2020/04/26
ハウスにネットを張りました
暖かくなってくるとハウスの中が暑くなりすぎるので、気温を下げるためにビニールの裾を上げて風を通すようにします。
昨年はトマトを栽培しなかったので、ハウスにネットをかけることはでした。
昨年は初めてハウスでトウモロコシを栽培しましたが、まさか、ハウスの側面のこの隙間から体の大きなカラスが侵入するとは思っていませんでした。ところが、思いもかけずカラスの被害にあってしまったので、ハウスの中でトウモロコシにネットをかけることになりました。
ハウスの長さは20メートルあります。
手前に黒いネット、奥に白いネットを張ってありますが、これには特に理由はありません。10メートルの長さのネットがそれぞれ余っていたのでそれを利用しただけです。反対側には20メートルの長さの白いネットを一本張っています。
ネットを張った一番の理由は、カラス対策ではなくトマトに来るオオタバコガ対策です。
今は倉庫として使っているハウスで初めてトマトを栽培したとき、実がなってもう少しすれば色づいて収穫できるだろうという期待が高まってきたときに、奇妙なものを発見しました。まだ青いトマトの実に小さな穴が空いているのです。やがてそれはオオタバコガの幼虫が侵入した後の穴であることに気がつきました。オオタバコガの成虫はほとんど見かけなかったのですが、大きくなったトマトが次々とオオタバコガの幼虫の被害にあいました。被害にあったトマトを処分して上の段のトマトに期待していたらこれらも大きくなってくる頃にすべてやられてしまいました。結局初年度は収穫にこぎ着けたトマトはほとんどないという状態でした。
オオタバコガの食害の状況については、別の日に詳しく紹介することにしますが、とにかくこの畑にはどこからともなくオオタバコガがやってくるということだけは確かなようです。農薬を使うわけにはいきませんので、思いついたのがキャベツにかける防虫ネットを写真のようにしてハウスの側面に貼り付けるという方法です。
この方法を始めてからはアワノメイガに悩まされずに済むようになりました。
おまけに、ハウスの中でトウモロコシにネットを張る必要もなくなったので、一石二鳥になりました。
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