はてなキーワード: 無認可保育所とは
月曜日から、あれだけ「業務を止めるくらいなら出社しろ」と言っていた会社が休業になった。
そんなわけで、今は1歳の子どもの面倒を見て自宅でゆっくりしている。朝子どもと一緒に起きて、朝ごはんを食べる。Eテレをなんとなく一緒に見ながら、家事をする。大体みいつけた!が終わる頃に散歩をしたいと言われるので、子どもと手を繋いで家の周りを散歩する(買い物があるならこの時に行く)。帰宅したらしっかり手洗い(または全身シャワー)して、子どもはお昼寝、大人は少しだけの休憩時間。起きる頃にお昼ご飯にして、その後は一緒に家の中で遊ぶ。おやつタイムを挟んでまた遊ぶ。16時になったらまたEテレを見ながら家事をして、17時を過ぎたら一緒にお風呂に入る。18時くらいに子どもに夕ご飯を食べさせる。この後大人のご飯を作って食べて、21時くらいに寝かしつけ。スケジュール通りいかない時もあるけど、大体こんな感じの生活のテンポである。
わたしは子どもが月齢4ヶ月のときに仕事に復帰したので、完璧ではないにしろ、ある程度意思疎通の取れる子どもとこんなに長期間一緒に過ごすのが初めてだ。家も狭いので、本当に起床から就寝まで、ずっと一緒にいる。ぷにぷにのほっぺがずっと側にいる。
自分でも知らなかったのだが、何度も同じ絵本をせがまれるまま読むことも、歌を歌ってとせがまれるまま歌い続けることも、ブロックや積み木で一緒に遊ぶことも、思ったよりわたしにとって苦痛ではなかった。育児よりも働くことの方が向いているのだろうと自分では思っていたが、間違ってたのかもしれない。状況が複雑な各ステークホルダーの機嫌を取ることよりも、子ども一人の機嫌を取ることの方が、はるかにワクワクして楽しいのだった。単純に仕事に疲れているだけかもしれないし、期間限定だからかもしれないし、子どものもちもちのほっぺの魔力にやられているだけかもしれないが。
そんなわけで子どもの手を引いて、ちょっと手の込んだ料理を作ってみたり、いつもレトルトで済ませていた子どもの幼児食を手作りしてみたり、なんだか楽しく生活している。
ちょっと前まで出勤していた時は、不要不急の業種なのになんでこんなに医療従事者の頼みを無視して電車に乗って通勤して頑張ってるんだろう、とか思っていた。そんなことを考えているうちに、子どもを通わせている保育園からも登園自粛を要請された。要請されたので、在宅勤務を強く希望して自宅で保育しながら仕事をしたりも短期間したけれど、とても無理な話だった。同じく在宅勤務の夫とどっちが面倒を見るかで揉めて、家庭内の雰囲気が最悪になった。結局妻で女性のわたしがなし崩し的に多く面倒を見ることになって、わたしの仕事はどんどん遅れた。これが本当にストレスだったので、今は本当に穏やかな気持ちだ。
とはいえ、不安はもちろんある。休業期間中の給与は、ただでさえ少ない金額から更に6割になるし(こういうとき組合費を毎月結構払ってるのに頼りにならない労働組合のことを考えてしまう)、保育料は登園自粛してるにもかかわらずフルで支払わなければならないし(無認可保育所は保育料免除対象外なところが多くてつらい、定員オーバーで認可に入れないから無認可なのに)、そもそも休業明けに果たして保育園が子どもを受け入れてくれるかわからないし、いつまで残りの有休の数を数えて怯えながら労働しなければならないのかわからないし、そもそもこの後クビを切られずに働き続けられるかもわからない。漠然とした不安は常に付き纏っている。付き纏っているけれど、こうやって今子どもの寝顔をゆっくり見られる今は幸せだと思う。わたしが働き続ける限り、こんなに長く子どもと一緒に遊べるのはこの休業期間がきっと最後になると思うので、できるだけ楽しく過ごしたい。
この間産んだ子どもが、ついに5か月になった!やったー!
