またかよ・・・ (22) 完結・・・させるぞ~
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- 2013/10/15(Tue) -
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むわ~ 驚いたゎ~ このシリーズ 「 またかよ・・ 」 って 5月の25日がスタートなん? 途中で手抜きやIXAへ復活とかあって、な、なんだと・・ 10月でも完結しね~のかよ? え~、って 半年近くもこれ書いてるんだ・・。 今、(1)の日付を見て腰抜かしたわw 小説や随筆と違って、出来るだけ実際の会話や心情を短い文章でリアルに書いてるからこうなったんかな? しかし、驚いたわ! 飽きずに書けるのは全てが本物&実在なんで続くんだよね。 もう少しのご辛抱で完結しますわ~。 「 おっはよ~ おっはよ~ 」 「 う・・・ 」 誰だヨ さっき寝たばかりなのに・・ 「 おっはよ~ 天気 いいよ~ 」 「 ん・・・ ティアラか・・ おはよ~ 」 なんでソファーで寝てるのか・・頭が働かなった 「 おきた? ご飯食べる? 」 「 う・・・ むり~ 起きたばかりで食べれないよ 」 「 昨日はありがと~ 寝て起きたらなんか 別世界にいるみたいで 嬉しくて~ 」 「 そりゃ~ よかった 昨日はもう終わったからね 今までの事は全て忘れていいさ・・ 」 「 ごめんなさいネ ソファ~で寝てるなんて思ってもみなかったから 」 「 レディ~が寝てる部屋へ夜中に お邪魔すると ろくな事がないからね・・ 」 「 え? なんで? 」 「 仕事で いつも サチとかイズとか・・ ミミとかとホテルに泊まるけど いつも必ずベットは彼女達に占領されるから・・ 」 「 まぁ~ 慣れっ子なんで 余り気にしないで 」 「 へぇ~ そ~なんだ 」 「 ああ・・ ベットの隅に寝かしてもらおうと 部屋に入ると・・・ 恐ろしい蹴り!入れられるからね・・・ 」 「 素っ裸で寝てる女の子からいきなり 蹴り~ が飛んでくと・・ 恐ろしいわな~ 」 秘書の素っ裸は怖いw 「 ふふふ・・ そ~なの? 」 「 なんで 真夜中に秘書と素っ裸でムエタイを・・・ボクシングをしなきゃいけないんだよ・・ あ!おれ 何言ってるんだw 」 「 ティアラ ごはん 食べて来るといいよ 朝は食欲が余りないんでね・・ 」 「 食欲はなくても・・ 下半身は元気みたい~~ ^ ^ 」 「 あのな~ お前 どこ見てんだよ Orz 朝は食欲以外は 全~部 元気だわ~ 」 「 早く 飯 行ってこいヨ 」 「 はぁ~い ^^ ご飯 行って来ま~す ルームサービスでもいいけど 何か 外を歩きたくて 」 「 分かるよ いっておいで じゃネ 」 「 行って きま~す! 」 昨日の100倍くらいも元気なティアラが、踊りながら部屋から出て行った。 ソファーから2度ほど落ちた夢を見が、夢なのかホントに落ちたのか良く分からないが、素敵なスウィートルームのソファーで寝たことは間違いなかったようだ。 寝ぼけながら中庭に出て行き、プールに両足を突っ込みながらタバコに火をつけた。 2泊予約をしていて、泊まったのは1泊、それも、ソファーで寝るハメに・・。 この部屋を見たときには何か幸せな予感があったのだが・・今日はこれからマニラへ帰らなくてはならない。 幸せの予感は見事に・・ハズレたようだった。 レジィ~ナちゃんからも何かの誤解で嫌われたみたいだし・・。 ふっ・・まったくハードボイルドな人生だぜw。 まぁ~ハードボイルドなんて 「 男のやせ我慢 」 にしか思えないのだが・・。 シャワーを浴び、帰り支度をしているとティアラが食事から戻って来た。 今日、彼女はマニラのTV5に顔見せに行く事になっている。 採用が決まっているので心配事は何もない。 アシスタントとしての採用だが、裏方の仕事ではなく、スタジオ内でのヘルプ役なのでTV画面に写る事も多いハズ。 これからが楽しみだ。 周知の通り、マニラのTV界では各TV局のタレントやアシスタントはその局の専属になるので、他のTV局やドラマ、CMには出られない。 