はてなキーワード: 天皇親政とは
そもそもはフランス革命時に、議会の右側にいたか、左側にいたかという分類だ
フランス革命ってのは、王様がなんでも決めるってことに反発して、国民で決めようぜとなっていく課程だ
ということから、右翼は権威主義的、または保守的な立場を指して
で、ここからがややこしい
後に、マルクス主義ってのが出てくる、ファシズムってのも出てくる
マルクス主義は急進的だから左翼、ファシズムは権威主義的だから右翼って感じになったりする
中国共産党って、共産主義だから左翼?権威主義だから右翼?とかね
なので、もういい加減、右翼と左翼って言葉を拡大解釈して使うのやめた方がいい
新自由主義自民党VS新自由主義民主党派カレー味のうんこVSうんこ味のカレーでしかない。
そもそも安倍はリフレで経済をマシにしたからな。二度の消費税増税でせっかくの経済回復をだめにしたが。そこでMMTの議論が現れた。
結局どういう経済理論が良いかを国民が理解して、その党に投票しないとだめだよ。
でないと新自由主義だと一度不景気になったら回復しない「アイツラが敵だから攻撃すればいい!+英雄に任せればいい!」となる。
そもそも戦前も政府が何もしないほうが良いという自由主義だった。その結果が世界恐慌後の不況にどうすることもできず、ナチスドイツ、天皇親政の爆誕と世界大戦だった。
小泉劇場やトランプもバブル崩壊やリーマン・ショック後の不景気を踏まえた不景気後どうしようもなくなり、英雄を求める流れの一つだろう。
僕自身は、適正な経済運営の答えは供給側対策をしたケインズ主義だと思っている。
だけど、人類がケインズ主義が良いと一度決着がつくまでには様々な暴走があった。そして、ケインズ主義も一度放逐されて帰ってきていない。今のトランプの騒動も1930年の世界恐慌後に正しい経済政策の答えがなかった日本やドイツを繰り返してるだけに見える。
1930年世界恐慌があった。そして、資本主義は、一度大規模経済危機を迎えると、企業が金を貯めこみ、設備研究投資をしなくなり、資金余剰側になり、金の回転が悪くなるという根源的な欠点がある。
そもそもが、過去の貯蓄の取り崩しを含めて資金調達しての支出を初項、収入のうち消費に回る比率(消費性向)を公比とした等比数列の和という側面がある。
ジョン・メイナード・ケインズがモデルを作り、それが社会に受け入れられた。その結果が1940-1990年の西側諸国の繁栄。
なお、東側諸国はそもそもが景気変動があるのが良くないからと計画的に生産をするというマルクス主義に転じた。
世界の右左、保守革新とは、ケインズ主義VSマルクス主義だった。1930年以前の政府が何もしないのが理想的だという自由主義は放逐された。
しかし、ケインズ主義は、1970年代の石油産出国の戦争で石油供給が絞られたり、一部の国が経常赤字化と、その後のインフレによって一度批判されて新自由主義に移っている。その転換が1980年代に始まる。
そして、日本は1990年にバブル崩壊が起きたため、資本主義の最大の欠点の企業の保身化、設備研究投資の衰退、資金余剰化をもろにかぶり失われた30年となった。
ケインズ主義は、法人、富裕層の税金は高い。理由は法人、富裕層の金を放置すると金を貯め込み公比を落とすから。富裕層もなんとか新自由主義VSマルクス主義の議論であってほしいと願ってるんだろう。
ケインズ主義は新自由主義に乗っ取られ、新自由主義VSマルクス主義だったら新自由主義がいいよね。みたいな形になっている。しかし、新自由主義の下だと、一度経済が低迷したら永久に不景気が続く。
労働需要が低いということで、労働者の扱いはどんどん悪くなって貧しくなっていく。
だけども「解がない時代」でも解を求めないとならない。誰か英雄に任せたらうまくいくんじゃないか。それがトランプと、トランプの支持者だろう。かつてのドイツのナチスドイツの崇拝や、226事件での日本の天皇親政を叫ぶ声だっただろう。
世界恐慌後の世界をなんとかしろなんての天皇陛下に投げられても天皇はそんなのわからんとしか言いようがないだろうが。
日本でも新自由主義化で停滞していたところの小泉自民党と民主党の崇拝だ。結果的に見たら両方まがい物だったが。
ケインズ主義のもとでも、資源不足など突発的な供給対策をし、新しい産業を作っていき恒常的な供給対策をし、外貨借金由来の財政破綻やハイパーインフレを回避していかないとならない。
新自由主義でもサプライサイドを叫んでいたが、新しい産業なんてまだ見えない状態で金と時間をかけての研究と吟味が必須だが、不確実なものを嫌う新自由主義ではむしろ供給も毀損する。それが今の日本の科学の衰退。
投票した時点で選挙で統治者を選ぶ日本の間接民主制を認めたことになるのだから「俺は自民党に投票してないから」などという言い訳はできない。
選挙で選ばれた代表に統治される仕組みと知ってて投票しましたよね?
