2021年9月19日 下権現堂山・上権現堂山 登山 長松コース~中越コース
2021年9月19日
今回も初めての山に挑戦。
天気の良くなる予報だったこの日は以前から少し気になっていた魚沼市の権現堂山に行く事に。
権現堂山は下権現堂山と上権現堂山の二つのピークがあり、どちらかというと下権現堂山の方がメジャーな感じだったのでまずは下権現堂山に登ってみて、体力的に大丈夫そうだったら上権現堂山にも縦走してみよう、という感じで行ってみる事にしました。
当日は朝8時頃に家を出発しようと思っていましたが…何だかんだすったもんだして実際に出発したのは8時半を過ぎた頃になり、三条市から下道で1時間ちょっとのドライブを経て登山口・駐車場のある魚沼市の長松戸隠神社にやってきたのはちょうど10時頃でした。
駐車場は20台以上が停められそうな広さ。
この日は既に下山してきたと思われる人の姿なんかもありましたが登山者の数はちょっと少なめかなといった感じでした。
準備を整えて登山口に向かい駐車場の奥の公園へと入るとその道中にトイレがありました。
中の写真も撮ってきたので見たい人だけ見れるように文字クリックで見れるようにします。
男性用トイレの中
男性用個室
水洗式・水道あり、紙の常備あり。
一般的な公園のトイレといった感じですが…小便器の間隔はちょっと狭く感じたかな?(笑)
公園から鳥居をくぐり少し長めのコンクリ階段を登ってくると戸隠神社。
お参りしていこうかと思いましたが先に参拝されている方がいたので密を避けるため取りあえずここからお参りしてこの右手にある登山口の方へ進みました。
ちなみにこの神社の左手の方にもトイレがあったようですが、下山後に公園の案内板を見て気付いたのでチェックはナシでした。
神社の右手には登山案内板。
大まかなコース図ですね。
右下の所には登山届入れもありましたが…用紙が無かった。
登山に来る時はいつも家にメモ書き程度にも「○○山、○○コース」と残してくるのでそのまま先へ進みました。
神社横の少し開けた広場を抜けると権現堂山の長松登山口。
標柱も立っていたので分かりやすかったですね。
ここから登山スタート。
■長松コース登山
登山口を出発して階段を少し登ってくるとすぐに分岐に差し掛かる。
左に曲がると下権現堂山にまっすぐ登るコース。
ちなみにコース名は「長松コース」でいいのかな?あまりはっきりとした表記が見つけられなかったので長松コースで書きます。
まっすぐは下権現堂山と上権現堂山の間の中越戸という尾根に出る「中越(なかごえ)コース」ですね。
今回はまず下権現堂山に登るという事で左へと曲がりました。
出だしは緩やかな土と一部岩の露出した道を進んでくると一合目に到着。
おお、一合目で早速眺めがいい♪
一合目を過ぎた所からは少し急な登り道になりました。
地面は石や岩・砂利などに加えて前日には雨も降ったのでちょっと滑りやすい感じ。
足元を確かめながら慎重に登っていきました。
それと、コースの周りに背の高い木が少なく日当たりがよくて暑かった~。
9月に入ったとはいえこの日の最高気温は28℃くらいになる予報が出ていたので急登も相まってすぐに汗だくになりました。
しかしながら背の高い草木が少ない分、後ろを振り返るといい景色が広がっていました。
こんな景色がずっと見えている感じで二合目・三合目と標高が高くなるにつれて見え方も少しずつ変わってくるのが何気に楽しかった。
道中には石や岩の大きな段差もあったり。
所々補助的に岩に手を掛けたりしながら登る場面もあったので手袋してて良かった。
四合目に到着。
ここまではだいぶ急登続きでしたが、ここからは少し緩やかな所も出てきました。
正面に見えるのが下権現堂山かな?
