2024/11/08
みちばたの花 152
散歩の途中で見かけるさまざまな植物。立ち止まって見ると、味わい深いものがあります。
普段は見過ごしがちな植物でも、しばし立ち止まって眺めるのも乙なものです。
柿の隔年結実
2000年11月9日撮影
2001年10月16日撮影
村の外れにあるほこらのそばに一本の柿の木があり、枝もたわわになるほどたくさんの柿がなっていました。その1年後に同じ場所に行ってみると、実がほとんどなっていませんでした。
ほこらのまえにあり、神様が見張っているので、柿の実に手を出すものは誰もいません。手入れをしない柿の木は、なり年に養分を使い果たして、翌年は実がなりにくくなります。
柿の実は なり年 → 不なり年 を繰り返す隔年結実になりやすいといわれています。
柿を栽培する人は毎年収穫できるように、摘花、摘果などの手入れをしなければなりません。
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