第3回デザインマーケティングカフェ「デザイン思考とデザイン戦略」に行ってきました(#dmcafe)写真入れました
夕べは、六本木のミッドタウンで開催された
「デザイン思考とデザイン戦略」セミナー&新年会
に行ってきました。
USTでライブ配信していて、しかも記録が残っていますね。
第一部
@UJITOMOことウジトモコさんと、㈱コンセントの長谷川敦士さんの対談です。
内容は、この対談(Vol. 03:デザインで問題解決していますか?)の続き
デザインは「視覚マーケティング」だというウジさんと、
情報アーキテクトとしてウェブを中心に活躍する長谷川さんの対談ですから、
このところ「デザイナーとプログラマーの融合」なんてことを考えている私には
ドンピシャな企画なわけです。
昨年も同じ時期に第1回のデザインマーケティングカフェに行ってます。
関連エントリ:デザインマーケティングカフェに行ってきました
このとき講師だったコグレ&いしたにのマキコミコンビも
リヤカーブックスイベントのあとに参加して、
会場で対談を聞いていましたね。
@UJITOMOの第3回デザインマーケティングカフェ「デザイン思考とデザイン戦略」メモ(ゲスト:長谷川敦士)@ネタフル
概要は、ネタフルで掴んでいただくとして。
カフェ冒頭は、ウジさんによるこれまでのカフェの振り返り。
内容はこのへんから。
「デザイン思考とデザイン戦略」はいよいよ来週!過去のデザインマーケティングカフェふりかえりまとめ@使えるデザインセミナー
「ツイッター140文字は世界を変える微分メディア?」デザインマーケティングカフェふりかえりまとめ2@使えるデザインセミナー
さらに内容はトギャッターで御覧ください。
今回の注目はウジさんの着物の写真
だけではなく、やはり「トンマナ」と「IA」の対決かと。
キーワードとしては「ビジネス・エスノグラフィー」とか、
「Big IA」だったかと思いますが、その辺はググッていただくとして。
私の感想は、デザインという言葉が指すものが、お二人の間で「別のフェーズ」だったような。
ウジさんが使う「デザイン」と、長谷川さんが使う「デザイン」が、
微妙にすれ違っていて、時々同じだから、話が噛み合うようで噛み合わなかった。
間に行司か通訳が必要だったのではないかなと聞いていて思いました。
長谷川さんのほうがやはり工学的なアプローチで、全体のモノづくりの中にある「デザイン」で、
ウジさんは、アートディレクションの中にある「デザイン」という感じでしょうか。
それだけに、長谷川さんが「BigIA」は、そもそもプロデューサーや編集長の仕事だった
とおっしゃったのが、とても腑に落ちました。
情報の整理と方向付けというのは、編集長の仕事であり、プロジェクト全体の一番上にある仕事で
その方向付けの結果を受けてアートディレクターによる「トンマナ」が決まっていく
というのが優れた仕事の流れではないかと思います。
実際には、会社の社長なりプロジェクトリーダーが行うべき「ディレクション」が
曖昧なままにデザインを進めようとするから、デザインがパーツに落ちるわけで、
それでは効率が悪いのでデザイン思考やら視覚マーケティングやらを考えて
「トンマナ」に沿って企業トップはアイデンティティやらブランディングを進めていくべきでしょ、
というのがウジさんの主張。
その点で、二人の方向性は同じなんだけど、今回は各論に落とそうとした分
二人の視点のズレが気になったということでしょうか。
ちなみに、長谷川さんの会社コンセントさんとは
ある企業のウェブ(コンセント)と広報誌(ワタクシ)の
それぞれの担当者という形で昔、接点がありました。
奇遇なので、これからもよろしくお願いします。
「デザイン思考とデザイン戦略」セミナー&新年会
に行ってきました。
USTでライブ配信していて、しかも記録が残っていますね。
第一部
@UJITOMOことウジトモコさんと、㈱コンセントの長谷川敦士さんの対談です。
内容は、この対談(Vol. 03:デザインで問題解決していますか?)の続き
デザインは「視覚マーケティング」だというウジさんと、
情報アーキテクトとしてウェブを中心に活躍する長谷川さんの対談ですから、
このところ「デザイナーとプログラマーの融合」なんてことを考えている私には
ドンピシャな企画なわけです。
昨年も同じ時期に第1回のデザインマーケティングカフェに行ってます。
関連エントリ:デザインマーケティングカフェに行ってきました
このとき講師だったコグレ&いしたにのマキコミコンビも
リヤカーブックスイベントのあとに参加して、
会場で対談を聞いていましたね。
@UJITOMOの第3回デザインマーケティングカフェ「デザイン思考とデザイン戦略」メモ(ゲスト:長谷川敦士)@ネタフル
概要は、ネタフルで掴んでいただくとして。
カフェ冒頭は、ウジさんによるこれまでのカフェの振り返り。
内容はこのへんから。
「デザイン思考とデザイン戦略」はいよいよ来週!過去のデザインマーケティングカフェふりかえりまとめ@使えるデザインセミナー
「ツイッター140文字は世界を変える微分メディア?」デザインマーケティングカフェふりかえりまとめ2@使えるデザインセミナー
さらに内容はトギャッターで御覧ください。
今回の注目はウジさんの着物の写真
だけではなく、やはり「トンマナ」と「IA」の対決かと。
キーワードとしては「ビジネス・エスノグラフィー」とか、
「Big IA」だったかと思いますが、その辺はググッていただくとして。
私の感想は、デザインという言葉が指すものが、お二人の間で「別のフェーズ」だったような。
ウジさんが使う「デザイン」と、長谷川さんが使う「デザイン」が、
微妙にすれ違っていて、時々同じだから、話が噛み合うようで噛み合わなかった。
間に行司か通訳が必要だったのではないかなと聞いていて思いました。
長谷川さんのほうがやはり工学的なアプローチで、全体のモノづくりの中にある「デザイン」で、
ウジさんは、アートディレクションの中にある「デザイン」という感じでしょうか。
それだけに、長谷川さんが「BigIA」は、そもそもプロデューサーや編集長の仕事だった
とおっしゃったのが、とても腑に落ちました。
情報の整理と方向付けというのは、編集長の仕事であり、プロジェクト全体の一番上にある仕事で
その方向付けの結果を受けてアートディレクターによる「トンマナ」が決まっていく
というのが優れた仕事の流れではないかと思います。
実際には、会社の社長なりプロジェクトリーダーが行うべき「ディレクション」が
曖昧なままにデザインを進めようとするから、デザインがパーツに落ちるわけで、
それでは効率が悪いのでデザイン思考やら視覚マーケティングやらを考えて
「トンマナ」に沿って企業トップはアイデンティティやらブランディングを進めていくべきでしょ、
というのがウジさんの主張。
その点で、二人の方向性は同じなんだけど、今回は各論に落とそうとした分
二人の視点のズレが気になったということでしょうか。
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奇遇なので、これからもよろしくお願いします。
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