まだまだ先は長い。
少しばかり立ち止まる程度の休憩をしてから先に進みました。
緩やかな所も出てきたけどやはり所々で急登あり。
ここの岩はなんとなく漢字の「山」という字に似てる気がしました(笑)
五合目を過ぎた辺りから樹林帯に入る。
おお~ブナ林の景色がいい♪
そして、日陰がありがてぇ~。
道は石・岩・砂利から赤土っぽいツルンとした土の道に変わる。
この土質も滑りやすそう。
急登も所々あって緊張感がありました。
大きな岩の下に何やら看板が立っている所に出た。
ここは「弥三郎清水」という水場でした。
水が出てたら少し飲んでいこうかな、と思っていましたが…この日は枯れていました、残念。
弥三郎清水を過ぎた辺りでコースにトゲトゲの植物が張り出していた。
これは…何だろ?
このトゲトゲが身体に当たるとチクチクして痛かったf(^-^;)
岩に掛けられた梯子を越える。
何とも野趣あふれる梯子だ。
ちょっとだけ(大丈夫かな…)って心配してしまいましたが、結構しっかりしていました。
八合目に着くと標柱が立っているすぐ右手の所に岩のテラスといった景色の開ける所がありました。
おお~凄いいい眺め♪
しかし、岩の先の方まで行くとすぐ下は落下すれば命に関わる絶壁だったのでちょっと怖かった。
でも穏やかな風も抜けて気持ち良かったなぁ~。
今回はここで自撮りしてみたり。
こんな感じで。
八合目を過ぎてからもまだ結構登る。
いやぁ、なかなかなんぎ~なぁ。
九合目を過ぎた所に分岐がひとつありました。
赤土・権現堂スキー場の方に続く道みたいですね。
分岐の近くには祠もありました。
ここからは道も緩やかになり、頂上までもう少しかなといった感じでした。
■下権現堂山頂上
下権現堂山頂上に到着。
標高は897m。
岩々としてるけど結構広めのスペースのある頂上でした。
頂上はとても眺めがよく、約360°ぐるっと見渡せる感じでした。
魚沼市方面。
西側。
向こうには刈羽黒姫山・米山。
北側。
写真だとちょっと分かりづらいですが、奥の方には我がホームマウンテンとも言える西蒲三山もうっすらと見えていました。
頂上には展望案内板もありました。
北望。
南望。
頂上にはお菓子の空き缶のようなものがあり、開けてみるとノートと記念品のウチワが入っていました。
ウチワは表にそれぞれ違ったイラストが書かれたものが何枚か入っていたので山の会とかで作ったのかな?
今回は登頂記念にノートに一筆記して、ウチワは見るだけにしました。
ちょうどお昼時の時間だったのでそのまま頂上でお昼タイムにしました。
メニューはおにぎり、豆腐、豆乳、鳥むね肉、ゆで卵、きゅうりスティックの今回も白が多い減量メシ(笑)
おかず類から食べて、おにぎりはしそわかめの方だけ食べて腹八分目くらいになったので塩むすびはお持ち帰りでした。
うんまい♪
■下権現堂山から上権現堂山へ
お昼休憩を終えた所での時刻はもうすぐ13時になろうかというところ。
ここから上権現堂山へはコースタイムで約1時間、上権現堂山からの下山は大体2時間ちょっとという事で微妙にどうしようか迷うところではありましたが、体力も大丈夫そうだったので上権現堂山に向かってみる事にしました。
鐘の奥の道に進む。
下権現堂山頂上から中越・上権現堂山への道は登りの長松コースと比べるとだいぶ草に覆われた感じの道になりました。
紅葉の気配も少しありつつ。
道中、これから向かう尾根が見える。
正直、上権現堂山はコースタイムなどは調べていたけどどれが上権現堂山かまでは把握していなかったので、あの尾根の中のどれかなのかな、なんてこの時は思っていました…f(^-^;)
道はロープの設置された急坂も出てきた。
ここも土質が滑りやすい感じで緊張感がありました。
