2019年4月14日 山開きの雷山 登山 中央コース~沢コース
2019年4月14日
400mに満たない低山ながら頂上には避難小屋もあって以前から気になっていた五泉市にある「雷山(いかずちやま)」。
この日はその雷山で山開きのイベントがあるという情報を入手していて初登山するにはいい機会と思い少し前から行ってみようと思っていました。
そんなところに山友でもある友人Yさんから久しぶりに「14日空いてるんだけど山に行きたい」との連絡が。
自分は雷山が気になっているという事を伝えるとYさんも「行ってみたい」との返事だったので、この日は二人で雷山に初挑戦してきました。
山開きのイベントの開始時間は午前9時からでしたが、この日は自分の方に朝一で少し用事があったので家を出れるのが同じ9時頃になりイベントには間に合いませんでしたが、その辺はYさんにも了承を得ていたのでその後Yさんと合流して予定通り山へと向かいました。
事前の調べによると雷山の登山口には駐車場はあるものの、そこへ至るまでの道は狭く、駐車可能台数もそれほど多くない感じ。
そして山開きのイベントもあるので混雑が予想された事からこの日は車で登山口駐車場には向かわず、臨時駐車場となっていた麓の川内小学校に車を停めました。
この日は小学校の入り口に臨時駐車場の立札も立っていました。
到着時刻は10時半頃という後発組な時間とあってかこちらにもたくさんの車が停まっていましたね。
ちなみに川内小学校は吸収合併で廃校になったようで、現在は避難所として使われていたり、奥の体育館は川内体育館として現在も使用されてるようです。
※個人的にサラッと調べてみた情報なので、間違いがありましたらすみませんf(^-^;)
臨時駐車場を出発して登山口へ向かう。
その道中、3つくらい交差点を通りますが、各交差点の標識やカーブミラーの支柱には小さいながらも雷山へ案内する標識も付いていたので分かりやすかったですね。
三つめの交差点を曲がると永谷寺(ようこくじ)とその奥の雷山登山口へと続く道。
こちらは幅が狭く車一台がやっと通れるくらいの道が300m近く続く。
すれ違い出来ないのでここは車で来た時に対向車が来たら嫌だなぁ…f(^-^;)
今回歩きで来た時も、何台か車が来た時は途中の橋の上などに避けて通るくらいでした。
そんな道を進んでくると、永谷寺と雷山登山口への林道の分岐。
橋を渡って左の林道へと入っていきます。
ちなみにこちらの右手には永谷寺の駐車場もありますが、登山での駐車はご遠慮下さい、というのをどこかで見たので見たので気を付けた方が良さそうです。
永谷寺へ続く階段。
お寺へは行きませんでしたが、ここの雰囲気はとても良かった(*´ω`*)
永谷寺の前から道は舗装路から砂利道に替わり、林道へ入っていく。
右手の柱には「←雷山」や「←雷山 登山者駐車場」と書かれた案内板もありました。
■雷山 登山口
永谷寺から林道を300mほど進んでくると、雷山 登山口駐車場に到着。
山開きの横断幕も設置されていました。
山開きは毎年4月の第2日曜日に行われるようですね。
この場所で山開きのイベントが行われたようですが、自分達が着いた時にはそれに使われたっぽいテーブルがあっただけでほぼ跡形もありませんでした。
駐車スペースは10台ほど停められそうですが、結構狭めかなと思いますね。
駐車場の脇には沢が流れ、ブラシも用意されていたので下山時に靴を洗う事もできますね。
独特の標識に導かれながら奥へ進みます(笑)
その下には同じく五泉市の名峰菅名岳の山開きのチラシも貼られ、今年は4月28日に開催されるようでした。
駐車場から林道を奥へ少し進むと分岐が。
左の階段は「北尾根コース」。
以前入手した五泉市山岳観光ガイドマップには載っていないコースで、わりと新しくできたコースみたいですね。
階段の脇には道標もしっかり立っていたので分かりやすい。
今回はこちらからは登らないので林道をまっすぐ進みました。
林道の脇で花を発見。
ショウジョウバカマがたくさん咲いていました。
ショウジョウバカマはこの日コースのあちこちでよく見られましたね。
林道をしばらく歩いてくると分岐があり、こちらが一合目。
炊飯釜を利用した鐘も設置されていました。
ここから左まっすぐ進むと沢コース、右へ曲がって沢にかかった橋を渡ると中央コース登山口。
ちなみにこの日はこの周辺にも車が停まっていましたが、普段は登山口の駐車場で鎖が張られて侵入禁止になるようなので、山開きの関係者の車っぽいですね。
■雷山 中央コース登山
一合目の沢を渡ってすぐの所に中央コース登山口がありました。
この登山口も標識がたくさんあって分かりやすいですね。
こちらは五泉市山岳観光ガイドマップだと「尾根コース」と表記されているコースになるかと思いますが、北尾根コースができた事で名前が変わったと推測されますね。
登山道に入ると花を発見。
これは…何だろう?