日本の様にチャンネルを変えても同じタレントや俳優がアチコチのTV番組やCMに顔を出す事は無いので、各TV局では遣えるタレントを抱える事にやっきになっている。 可愛いタレントや遣える俳優を捕まえられれば視聴率は独占できる。 そのTV業界でも有名なTV5にティアラはミミのコネで採用された訳だが、ここから先の彼女の運命は・・自分次第である。 あせらずにTV5で活躍してくれることを願った。 フォロントへチェックアウトを告げ、ベルボーイを呼んだ。 大げさな荷物は無いのだが手つかずのワインが7本も残っていたのでマニラの3匹へ持ち帰ってやることにしてパッキングを頼み、TAXIへ詰み込みをお願いした。 ティアラと2人、エレベーターでロビーヘ降りた。 「 ミスター! こちらをお預かりしています 」 コンシェルズデスクの紳士から声を掛けられた 「 有り難う 」 受け取って目を通すと 昨日レジィーナちゃんへ頼んだクルーズ船のチケットだった 「 あ~ 昨日 頼んだチケットだね あれ? 今日 レジィーナちゃんは ? 」 「 ハイ 彼女は今日 非番ですので 代わりに私が 」 w 休みなの? 今日? え~ 昨夜 遊べたはずだったの?w ・・・昨日、ティアラの事務所で何ごともなく、円満退職?円満解雇?できていれば、ティアラはそのまま夜の便でマニラへ戻り、自分は1人ホテルへ戻り、レジィーナちゃんとプールでワインを飲みながら楽しい夜を過ごせたハズだったのだが・・・・素敵な妄想の夜が・・・・ソファーで目を覚ました現実が痛かったw。 チケットが入っていた紙の封筒の裏に 「 So Long ・・ 」 と実筆のボールペンで走り書きがあったw。 「 さようなら・・ 」 と書かれていた。 ティアラを空港へ送り、その足でフェリー埠頭へ向かう事を紳士 ( 変態紳士ではないw )に告げ、重い足取りでホテルのTAXIである白のロールスロイスへ乗り込んだ。 ティアラはロールスの中で歌い出したw。 正面に座り、歌いながら外を見てるティアラを見てると何故か幸せを感じる。 この一瞬のためにセブ島に来た事を思い出すと、鉛の心が少しずつ軽くなってくるのだった。 空港まで約30分のドライブだ。 国内線のターミナルでロールスロイスは停まった。 運転手が降りて来てドアを開いてくれた。 ハリウッド気分であるティアラは最高に幸せそうだった。 「 ティアラ サチにTELして 安心させてくれ 」 「 ハイ チェツクインしたらサチお姉さんに連絡するね 」 「 今日はサチもTV局に一緒に行きたいと思うから イズとミミと4人だね 」 「 お姉さん達に会えるのが楽しみ~♡ めめさん 今晩はマニラでしょう? 」 「 だね 」 「 じゃ~ 今晩 マニラで また~♡ 」 「 じゃ~ 今晩 またネ 」 「 先に 帰ってるね♡ じゃ~ シゲシゲ~♡ 」 「 シゲ~ 」 軽いハグをして 左頬にキスをしてくれてティアラが車から降りていった 車の周りでは・・写メの嵐w ティアラを降ろしてフェリー埠頭へむかってもらう。 フェリー埠頭は宿泊したホテルからすぐ近くにあるので、また30分のドライブだ。 何故にティアラと別々に帰る必要があるのか?・・と言えば、ひと仕事を終えた後の帰路はゆっくりと1人で過ごしたいからである。 任務完了後は1人で誰にも、何にも気を遣いたくないし、任務中の1コマ1コマを思い出しながらその時の反省点と、これから先の対策を1人で考える時間と空間が欲しいのである。 大きな商談を決め、その余韻を楽しむ事とは少しニュアンスが異っていて、必ず毎回々、1人で帰る事にしている。 勿論、たとえ秘書達とミッションを完了をしても、必ず戻る際は1人だけ別行動であることが自分へのこだわりだった。 埠頭に着いくと、ボックスに入れられたワインを車から下ろし、運転手が抱えて行き、客船まえのポーターにこっちを指さして渡した。 思ったよりも大きな客船で少しビビッたが、VIP気分を装って車から降り、運転手に多めのチップを渡し、目の前のバカでかい船に乗り込んだ。 