またかよ・・・ (10)
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- 2013/07/16(Tue) -
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やっちまったな~
→ → ↓ 弾幕防壁陣 を付ければ完成~ やはり防衛常勤+攻撃非常勤でw ティアラと 成田空港までは赤馬をぶっ飛ばせばおよそ50分で着く。 エミテーションのオービスなど気にせずにかっ飛ばして成田へ向かう。 千葉の幕張を抜け、千葉北インターを過ぎれば貸し切り道路に変わる。 10年以上もこの道を走っているがオービスに引っ掛かったのは1度だけだ。 それも正月が近く、取り締まりキャンペーンで普段は作動していないはずのオービスが真っ赤に光ってあせったことがあった。 千葉北警察署からお札が送られてきてしぶしぶ出向いていくと予想以上にハッキリと写真にスピードと運転者の自分が写っていた。 余りにも写真写りがいいんでおもわず 「 この写真 記念にもらえませんかね? 」 と口走ると 「 これは 捜査資料なんでお渡しは出来ません 」 と軽く蹴られてしまったw。 ターミナル入り口で爆弾を積んでいても素通り出来る形だけの甘い検問所で免許証をみせ、大回りをして1階の駐車場へ入り込み、国内線から国際線へと乗り換え通路のあるJALのオペセン正面の定位置に赤馬を止めた。 車を降り、正面のエレベーターで2階へ上がり、動く歩道の上を歩き、国内線の手荷物受け取り所を左に見てエスカレーターで国際線のデッパツロビーへ向かった。 ティアラの搭乗するPR431便のチェックインカウンターのアルファベットを簡易フライングボードで確かめ、カウンター全体が見わたせるベストポジションでティアラの姿を待った。 時計に目を落とすと午前7時20分を過ぎたばかりだった。 カウンター周りに目をこらしているととてつもなくでかい段ボール箱をキャリアーに3個も乗せている若い女の子もいる。 預ける荷物は1人2個まで、重さも30Kgまでなはず。 あの個数の大きさと重さならカウンターのお姉ちゃんの機嫌を損ねると間違いなく1kg5000YENのエクセスチャージ ( 追加重量料金 ) を取られるはず。 そこで良くヤル手が見ず知らずの人に声をかけていきなり即席で友達になり、2人でこの荷物を預ける手段である。 2人なら4個60KGまではOKなので1人がサムソナイト1個くらいの預けだけなら簡単にパスしてしまう。 追加料金無しである。 一か八かの勝負をしようとしている彼女を見ていると可哀想で声をかけたくなってしまう。 特別なワザだが、家族に利用エアラインのマイレージカードかメンバーカードの 「 並 」 以上のカードホルダーがいると、その本人が搭乗しなくてもカードを見せれば家族優遇制度で、+10Kgは超過してもエクセスチャージは取られないのである。 かりに めめ のメンバーカードを見せて家族&親戚と申し出れば無料になるのである。 そんなボランティアばかりをしていてもラチがあかないので、こういう場合は見て見ないふりが1番の得策であることは身に染みて経験済みである。 ティアラがカウンター前のチェックイン待ちの列に現れた。 カートにピンク色のバゲイジが2個、キティ~が笑って手を振っていた。 あれか・・昨日買ったバゲイジは・・若くない?。 「 お待ちのお客様~ どうぞあちらのカウンターでお手続きを~ 」 インチャージ ( 責任者 ) の笑顔が素敵だ。 「 ハァイ 」 ティアラが動き出す 遠目で彼女の姿を追っているので何を話しているのかは聞こえない。 ただ一言、々にティアラの笑顔が眩しかった。 あれ~w ヒョットしたら本物のティアラのファンが来てないのかな? あわててカウンター周辺から徐々に範囲を広めてティアラに視線をロックオンしているオヤジを探した。 店で帰国を話したなら1人くらいは誰か送りが来ていると思ったのだが・・誰もそれらしいオヤジは見当たらなかった。 チェックインが終わりカウンター脇からティアラと彼女を送り届けに来た若いお兄ちゃんが歩き出した。 今だ! 「 すいません~ ティアラを見送りに来たんですが・・・ 」 圧力をかけると怪しまれるのでただのオヤジに化けたw 「 最後に・・ あそこのコーヒーショップで少し 話してもいいですか・・? 」 「 すぐ そこのお店ですから・・ 」 指さした 「 手続きが終わるまで一緒にいないとけないんだけどな・・ 向かいの椅子に座って待ってるから ティアラ いいよ 」 「 チィーフ 有り難う~ 」 ^^ 「 チィーフさん 有り難う御座います 」 ^^ 深々と頭を下げてみる まっすぐショップに向かい、振り向かずにティアラより先を歩いた。 ティアラは後ろから歩いてくる。 チィーフは2人が見える正面の3人掛けの長椅子の真ん中に腰を下ろした。 