円
三井住友フィナンシャル (4964円-5028円)×100株=-6400円
日経レバ1570 (13190円-13180円)×20株=200円
合計 -2万4700円
手数料 0円
〝三菱重工業〟を決済しました
先週の木曜日と昨日とあわせて200株の「売り」を入れていた三菱重工業でしたが、
今朝の寄り付きで、ギャップアップして上昇したので、急ぎ利益確定しました。
その後で、三菱重工業はデイトレで扱うことが多いので、SYさんからも指摘があったように、いざというときのヘッジとして、現物買いをしました。しかし、午後に痛恨の一撃を食らい、いきなりの含み損からのスタートとなりました。
三菱重工業 (5502.5円(12月19日)-5483.5円(12月20日))×200株=3800円
デイトレとの合計
-2万4700円+3800円=-2万900円
手数料 2956円
譲渡益税還付額 (2万900円+2956円)×0.20315=4847円
損益額 -2万900円-2956円+4847円=-1万9009円
軍資金は 11万7529円 だったので、これから 1万9009円 を引いて
9万8520円 が次回の軍資金になります。
*保有中の銘柄
三井ハイテック・現物 (6660円(12月20日)-9978円(6月14日))×100株=-33万1800円
トヨタ自動車・6ケ月 (1845円(12月16日)-2004円(11月30日))×200株=-3万1800円
ソニーG・現物 (10350円(12月19日)-11258円(11月30日))×100株=-9万800円
三菱重工業・現物 (5394円(12月20日)-5537円(12月20日))×200株=-2万8600円
含み損益額の合計 -48万1600円 (前日比 -12万4200円)
コメント
現物の買い方
7011の現物を買う時の原則をご存知と思い
記述しなかったのは申し訳ありませんでした。
現物を買う場合は十分に下げた時に分割して買うのが原則だと思います。デイトレのように上げたところを飛び乗って一度に買っては失敗します。200株一度に買わず最初に100株買い、もっと下げたら再び残りの100株を買うように分割して買うのが定石です。
これは買い平均値を下げるためです。
分割売買といいます。(「ツナギ売買の実践」、P25を参照ください。)
保有株一覧をみたところ優良な銘柄の現物をお持ちのようですので、デイトレをする場合はこれらの銘柄にかぎり持ち株の株数の範囲内で、急騰したときに信用売りをして、下げたところを素早く買いもどすのを練習したらリスク少なく訓練できるのではないでしょうか。
くれぐれも本で十分学習してから実行するようよろしくお願いします。
SY
2022/12/20 20:57 by SY URL 編集
RE:現物の買い方
200株買うときの買い方がとてもよくわかりました。
現在保有中の銘柄がいずれも大幅下落していて、これからヘッジの空売りを入れるべきかどうか考えていましたが、SYさんのコメントによると、「急騰したときに信用売りをして」とあるので、今の状態での売りは止めることにしました。ご教示感謝申し上げます。
「ツナギ売買の実践」が届きました。
これからしっかりと読み込んでいきたいと思います。
2022/12/21 17:57 by blogst66 URL 編集
2022/12/21 21:14 by URL 編集
RE:ヘッジのツナギ売りの投入技術
銘柄の波のサイクルのことで、3銘柄ほど、3年分のチャートを見て、調べてみたら、どの銘柄もおよそ年間で5回から8回ほどの上げ下げを繰り返していて、平均すると、60日くらいだったのでびっくりしました。
個別株投資を始めて以来、銘柄選びは新聞記事や本で取り上げられいたものに、行き当たりばったりで選んでいました。その分、一つ一つの銘柄について掘り下げて研究することはありませんでした。
お陰様で今後、銘柄に対する取り組み方が変わるような気がしてきました。
ツナギ売買のことも面白そうです。今後試してみたくなりました。
2022/12/22 21:51 by blogst66 URL 編集
2022/12/23 22:15 by URL 編集
RE:6966についてのヒント
三井ハイテックは困った銘柄を抱え込んでしまいました。
「ツナギ売買の実践」を一回、ざっと読んでみました。難解な部分や、慣れない表記の部分は飛ばしたので、もう一度丁寧に読み直すつもりです。
今の段階で、場帖についての疑問があるのでお伺いします。
本を読んで、場帖というのは、日付と終値と出来高の3つの要素で出来ている表だと理解しました。
SBI証券のツール(HYPER SBI2)を使うと、日足で10年分までのチャートと出来高が表示できるのですが、これがあれば場帖を作る必要がないのではないか、と思ったわけです。
しかし、日付と終値と出来高だけのシンプルな表だからこそ重要な何かがわかるのかもしれないとも思いました。場帖でなければ果たせない役割があるのでしょうか。
「ツナギ売買の実践」、2回目はじっくりと読んでいこうと思います。よろしくお願いします。。
2022/12/25 21:37 by blogst66 URL 編集