下りが落ち着いて尾根道に出た。
道は草が茂ってボーボー。
何とか道を辿る事はできましたが、足元は見えにくくて緊張感がありました。
下権現堂山と上権現堂山の間には中越コースに下る分岐が二つあり、そのひとつ目に差しかかる。
写真には写っていませんが右の方には「中越 下り道」と案内板が出ていました。
上権現堂山に向かうためここは直進。
背丈より高い大きな岩の間を通る。
ここはなんか複数人だったら面白い写真とか撮れそうだったなぁ。
尾根道は所々コースのすぐ片側が切れ落ちたところなんかもあって少し緊張感がありました。
しかし高い木なども少なくて両脇の景色は開けている所も多かった。
草木の少ない晩秋~初春あたりはとても眺めが良さそうだ。
二つ目の中越分岐に差し掛かる。
ここには分かりやすい案内板が出ていました。
ここもまずは直進。
二つ目の中越分岐も過ぎると道は更に藪が深くなったように感じました。
夏場は上権現堂山まで行く人は少なそうだ…。
中越分岐の辺りまでは先行者っぽい女性の声のようなのが聞こえている気がしましたが、この辺りではそれも聞こえなくなり、蜘蛛の巣なんかも張っていたのでここから先はもう山の中にいるのは自分だけかもしれない、という緊張感が高まりました。
こりゃあ何かある訳にはいかねぇぞ…!と気合を入れつつ慎重に先に進む。
でももうほぼずっと身体と草が擦れている感じで、マダニとか居たら怖いなぁなんてのも思ったり。
山に来る時は極力肌を出さない&服の上から虫除けミストを吹いてきた事を信じて藪道を進みました。
植物を発見。
名前は分からないけど鮮やかな青だ~。
下権現堂山から下っている時に見えた尾根のどれかだろうと思っていた上権現堂山は近づくにつれてそれが間違いで奥の高い山だった事が明確になってきた(笑)
これまた登るのか…(゚Д゚;)
頂上に近づくとこれまた急登の連続。
ここも滑りやすい土質だったりしてちょっと怖かった…。
何とか登り切り、上権現堂山頂上に到着!
標高は998m。
よく考えれば下権現堂山より100m近く高い山だった…!
もっと事前にちゃんと調べておけばよかったなf(^-^;)
とはいえそれでも下権現堂山と一緒に来てみたい山ではありましたが。
ちなみに権現堂山の三角点はこちらの真ん中にあるものになるみたいですね。
上権現堂山から望む魚沼市方面。
上権現堂山は下権現堂山と比べるとあまり展望は利かない感じでした。
■上権現堂山から中越コース下山
上権現堂山の頂上に着いたらおやつ休憩にしようかな、なんて思っていましたが、頂上にあまり日陰が無かったのと、ここまで通った藪道を遅くなってから戻るのは怖いなと思ったのですぐに下山へと入る事にしました。
藪で見にくい足元に注意しながら慎重に下っていく。
急な所では脇の木に手を掛けながら下ったりしたのでここでも手袋が役立ちました。
歩いてきた尾根が見えた。
いやぁ、結構来たなぁ。
何とか無事に下ってきて二つ目の中越分岐から中越コースに入る。
ここからも少し藪道でした。
分岐からしばらく下ってくるとひとつ目の中越分岐からの道と合流となりました。
少し開けて丸太のベンチや案内板もありました。
藪道を抜けてホッとした所でこの分岐の所でおやつ休憩を取る事にしました。
クリームオーのビターチョコとアイスコーヒー。
うんまいなぁ♪
休憩を終えたら下山を再開し、中越コースを下る。
所々跨ぐくらいの沢があったり水の流れる音が聞こえたりしてちょいと涼しげな感じ。
しかしそのせいか蚊のような虫の気配はちょっと多いかなという気はしました。
中越コースも土質は赤土っぽいツルンとした感じの所が多くて滑りやすそうな緊張感がある。
…と、一度滑って転倒!