中央コースの序盤は緩やかな登り坂がつづら折りに続く道。
平らになる場所が少ないのでペースを間違うとキツくなるコースですね(笑)
今回は登山が久しぶりのYさんも一緒なので、ゆっくり目を意識しながら登りました。
また花を発見。
スミレ。
白っぽいショウジョウバカマ。
時おりステップや階段が整備されている所もありながら。
二合目を通過。
標識やピンクテープもたくさんあって迷う事は無さそうです。
また花を発見。
イワウチワ。
フリルみたいでかわいい(*´ω`*)
この日は所々でたくさん咲いているのを見る事ができました。
こちらは咲く前のイワウチワ。
先っちょからおしべ?めしべ?がちょこんと出てるのが可愛いよ、とYさんが見つけて教えてくれました。
三合目にも炊飯釜の鐘。
自分は猿毛岳で炊飯釜が鐘になっているのを初めて見て珍しいと思っていましたが、意外とメジャーなんですかね?(笑)
ふと内側を覗いてみると…コンセントプラグがあってびっくりした(笑)
電気コードで吊るしてあるんですね~。
確かに切れにくそうだ。
少し傾斜を増す登山道。
四合目、にも炊飯釜の鐘。
鐘はあるたび鳴らしながら進みましたが、それぞれ音の違いがあってなかなか楽しい(笑)
五合目。
こちらは分岐のようになっていましたが、今回は左の「らくらくコース」と書かれていた方を通りました。
右の方が直登する感じなのでちょっと急ですが、すぐ先で合流するようだったのでどちらからでもお好みで行けますね。
そしてまたイワウチワが咲いている。
かわゆー(*´ω`*)
Yさんが発見して何やら笑っていたので何事かと思ったら…。
どうもこれが男性のお股をひっくり返した感じっぽく見えたようです。
確かにそれっぽいので、切ってある枝も実はそれを意識してるのかもしれないね、なんていいつつ少しばかり下ネタな話が続きました(笑)
六合目、はベンチのある見晴らし台となっていました。
ここで少しばかり休憩。
左手に目をやると、越後平野に伸びる早出川がいい感じ。
六合目からしばらくはなだらかな道。
この木々の間を縫っていく道の雰囲気はなんだか好きです。
七合目を通過。
すると、ここで結構な急登が現れました。
このコースではここが一番急だったかと思いますね。
ロープを手にしながらゆっくりと登っていきました。
急登をクリアすると八合目。
ここからまた少し平らな道になるので脚が休まります。
八合目の少し先で沢コースと合流。
頂上まではあと7分。
「カタクリ平」と書かれた標識がありました。
その斜面を見下ろすとカタクリがいっぱい。
この日は時期的に後半に入っていたかなという感じでしたが、見頃だったらもっと綺麗だったろうな~。
また鐘を発見。
おや、今回は炊飯釜でなく毛色が違う。
車のホイールを嵌めるドラム部分に似た形かなと思いましたが、元が何だったのかちょっとだけ気になりました(笑)
さらに進んで九合目はまたつづら折りの登り坂。
分岐っぽいのがありつつあと左2分で頂上。
ここから右に行くと何だったかは忘れてしまいましたが、「急登」と書かれていたのだけは覚えています。
また分岐に出る。
この時点でこの写真よりもう少し左の方の奥に避難小屋が見えましたが、とりあえず右の階段を登ることにしました。
■雷山 頂上
雷山頂上に到着。
頂上は平らで広いスペースがあるので大勢で登っても充分余裕がありますね。
写真右の木に付いた白い箱は登山者名簿入れでした。
登山者名簿にもしっかりと記入してきました。
記入欄は日付、登・下山コース、連絡事項、住所、氏名、人数など。
連絡事項の所は他の人は山の感想なども書いていたので、自分も「初めて来ました」と書いてきました。
雷山の標高は377.9m。
ちょうど富士山の1/10くらいみたいですね。
頂上の奥の方へ進むとブルーシートも敷かれたくさんの人が休憩していました。
このブルーシートは山開きのイベント用に用意されたもののようでしたが、自分達が到着した時にはちょうど片付けが始まった所でした。
頂上からの眺め。
名前はまだ分かりませんが、数々の山々が約180°以上に渡ってワイドに見渡す事ができました。
↓以下二枚、この写真から少しずつ右に視点を変えた感じです。
この写真のすぐ隣りにある山が”かやの木山”かな?
