パラフィンオイルと灯油で作るエコなランタン燃料・煤が出ない点灯のブレンド比率とは?



ノーザンライツのオイルランタンを

パラフィンオイルの灯油割りで運用実験する前に

やってあったことがあります。




載せようかどうか迷ったのですが

一応こういう結果だったということで…。




いちばん始めにパラフィンオイルだけで

燃焼させてみたのです。


が… 

煤が出ないはずの

パラフィンオイル100パーセントなのに… 




なんと煤煙が立ちのぼってます (?_?)


これを見てしまい、思わずパラフィンオイル容器ラベルにある

成分表を確認してしまいましたが… 




あやしそうな成分は入っていないしなぁ… 

うーん… と首を傾げてしまいました。


少し考えて思い当たります。




どうやら道志の森での残滓のせいらしい。


灯油100パーセントで初点灯した際の

残りがランタン内に残っていたようです。




しかしタンク内は完全に空で

灯油が残っていないことを確認していたのですが

実はここに灯油分が潜んでいました。




芯です。微量と思いますが

タンクにパラフィンだけ注いで点火しても

前回運用時の灯油分が濃く芯に残っている状況なら

煤煙が出るのは当然でした。




道理ですぐに煤は出なくなり

きれいな炎が上がる状態に。一安心です。



ではここからブレンド実験。

まずは5対5、パラフィンと灯油を同量で合わせた燃料で

点灯させます。







するとこうなります。




煤煙が出まくりです。

灯油100パーの時とあまり変わらない感じ。




しばらくそのまま点灯させていると

やや煤は少なくなりました。


混合時にきちんと攪拌したりしていなかったのですが

精製されていない家庭用灯油が半分を占める混合状態では

煤が出やすいのかもしれません。



次にパラフィンオイルの量を

もう少し増やしてみることに。




タンクに5mlを注射器様スポイトで追加。

これで灯油対パラフィンのだいたいの比率は1:2になります。





点火させると… 








灯油1に対しパラフィン2くらいの割合なら煤は出ませんでした。

この分量で割ればパラフィンオイルだけの状態に近くなるようです。




こうなれば心おきなく

腰上の装備を載せることができます。




ホヤや上蓋をはめても煤掃除の心配はなく安心です。

やっぱり灯油だけじゃダメなのね…(T.T)  






ちなみに今回の実証実験で参考にしたソースはこちら。

鎌倉で工芸品レベルのオイルランタンを製造されている雪丘工房のHP

こちらに混合燃料についての情報が載っているのですが

雪丘工房によれば50パーセント、半量ずつの混合では

ほぼパラフィン100パーセントと変わらなくなるとのこと。




しかしワタシの実証結果では

50パーブレンドでは煤が出まくりでした。


ブレンド時の攪拌が足らなかったのかもしれませんし

たまたま我が家にある灯油に

不純物が多めに含まれていたのかもしれませんが… 




この灯油、買ってから半月も経っていないのだけど…。





あるいは50パー混合油で煤が出るのがノーザンライツで

出ないのが雪丘工房製ということなのか…。

もしかしたら雪丘とノーザンライツには

性能差があることの示唆なのかもしれません。






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tag : パラフィン灯油ノーザンライツランタン雪丘工房混合ブレンド割合


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灯油

昔は石油ストーブ使うと灯油臭くて、それを防ぐ薬剤が
いろいろとありましたよね
昔は灯油の精製が悪かったから原因だと思うんですが。
今もメーカーによっては精製が不十分なところ
あるのかな・・・

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