はてなキーワード: 詰め襟とは
そりゃ結婚して子ども産んでく孫の顔見せてくれる未来を期待はしたよ。
期待してたとはいえ、こころのどこかでほんとにそうなるかな?って思ってた節はある。
高校生くらいから結婚に対する考え方、男女の差に対する発言とか聞いて、
大学生になる頃には結婚したくない、子供も産みたくないとはっきり言うようになったように思う。
娘はいつもなぜ父は家事をしないのか、働いていることと家事をするかどうかは別なのにおかしいとか
◯◯ちゃんちはお父さんも料理をするのになぜうちはお父さんが何もしないのか、とか
男子だけ詰め襟で長ズボンを履かせて女子には体をを暖かくしろと言いながら首周りの開いたセーラー服とスカートしか着せないのは卑怯だ(ずるいやおかしいではなく卑怯者が決めたルールだとはっきり言ってたのを覚えている)とか
小学生の頃は途中までブルマだったけど、小4かな?くらいでこんなものを履かせるのはおかしいとはっきり言ってた。
そのたびに母さんもそうやってきたんだから、皆もそうなんだから、それがルールだからとか子どもを言い聞かせてたけど、そういう卑怯者のルールに巻かれてる親と同じになるのも嫌だったのかね。
夫の機嫌を損ねないように家事分担について取り繕ってもまったく納得はしていなかったと思う。
娘に彼氏がいたこともあったけど、彼女という「役割」をさせられてるみたいで嫌だと言って別れていた。そういう話ししてくれるのはある程度親を信頼してくれてるのかなと思ったけど。
彼女ならこのくらいの時期でキスさせてくれるべきだ、旅行に行ってくれるべきだという一般的な恋人の枠組みに沿ってデートしたり関係を進められて、ゆくゆくは子どもを産んでもらうためのレールに沿わされてるみたいで私は彼の何なのか分からない。みたいなこと言ってたのが印象的だった。
私は見合いで最初から結婚して子ども生むためのレールに乗りに行ったのでそこを考えるということもしなかった。
良い人だと思って両思いだから付き合ったのに、個人とどう関係を深めるかではなく彼女というポジションになったので一般的に考えられるこの流れでいきましょう、とさせられるみたいなのが嫌だったのかな。
頭のいい子で高校もそこそこのとこいったし、
大学も国公立出て、転職経て数年、いまはもう管理職になろうとしてるらしい。
少し前に帰ってきたとき、皆と同じ人生選択(結婚とか)をしてないと淋しくないかみたいなことを夫が娘に聞いたことがあった。そのとき娘が
「うちはうち、よそはよそと言ってろくにゲームも買い与えようとしなかったのに何を言っているのか」
「婚活だのと他人と同じ選択をするための競争をさせられて、皆と一緒じゃなきゃとか、皆が持ってるから私もあのおもちゃ欲しいとか言って焦るほど寂しい人生を送ってない、そこまで幼稚な考え方もしてない」
「子どもっていう他人の人生を自分がステータス得る道具にする気はない」
「わざわざ死ぬほど痛い思いをしてさらに必死こいてキャリアを維持する気概を持ち合わせていない。」
みたいなことを言われて返す言葉もなかった。
別に怒ってまくしたててたわけじゃない。普通におせんべいが美味しいねって感じの雰囲気で話して流れていった会話だった。
正しいし賢いし良い子だと思う。
でも娘の話を聞くたびにどんな相手だったら結婚する気になったんだろう、どんな社会なら子どもを生む気になったんだろうと思う。
友人は多いみたいでよくお出かけした話を聞かせてくれる。ただ、昔の同級生で既婚者の子とはほとんど会うことは減ったらしい。知らない人(友人の配偶者や子ども)の話を聞いてもそんなに面白くないしと言っていた。
娘の言うことは正しいし、娘の考えも尊重するけど、
https://anond.hatelabo.jp/20170206102543
いま家族旅行に来ているが、もうみんな寝てしまったので、缶ビールを飲みながら徒然なるままに思うところを書きつづる。
前回の記事に書いたとおり、当時小6だった長男は中学受験に挑戦し、俗に御三家と呼ばれる男子校に進学した。
それからの6年間、長男は部活に勉強に学校行事にと精を出し(なお恋愛)、仲の良い友人もたくさんでき(なお恋人)、とても充実した日々を送ってくれたようだ。
その高校の卒業式に出席したが、決して厳かとは言えない雰囲気。
いちおう詰め襟の標準服が制服ということにはなっているが、入学式以外で着ることはほぼなく、体が大きくなっても作り直したりはしないので、制服を着ている生徒は一人もいない。
ほとんどは親に借りたと思しきスーツだが、中には普段通りのカジュアルな格好もちらほらいるし、奇抜な格好をした目立ちたがり屋もいる。
その全てが許されている。
後で長男に聞いたところ、一人はネタだが、他はトランスジェンダーらしい。
彼ら(彼女ら?)の勇気には敬服するし、トランスジェンダーの問題に限らず、素の自分を臆することなくさらけだせる環境、校風を作り上げてきた学校と生徒たちを賞賛したい。