特別室の世話をするハーフ系の客室乗務員のアメリカン美女が寄り添い、丁寧な挨拶の後、チケットを受け取って彼女が船内の部屋まで案内してくれた。 部屋は最上階のS5。 ガバメントケースをベットにブン投げ、お土産用にパッキングしてもらったワインを箱から1本取り出し、室内冷蔵庫をあけて飲まないビールやソフトドリンクを取り出し、空いたスペースにワインを転がした。 早々にデッキへ降りてみた。 特別室の利用客デッキと一般客デッキとが別れていて、特別室のデッキではプールサイドでマッタリ出来る。 早々に水着で日光浴を楽しむギャルもいるがタイプじゃないwのが残念だ。 横目で通り過ぎレストランに向かうとビュフェスタイルの食事とアルコール類が全て無料~~だった。 朝食をとっていなかったせいで見るモノ全てが旨そうに見え、片っ端からシルバーのトレイに取り、山盛りのオードブルとパンをムシャムシャしたw。 プールサイドに移動して無料のワインをも試してみたが・・旨い。 ふ~ん、いけるな・・これ。 もっとも・・プールサイドで水着のギャルを眺めながらのワインは酔いを早くする副作用があるようで、食い過ぎて、飲み過ぎて・・・気持ちが悪くなり・・・部屋へ戻るハメになるとわ・・・。 も少し・・ここでヒモ・ビキニを眺めていたいのだが・・残念w。 部屋へ帰ると・・ん?、なんで?。 1本箱から出して冷やしておいたハズのワインが4本、並べて冷やしてある。 誰が?何で?。 多分、お世話係が気を利かして、飲まないドリンク類を冷蔵庫から取り出して横に並べておいたので、この部屋のお客さんは冷蔵庫の中のドリンクよりもこちらのワインを飲むのだろう~と、パッキングしてある箱からわざわざ取り出して冷やしてくれたのだろうか・・。 気が利きすぎて怖いくらいのサービスだw。 ん??、で、なんで2004年モノが1本? 分からないw。 2005年モノの飲み残しを朝、ホテルで7本携帯用に箱に詰めてもらって、3匹へのお土産にしたハズ・・。 その内の1本をさっき冷蔵庫に突っ込んだら・・4本クーラーボールに入れられてた。 ここまではま~分かる。 しかし・・何故か1本・・2004年モノが混じっているw。 むぅ~、分からんw。 考えれば・・考えるほど謎である。 あり得る事は・・ホテルで10本同じ銘柄を頼んだはずだが、その中に1本年代違いが最初から紛れ込んでいた!・・これくらいしか思いつかない。 たいした事ではないのでw考える事をやめたw。 そんあ~こたぁ~どうでもいいw。 命を掛けてマニラ・ベイの藻屑にならなかった事に比べたら・・・たわいも無い事にしか思えない。 ホテルでの請求レシートを見て、金額だけ確かめてブン投げてしまったので調べようも無い。 誰かがマジックで2005年モノをサプライズで2004年モノにしたのだろ~。 どうでもいい事だったw。 少し横になる事にした・・・。 (-_-)zzz ♪~♪♪~♪~ ・・・ん~ ポチッ 「 もしもし~ 専務? 生きてる? 何してるの? 今どこ? これから来れる? もしも~し~ 」 質問攻めの電話だ・・ 「 ふぁ~い まだ・・生きてるみたいだ・・ 」 「 ねぇ~ 何してるのヨ? 皆んな盛り上がってるのよ ねぇ~ どこよ? 」 サチ・・だった 「 むぅ・・ 多分・・ 海の上・・ 」 「 え? 海に捨てられたの? それとも漂流? サメのエサ? 」 「 誰がサメの餌だよ・・ 」 「 ティアラを送ってから 船に乗った・・ 」 「 専務 船で日本に帰るの? 」 あのな・・・ 「 ちゃうねん クルーズ船に乗って マニラに向かってる・・らしい・・ 」 「 あ~~ 専務 ばかっ! 客船でマニラ向かったら19時間よ 今夜 来れないじゃんw もぉ~バカ! 」 「 あのな~ 頼むから痛いところ触らないでくれ・・ 出港してから思い知ったんだから・・ 」 「 明日の午前9時にマニラベイに着く予定 」 「 もぉ~ バカ! 」 「 w・・ 」 「 あのねぇ~ 専務 船だから 明日だって 」 サチが誰かに説明をしていた・・ 「 専務・・ ティアラから聞いたわよ お金 ティアラにあげたんだって? 