ここから10分ほどで行けるようでしたが、この日は行きませんでした。
次の機会には行ってみようかな。
向こうの山肌や雪の残る山も綺麗でした。
頂上に設置された祠。
雷山はかつては城山だったようですね。
お参りしに祠に近づいてみると、賽銭箱の上になんだかかわいいのが並んでました(*´ω`*)
頂上の一段下に避難小屋。
この日は山開きという事で小屋の所で味噌汁のふるまいがあったようですが、自分達が行ってみると「もう無くなっちゃった」と言われてしまいました(´・ω・`)
しかし、写真右で寛いでいた方達の方へ行くと雷山愛好会の方達だったようで記念品のキーホルダーを貰う事ができました。
これは嬉しかった、ありがとうございます♪
小屋の入り口にあった温度計をチェック。
気温は18℃ほど。
登ってくる間もTシャツ姿で暑すぎない感じでしたが、休憩でじっとしている時に風が吹くと少し肌寒いかなというくらいでしたね。
頂上での休憩時だけ薄い上着を使いました。
小屋の中を覗いてみる。
薪ストーブが二つ設置された大きな小屋。
この近辺の山にあるこのタイプの小屋では一番大きいみたいですね。
一応、手前が来賓席、奥が会員席と区切りがあるようです。
そんな感じで頂上を色々見て回ったあと、登頂の休憩&昼食タイムに入りました。
今回の自分のメニューは焼きウィンナーと塩おにぎり、ミニカップ麺、食後にコーヒーも飲みました。
ウィンナーはYさんと半分こ。
久しぶりにフライパン持ってきてウィンナー焼きましたが、うんめ~(*´ω`*)
噛むとパキッと皮が割れて口に肉汁が広がり、塩おにぎりとの相性最高でした♪
今回頂いた、山開きの記念品のキーホルダー。
イベント自体に間に合わなかったのはちょっと残念でしたが、これは貰えてよかった♪
そして頂上に設置された鐘。
こちらは炊飯釜ではなくもっと大きなものでしたね。
今まで見てきた鐘の大ボスといった風格がありました(笑)
自分たちが下山へと動き始めた頃には辺りには既に誰もいなくなっていたので、改めて小屋の中も覗いていきました。
どこだったかでこちらの小屋は立木を利用して作られているというのを見ていたもののどういう意味かよく分かっていませんでしたが、なるほど、こういう事か!
小屋の両端と真ん中の3ヵ所で柱になっている木が地面から生えているそのままの木を利用しているようでした。
小屋の近くで花を発見。
エンレイソウかな?