ティアラの背中を彼に向けさせ様に先に自分が丸テープルに座って彼女を促して座らせた。 本当は彼女が外を見渡せるポジションが正解であり、めめ と ティアラ が反対に席に着くのが正式な位置だが、今はティアラの表情が見えない方がベストである。 めめ が適当に表情を造って話せばそれらしい場面に見えるハズ。 「 おは~ 車で来たの? 」 「 そ~なの 朝6時にアパートを出てきたの 」 「 帰れるね^^ 」 「 も~~~ 嬉しい~~ 」 「 帰ってからも頑張って 」 「 うん 私 頑張るから 」 「 はい これ 携帯のSIMカード 」 「 わ~ ありがと~ 」 「 あの・・ むこうで使える 携帯 持ってる? 」 「 へへ・・ ない・・ 」 「 ダと思ったんで はい 携帯もあげるよ ノキア~ 」 「 キャ~ 嬉しい~ ノキアだ~ カッコイイ~ 」 「 1日 1回 連絡してね 」 「 はい~ 」 「 今日 本当は 一緒に飛ぼうかと思ったんだけど 様子を見てからの方が良いかなって 」 「 ティアラからの連絡を聞いてから サチ とマニラに飛ぶから 」 「 うわ~ 有り難う~ 色々ありがとうござます 」 変w 「 それとね サチ から預かってる ニィーニャ~の事だけど・・ 」 「 うん 」 「 めめ のマンションで1人だとニィーニャ~も淋しいだろうから ティアラの居場所が決まったら送るね 彼女を 」 「 え~~? サチ さんに引き取ってもらったのに・・ なんか わるい・・ 」 「 ニィーニャ~を紹介されて ティアラに会えたからネ・・ きっと ニィーニャ~もティアラのこと 心配してるさ 」 「 一緒にいるといいよ 」 「 ありがと・・ ウェ~ン >< 」 おいw 「 ティ ティアラ ら 頼むよ 泣かないで めめ が泣かしてみたいでカッコ悪いからw 」 「 う う・・ うん 」 「 あ^^ サチ からこれ ハイ 預かって来た 」 「 え? 」 「 今日の朝 サチ が めめ を襲いに会社に来てw これを 預かって来たよ 」 「 ハイ チケットや鞄で お金が無くなっただろうから これを遣って って 言ってたよ 」 「 え??? 私 サチ さんに ・・・ う・・う・・ 」 「 だから 泣くな~ っネ! ティアラが向こうのエージェントと切れて フリーになる事が サチ への恩返しだね 」 「 サチ が今できる事はお金の事で ティアラ に心配をさせない事だと彼女は思ってるから・・ 」 「 彼女の精一杯の ティアラ への応援だから 受け取ってね 」「 めめ と サチがティアラのスポンサーだからネ 」 「 サチ さんに合いたい・・な・・ 」 「 センチになってないで これから帰国じゃん~ 笑顔で帰って欲しいよ サチ にいい報告したいからね 」 「 う・・ ありがと・・ 」 「 ほら ティアラが泣いてるんで チーフが心配してるから 振り向いて笑顔を彼に見せてやってネ 」 「 さ~ 携帯とお金 うまくそのビトンにしまって 」 「 あとは 出国審査を終えて 1人で ゆっくりしてね めめ も帰るからサ 」 「 ティアラ マグインガッカ(気を付けてね) マグキタ タヨ ウリ(また 合おうね)^^ 」 「 めめ さん ・・・ 」 「 さぁ~ タヨナ~(でかけよう~) 」 「 アコ(私)・・ アコ・・ ・・・ 」 「 ティアラ~ 日本での最後くらいは 笑顔をみたいわ 笑って! お願い~ 笑って^^ 」 「 マニラに着いたら 連絡するから・・ 」 「 ほい 頼むね ティアラからの連絡が無いと 心配で めめ 痩せちゃうかもな・・ 」 「 ふ ふ ・・ 痩せたら もっと もてるから 大変かもね^^ 」 「 も~ これ以上 もてなくて いいわ~ 」 「 ハハ・・ っハ^^ 」 「 いこ~ 」 「 はい~♡ 」 やはり 笑顔が 似合う しかし 目 大きいなw 向かい側のチーフの所まで歩き 「 ありがと~ ございました~ 最後にティアラの笑顔を見れたんで も~ マニラいくしかないゎ~ 」 「 また お店 行きますネ では 」 言いたいことを言って 彼の言葉も聞かないで振り返り ティアラに手を振るw 彼女のシャイニング・スマイルを見て安心してターミナルの出口に向かった。 出口近くで振り返りティアラを探すと手荷物検査のブースに吸い込まれて行く後ろ姿が見えた。 マニラでまた合おう~と呟いてドアを押し込み外へ出た。 タバコに火を付けた。 目を閉じてゆっくり吸い込み・・目をゆっくり明けながら煙をはいた。 ん? ん?? むわ~~警察官が3人もダッシュで走り寄って来て囲まれたw。 お~ ここは禁煙エリアだったわw。 ガッツリとしぼられましたw。 ごめん・・してw。 (ごめんなさい ゆるして) (-.-)y-゜゜ またかよ・・・ (11) へ まだまだ続くらしい・・
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