反射的に手をついたおかげで尻もちは免れましたが、右手の母指球の辺りを強く打ったようでしばらく痛みが残りました。
花を発見。
キバナアキギリ。
所々で見られました。
中越コースもブナ林のいい景色♪。
上の写真の辺りには水場もありました。
手を洗ったら冷たくて気持ち良かった♪
飲めるかは分からなかったけど…升みたいなのがあったし綺麗な水だったのでいいか~とガブガブ飲んだらほんと冷たくて美味かった。
その後は特に腹壊したりも無かったですが、飲む場合は自己責任でお願いします(笑)
中越コースも所々急な所がありましたが、登りの長松コースと比べると緩やかな所も多かったので下りに選んで良かったかなという気がしましたね。
や、一度転倒はしてますがf(^-^;)
中越コースにも何ヵ所かロープの設置された急坂があった。
ロープを補助的に握りつつ慎重に下りました。
だいぶ下りてきたな~と思う頃になると、道の片側が切れ落ちた所なんかもありました。
その下には沢が流れていました。
積雪期なんかだとこの辺は危なそうかも。
更に下ってきて、長松コースとの分岐に到着。
あ、ここに杖代わりの棒もあったんだ。
分岐を過ぎるとすぐに長松登山口にゴールとなりました。
一度転倒はあったけど何とか無事に行ってこれてホッとした。
この後は改めて戸隠神社にお賽銭入れてお参りしていきました。
駐車場に戻る手前の公園の水道の所にはブラシもあって靴も洗えそうでした。
…が、この時はなんか蚊みたいな虫が身体の周りをずっと付きまとっていたので、今回は家に帰ってから洗う事にしましたf(^-^;)
という事で初の下権現堂山・上権現堂山でした。
下権現堂山は日陰が少ない急登がちょっと難儀でしたが八合目や頂上からの眺めがとてもいい山でした。
上権現堂山の方は夏場は藪々で藪漕ぎ苦手な人はあまりオススメはできなそうですが、間の尾根道は眺めが良くて良かった。
体力的には過去に登った事のある山で比べると個人的な感覚としては五頭山と同じくらいだったかなと思いますね。
土質的にちょっと滑りやすい感じもありましたが、良き魚沼のお山でした(^-^)
今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。
天気:晴れ
人数:1人
コースタイムまとめ
戸隠神社駐車場出発 10:15
長松登山口スタート 10:22
一合目 10:27
二合目 10:36
三合目 10:43
四合目 10:56
五合目 11:11
六合目 11:24
弥三郎清水 11:35
八合目 11:48~11:54
九合目 12:02
下権現堂山頂上 12:08~12:51
中越分岐1 13:22
中越分岐2 13:29
上権現堂山頂上 13:57~13:59
中越分岐2 14:27
中越分岐1の道と合流 14:34~14:58
中越コース水場 15:18
長松登山口 16:17
戸隠神社駐車場ゴール 16:26
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今回も初めての山に挑戦。
天気の良くなる予報だったこの日は以前から少し気になっていた魚沼市の権現堂山に行く事に。
権現堂山は下権現堂山と上権現堂山の二つのピークがあり、どちらかというと下権現堂山の方がメジャーな感じだったのでまずは下権現堂山に登ってみて、体力的に大丈夫そうだったら上権現堂山にも縦走してみよう、という感じで行ってみる事にしました。
当日は朝8時頃に家を出発しようと思っていましたが…何だかんだすったもんだして実際に出発したのは8時半を過ぎた頃になり、三条市から下道で1時間ちょっとのドライブを経て登山口・駐車場のある魚沼市の長松戸隠神社にやってきたのはちょうど10時頃でした。
駐車場は20台以上が停められそうな広さ。
この日は既に下山してきたと思われる人の姿なんかもありましたが登山者の数はちょっと少なめかなといった感じでした。
準備を整えて登山口に向かい駐車場の奥の公園へと入るとその道中にトイレがありました。
中の写真も撮ってきたので見たい人だけ見れるように文字クリックで見れるようにします。
男性用トイレの中
男性用個室
水洗式・水道あり、紙の常備あり。
一般的な公園のトイレといった感じですが…小便器の間隔はちょっと狭く感じたかな?(笑)
公園から鳥居をくぐり少し長めのコンクリ階段を登ってくると戸隠神社。
お参りしていこうかと思いましたが先に参拝されている方がいたので密を避けるため取りあえずここからお参りしてこの右手にある登山口の方へ進みました。