」 「 い・・いや・・ お前からティアラに渡したままで 話してある 」 「 やっぱりね・・ 話しを聞いてビックリしちゃったけど 専務ならそう言うだろうなって・・ 」 「 専務 有り難う あ り が と う~ ネ 」 「 いや 俺からだと分かったら 受け取らないと思ったから・・ いい娘だよ ティアラは 」 「 お前のお金だと思って 社長に支払いをしなかったんだよ・・彼女 」 「 うん・・ 聞いたわ・・ 有り難う 専務・・ 」 「 別にいいさ お前もおれも ティアラの再スタートを願ってたんだから・・ 同じ事さ 」 「 だって・・ 専務に 迷惑かけちゃうから・・ 」 「 今さら・・ 毎度の事だろうが 」 「 でも 今回は サチがあんまり真剣だったから 思わず 引き受けたわ・・ 」 「 専務・・ 」 「 てさ~ 皆んな 何 盛り上がってんだよ? 」 「 今日ね ティアラとTV局へ行って 正式に顔合わせと採用が決まったのよ~ 契約はイズとミミが済ませてたけど ネ! 」 「 プロデューサーが 番組の中で採用してくれるって! 嬉しくてTV局のレストランで 皆んなで騒いでるのヨ~♡ 」 「 それは 良かった あ~ ティアラに謝っておいて・・ 到着 遅くなってしまった 」 「 ティアラも 不思議がってたわ 同じ飛行機ならってね 」 「 サチ 後はお前に任せるから・・ 宜しく う~んと イズかミミ 呼んでくれ 」 「 ええ 待って・・ 」 「 イズちゃん で~す! 専務~ 」 「 イズ 今回は休暇を返上させて ゴメンな 」 「 いいよ 別に 気にしてないから 楽しいお仕事だったから 気にしないで 」 「 助かるよ・・ それと 上手く話しをまとめてくれて 助かったよ ありがと 」 「 それは ミミのお手柄よ! ミミ 顔広いから ビックリよ 」 「 そか プロダクションは海外進出の為に日本のオフィスを一時閉鎖する件・・ 向こうは分かってるかな? 」 「 あ~ それは大丈夫よ 日本側の事務所を一時閉鎖するんで ティアラを地元に紹介~ って事になってるから 」 「 良かったよ・・ お疲れ様 明日じゃないと 会えないけど 今度 買い物付き合うから 」 「 だよね~♡ 期待しちゃって・・いいかな~♡ って 」 「 ああ 今回は よくやったよ ・・・ 酔って電話さえ しなければな・・ 」 「 キャ~ それは忘れて~ 専務 お願い 」 「 ま いいさ・・ ミミいる? 代わって 」 「 ハイ~ またね 専務 」 「 サンキュウ~ 」 「 オラ~ ハニィ~♡ 」 ん? スペイン語か? 「 オラ~ ミミ アドンデ バ ウステ イングレス? 」 (英語でいいかい?) 「 もちろんよ~ ふふ・・ 」 「 ミミ 有り難う~ 助かったよ 」 「 あ~ 古い知り合いのプロデューサーさんがまだTV局にいたから お願いしちゃったの 」 「 ティアラと一緒に・・ イズも採用したいってw あの パロパロ(すけべ)プロデューサーが・・ 」 w 「 でもね 昔から知ってる人だから 話しは早かったわよ 」 「 マニラとロンドンなら ショウビズ(芸能関係)は 知り合いがイッパイいるからネ 私 」 「 プレゼントは 何が いい? 」 「 ハニィ~ プレゼントはいらないから ディズニーランド 連れてってネ ハロウィン・パーティ 行きたいの~♡ 」 「 うん わかった 」 「 で、ティアラの書類関係は問題なしかな? 」 「 ええ うちのプロダクションからTV局へ変更して 採用関係の書類も全て揃ってるわよ 」 「 あ~ ミミは書類 詳しいもんな 」 「 そよ~ 皆んな採用書類で大変な事になるから・・ 私は良く読むから 大丈夫なんだから 」 「 オリジナルは ティアラに渡して コピーを頼むね 」 「 え~ そんな事 も~ 終わってるわよ~ 」 「 ごめん は・・早いな・・ 」 「 問題は無いね? 」 「 ええ 全く 大丈夫ヨ♡ 」 「 ティアラ TVに出られそうかな? 」 「 番組内で使うって 言ってたから 大丈夫ヨ 私からもTVに写らない採用は ダメ~ って 言っておいたから ね! 