まじめに投資 141

日経平均株価への挑戦 1

日経平均画像

今年は新たに「日経平均株価への挑戦」というカテゴリを立ち上げることにしました。

「きままに投資」をやっていた頃にはさまざまな失敗をしましたが、中でも「きままに投資」の終焉を決定づける失敗がありました。

その失敗に関与した銘柄は
   日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 (1357)
でした。
この銘柄は、日経平均株価に逆連動してその2倍の値幅で動くという人気の高いETF(上場投資信託)です。

分割売買という言葉を知って、その意味も十分わからず、その技術もないのに、分割売買の練習だと称して、この銘柄を7000株まで買増ししました。
しかし、思った方向とは逆の方向に株価が動き、最後には、65万8000円まで損失が膨らんで「きままに投資」の継続ににとどめを刺しました。

今回、「日経平均株価への挑戦」というカテゴリを立ち上げた目的は、このとき被った損失(65万8000円)を取り返すことです。
しかし、リベンジしようなどという安易な考えで投資に臨むと、逆に返り討ちに遭いかねません。そこで、戦略を練って向かいたいと思っています。このプロジェクトを達成したとき、真に「きままに投資」を卒業できるのだと思います。年を取ってももチャレンジ精神を失わないでいこうと思っているので、このカテゴリを楽しみながらフォローしていただければ幸いです。

戦略として、
   日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 (1357)
という銘柄にはこだわらず、別の銘柄でいくことにします。この銘柄には2つの難点があって、この銘柄にこだわると返り討ちに遭う可能性があると考えるからです。
難点のひとつは2倍のレバレッジがかかっているという点です。レバレッジがかかっている銘柄は短期でやるには効果がありますが、保有期間が長くなると不利になります。このプロジェクトは短期ではなく、中長期な視点で臨むので対象銘柄としてふさわしくないと考えます。
もうひとつの難点は指数に逆連動するという点です。逆連動は下げ相場のときに有利になりますが、下げ相場で利益を上げるのは、実際やってみて、思ったほど易しくないことがわかったからです。

このプロジェクトで運用する銘柄は、日経平均株価に連動する商品のアダは日経平均株価に連動する商品で討つことにして、日経平均株価に順連動し、かつレバレッジなしの投資信託の中から選ぶことにします。


まじめに投資 140

個別株の研究 8

個別株の研究 画像

昨年の個別株投資について振り返ってみたいと思います。

昨年は、個別株投資もほぼ毎日取り組んでいましたが、その記事をほとんど書きませんでした。個別株の記事を書くと、そのことがその後の投資行動に微妙に影響して、決していい結果にならないことの方が多いと思ったからです。

昨年は、途中から、個別株への向かい方をそれまでとがらりと変えました。
それまでのように投資本に書いてあることや有名なユーチューバーの意見を参考にするのではなく、これまでの個人的な経験を踏まえて独自に編み出したやり方に変えました。このやり方はブログの 7月29日 の記事に書いたこと考える中で生まれました。

この記事で、
  個別株投資を続けるなら、どうやってそのギャップを克服するか、その方策を見出さなければなりません。

と書きましたが、そのことを何ヶ月も考える中で湧いてきました。

2020年の9月に個別株投資に足を踏み入れて以来、今まで年間を通してプラスになった年はありませんでした。それが昨年、2024年は、どうにかプラスで終わりました。もしかしたら、個別株投資で負けない方法を見つけたのかもしれない、と思いたくなりましたが、まだ始めて4ヶ月ほどしかたっておらず、たまたまなのかもしれません。少なくとも、あと1年は検証しないと何とも言えないと思います。2年連続してプラスで終わることができれば、有効性があるかもれません。

今年はその有効性を試す年と位置づけて、個別株投資も続け、1年経ったらその結果を、このカテゴリで報告したいと思います。

どうかいい報告ができますように。

そして、ブログに足を運んでいただいた皆様にとっても、今年一年がいい年でありますように、お祈りいたします。

まじめに投資 139

SBI日本高配当ファンドのゆくえ 12

SBI日本高配当株式ファンド(小)