ちなみにこの神社の左手の方にもトイレがあったようですが、下山後に公園の案内板を見て気付いたのでチェックはナシでした。
神社の右手には登山案内板。
大まかなコース図ですね。
右下の所には登山届入れもありましたが…用紙が無かった。
登山に来る時はいつも家にメモ書き程度にも「○○山、○○コース」と残してくるのでそのまま先へ進みました。
神社横の少し開けた広場を抜けると権現堂山の長松登山口。
標柱も立っていたので分かりやすかったですね。
ここから登山スタート。
もくじ
1.長松コース登山
2.下権現堂山頂上
3.下権現堂山から上権現堂山へ
4.上権現堂山から中越コースで下山
■長松コース登山
登山口を出発して階段を少し登ってくるとすぐに分岐に差し掛かる。
左に曲がると下権現堂山にまっすぐ登るコース。
ちなみにコース名は「長松コース」でいいのかな?あまりはっきりとした表記が見つけられなかったので長松コースで書きます。
まっすぐは下権現堂山と上権現堂山の間の中越戸という尾根に出る「中越(なかごえ)コース」ですね。
今回はまず下権現堂山に登るという事で左へと曲がりました。
出だしは緩やかな土と一部岩の露出した道を進んでくると一合目に到着。
おお、一合目で早速眺めがいい♪
一合目を過ぎた所からは少し急な登り道になりました。
地面は石や岩・砂利などに加えて前日には雨も降ったのでちょっと滑りやすい感じ。
足元を確かめながら慎重に登っていきました。
それと、コースの周りに背の高い木が少なく日当たりがよくて暑かった~。
9月に入ったとはいえこの日の最高気温は28℃くらいになる予報が出ていたので急登も相まってすぐに汗だくになりました。
しかしながら背の高い草木が少ない分、後ろを振り返るといい景色が広がっていました。
こんな景色がずっと見えている感じで二合目・三合目と標高が高くなるにつれて見え方も少しずつ変わってくるのが何気に楽しかった。
道中には石や岩の大きな段差もあったり。
所々補助的に岩に手を掛けたりしながら登る場面もあったので手袋してて良かった。
四合目に到着。
ここまではだいぶ急登続きでしたが、ここからは少し緩やかな所も出てきました。
正面に見えるのが下権現堂山かな?
まだまだ先は長い。
少しばかり立ち止まる程度の休憩をしてから先に進みました。
緩やかな所も出てきたけどやはり所々で急登あり。
ここの岩はなんとなく漢字の「山」という字に似てる気がしました(笑)
五合目を過ぎた辺りから樹林帯に入る。
おお~ブナ林の景色がいい♪
そして、日陰がありがてぇ~。
道は石・岩・砂利から赤土っぽいツルンとした土の道に変わる。
この土質も滑りやすそう。
急登も所々あって緊張感がありました。
大きな岩の下に何やら看板が立っている所に出た。
ここは「弥三郎清水」という水場でした。
水が出てたら少し飲んでいこうかな、と思っていましたが…この日は枯れていました、残念。
弥三郎清水を過ぎた辺りでコースにトゲトゲの植物が張り出していた。
これは…何だろ?
このトゲトゲが身体に当たるとチクチクして痛かったf(^-^;)
岩に掛けられた梯子を越える。
何とも野趣あふれる梯子だ。
ちょっとだけ(大丈夫かな…)って心配してしまいましたが、結構しっかりしていました。
八合目に着くと標柱が立っているすぐ右手の所に岩のテラスといった景色の開ける所がありました。
おお~凄いいい眺め♪
しかし、岩の先の方まで行くとすぐ下は落下すれば命に関わる絶壁だったのでちょっと怖かった。
でも穏やかな風も抜けて気持ち良かったなぁ~。
今回はここで自撮りしてみたり。
こんな感じで。
八合目を過ぎてからもまだ結構登る。
いやぁ、なかなかなんぎ~なぁ。
九合目を過ぎた所に分岐がひとつありました。
赤土・権現堂スキー場の方に続く道みたいですね。
分岐の近くには祠もありました。
ここからは道も緩やかになり、頂上までもう少しかなといった感じでした。
■下権現堂山頂上
下権現堂山頂上に到着。
標高は897m。
岩々としてるけど結構広めのスペースのある頂上でした。
頂上はとても眺めがよく、約360°ぐるっと見渡せる感じでした。
魚沼市方面。
西側。
向こうには刈羽黒姫山・米山。
北側。
写真だとちょっと分かりづらいですが、奥の方には我がホームマウンテンとも言える西蒲三山もうっすらと見えていました。
頂上には展望案内板もありました。
北望。
南望。
頂上にはお菓子の空き缶のようなものがあり、開けてみるとノートと記念品のウチワが入っていました。
ウチワは表にそれぞれ違ったイラストが書かれたものが何枚か入っていたので山の会とかで作ったのかな?