生徒たちも何かというと「自由」を声高に叫ぶ。その一方で責任についてもしっかりと言及するあたり、なかなかしっかりしているな、と思わされる。
ただ自分が卒業した関東の公立高校もそれほど変わらない程度には自由だったし、この学校が果たしてそこまで特別なのかどうかは分からない。
「自由であらねばならないという不自由さ」に囚われているような気がしなくもない。
ともあれ、校則はないし、制服も(実質的に)ないし、髪を染めたり休み時間に校外のコンビニに行ったりしても怒られない(らしい)。
最近ネットで高校生のやらかしがSNSで拡散され退学処分になるニュースを聞くが、たぶんこの学校では同じことをやっても退学になることはない。
退学させてしまったら、更正のための指導・教育ができなくなってしまうではないか。
高校が勉強を教え、その出来を評価するだけの場であればそれでよいのかもしれないが、この学校は「人間を育てる」ことをとても重視してくれていた。
先生方はとても熱心で、生徒たちの将来を非常によく考えてくれている。
PTA役員を2年間務め、校長を含む先生方とも様々な機会で交流させてもらったからこそ、自分もそれを実感できる。
卒業アルバムを開くと「この学校に6年間通えてよかった!」という長男のコメントが書いてあった。
今となっては長男がこの学校に通うことになって自分もよかったと思う。
卒業式から一週間後、受験した大学の合格発表があり、第一志望の「東.*大学」に合格した。
ソフトウェアエンジニアにはおなじみの正規表現というやつでぼかしたが、面倒なので以下「東大」と略すことにする。
この東大というところは、多くの人にとって特別な意味を持つ大学のようだ。
老衰で死にそうなばあさんや、鬱で生きる気力のなくなったじいさんでさえ、東大合格を伝えると笑顔を見せて喜んでくれた。
実際、長男はよく頑張った。鉄なんとかという塾の宿題にもしっかり取り組んでいた。
しかし自分は田舎の公立中高から塾にも通わず、東京のとある国立大学に進んだ身だ。
大学入学後、御三家校を含む都会の私立高校出身のやつらから聞く高校生活には、自分のそれとは全く違う華やかさがあった。
全国から集まった同級生の中には、自分には理解できないくらい裕福な暮らしをしている者もいた。
こちらは築数十年の4人部屋学生寮に月5000円で住んでいる。
寮生活は楽しかった。何なら人生で一番楽しい時期だったかもしれない。
しかしそれはそれとして、都会育ちのエリートや金持ちにはある種の妬みや反感を持っていたのは否定できない事実だ。
それから30年。
よりにもよって自分の息子が、当時の自分が妬んでいた側の人間になってしまった。
合格した夜、そんな複雑な気持ちを抱えながら、こんなことを伝えた。
「お前はよく頑張った。それは誇っていい。でも周囲の環境に非常に恵まれたことは忘れるなよ。お前と同じくらい素質があったがお前ほどには環境に恵まれなかった人は全国にたくさんいる。決して自分が人よりも偉いだなんて思うなよ。」
もう自分が父親として彼に教えられることはそう多くは残っていない。
自分は次男にも中学受験を勧めはしなかったが、長男がそういうルートをたどった以上、そうなるのは必然だった。
小3の冬のある日、次男が「塾に通いたい」と言い始めた。
反対する気はないものの一応「何でだい?」と尋ねてみる。
ウソである。本当は学校の仲の良い友だちが通い始めるからである。
しかしこんなことを言われて、長男も通わせておいて、ダメと言えるはずもない。
次男は別に勉強ができなくはないし学校の成績も良いのだが、中学受験という競技においては長男ほどの才能はなかった。
そして今は第4志望くらいだった学校に楽しそうに通っている。
偏差値の高低は重要ではない。次男にとってはその学校が合っていたのだと自分は満足していた。
ちょっと面食らったが、もともと大学は海外に行くことを勧めたい気持ちはあったので、それがちょっと早まるくらいだと思い了承することにした。
日本人が通えるアメリカの高校は、基本的には全寮制のいわゆるボーディングスクールというやつになるらしい。
でも本人がやる気になっている今になって、やっぱりダメとは言えない。
ここはもう腹をくくることにした。
そして留学エージェントの力も借りて、先日めでたく合格をもらうことができた。
ところでアメリカの高校は4年間あって、1年生から入るには日本の中学3年の秋からアメリカに渡る必要がある。
つまりいま通っている私立中学を中退してアメリカの高校に入学する。
なので、もしホームシックをこじらせて志半ばで日本に帰国するようなことになると、日本における最終学歴は「小卒」になってしまう。
まあ本人はネタとして面白い、とあっけらかんとしているので、それほど心配はしていない。
1ヶ月前に勤めていた会社を辞めた。
