ショウブ

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 ショウブをコンポスター(コンポストをつくる容器)のまわりに移植しました。
花菖蒲ではありません。ただのショウブです。
このショウブは、もともと実家の貸家の庭に植えてあったものです。
ショウブは水辺に生えるものと思っていたら、庭に生えていたので少し驚いて、貸家が取り壊されたときに、何となくもったいなく思って、とりあえず、畑の北側にある耕作放棄地に移植してそのまま放っておいたものです。
 移植して8年目になりますが、枯れもせず、命脈を保っていましたが、考えてみるとこの場所もいつ手が付けられるかわからず、今のうちに安全な場所に移しておきたいと思いました。
 この植物の利用が考えられるのは5月の節句のときに、菖蒲湯に使うことくらいしかありませんが、わが家では菖蒲湯に使ったこともありません。しかし、このままなくなるのは残念だという思いがして移植しました。
 何が残念かというと、とても香りがいいのです。間違って一本葉を傷つけただけでも、辺りにショウブ独特の香りが漂います。この香りは捨てたものではありません。恐らく何らかの癒やしの効果があると思われます。それが菖蒲湯の文化につながっているのだという気がします。
 そういうわけで、移植するとしたらどこがいいかと考えたときに、コンポスターの回りがぴったりだとひらめき、ここに移植しました。
コンポスターは熊本地震の前に実家で使っていたものです。地震の後、家を解体するとき行き場がなくなったので畑に持ってきました。
コンポスターの中には雑草やら野菜の残渣などを投げ込んで満杯にしますが、不思議なことにいつの間にか暈が減ってしまい、中身を取り出したことはありません。

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 教職在職中に木村秋則氏の「奇跡のリンゴ」を読んで感銘を受け、無農薬農法に関心を持ち、200冊以上の農業書を読み漁りました。本を読んで農業の知識が深まるにつれ、自分でも農業をやってみたくなり、一年早く教職を退き就農しました。(2013年)
 農業は8年間続けることができましたが、持病の腰痛の悪化により、農業活動を継続することが難しくなり、一線から退きました。(2021年)
 一昨年から趣味として「個別株投資」を始め、ブログの中身も投資に関することが増えてきました。投資はまだわからないことが多く、初心者が陥りやすい失敗例などを発信しながら経験を積み上げていこうと思っています。(2022年)
 2年半続けた個別株投資に限界が見えてきました。しばらく個別株投資に距離を置きます。(2023年6月)
 植物の写真集「みちばたの花」をはじめました。過去に散歩の途中で撮った植物の写真の中から、毎日ひとつずつ紹介します。(2023年6月)

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