」 「 楽しみだな~ 」 「 多分 彼女は 早いと思うの 可愛いから 」 「 TV局の皆んなに 宜しく 言っておいて あ~っと それと・・ プロデューサーへのプレゼント 聞いておいて 」 「 わかったワ 後で こっそりと聞いておくからネ 」 「 頼むわ ミミ 有り難う ミミ 」 「 ユア~ウェルカム~ ハニィ~♡ 」 ふふ・・ 「 ティアラと代わって 」 「 待って ね 呼んでくるから 」 「 もしもし めめさん? 」 「 ティアラ~~ ごめん 遅くなってしまった 」 「 皆んなで心配してたんだから もぉ~ 」 「 明日の朝 9時ですw 」 「 あ~あ~ 親戚が顔見たいって・・ 」 「 ごめん 」 「 うん ゆるすわヨ ^^ 」 「 あのね~ テレビでね 番組の中で使ってくれるって! 」 「 凄いな~ それは ティアラ あとは上手くやりなよ ね! ミミが詳しいから相談するといいよ 」 「 ええ ミミお姉さんが プロデューサーさんに 色々 話してくれてるみたい ミミお姉さん 素敵! 」 「 ミミは TV界には強いからな 」 「 そ~なの お~どろいチャッた プロデューサーさんより 上? 」 「 はは・・は 多分 ネ 」 「 明日 ホテルで会おう~ 皆んなに 宜しく~ 」 「 ハイ~ じゃ~ 明日ね! シゲシゲ~♡ 」 「 シゲ~ シゲ~ 」 「 あ! 電話は? 」 「 いいよ このまま 切ってくれても 」 「 じゃ~ 明日ね~ 」 ポチっ 任務完了~で、全てが上手く終わった様だった。 久々の安堵感(あんどかん)で気分が不思議に高揚していた。 外は真っ暗で何も見えない。 午後9時だった。 寝る前の食べ過ぎと飲み過ぎとで気分が悪かったが、ひと眠りして体調が戻っていた。 この船には室内プールとトレーニング・ジムがある。 覗きに行くことにしたw。 朝、午前9時。 目ッズらしく定刻に船はマニラ湾に着きそうだ。 朝食を軽く済ませ、デッキで海を見ながら髪が潮でべとべとになりw、シャワ~を浴び直して到着を待った。 船、と言うよりは動くホテルから降りてTAXIで皆んなの待つマカティー地区のシャアングリアホテルへ向かった。 今日は帰国予定である。 ホテルへ到着してお土産のワイン箱をTAXIからホテルの玄関先のポーターへ預け、ロビーのカフェラウンジへ向かい、濃いエスプレッソを2杯入り口の1番可愛い娘に頼んで勝手に大きな窓側のソファ~に腰を下ろした。 この時間が止まった様なロビーが大のお気に入りである。 時間が止まっている以上は何もすることも出来ない。 せわしい日常とは別の次元にいるかの様だった。 顔見知りの支配人がこちらへ向かってきた。 出入りチェックをしてて見慣れた顔を見つけたのだろう。 「 めめさん お久しぶりでした クリスマス以来ですね 」 「 ですね 最高のホテルですね やはりここは 」 「 恐縮です 」 「 お部屋 スウィートを2部屋 ご利用戴きました 誠に有り難うございました 本日チェックアウトのご予定ですか? 」 「 そうなんですよ 残念ですが今回は仕事なんでね またこの次は前回の様に1~2週間ほどお世話になりますよ 」 「 有り難うございます そう言って戴けると嬉しいですね 本日はアウトの時間は気になさらないでご利用下さいませ 」 「 有り難う で 1部屋 もう1泊取って下さい 1部屋アウトでもうひと部屋は明日の夕方まで押さえて下さい 」 「 畏まりました ご家族の方のお部屋ですね 」 「 そうです 仕事でうちの秘書達と帰りますが もうひと部屋は家族でゆっくりさせて下さい 」 「 あっと 支払いは 全て いつものカードNoで結構ですから 」 「 ハイ 畏まりました またクリスマスは素敵なイベントをご用意してますので お待ちしております 」 「 素敵なクリスマスになりそうですね 今年も 」 「 早めに手配をしないと マニラのクリスマスは特別ですので間に合わなくなるんですよね もう宿泊予約も戴いております 」 「 え? おれにも予約 しろと・・・ 」 「 いいえ めめさんでしたら予約は必要ありません