今回は極悪人の写真です
以前の日記にも概出した写真ですが

「いつもは他人の写真を載せているのでたまには自分の写真も載せよ」という天の声に応えました(そんな声あったか?)
兵庫県北部の朝来(あさご)市にある「あさごの森美術館」の庭にて…
この庭にはいくつもの屋外彫刻が置かれています
そのなかで気になっていた彫刻がこれ
タイトルは「最後の晩餐に集合した一同」

あの有名な絵を動物で置き換えたパロディー的な作品です
この一番左から二番目の席が何故か空いています

椅子を見ると「YOUR SEAT(あなたの席)」と…

つまり「参加型」のパロディー屋外彫刻なんですね
ここに座って動物たちと記念撮影しているインスタグラムをチョクチョク見ていたので気にしていました
丁度この時は「見仏クラブ」のN隊員と来ていたので私を自分のスマホで撮ってもらったのがこの写真

家にいたカミさんにLINEで写真を送ったら
「まるでワンちゃんが説教されているようだ」と返事が…
しかしサングラスしたら本当に極悪人だ…
特に免許証の写真も自分で言うのもあれだけど正に悪人です(嘘)
- 2020/07/29(水) 19:01:05|
- 私の一枚
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一休宗純(いっきゅうそうじゅん)
アニメ「一休さん」でおなじみの、室町時代に実在した臨済宗の僧侶です
アニメでは爽快なトンチで清々しいイメージがありますが、実在の一休さんはメチャメチャ型破りな「破戒僧」だったことはあまり知られていないのでは…
まず仏教で禁じられていた飲酒や肉食だけでなく、「男色」や「女犯」までおかしてしまうような型破りなお坊さんだったようです
彼が書いた「狂雲集」という漢詩では、性描写に関して詳しく書いているところを見ると、今で考えたら「エロ坊主」と言われそうな勢いだ
しかしこれも「体裁に拘りすぎる」世間を風刺した一面であり、常識に拘らない禅の真髄を示そうとしての行動だとも言われております
まあどっちにしろ実在の一休さんって人は本当に凄まじいお方だったことは間違いない
その一休さんの遺した名言がある
この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし
踏み出せばその一歩が道となる
迷わずゆけよ、ゆけばわかるさプロレスファンならアントニオ猪木が引退の時にマイクで叫んだ言葉として印象に残っていると思います
時には失敗を恐れ「出来ない理由探し」をしているんじゃない!
とりあえず踏み出せよ!
ということなんでしょうかね…
超急角度な石段(197段あります)

裸足で行く足踏みゾーン

さすがにこの2か所は踏み出すには勇気が必要です
結局は先日の早朝ウォーキングで歩きましたが…
新しい事を成す時は「失敗は付き物」だと割り切って
「出来ない理由を」探す前に「出来る方法を」探して一歩踏み出しましょう
一休さん、歩き切りました褒めてくだされ…
しかし名言の最後に
ゆけばわかるさとありましたが、分かったことは「疲れただけ」・「痛かっただけ」でした…
まだまだ修行が足りないのかなア
- 2020/07/27(月) 20:23:17|
- 仏教
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高砂市の古い街並みを散歩してきました
姫路市の東隣にある高砂市は歴史も古く、傍を流れる一級河川である加古川の舟運をベースにした物資の集散地として、海運で繁栄していました、そして海運などで財をなした豪商たちの屋敷がいくつか残っています

古い民家も多く残されています

「三連蔵」とよばれています、立派な蔵が三つ連なっています


全国的にも珍しい「舟板塀(ふないたへい)」です
水に長年浸かっていた古舟の舟板を使ったと思われます

「工楽松右衛門旧宅」に入る
工楽松右衛門は、江戸時代に海運業や港湾改修などを行った豪商であります

「名栗(なぐり)加工」と呼ばれている床です、鉋(かんな)が普及されるまで「ちょうな」という工具で削り出す古来からの技法らしい
亀の甲羅のような文様の床です

戦後のホームラジオ
中で使われていた真空管が置かれています

中庭の灯篭

2階の窓
最後の写真だけカラーで…

姫路市を出た久々の写真散歩でした
明日からはまた暫く雨が続きそうです
でももうすぐ梅雨明けが近づいている
- 2020/07/26(日) 00:03:39|
- 写真散歩(兵庫県)
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先日、長男を車で病院に送って視察が終わるまで車で近所をブラブラしていた
最初は早く終わるだろうと思っていましたが「混雑している、当分かかりそう」とのLINEが…
仕方がないので近場の大型ショッピングモールで時間を潰すことにしました
書店で立ち読みしたり、当然「買う気もない」のに高級腕時計店に入ったり…
それでもまだかかりそうだったので、休憩コーナーで何か飲もうと自販機を見たら、「アクエリアススパークリング」なるものがあったので買って初めて飲むことに…