子ども本当にかわいい。思わず増田に書いちゃうくらいかわいい。ほっぺはすべすべもちもちだし(保湿頑張ってる!)、まだ歩いていないから足が偏平足でつるっつる。歩いてない足はこんなにつるつるなんだ!ってくらいつるつる。お母さんのパンプスに負けて靴擦れだらけの足とは雲泥の差。子どもの足を私の頬に持ってってちっちゃい足で蹴ってもらうのが幸せ。ドMじゃないからな!最近寝返りを覚えて、右に行ったり左に行ったりしてるのもかわいい。正直なにしててもかわいい。すごい。子どもすごい。
こんなにかわいいので、本当はもう一人か二人子どもが欲しいんだ。私自身、兄弟が居て楽しかったのもある。わがままを言えば二人欲しいけど、経済的にはあと一人が限界かな、というところだ。お金の関係で諦めなくちゃいけない、というのがちょっと悲しい。
今もう仕事には復帰してて、保育園に月8万円くらいかかってる(低月齢過ぎて無認可保育所しか選択肢がなかった)。これが二人になったら、16万円だ。二人目は多少割引があるとしても、まあ14万円くらいなんだと思う。手取り全部吹っ飛ぶとは言わないけど、まあ半分以上は飛ぶよね。
3歳以上の保育料を無料にするって政策が発表されてて、「それより先に保育士の待遇改善だ」とか「全入化だ」って話が出てて、本当にその通りだと思うのに、わたしは旦那に二人目を作ることを納得させるのにこの政策を使った。罪悪感がすごい。でも、この政策がなければ、旦那は「経済的なことも考えて、一人でいいんじゃない?」と言い続けたと思う。もちろん無認可保育所だから、完全に無償化されるわけではないとは思うけど、負担が減るのはシンプルに助かる。お金があるかどうかや、お金のかかり方は、選択肢を増やす。
三人子どもが居る人には、「三人目からは色んな補助が手厚くなる傾向にあるし、一番お金かからないのは三人産むこと」とか言われたりするけど、難しい話だなあと思うのは、やっぱり居住スペースだ。私たち夫婦は都内に勤めていて、そこへのアクセスが譲れない。通勤時間の短さは、子どもと一緒に居られる時間を長くするから。ただお互いの職場へのアクセスを考えると、広い家には絶対に住めない。小さいうちならまだしも、思春期を迎える子ども3人を狭い家に押し込めるのは、勉強する環境にも差し障りそうだし、現実的に難しいなと思ってしまう。
今日、twitterのタイムラインに以下のツイートが流れてきました。
「待機児童、待機児童っていうけど世の中に「待機児童」なんて一人もいない。子どもはみんなお母さんといたいもの。保育所なんか待ってない。待機してるのは預けたい親でしょ。」
引用終わり。
この方を知らなかったので調べてみると、現在は自民党で衆議院議員だそうです。
上のツイート、ただの言葉遊びとも思えますが、ツイートした人の立場とタイミングが良くない。
まずタイミング。
地域にもよりますが、今は認可保育園・無認可保育園共にもっとも入園数が多い4月入園の結果が出始めている時期です。
保育園へ預けることを希望している親は、まだ結果がわからなくて毎日不安でそわそわしていたり、期待していた保育園に入ることができず不安な気持ちになっているところかと思います。
待機児童問題についてはセンシティブになっている時期です。この時期に特に必要がないのに親たちを刺激する意図がわかりません。
次に、立場。
その方が、女性の仕事復帰に罪悪感を抱かせ呪いをかけるような発言をするのはいかがなものでしょうか。
「私も子供を預けて働いてきた親ですけど。苦労は人一倍知っています。拙著を読んでくださいね。」
引用終わりです。
驚くべきことに、自身もゼロ歳児クラスから子供を預けて働いていたようです。
それでいてなぜ、同じように働こうとする母親の罪悪感を感じさせるような発言をするのでしょうか。
保育園に預けて働いた親たちが払った税金も自分の賃金や活動費用を構築していると想像ができないのでしょうか。
(個人的にはtwitterという閲覧フリーのSNSでの発言に異議を唱えられて、拙著を読めという態度もどうかと思いますが、本筋ではないのでこれ以上言及しません)
「保育園落ちた、日本死ね」論争は前提が間違っています 日本を貶めたい勢力の真の狙いとは…
http://www.sankei.com/premium/news/160702/prm1607020006-n1.html