■雷山 沢コース下山
そして下山へ。
愛好会の方達から山開きの記念品を頂いた時に下山は北尾根コースをオススメされたのでどうしようか迷いましたが、今回は自分の中で最初から予定していた沢コースを下りる事にしました。
登ってきたのと同じ道を少し戻るように下りてきて、Y字の分岐になっているここから沢コースへ。
ちなみに左にあるのが中央コースですね。
大きな標識もあって分かりやすい。
分岐からしばらくはなだらかな下り道。
木々の向こうに景色も見えていてなかなかいい感じ。
…と思っていたら、うひょー、かなり急な下り道に(◎_◎;)
ここはなかなか怖かったですね。
すぐに掴めるように右のロープを手にしながらゆっくりと下りていきました。
下りてきた道を振り返ってみるとこんな感じの傾斜。
いやぁ、これはこっちのコースから登るのはなかなか大変そうだ…。
その後もなかなかの傾斜の下りが続く。
この場所は地面が砂利っぽくて今にも滑りそうで怖かった。
ひとつ思ったのは、このコース、雨後とか濡れてる時でなくて良かったなと。
もしそうだったら転倒どろんこ大会だったかもしれません(笑)
五合目の辺りは少しだけ平らな所。
更に下ってくると、橋を渡る。
この橋の所には四合目の標識と鐘がありました。
…が、足元が倒木などで荒れていて鐘を鳴らしに行けなかった(´・ω・`)
花を発見。
キクザキイチゲと見た。
橋を渡った所からは道が狭くなり人ひとりがやっと通れるくらいの道幅に。
これはここで他の人とすれ違いになったらなかなか大変そうだ。
そして道も微妙に急斜面側に少し傾斜が付いていたのでちょっとだけ怖かったですね。
ロープの設置された急斜面を下り、また橋を渡る。
そしてまた細い道。
こちらは雷山の中では難易度の高いコースっぽいですね。
花を発見。
白いスミレ?
またお釜の鐘がある。
ここのは木にくっつく形で吊るされていて響きが悪かったので、木から離れるようにYさんに紐を持ってもらいながら鳴らしました(笑)
沢沿いを進み。
沢を渡る。
ここでは沢の水に触れる事も出来ました。
冷たくて気持ちよかった。
沢を渡った所にも鐘。
ほんと鐘だらけの山ですね(笑)
花…になるのかな?
ネコノメソウでしょうか。
グラデーションが綺麗ですね。
ここからは道が広くなりました。
Yさんが発見。
すごいネジネジ。
木に花を発見。
キブシかな?
こうしてみるとなんだか暖簾か飾りつけ見たいで面白いですね。
もしくはかんざしとか。必殺仕事人が持ってたやつ(笑)
広い道をしばらく下ってくると、一合目、中央コースと合流となりました。
あとはまっすぐ奥の林道を進むと、
登山口駐車場に到着。
あれだけたくさんあった車ももうみんないなくなっていて、駐車場から登山道へ続く道の所にもチェーンが張られていました。
こっちの山の人はみんな下山が早いなぁ…と思いましたが、たぶん自分がよく行く弥彦や角田の方が遅くまで人がいるんでしょうねf(^-^;)
あとは集落を歩いて車のある川内小学校まで戻る。
その途中にあった川内集落開発センター横の桜がいい感じ。
アップで一枚。
淡いピンク色をしていて綺麗でしたね。
その下の地面には小さな花。
調べてみると、オオイヌノフグリ?
