わんこら日記誰や！わしの腹巻をシュレッダーにかけたやつは

誰や！わしの腹巻をシュレッダーにかけたやつは

今日は花見で大阪の造幣局の通り抜けに行った。
普通の花見と違って高尚な桜が多かった。
今度は国税局の通り抜けに行こうと思った。
だからそんなんないって。
金髪の白人の女性の外人さんをおっさんが、いかにも自分は白人の美しい女性を撮ってますみたいに写真とっててしばいたろか思った。
その女性もいかにもモデルみたいにポーズとっててしばいたろか思った。
今度は温泉の女将みたいな気の強そうなおばはんが、いかにも自分は上品で優雅な生活してるみたいに表情を作って主人らしきおっさんに写真とってもらってるの見てしばいたろか思った。
もう私は桜、お前らは梅って感じやねん。
そういう目やねん。
しかしああやって、演じきってる人らみるとオレも桜の花びらの中で舞う美しき少年を演じてみたくなってきた。
こう桜の木に隠れて、半分だけ顔出して
「美しさは罪…」
って言いながら、無表情にじーっと見つめてくるねん。
それで、少し半笑いになって
「微笑みさえ罪…」
ってささやくねん。
それで、桜の花がついた枝をパキって折って口にくわえてモデル歩きで
「黒いバラの花　トゲがあるように　優しく　つつみこんでゆく」
ってこっちに近づいてくるねん。
それで、後ろから警備員に
お前何枝折っとんねん！
ってスリッパで頭バチコーンってされて、
すんません、すんません
ちょっと待って、ほんまちょっと待って
とか言いながら交番に連れていかれるねん。

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【2005/04/16 03:26】 | 旅行記 | TRACKBACK(0)

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