ので ご安心を 」 「 まぁ~ ランドリィー室でも 泊められそうだけど・・ 」 「 いいえ いいえ いつでも上階は空けておきますので ご安心を ^^」 「 有り難う です ゆっくりまた必ず戻ってきますから その時は宜しくお願い致します 」 「 いつでも 喜んで お待ちしております では・・ アウトまで ごゆっくりお過ごし下さいませ 」 「 いつも有り難うございます 時間を気にしないで部屋を使わせてもらいます 」 「 どうぞ ごゆっくり 失礼いたします 」 「 また 近いうちに 」 「 ハイ お待ちしております 」 世界中のホテルを仕事柄利用しているが、ここは各別だった。 安くて、どんな難しいリクエストをも答えてくれる。 ただ・・・たったひとつ難を言えば・・・たまに、お化けが出るくらいであるw。 ← マジっすからw 2杯目のエスプレッソを飲み終え、秘書達とティアラの家族の宿泊しているフロアーにエレベーターで昇っていく。 同じフロアーで部屋続きになっていて、仕切る際は中央の仕切りドアを各部屋からロックすると2部屋になり、鍵を掛けないでおくと扉で行き来が出来る様になっている。 プレジデントがひと部屋使用し、お供の数人もが隣同士で宿泊出来る様にレイアウトされている。 キィーをもらい損ねたのでそのまま部屋のチャイムを鳴らした。 ♪~♪~ 「 は~い! 」 ん? 秘書達の部屋のハズだったがティアラの声がした。 「 キャ~~~~~~~ めめさん♡ 」 思いっきり抱きつかれたw む~ 抱きついたのはオレからではないw 「 来てくれたんあだ~~~~ 」 ハイ 自分の部屋のハズですがw 「 みんな~ めめさんが~~~~~~ キャ~ 」 w 「 また 専務がなにかした? 」 おい サチ お前な・・ 「 お帰り~ なさい~ 」 おは~ イズイズ 「 ハニィ~ 」 おは~ ミミ 「 嬉しい~~ 」 うん ティアラにまた会えたわ 「 めめさん? 」 「 え? めめさん来たの? 」 「 めめさん どこ? 」 「 めめさん 来た? 」 ・・・・おい・・・ 何人 女ばかり いるんだよこの部屋w 「 うわぃ~ 会いたかった 覚えてる? 」 確か・・電話で話した娘かな・・ 「 O'#&’( ~ 」 言葉 分かんないわw 次々にハグされて、キスされて・・・下は16歳くらいから~上は30歳くらいまで・・・。 お願いだから・・キスは若い娘だけでいいからw。 大歓迎を受けて、両手をひかれて、いや、むりやり両手を引っ張られて・・部屋へ引きずり込まれ、拉致されたw。 ハーレムwの構成は、ティアラの家族と親戚が6名+ティアラ+サチ+イズ+ミミの合計10名の女性人達に手荒い歓迎を受けるハメになってしまった (>_<) 。 約2時間の間、10合流で様々な質問攻撃を受け、解放された時にはお昼をまわっていた。 何を質問されたのかは余り覚えていないが、ただ、ティアラやティアラの家族が幸せそうなのが嬉しかった。 午後5時過ぎの便でP(ファースト)クラス1名、J(ビジネス)クラス3名を予約し、この度は威厳を持ってファーストクラスをもぎ取ったのである。 通常はPクラス3名+Jクラス1名になりがちですが・・この度は・・めでたし、めでたしでした~。 ん? おい! そこのガキw そこは オレのシートだ! たく・・・。 ティアラからの最近のPICが届いている・・・ ティ、ティアラ~ ずっと友達でいてくれ~ いや、友達以上の いやいや、割り切った関係でもOK~w トレードマークの太い眉毛と大っきな目w 綺麗だ・・ マニラ TV5 で歌謡番組のアシスタントをしている現在です・・ 完結~ たった4日間の内容でした・・。 あ! ニ~ニャ~は マニラの新しいティアラのマンションへ送ってあげました。 かなり惜しかったけど ^ ^。 プロデューサーへは「大黒や」質屋で10万で売ってた新古品の銀色ロレックスを送った。 ミッション 完了 ブログ完結 10月20日 午前7時w
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