2019/11/20
ハウス内に水を入れる 2
こちらのハウスは私がひとりで建てました。
農業を始めたときに、もう何年も使っていないハウスがあるから使うならただで持って行ってよいと親戚の人に言われました。
ただし、解体から組立まですべて自己責任でやってくれということでした。
ハウスを建てるのはもちろんハウスの構造を近くで見るのも初めてでしたから、どうやって組み立てるのか考えながら解体しました。解体だけでも1週間以上かかったように思います。
そして、約10キロ離れた親戚の畑からこの畑まで、軽トラックで何度も往復して解体した材料を運びました。
機械も道具も何も持っていないので、解体するときは支柱を地面から抜くのに苦労しました。
そして、組み立てるときも、支柱を地面に指すことが最も大変な仕事でした。
前にも一度書きましたが、この畑は以前は芝畑で地面が平らになるように鎮圧してあったので、とても固かったからです。
誰の手も借りず、習うこともなく、ただひとりで初めて作ったハウスにしては、我ながら頑丈にできたものだと思います。
7年目になりますが、2回ほど台風でビニールが吹き飛ばされたことはありますが、骨組みに傷んだところは今のところありません。
このハウスでは、初めはトマトを作っていましたが、2つ目のハウスができてからはブルーシートを張って倉庫として使っています。
で、そのハウスの両側に水を溜めるための容器をずらーっと並べています。
プラスチック製の漬物樽やらプランターやら鍋など、不要になったものを何でもかんでも持ってきて、雨水受けにしています。
雨水が溜まると、容器ごと一輪車に乗せて20メートルくらい離れたハウスまで運びます。
一輪車に乗せて水を運ぶのは意外と難しく、途中、水をこぼしこぼしバランスをとりながら運びます。
昨日書いたハウス内への雨水の取り込みと、この水運びを合わせると、畑に水道を引くまでのことはないようです。
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