今回は登頂記念にノートに一筆記して、ウチワは見るだけにしました。
ちょうどお昼時の時間だったのでそのまま頂上でお昼タイムにしました。
メニューはおにぎり、豆腐、豆乳、鳥むね肉、ゆで卵、きゅうりスティックの今回も白が多い減量メシ(笑)
おかず類から食べて、おにぎりはしそわかめの方だけ食べて腹八分目くらいになったので塩むすびはお持ち帰りでした。
うんまい♪
■下権現堂山から上権現堂山へ
お昼休憩を終えた所での時刻はもうすぐ13時になろうかというところ。
ここから上権現堂山へはコースタイムで約1時間、上権現堂山からの下山は大体2時間ちょっとという事で微妙にどうしようか迷うところではありましたが、体力も大丈夫そうだったので上権現堂山に向かってみる事にしました。
鐘の奥の道に進む。
下権現堂山頂上から中越・上権現堂山への道は登りの長松コースと比べるとだいぶ草に覆われた感じの道になりました。
紅葉の気配も少しありつつ。
道中、これから向かう尾根が見える。
正直、上権現堂山はコースタイムなどは調べていたけどどれが上権現堂山かまでは把握していなかったので、あの尾根の中のどれかなのかな、なんてこの時は思っていました…f(^-^;)
道はロープの設置された急坂も出てきた。
ここも土質が滑りやすい感じで緊張感がありました。
下りが落ち着いて尾根道に出た。
道は草が茂ってボーボー。
何とか道を辿る事はできましたが、足元は見えにくくて緊張感がありました。
下権現堂山と上権現堂山の間には中越コースに下る分岐が二つあり、そのひとつ目に差しかかる。
写真には写っていませんが右の方には「中越 下り道」と案内板が出ていました。
上権現堂山に向かうためここは直進。
背丈より高い大きな岩の間を通る。
ここはなんか複数人だったら面白い写真とか撮れそうだったなぁ。
尾根道は所々コースのすぐ片側が切れ落ちたところなんかもあって少し緊張感がありました。
しかし高い木なども少なくて両脇の景色は開けている所も多かった。
草木の少ない晩秋~初春あたりはとても眺めが良さそうだ。
二つ目の中越分岐に差し掛かる。
ここには分かりやすい案内板が出ていました。
ここもまずは直進。
二つ目の中越分岐も過ぎると道は更に藪が深くなったように感じました。
夏場は上権現堂山まで行く人は少なそうだ…。
中越分岐の辺りまでは先行者っぽい女性の声のようなのが聞こえている気がしましたが、この辺りではそれも聞こえなくなり、蜘蛛の巣なんかも張っていたのでここから先はもう山の中にいるのは自分だけかもしれない、という緊張感が高まりました。
こりゃあ何かある訳にはいかねぇぞ…!と気合を入れつつ慎重に先に進む。
でももうほぼずっと身体と草が擦れている感じで、マダニとか居たら怖いなぁなんてのも思ったり。
山に来る時は極力肌を出さない&服の上から虫除けミストを吹いてきた事を信じて藪道を進みました。
植物を発見。
名前は分からないけど鮮やかな青だ~。
下権現堂山から下っている時に見えた尾根のどれかだろうと思っていた上権現堂山は近づくにつれてそれが間違いで奥の高い山だった事が明確になってきた(笑)
これまた登るのか…(゚Д゚;)
頂上に近づくとこれまた急登の連続。
ここも滑りやすい土質だったりしてちょっと怖かった…。
何とか登り切り、上権現堂山頂上に到着!
標高は998m。
よく考えれば下権現堂山より100m近く高い山だった…!