大犬の〇玉…。
別名で瑠璃唐草とか天人唐草とかあるみたいなのでこっちの方が綺麗でいいなぁ(笑)
そして川内小学校にゴールとなりました。
山開きのイベントには間に合わなかったので「山開きに参加した」という感じは少し薄い気がしますが、こういう機会は登山を始めてから今回が初めてだったので記念品を頂けただけでも嬉しかったです。
雷山はコースもしっかりと整備されていて迷いそうな場所もなく、難易度もそれほど高くない中央コース、ちょっと骨のありそうな沢コースとバリエーションがあって面白かったですね。
山頂には薪ストーブのある避難小屋もあって冬も良さそうな素敵なお山でした。
今度また今回通らなかった北尾根コースも歩きに来たいと思います(^-^)
今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。
天気:曇り
人数:2人
コースタイムまとめ
川内小学校スタート 10:37
登山口駐車場 10:52~10:55
中央コース登山口 11:02
六合目・見晴らし台 11:27~11:29
頂上 11:53~13:21
中央コース・沢コース分岐 13:26
沢を渡る 13:48
一合目 14:00
登山口駐車場 14:05
川内小学校ゴール 14:19
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400mに満たない低山ながら頂上には避難小屋もあって以前から気になっていた五泉市にある「雷山(いかずちやま)」。
この日はその雷山で山開きのイベントがあるという情報を入手していて初登山するにはいい機会と思い少し前から行ってみようと思っていました。
そんなところに山友でもある友人Yさんから久しぶりに「14日空いてるんだけど山に行きたい」との連絡が。
自分は雷山が気になっているという事を伝えるとYさんも「行ってみたい」との返事だったので、この日は二人で雷山に初挑戦してきました。
山開きのイベントの開始時間は午前9時からでしたが、この日は自分の方に朝一で少し用事があったので家を出れるのが同じ9時頃になりイベントには間に合いませんでしたが、その辺はYさんにも了承を得ていたのでその後Yさんと合流して予定通り山へと向かいました。
事前の調べによると雷山の登山口には駐車場はあるものの、そこへ至るまでの道は狭く、駐車可能台数もそれほど多くない感じ。
そして山開きのイベントもあるので混雑が予想された事からこの日は車で登山口駐車場には向かわず、臨時駐車場となっていた麓の川内小学校に車を停めました。
この日は小学校の入り口に臨時駐車場の立札も立っていました。
到着時刻は10時半頃という後発組な時間とあってかこちらにもたくさんの車が停まっていましたね。
ちなみに川内小学校は吸収合併で廃校になったようで、現在は避難所として使われていたり、奥の体育館は川内体育館として現在も使用されてるようです。
※個人的にサラッと調べてみた情報なので、間違いがありましたらすみませんf(^-^;)
臨時駐車場を出発して登山口へ向かう。
その道中、3つくらい交差点を通りますが、各交差点の標識やカーブミラーの支柱には小さいながらも雷山へ案内する標識も付いていたので分かりやすかったですね。
三つめの交差点を曲がると永谷寺(ようこくじ)とその奥の雷山登山口へと続く道。
こちらは幅が狭く車一台がやっと通れるくらいの道が300m近く続く。
すれ違い出来ないのでここは車で来た時に対向車が来たら嫌だなぁ…f(^-^;)
今回歩きで来た時も、何台か車が来た時は途中の橋の上などに避けて通るくらいでした。
そんな道を進んでくると、永谷寺と雷山登山口への林道の分岐。
橋を渡って左の林道へと入っていきます。
ちなみにこちらの右手には永谷寺の駐車場もありますが、登山での駐車はご遠慮下さい、というのをどこかで見たので見たので気を付けた方が良さそうです。
永谷寺へ続く階段。
お寺へは行きませんでしたが、ここの雰囲気はとても良かった(*´ω`*)
永谷寺の前から道は舗装路から砂利道に替わり、林道へ入っていく。
右手の柱には「←雷山」や「←雷山 登山者駐車場」と書かれた案内板もありました。
もくじ
1.雷山 登山口
2.雷山 中央コース登山
3.雷山 山頂
3.雷山 沢コース下山
■雷山 登山口
永谷寺から林道を300mほど進んでくると、雷山 登山口駐車場に到着。
山開きの横断幕も設置されていました。
山開きは毎年4月の第2日曜日に行われるようですね。
この場所で山開きのイベントが行われたようですが、自分達が着いた時にはそれに使われたっぽいテーブルがあっただけでほぼ跡形もありませんでした。
駐車スペースは10台ほど停められそうですが、結構狭めかなと思いますね。
駐車場の脇には沢が流れ、ブラシも用意されていたので下山時に靴を洗う事もできますね。
独特の標識に導かれながら奥へ進みます(笑)
その下には同じく五泉市の名峰菅名岳の山開きのチラシも貼られ、今年は4月28日に開催されるようでした。
駐車場から林道を奥へ少し進むと分岐が。
左の階段は「北尾根コース」。
以前入手した五泉市山岳観光ガイドマップには載っていないコースで、わりと新しくできたコースみたいですね。
階段の脇には道標もしっかり立っていたので分かりやすい。
今回はこちらからは登らないので林道をまっすぐ進みました。
林道の脇で花を発見。
ショウジョウバカマがたくさん咲いていました。
ショウジョウバカマはこの日コースのあちこちでよく見られましたね。
林道をしばらく歩いてくると分岐があり、こちらが一合目。
炊飯釜を利用した鐘も設置されていました。
ここから左まっすぐ進むと沢コース、右へ曲がって沢にかかった橋を渡ると中央コース登山口。
ちなみにこの日はこの周辺にも車が停まっていましたが、普段は登山口の駐車場で鎖が張られて侵入禁止になるようなので、山開きの関係者の車っぽいですね。
■雷山 中央コース登山
一合目の沢を渡ってすぐの所に中央コース登山口がありました。
この登山口も標識がたくさんあって分かりやすいですね。
こちらは五泉市山岳観光ガイドマップだと「尾根コース」と表記されているコースになるかと思いますが、北尾根コースができた事で名前が変わったと推測されますね。
登山道に入ると花を発見。
これは…何だろう?