統治の仕組みは、現代日本のような間接民主制だけではない。広場に民衆が集まって議論して決める直接民主制も、共産党一党独裁も、天皇親政も、過去に実践したり現在も実践したりしている国はある。
あなた自身が選んだ統治の仕組みによって統治されるのですから「あの時間接民主制支持した結果だよ?」とあなたもまた冷笑されるのです。
つーわけでおれはこれからも野党に入れ続けてただただ現状を追認してるやつらを「冷笑」することにするよ。若者たちに「あの時自民支持してた結果だよ?」って言葉は用意してますんで。おれは野党に入れてたんだからおれを責めるのは筋違いだぜ?
新しい社会システムは誰かがこのシステムが良いと提唱して採用することにとってできるのであって、破壊のみからは何も生みません。
ユダヤ人やジプシーや劣等人種が原因だから虐殺をしたらいいという解を出す国もありました。
陛下の側近共が悪いのであってそのあたりを殺して天皇親政をすればいいという解を出し、軍部の暴走につながった国もありました。
いっぽうで、金の動きをきちんと整えよって解を出した国がいました。ケインズっていうんですけどね。
ケインズも政府の肥大化やオイルショックにまで解は出せなかったんだけど、放逐して何もしないのが理想的とやったら、また大規模経済危機が起きたらその後不況になり、30年も不景気続けてますよ。
単に一度ケインズにたちかえって、ケインズの欠点のみにターゲットを絞って対策をすればよい。
あー、社会システムと言ったから反応したけど、第一次→第二次ベビーブームであればきちんと反応しましたが、第二次→第三次ベビーブームは反応しませんでしたね。
右派、左派そのものは強者より、弱者寄りぐらいの意味しかない。
もともと封建主義(王様が決めた法律できちんと運用するのが良い)に対して自由主義が生まれた。
自由主義は一度大規模経済危機を迎えたら、企業が保身に入り、金をため込んで設備研究投資をしなくなる。そして金をため込むから経済は悪化し、設備研究投資をしなくなるから、競争力が落ちていくという特性がある。
1930年世界恐慌で世界中はこの経済悪化の流れに乗りこまれた。1930年代時点では解がなかったためドイツはユダヤ人やジプシーが原因であるとヒトラーを選び、日本でも天皇親政がよいと226事件のようなクーデターを起こした。
それに対して、ケインズが金の回転をきちんと制御するのが良い。マルクスはそもそも大規模経済危機は過剰投資によるものが多いので計画的に生産がするのが良いという立場だった。自由主義は世界中から放逐された。
マルクスの計画経済がうまくいかなかったのはそうなんだが、ケインズも突発的な海外でのオイルショックといった供給不足には対応できないためケチがついた。そこで自由主義が新自由主義として再来した。
しかし自由主義は一度大規模経済危機を迎えたら不況と競争力低下が起きるという特性は変わっていない。1990年バブル崩壊で日本では経済悪化と競争力低下が起きている。
1980年以前は自由主義が放逐されていたため、ケインズ社会主義(右)、マルクス社会主義(左)でよかったが、自由主義が復活して主流を担ってるため、ケインズ社会主義もマルクス社会主義も相対的に左になる。
そもそも右だの左だの言ってる中心の連中は両方経済については自由主義だ。そして中国韓国北朝鮮だの、見たことも無い性的マイノリティ―や動物の権利だの国民経済と遊離した話題に注力している。
「何もしないほうが理想的だ!」という誤った思想でバブル崩壊の対処を誤ったがために30年不況に陥った国がありましてな。
大規模経済危機で「何もしないほうが理想的だ!」という考えではコロナにより大量の倒産が生まれ、さらにコロナ後に企業が保身に入って金をため込んで、設備研究投資をしなくなる。
数十年後には海外に売るものがなくなって毎年恒例のでデフォルト危機を迎えるアルゼンチンのような国になるだろう。あの国も1930年世界恐慌までは世界の10指に入る国で1960年ごろまでは先進国の一つだった。
場合によっては「何らかの特異なリーダーを選べばうまくいく」とヒトラーを選ぼうとしたり天皇親政をなそうとクーデターをしたり。
天皇についても「何もしないほうが理想的だ!」という状況ではどうしようもなかったからぶん投げられてもどうしようもできなかったし、ぶん投げられて数年してうまくいかなかったら皇統125代の終焉を迎えただろう。
バブル崩壊や世界恐慌と同じ顛末は二度と繰り返してはならない。大規模経済危機はそれにきちんと対処できるかがその後の数十年を作る。
緊縮新自由主義派こそが失われた30年を作った。