ただ何もしないととことん堕落しそうなので、シニアタレントオーディションというのを受けてみることにした。
最近は団塊ジュニア向けの商品やサービスの広告モデルや、テレビの再現VTRなどで、40代以上のシニアタレントの需要がそこそこあるらしい。
そしてめでたく合格した。
4月から3ヶ月ほど演技のレッスンに通うと、タレントの仕事を紹介してもらえるようになるらしい。
まあ入所料やレッスン料を支払わないといけないので、最初は習い事みたいなものだ。
そういうビジネスだと思えば、たぶんお金さえ払えれば誰でも合格できるのだろう。
タレントになるのが早いか、ITエンジニアとして再び働き始めるのが早いか、将来のことは自分にも分からない。
妻も職場の資格試験に合格したらしいので、一家全員合格祝いの家族旅行になった。
それにしても海外に来ると、円安と長く続いた日本のデフレを痛感する。
タレントとして成功しない限り、次回はちゅうちょしてしまうレベル。
以上、深夜のワイキキビーチより。
立身出世してサラリーマンになって故郷に錦を飾るというのが当時の日本社会の夢でした
だから、当時の資料をまとめた本を読むと、根本的には日本人ってあんまり変わってないというか
少なくとも知の探求って感じでは全然ないw
田舎から汽車に乗って上京して帝国大学へ入って出世する、これが夢の時代でした
「偉くなる」というのが目標なんだよね
勉強する内容は寧ろどうでもよくて…
問題があるとするなら、試験内容がどんどん試験のための試験みたいになり、
受験勉強に特化したテクニックみたいになっていった面があるとは思う
ほぼ全員が高校進学するなら、それに合わせて問題をいじらないと、それに合わせて教科書をいじらないと、みたいに自然となっていってしまう
結局、三角関数はクソ知識、みたいな意見の背景にはコンプレックスとか感じられて、
それを醸成したのは学校教育とか日本の企業、日本社会の常識とかシステムの問題だと思う
中身の話じゃなくて、世間が悪い
おカネにならない知識を排除しよう、みたいな考え方になるぐらい貧しくなったんだとも思う
女性差別の根源に「おっさんの女装はキモい」があると気付いたのでメモ
キズナアイの服装を批判するフェミババア見て「あの衣装はお前らババアが着てもキモいだけだ妬みかよ」と思ったが、フェミババアも俺のような金のないキモいおっさんに言われたく無いだろう、俺だってあの衣装着てもキモいだけだなと苦笑し、そして、キズナアイの衣装はジジイやババアが着たら何故キモいか考えてみた。
キズナアイの衣装は若い女性の衣装である。若い女性の衣装は着る人を選ぶ。制服でも詰襟の学生服とセーラー服では詰め襟をハゲで小太りのおっさんが着ても哀れではあるがキモさは無い。詰め襟を着たおばさんはキモいか?キモくない気がする。セーラー服はどうだろう。おっさんは当然キモい、それにブスでデブのおばさんが着もキモいだろう。その姿はキモく呪われていようである。否、実は呪われているのだ(と考える)。
この時、呪いの主体はジジイやババアではなく、若い女性の衣装ではないだろか?何故ならジジイやババアも普通の格好ではそんなにキモくは無い。若い女性の可愛い衣装を着るとキモくなるのだ。呪いの正体が見えた気がした。セーラー服は呪われているのだ。
ではこのキモい女装のおっさんを1番キモがり嫌うのは誰だろうと考えてみる。キモい気持も呪いの筈だ。キモいいうのは若い女性だろう。思春期前の子供なら単に笑い飛ばすだろうし、老人なら不謹慎と怒るかもしれない。俺なら同情するし、哀れみ羨むだろう。
キモいが呪いなら、呪いはどこから生まれるのか?若い女性がおっさんをキモく思うのは女装に限らない。思春期になれば自分の下着を父親の下着と別けて洗い、父親を汚物の様に扱う。女性は思春期になるとおっさんを強烈に拒否する様になっていく。この心理は一体なんだろうか?この心理と女装のおっさんをキモく感じる心理は同質では無いだろうか?
実は、この思春期に中年男性をキモく感じる女性心理こそが、将来に渡って女性を(中年男性中心の)社会から隔離し、女性の社会進出を妨げ、女性差別を生んでいる呪いの原因では無いだろうか?
眠くなったのでまとめるが、根拠は無いが、この日本特有の心理が女性を呪い、日本女性の社会進出が進まない根本原因だ。
当たり前の事だが、男性側にも女性を劣っているとして差別する意識は当然ある。しかし、女性が進出が進んだ業界に限れば、例えば小学校教師などは女性が劣っていると意識は少ない。実際は女性の能力は劣っていない、もしくは優秀なので女性進出が進めば偏見は改善される。しかし実態として限られた業界でしか女性進出は進まない。政治家など制度上は差別が無くても女性自身が選びたがらない業界が多い。呪いが原因だ。
解決するには思春期になっても娘は父親と一緒にお風呂に入り、中年男性でも女性と何ら変わる事のない1人の人間である事を学ぶ必要があると思う。明日から頑張ろう。