中央コースの序盤は緩やかな登り坂がつづら折りに続く道。
平らになる場所が少ないのでペースを間違うとキツくなるコースですね(笑)
今回は登山が久しぶりのYさんも一緒なので、ゆっくり目を意識しながら登りました。
また花を発見。
スミレ。
白っぽいショウジョウバカマ。
時おりステップや階段が整備されている所もありながら。
二合目を通過。
標識やピンクテープもたくさんあって迷う事は無さそうです。
また花を発見。
イワウチワ。
フリルみたいでかわいい(*´ω`*)
この日は所々でたくさん咲いているのを見る事ができました。
こちらは咲く前のイワウチワ。
先っちょからおしべ?めしべ?がちょこんと出てるのが可愛いよ、とYさんが見つけて教えてくれました。
三合目にも炊飯釜の鐘。
自分は猿毛岳で炊飯釜が鐘になっているのを初めて見て珍しいと思っていましたが、意外とメジャーなんですかね?(笑)
ふと内側を覗いてみると…コンセントプラグがあってびっくりした(笑)
電気コードで吊るしてあるんですね~。
確かに切れにくそうだ。
少し傾斜を増す登山道。
四合目、にも炊飯釜の鐘。
鐘はあるたび鳴らしながら進みましたが、それぞれ音の違いがあってなかなか楽しい(笑)
五合目。
こちらは分岐のようになっていましたが、今回は左の「らくらくコース」と書かれていた方を通りました。
右の方が直登する感じなのでちょっと急ですが、すぐ先で合流するようだったのでどちらからでもお好みで行けますね。
そしてまたイワウチワが咲いている。
かわゆー(*´ω`*)
Yさんが発見して何やら笑っていたので何事かと思ったら…。
どうもこれが男性のお股をひっくり返した感じっぽく見えたようです。
確かにそれっぽいので、切ってある枝も実はそれを意識してるのかもしれないね、なんていいつつ少しばかり下ネタな話が続きました(笑)
六合目、はベンチのある見晴らし台となっていました。
ここで少しばかり休憩。
左手に目をやると、越後平野に伸びる早出川がいい感じ。
六合目からしばらくはなだらかな道。
この木々の間を縫っていく道の雰囲気はなんだか好きです。
七合目を通過。
すると、ここで結構な急登が現れました。
このコースではここが一番急だったかと思いますね。
ロープを手にしながらゆっくりと登っていきました。
急登をクリアすると八合目。
ここからまた少し平らな道になるので脚が休まります。
八合目の少し先で沢コースと合流。
頂上まではあと7分。
「カタクリ平」と書かれた標識がありました。
その斜面を見下ろすとカタクリがいっぱい。
この日は時期的に後半に入っていたかなという感じでしたが、見頃だったらもっと綺麗だったろうな~。
また鐘を発見。
おや、今回は炊飯釜でなく毛色が違う。
車のホイールを嵌めるドラム部分に似た形かなと思いましたが、元が何だったのかちょっとだけ気になりました(笑)
さらに進んで九合目はまたつづら折りの登り坂。
分岐っぽいのがありつつあと左2分で頂上。
ここから右に行くと何だったかは忘れてしまいましたが、「急登」と書かれていたのだけは覚えています。
また分岐に出る。
この時点でこの写真よりもう少し左の方の奥に避難小屋が見えましたが、とりあえず右の階段を登ることにしました。
■雷山 頂上
雷山頂上に到着。
頂上は平らで広いスペースがあるので大勢で登っても充分余裕がありますね。
写真右の木に付いた白い箱は登山者名簿入れでした。
登山者名簿にもしっかりと記入してきました。
記入欄は日付、登・下山コース、連絡事項、住所、氏名、人数など。
連絡事項の所は他の人は山の感想なども書いていたので、自分も「初めて来ました」と書いてきました。
雷山の標高は377.9m。
ちょうど富士山の1/10くらいみたいですね。
頂上の奥の方へ進むとブルーシートも敷かれたくさんの人が休憩していました。
このブルーシートは山開きのイベント用に用意されたもののようでしたが、自分達が到着した時にはちょうど片付けが始まった所でした。
頂上からの眺め。
名前はまだ分かりませんが、数々の山々が約180°以上に渡ってワイドに見渡す事ができました。
↓以下二枚、この写真から少しずつ右に視点を変えた感じです。
この写真のすぐ隣りにある山が”かやの木山”かな?