このカテゴリの記事、11月分を忘れていたので、また2ヶ月ぶりになりました。


銘柄  日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
購入日 2023年12月13日
購入額 60万円
取得単価 9,982円
購入枠 旧NISA

2023年    基準価額   前月比   評価損益額  
12月13日   9,982円     -      0円
12月29日  10,208円   +226円   +13,584円
2024年
1月31日  11,076円   +868円   +65,758円
2月29日  11,634円   +558円   +99,298円
3月29日  12,005円   +371円   +121,598円
4月30日  11,910円    -95円   +115,888円
5月31日  11,852円    -58円   +112,402円
6月28日  11,888円    +36円   +114,566円
7月31日  11,639円    -249円   +99,599円
8月30日  11,397円    -287円   +82,348円
9月30日  11,145円    -207円   +69,905円
10月31日  11,172円    +27円   +71,528円
11月29日  11,082円    -90円   +66,119円
12月30日  11,585円   +503円   +96,353円

今年も終わりの日を迎えました。
この銘柄、3月までは急上昇しましたが、その後失速してしまい、4月以降に買った人は苦い思いをされたことと思います。それでも12月には反発し、今年の2月くらいの水準まで戻しています。
当ブログでは、このファンドが発売された直後に買って、初期の上昇にうまく乗れたのでちょうど1年が経った現在、+16%の成績になりました。これは結構いい結果だったと思います。旧NISAでの購入なので、あと4年間様子を見ていくことにします。来年も月に一回くらいの割合で、ご報告してしていこうと思います。

では、みなさん、よいお年を。

まじめに投資 138

つみたて投資への挑戦 68

つみたて投資枠画像

来年のつみたて投資枠の方針

来年のつみたて投資枠の方針を固めました。
来年は「iFreeNEXT FANG+ インデックス」 一本で行くことにします。
理由は、一昨日の報告の通り、今年つみたて投資した4本の投信の中で、成績が抜きん出ていたからです。
この銘柄一本で行くに当たり、以下のような戦略を立てました。


1  つみたて投資枠で運用するので、デフォルトの積立て額として、毎月100円のつみたて額とします。毎月100円のつみたてをすると年間で1200円のつみたて額となります。つみたて投資枠は120万円ありますが、残り119万8800円をすべてボーナス月で投入します。

2 ボーナス月設定を利用することにより、大きく下がったときに大きな金額を入金しようという意図ですが、1年間のスパンでその時が安いのかどうかは、後にならなければ分かりません。そこで、株式市場を毎日観察して、米国市場が前日より下がったときだけ買うようにします。外国の投資信託は注文を入れてから約定するまでに日数がかかるのでこの方法が必ずしも有効かどうか不透明な部分もありますが、毎日同じ金額をつみたてるよりもパフォーマンスが上がることを期待します。下げトレンドが発生したときに金額を大きくすればより効果が上がるのではないでしょうか。

3 このカテゴリ(「つみたて投資への挑戦」)では、今年は毎週一回、報告してきましたが、来年も毎週一回の報告をしていくことにします。

4 今年はオルカン一本で始めて、途中で4銘柄に増やしたり、最後は2銘柄になったりしました。来年は以上の方針で始めますが、状況次第で柔軟に対応しようと思います。

今年に引き続き、このカテゴリの応援をよろしくお願いいたします。

まじめに投資 137

つみたて投資への挑戦 67

つみたて投資枠画像

最新(12月27日)のデータです。
12月21日に続くデータとなります。

1 三菱UFJ eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

 積立回数    日付   積立合計    基準価額   評価額  含み損益額
二二九回目  12月19日 328,786円  26,865円   356,896円  +28,110円
         2024年分つみたて終了
現在の値   12月27日 328,786円  27,876円   370,327円  +41,541円