意外とスッキリして美味かったです
暇だったのでパッケージをシゲシゲと見る…
パッケージには「クエン酸配合」なんて記載されています
クエン酸…普通「酸」って聞くと会社で化学物質の保全もやっている私としては「体に良くない危険物質」とイメージしますが、最近色々な食品にも「クエン酸配合」なんて耳にしますので、この「クエン酸」について時間潰しでスマホで調べました
すると柑橘類などに含まれる有機化合物のことで、漢名は「枸櫞(くえん)」と呼ばれているそうだ
漢名があるくらいだから、昔から呼ばれていんでしょうね
そしてクエン(枸櫞)は元々果実「マルブシュカン(丸仏柑)」と言われる柑橘類の別名で、西洋では「シトロン」と呼ばれている
シトロン??どっかで聞いたことがある名前だ
酸っぱい清涼飲料水で「〇〇シトロン」が子供のころにあったはず
更にスマホで調べます
そしたら「リボンシトロン」がありました!懐かしいなア
確か女の子のキャラクターもあったはず…
ということでさらに調べたら「リボンちゃん」が出てきた
ポッカ サッポロ のHPより拝借 「リボンちゃん(TM)の歴史」よりこのリボンちゃん、誕生して60年だとか
懐かしいなァ…
というこで
「アクエリアススパークリング」
↓
「クエン酸」
↓
「マルブシュカン」
↓
「シトロン」
↓
「リボンシトロン」
↓
「リボンちゃん」
と言葉を繋いでショッピングモールにて暇を潰していました
こんな感じで暇なときは出てきた言葉の意味や内容を調べてつなげていくことで時間つぶしをやっています
この時間つぶしは「ボケ対策」にならないかな?とふと思ったりする梅雨の空の下
- 2020/07/25(土) 09:38:48|
- 独り言
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今回の「私の一枚」は姫路城で頑張る兵士です
写真の撮影&ブログアップ許可は頂いています
「ブログ?いいよ載せて載せて」

この時は9月の初めとはいえ30℃は超えていたと思います…
暑い中、観光に来た外人さんに求められれば笑顔で写真に撮られる
「ワシらはボランティアですよ、お金は1銭も頂いていおりませんわ、ワハハ!」って笑っておられました…
笑顔がとても素敵でカッコ良かった
この時はマニュアルレンズだったのでピントを合わすのに時間がかかって申し訳なっかったです
こちらは石垣の上から微動だにせず睨みを効かせる武士です(気付いている観光客はほとんどいなかったが)

みなさん本当にご苦労様です
姫路の観光のため頑張っているこのオヤジ達には勝てないなあ
ということで姫路城での一枚です
- 2020/07/24(金) 07:59:54|
- 私の一枚
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今日の早朝散歩は我が地区の神社へ
今年は祭りが中止となったので参拝だけはしておこうと行ってきた
昨晩の雨は上がって空は曇天…

石段を上がった先には拝殿が

我が地区の神社は、拝殿奥の本殿にいくにつれ高くなっている、いわゆる「出雲式」の神社です

神社の敷地の北東の方角、つまり「鬼門」に当たる場所には、裏山に上る暗い石段が続いている
ここを登る時に何者かが潜んでいるような気配を感じる時がある(これマジです)

今日のカメラはfinepixS3Pro&ニコンのオールドMFマクロレンズの組合せ
拝殿にて

20年近く前のカメラなのでISO800以上となるとノイズが酷くて…
でも色合いがイイ感じで表現できている
さすがフジフィルムのカメラだ、ニコンオールドレンズとの相性もイイ
しかし暗い写真が好きだなア私

しめ縄を首にかけられた狛犬さん
「苦しいよう」なんて声が聞こえてきそう(笑)

拝殿周りの小さいお社も撮る




アニメチックな鬼瓦のそばには可愛らしい鳩さんの瓦が

祭りの時は屋台の巡行に神経を尖らせているので、こうやってカメラを手にして廻ると意外に面白い発見があるなと思った次第でした
しかし55㎜のマクロレンズをスナップに使うなんて(APS-Cの35㎜換算82㎜)チョット変かな??なんて思ったりして…
FUJI finepixS3Pro NIKON MicroNikkor55㎜f2.8/Ais「別にいいんでないかい?」

と鳥居前のお馬さんと手水舎のドラゴンさんが言っていた
今朝の早朝散歩でした
- 2020/07/23(木) 08:38:05|
- 写真散歩(姫路市内)
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また切れてしまった…
マスク不足で悩んでいた3月辺りにネットで買った「中華製マスク」
会社でいつものようにホッチキスで補修しました