以下、引用です。
「ですから「保育園落ちた」ということは「あなたよりも必要度の高い人がいた」というだけのこと。言い換えれば「あなたは必要度が低いので自分で何とかしなさい」ということなのです。
たぶん、このブログに書かれている保育園とは「認可保育所」のことかと察します。保育所には認可保育所のほかに、無認可(認可外)保育所もありますし、待機児童が問題となっている大都市には「認証保育園」なる制度も登場しています。また、民間のベビーシッターも多く存在します。
自分で何とかできる部分は自分でやらないことには社会は成り立ちません。何でも税金におんぶと抱っこでは、日本は潰れてしまいます。「自助・共助・公助」の順番を間違えてはならないのです。」
「前述の「朝まで生テレビ」において、多くの女性論客は「保育所を義務化すべきだ」と主張しました。残念ながらこの主張は多くの日本人女性に支持されています。その背後に潜む大きな危険に誰も気づいていないからです。
子供を家庭から引き離し、保育所などの施設で洗脳教育をする。旧ソ連が共産主義体制の中で取り組み、失敗したモデルを21世紀の日本で実践しようとしているわけです。
労働組合に牛耳られたごく一部の特殊な学童保育所などでそういった保育が行われていることを公務員時代に目の当たりにして問題意識を強く持っていましたが、それが数年でここまで一般的な思想に変わってしまうとは本当に驚きです。
旧ソ連崩壊後、弱体化したと思われていたコミンテルンは息を吹き返しつつあります。その活動の温床になっているのが日本であり、彼らの一番のターゲットが日本なのです。」
以上、引用終わり。
まず、前段の発言です。
東京都などの保育園激戦地域では、無認可保育所にも入れない人が多くいるのが現状です。
現在の保育園激戦区では、いくらお金を払っても預ける保育所がない、という事態が発生しているのです。
(ベビーシッターと保育所は環境と機能がことなると考えますので、同列としません)
衆議院議員の方がこのような現状もわからずに発言をしているのでしょうか。
後段の発言については、自身も保育園に子供を預けていたからの発言とは思えません。
朝まで生テレビの彼女の出演回については拝見していないのでわかりませんが、個人的には「保育所を充実させるべきだ」という意見は多くあっても「保育所を義務化すべきだ」という意見が多いという印象は受けません。
日本には三歳神話も根強く残っている印象もありますし、自分の手で子どもを育てたいという親も多いです。
保育所を洗脳施設と称するこの記事は、保育園で働く保育士さんたちを侮辱しているようにも感じます。
世の中色々な意見がありますし、思想や主張は自由です。しかし、現職の衆議院議員の方の発言としては配慮に欠けるように思います。
好きに発言して選挙に挑めばよいと思いますが、比例でも出馬しているのであれば、党の意見に合わせた発言をされた方がよいのではないでしょうか。
30年以上前に建設された小さなボロボロのビルのワンフロアが、その無認可保育園だ。
見学して感じた事は、保育士の数も、設備も、心配になる要素が多かった。
もしこの規模の…さらにそれ以上の地震が自分の住んでいる土地で保育中に起きた場合、我が子は大丈夫なのだろうか。
その無認可保育所の入っているビルは、耐震工事をしているようでもなさそうだし、保育所の階数も上の階だ。
20名はいる乳幼児を、たった2〜3人の保育士で全員避難させられるのだろうか。
この保育園は川沿いに建つので、もし震災が起きて津波で川が溢れたら、子供達はどうなるのか…
説明会の質疑応答で、災害時の避難場所を質問した保護者がいた。
園からの答えは、「決まってません」だった。
流石に驚いた。
園は建設場所を決める上で、その辺りの事も同時に考えるべきではないのだろうか。
後日、避難場所を園のホームページで発表するという回答だったので、説明会から十日ほど経過して確認した。
東日本大震災をきっかけに、防災訓練や耐震強化を強く意識して実行している保育園は増えた。
毎月必ず園全体で避難訓練をし、広域避難場所まで移動する訓練まで徹底して子供達に教えてくれる園もある。
そういった園がある中で、まだまだ防災意識が低い園もあるという事を実感した。