ここから10分ほどで行けるようでしたが、この日は行きませんでした。
次の機会には行ってみようかな。
向こうの山肌や雪の残る山も綺麗でした。
頂上に設置された祠。
雷山はかつては城山だったようですね。
お参りしに祠に近づいてみると、賽銭箱の上になんだかかわいいのが並んでました(*´ω`*)
頂上の一段下に避難小屋。
この日は山開きという事で小屋の所で味噌汁のふるまいがあったようですが、自分達が行ってみると「もう無くなっちゃった」と言われてしまいました(´・ω・`)
しかし、写真右で寛いでいた方達の方へ行くと雷山愛好会の方達だったようで記念品のキーホルダーを貰う事ができました。
これは嬉しかった、ありがとうございます♪
小屋の入り口にあった温度計をチェック。
気温は18℃ほど。
登ってくる間もTシャツ姿で暑すぎない感じでしたが、休憩でじっとしている時に風が吹くと少し肌寒いかなというくらいでしたね。
頂上での休憩時だけ薄い上着を使いました。
小屋の中を覗いてみる。
薪ストーブが二つ設置された大きな小屋。
この近辺の山にあるこのタイプの小屋では一番大きいみたいですね。
一応、手前が来賓席、奥が会員席と区切りがあるようです。
そんな感じで頂上を色々見て回ったあと、登頂の休憩&昼食タイムに入りました。
今回の自分のメニューは焼きウィンナーと塩おにぎり、ミニカップ麺、食後にコーヒーも飲みました。
ウィンナーはYさんと半分こ。
久しぶりにフライパン持ってきてウィンナー焼きましたが、うんめ~(*´ω`*)
噛むとパキッと皮が割れて口に肉汁が広がり、塩おにぎりとの相性最高でした♪
今回頂いた、山開きの記念品のキーホルダー。
イベント自体に間に合わなかったのはちょっと残念でしたが、これは貰えてよかった♪
そして頂上に設置された鐘。
こちらは炊飯釜ではなくもっと大きなものでしたね。
今まで見てきた鐘の大ボスといった風格がありました(笑)
自分たちが下山へと動き始めた頃には辺りには既に誰もいなくなっていたので、改めて小屋の中も覗いていきました。
どこだったかでこちらの小屋は立木を利用して作られているというのを見ていたもののどういう意味かよく分かっていませんでしたが、なるほど、こういう事か!
小屋の両端と真ん中の3ヵ所で柱になっている木が地面から生えているそのままの木を利用しているようでした。
小屋の近くで花を発見。
エンレイソウかな?