2 iFreeNEXT FANG+ インデックス

 積立回数    日付    積立合計   基準価額   評価額  含み損益額
一四〇回目  12月17日 327,000円   72,697円  402,857円  +75,853円
        2024年分つみたて終了
現在の値   12月27日 327,000円   73,566円  407,673円  +80,669円


3 三菱UFJ 日経平均高配当利回り株ファンド

 積立回数    日付       積立合計   基準価額   評価額  含み損益額
一〇八回目 2024年10月29日   259,000円   17,905円  252,785円  -6,226円
                 積立停止
現在の値  2024年12月27日   259,000円   17,899円  252,699円  -1,651円


4 iTrustインド株式

 積立回数    日付      積立合計   基準価額  評価額   含み損益額 
一一四回目 2024年11月18日  285,000円   24,333円  291,117円  +6,113円  
                積立停止
現在の値  2024年12月27日   285,000円   24,969円  298,762円  +13,722円

  
つみたて投資枠全体の損益額  +134,281円
   

今年のまとめ

このカテゴリ、今年最後のご報告となりました。

今頃になって気がついたことがあるので、そのことを明らかにしておきます。
3の「三菱UFJ 日経平均高配当利回り株ファンド」を見ると、評価額が下がっているのに含み損が減っていることに気がつきました。よく調べてみると、つみたて合計額も約5000円程度少なくなっています。さらに調べるとこのファンドは年に2回、6月と12月に配当金が支払われるようになっています。そして12月15日に5000円程度の配当金が特定口座に吐き出されており、その分が合計額から引かれていました。何だか釈然としませんが、表記を厳密にしていくとかえってわかりにくくなるので、表記の仕方は今まで通りで行くことにします。


今年は年始から日本株も世界株も破竹の勢いで上がりました。
その中で、つみたて投資枠は、オルカン一本で始めました。
当初、年の途中で大きく下がったときに、大きな買いをを入れようと目論んで、積立て額を少額でスタートしましたが、年始から大きく上げ続けて、目論見が外れてしまいました。
それで戦略を見直して、5月から3銘柄を追加して4銘柄体制に移行しました。

しかし、追加した「三菱UFJ 日経平均高配当利回り株ファンド」の成績が期待外れの結果になり、この銘柄のつみたてを10月で停止しました。
さらに、インド株の雲行きが怪しくなってきて、インド株も11月に停止しました。

結果的に、生き残ったのはオルカンとFANG+の2銘柄になりました。
このうち、FANG+は驚くべき結果を残しました。

オルカンは今年最もパフォーマンスの上がった1月から3月を含めて毎日つみたてを続けました。途中から始めたFANG+はその時期を外しており、パフォーマンスの落ちた5月からの参戦でした。それにもかかわらず、FANG+はオルカンの2倍の成績を上げました。これには一目置かなければなりません。来年の「つみたて投資への挑戦」はこのことを踏まえて、戦略を練り直したいと思います。

プロフィール

blogst66

Author:blogst66
 教職在職中に木村秋則氏の「奇跡のリンゴ」を読んで感銘を受け、無農薬農法に関心を持ち、200冊以上の農業書を読み漁りました。本を読んで農業の知識が深まるにつれ、自分でも農業をやってみたくなり、一年早く教職を退き就農しました。(2013年)

 農業は8年間続けることができましたが、持病の腰痛の悪化により、農業活動を継続することが難しくなり、一線から退きました。(2021年)

 一昨年から趣味として「個別株投資」を始め、ブログの中身も投資に関することが増えてきました。投資はまだわからないことが多く、初心者が陥りやすい失敗例などを発信しながら経験を積み上げていこうと思っています。(2022年)

 2年半続けた個別株投資に限界が見えてきました。しばらく個別株投資に距離を置きます。(2023年6月)

 植物の写真集「みちばたの花」をはじめました。過去に散歩の途中で撮った植物の写真の中から、毎日ひとつずつ紹介します。(2023年6月)

 過去に読んだ本を紹介する「きままに読書」を立ち上げました。自分が過去に読んだ本を振り返ることにより、人生を振り返ってみたいと思います。(2025年1月)

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