もっと事前にちゃんと調べておけばよかったなf(^-^;)
とはいえそれでも下権現堂山と一緒に来てみたい山ではありましたが。
ちなみに権現堂山の三角点はこちらの真ん中にあるものになるみたいですね。
上権現堂山から望む魚沼市方面。
上権現堂山は下権現堂山と比べるとあまり展望は利かない感じでした。
■上権現堂山から中越コース下山
上権現堂山の頂上に着いたらおやつ休憩にしようかな、なんて思っていましたが、頂上にあまり日陰が無かったのと、ここまで通った藪道を遅くなってから戻るのは怖いなと思ったのですぐに下山へと入る事にしました。
藪で見にくい足元に注意しながら慎重に下っていく。
急な所では脇の木に手を掛けながら下ったりしたのでここでも手袋が役立ちました。
歩いてきた尾根が見えた。
いやぁ、結構来たなぁ。
何とか無事に下ってきて二つ目の中越分岐から中越コースに入る。
ここからも少し藪道でした。
分岐からしばらく下ってくるとひとつ目の中越分岐からの道と合流となりました。
少し開けて丸太のベンチや案内板もありました。
藪道を抜けてホッとした所でこの分岐の所でおやつ休憩を取る事にしました。
クリームオーのビターチョコとアイスコーヒー。
うんまいなぁ♪
休憩を終えたら下山を再開し、中越コースを下る。
所々跨ぐくらいの沢があったり水の流れる音が聞こえたりしてちょいと涼しげな感じ。
しかしそのせいか蚊のような虫の気配はちょっと多いかなという気はしました。
中越コースも土質は赤土っぽいツルンとした感じの所が多くて滑りやすそうな緊張感がある。
…と、一度滑って転倒!
反射的に手をついたおかげで尻もちは免れましたが、右手の母指球の辺りを強く打ったようでしばらく痛みが残りました。
花を発見。
キバナアキギリ。
所々で見られました。
中越コースもブナ林のいい景色♪。
上の写真の辺りには水場もありました。
手を洗ったら冷たくて気持ち良かった♪
飲めるかは分からなかったけど…升みたいなのがあったし綺麗な水だったのでいいか~とガブガブ飲んだらほんと冷たくて美味かった。
その後は特に腹壊したりも無かったですが、飲む場合は自己責任でお願いします(笑)
中越コースも所々急な所がありましたが、登りの長松コースと比べると緩やかな所も多かったので下りに選んで良かったかなという気がしましたね。
や、一度転倒はしてますがf(^-^;)
中越コースにも何ヵ所かロープの設置された急坂があった。
ロープを補助的に握りつつ慎重に下りました。
だいぶ下りてきたな~と思う頃になると、道の片側が切れ落ちた所なんかもありました。
その下には沢が流れていました。
積雪期なんかだとこの辺は危なそうかも。
更に下ってきて、長松コースとの分岐に到着。
あ、ここに杖代わりの棒もあったんだ。
分岐を過ぎるとすぐに長松登山口にゴールとなりました。
一度転倒はあったけど何とか無事に行ってこれてホッとした。
この後は改めて戸隠神社にお賽銭入れてお参りしていきました。
駐車場に戻る手前の公園の水道の所にはブラシもあって靴も洗えそうでした。
…が、この時はなんか蚊みたいな虫が身体の周りをずっと付きまとっていたので、今回は家に帰ってから洗う事にしましたf(^-^;)
という事で初の下権現堂山・上権現堂山でした。
下権現堂山は日陰が少ない急登がちょっと難儀でしたが八合目や頂上からの眺めがとてもいい山でした。
上権現堂山の方は夏場は藪々で藪漕ぎ苦手な人はあまりオススメはできなそうですが、間の尾根道は眺めが良くて良かった。
体力的には過去に登った事のある山で比べると個人的な感覚としては五頭山と同じくらいだったかなと思いますね。
土質的にちょっと滑りやすい感じもありましたが、良き魚沼のお山でした(^-^)
今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。
天気:晴れ
人数:1人
コースタイムまとめ
戸隠神社駐車場出発 10:15
長松登山口スタート 10:22
一合目 10:27
二合目 10:36
三合目 10:43
四合目 10:56
五合目 11:11
六合目 11:24
弥三郎清水 11:35
八合目 11:48~11:54
九合目 12:02
下権現堂山頂上 12:08~12:51
中越分岐1 13:22
中越分岐2 13:29
上権現堂山頂上 13:57~13:59
中越分岐2 14:27
中越分岐1の道と合流 14:34~14:58
中越コース水場 15:18
長松登山口 16:17
戸隠神社駐車場ゴール 16:26
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