■雷山 沢コース下山
そして下山へ。
愛好会の方達から山開きの記念品を頂いた時に下山は北尾根コースをオススメされたのでどうしようか迷いましたが、今回は自分の中で最初から予定していた沢コースを下りる事にしました。
登ってきたのと同じ道を少し戻るように下りてきて、Y字の分岐になっているここから沢コースへ。
ちなみに左にあるのが中央コースですね。
大きな標識もあって分かりやすい。
分岐からしばらくはなだらかな下り道。
木々の向こうに景色も見えていてなかなかいい感じ。
…と思っていたら、うひょー、かなり急な下り道に(◎_◎;)
ここはなかなか怖かったですね。
すぐに掴めるように右のロープを手にしながらゆっくりと下りていきました。
下りてきた道を振り返ってみるとこんな感じの傾斜。
いやぁ、これはこっちのコースから登るのはなかなか大変そうだ…。
その後もなかなかの傾斜の下りが続く。
この場所は地面が砂利っぽくて今にも滑りそうで怖かった。
ひとつ思ったのは、このコース、雨後とか濡れてる時でなくて良かったなと。
もしそうだったら転倒どろんこ大会だったかもしれません(笑)
五合目の辺りは少しだけ平らな所。
更に下ってくると、橋を渡る。
この橋の所には四合目の標識と鐘がありました。
…が、足元が倒木などで荒れていて鐘を鳴らしに行けなかった(´・ω・`)
花を発見。
キクザキイチゲと見た。
橋を渡った所からは道が狭くなり人ひとりがやっと通れるくらいの道幅に。
これはここで他の人とすれ違いになったらなかなか大変そうだ。
そして道も微妙に急斜面側に少し傾斜が付いていたのでちょっとだけ怖かったですね。
ロープの設置された急斜面を下り、また橋を渡る。
そしてまた細い道。
こちらは雷山の中では難易度の高いコースっぽいですね。
花を発見。
白いスミレ?
またお釜の鐘がある。
ここのは木にくっつく形で吊るされていて響きが悪かったので、木から離れるようにYさんに紐を持ってもらいながら鳴らしました(笑)
沢沿いを進み。
沢を渡る。
ここでは沢の水に触れる事も出来ました。
冷たくて気持ちよかった。
沢を渡った所にも鐘。
ほんと鐘だらけの山ですね(笑)
花…になるのかな?
ネコノメソウでしょうか。
グラデーションが綺麗ですね。
ここからは道が広くなりました。
Yさんが発見。
すごいネジネジ。
木に花を発見。
キブシかな?
こうしてみるとなんだか暖簾か飾りつけ見たいで面白いですね。
もしくはかんざしとか。必殺仕事人が持ってたやつ(笑)
広い道をしばらく下ってくると、一合目、中央コースと合流となりました。
あとはまっすぐ奥の林道を進むと、
登山口駐車場に到着。
あれだけたくさんあった車ももうみんないなくなっていて、駐車場から登山道へ続く道の所にもチェーンが張られていました。
こっちの山の人はみんな下山が早いなぁ…と思いましたが、たぶん自分がよく行く弥彦や角田の方が遅くまで人がいるんでしょうねf(^-^;)
あとは集落を歩いて車のある川内小学校まで戻る。
その途中にあった川内集落開発センター横の桜がいい感じ。
アップで一枚。
淡いピンク色をしていて綺麗でしたね。
その下の地面には小さな花。
調べてみると、オオイヌノフグリ?
大犬の〇玉…。
別名で瑠璃唐草とか天人唐草とかあるみたいなのでこっちの方が綺麗でいいなぁ(笑)
そして川内小学校にゴールとなりました。
山開きのイベントには間に合わなかったので「山開きに参加した」という感じは少し薄い気がしますが、こういう機会は登山を始めてから今回が初めてだったので記念品を頂けただけでも嬉しかったです。
雷山はコースもしっかりと整備されていて迷いそうな場所もなく、難易度もそれほど高くない中央コース、ちょっと骨のありそうな沢コースとバリエーションがあって面白かったですね。
山頂には薪ストーブのある避難小屋もあって冬も良さそうな素敵なお山でした。
今度また今回通らなかった北尾根コースも歩きに来たいと思います(^-^)
今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。
天気:曇り
人数:2人
コースタイムまとめ
川内小学校スタート 10:37
登山口駐車場 10:52~10:55
中央コース登山口 11:02
六合目・見晴らし台 11:27~11:29
頂上 11:53~13:21
中央コース・沢コース分岐 13:26
沢を渡る 13:48
一合目 14:00
登山口駐車場 14:05
川内小学校ゴール 14:19
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