場帖について
証券会社のツールを使って日足で10年分までのチャートと出来高が表示
されれば、場帖は必要ないのではとのご感想ですが、場帖の目的は、
まったく違うものと思われます。その目的と書き方は、
① 値動きの正確な記録のため
② 値動きを受け止め、売買するための道具として使用
③ 集約化する程度は売買法とも関連するが大引値(と出来高)のみ
④ 一か月にリーフ1枚とし、休み(土日、祭日)の日は空けて見やすくする
⑤ 値動きを受け止めやすいように、タテ書きとし、判読できるように丁寧に書く
⑥ グラフの欠点また実際と違う動きなど(例えば平均線)によって
迷わされるのを防ぐとともに具体性をもたせる。
⑦ ルーズリーフの片面のみを用いるから、先月のリーフを
今月の上部に置けば前月からの推移をみることができ、
また数年前の数値とも比較できる。
⑧ これさえあれば、時に応じ、さらに集約化(たとえば 一枚の場帖の上と下を比べて月始めと月末の比較など)もきる。
場帖の使い方
値動きの受け止め方を練習するため。
自分の変動感覚を養成するために毎日場帖を開いて
朝、きのうの大引値と出来高を書き入れる。
次の日の朝、昨日の大引値と出来高を書き入れる。
このとき株価がいくら変動したかを見る。
これを毎日続ける。
ひたすら書き続ける。
材料やニュースなどは考えない。
以上のように、林氏の「脱アマ相場必勝法」P116~P117
に書かれています。場帖のおもな目的は売買対象の銘柄の
変動感覚を身に付け株価の波動のクセを読んで売買に適用できるよう
にすることいえると思います。
簡単に言えばその特定の銘柄に対する変動感覚がなければ、
その銘柄の売買を適切に実行できない、
つまり損をしますよと林氏は言っているわけです。
私見ですが、変動感覚とは、例えば自動車の運転に必要な車両感覚のようなものではないでしょうか。
車両(車幅)感覚が身についていないとクルマを電柱にぶつけたり
左折や右折で事故を起こしたりしますが、株も同じように
株価に対する変動感覚が無いと、天井近辺で買ったり底で売ったり
するようなとんでもない失敗をしてしまうというような。
これは私の解釈ですので、間違っているかもしれません。
よろしくお願いします。
SY
2022/12/26 16:15 by SY URL 編集
RE:場帖について
場帖が証券会社のツールでは代用できないものだということがよくわかりました。
値動きを正しく受け止められるようにするためには、それなりの汗をかかないと無理だということですね。
変動感覚という言葉は今の私にとても耳にいたい言葉です。天井近辺で買ったり、底で売ったりということがよくあるからです。
今日のデイトレでも、買い注文を入れた途端に大きく下げたことが2回続けて起こりました。初めて触る銘柄を安易に買ってはいけないと自省していたところですが、知らない銘柄には変動感覚がないからこんなことになるのだと思いました。
実は、今日のブログにも書きましたが、三菱UFJフィナンシャル・グループのツナギ売りをしました。拙速だったかもしれません。まだ、場帖を作っていないので、早速ルーズリーフのノートを買い求めて場帖を作ろうと思います。
いつもわかりやすいご教示、ありがとうございます。
2022/12/26 20:59 by blogst66 URL 編集
場帖の実例
「あなたも株のプロになれる」という本のp279~に詳しく載っていますので参考にしてください。少なくとも過去3年間くらいの場帖を書いてから実際の売買に着手してください。ツナギ売りは現物の買い平均値より上の株価より開始して一度にまとめて売らず1単位ずつ売り上がっていき売り平均値を可能な限り高くするように努力してください。100%繋がず必ず30%くらいは残しておいてください。ツナギ売りを買い戻せなかったら負けと考えて真剣勝負でお願いします。
以上よろしくお願いします。SY
2022/12/27 06:03 by SY URL 編集
2022/12/27 11:32 by URL 編集
RE:場帖の実例
長期目線で保有している銘柄がいくつかありますので、これらの銘柄の場帖を作ってみようと思います。
場帖についてはじっくりと時間をかけてのつきあいになると思いますので、新年から取り組もうと思います。
「あなたも株のプロになれる」をアマゾンで注文しました。以前は注文した日の翌日に到着したこともあったのに、配達予定日が12月31日とのことでした。年末で混んでいるのだと思います。
三菱UFJのツナギ売りの件で分かりやすくご指導を頂きありがとうございました。
「ツナギ売買の実践」を読んでいてすんなり分からなかった表記で
1 - 1
とあるとき、左側の数字が売りの玉数で右側が買いの玉数を示していることもよくわかりました。
三菱UFJですが、今日も上がりました。
言われるとおり、分割にしていれば、もっと有利な展開になったのに残念なことをしました。
今後、肝に銘じておきます。
場帖の YouTube も参考になりました。
ありがとうございました。
blogst66
2022/12/27 20:43 by blogst66 URL 編集
2022/12/28 11:03 by URL 編集