別にこれで気にしないんですが、金属の当たる部分(頬)が時々痒くなるんですよね
すで市場ではマスクは簡単に手に入るようになったのですが、使わないと勿体ないので使っています
ところで「品質」って意味を調べてみると…
「品物またはサービスが、使用目的を満たしているかどうかを決定するための評価の対象となる固有の性質・性能の全体」
※JIS Z 8101:1981(品質管理用語)より
簡単に言うと、「買う人の目的をちゃんと満たしているかどうか」ということですね…
それでいうとこの「中華マスク」はダメですね…
でも最近は「中華マスクってこんなものか」と思うようになって気にしなくなってきたのが正直なところ
神戸で現在に残る「生糸検査場」に行ってきたときの写真です

かつで日本の「生糸」の品質は抜群で、戦前まで神戸から世界中へ輸出されていた
生糸の「引っ張強度値」を調べる検査装置

こうやって強度を調べて品質を満たすものだけを海外へ輸出していたんでしょうね

当時の「神戸シルク」は世界的なブランドだった…
輸出される生糸に貼られたブランドシールそれに比べてこの中華マスクったら…
買った私もある程度分かって買ったので、ホチキスで補修しながらでも我慢して使おう
って家にある「中華マスク」の在庫をみたらまだ50枚以上あった…
「よーし!このマスクはオヤジが最後まで使うからな」と宣言してしまった
- 2020/07/21(火) 19:33:00|
- 独り言
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一昨日(土曜日)の夜、我が地区神社の氏子4町の祭典員会代表が集まり、四町会議が私の町の公民館でありました
祭典副委員長の私ももちろん参加
このコロナ禍の中、通常は各町は10名程度の参加者ですが、今回は各町3名に絞りしかも会議時間を最大45分と決め、会議後の懇親会(プチ飲み会)も時間短縮ということで進行しました
我が町の公民館やはり今年の秋に行われる祭礼での屋台巡行は中止で神社での神事のみとなりました
各町の代表4名が神社に集まってしめやかに行われるのみとなりました…
そりゃそうでしょうね、特に屋台はほぼ裸の男たち(廻しはしますが)が密着し屋台を担ぎますから
「三蜜の極み」と言われてもしょうがない
我が播磨地区で最大級の祭礼である「なだのけんか祭り」が中止となったことを受け、ある程度は予想していましたがやはりテンションが下がったというかチョイ気が抜けましたね正直
特に今年は氏子四町のうち、我が町が祭り進行を司る「練番」に当たっていましたから…
他の地区の祭りそして自分の祭り以外にも、他の地区の祭りを見に行くことが大好きだったので、それも出来なくなったのも辛い…
でもまあ良いでしょう
他の地区の祭り こんな感じで我が地区も屋台を担いでいます今年はゆっくりして、来年に向けて体を休んでおきましょう
- 2020/07/20(月) 18:46:40|
- 日記
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朝の6時から蓮畑へ行ってきました

もう開花のピークは過ぎて、花びらが散っていたり、広がった花びらが多かった

二週間くらいは早めに来るべきでしたと後悔…
朝陽が差す方向へあえて逆光気味に撮ります


陽が差す花びら…
こんな感じも好きです

朝露を撮る

蓮の葉には独特の撥水性があり、水を弾く様子が見られます、これは「ロータス効果」というらしい(受け売りでよく解っていないですが)

ところで蓮の花って仏教では特別な花とされています
蓮の根は池の底、つまり泥の中にあります
泥の中で苦しんでもがいて、ようやく水面から顔を出し美しい花を咲かせる
煩悩を無くそうと必死に修行して、ようやく悟りを開くことが出来たお釈迦さん
「もがきながらも努力すれば、いつかは花を咲かせることが出来る」という教えとオーバーラップしています
だから仏像の足元を見ると、蓮の花びらの上に立っているというパターンが多いです
だからこんな蓮の花を見たらこの中心に
「仏像フィギュア」を乗せてみたくなってしまう
私って変なのか??
イメージはこうです
フリー素材のサイトから拝借蓮の原産国は仏教やヒンドゥー教が生まれた国であるインドです
日本においてはお盆などの仏教行事では、地域によってレンコンや蓮の葉を使った料理が出されることもあるようです
先ほど言った葉の「水を弾く」ということは「何物にも染まらない強い意思」ということにも繋がっていると何処かの法話で聴きました
だから仏教とは縁がある花なんでしょうね
来年はもう少し早めに来よう
- 2020/07/19(日) 09:56:50|
- 仏教
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またまたネタがないので今日は私の愛聴盤から
いつものようにマニアックなのでテキトーに流してください
1957年録音のジャズ名盤、ジョン・コルトレーンの「ブルートレイン」
しかしシブいジャケット写真だなアこのアルバムには逸話が、語りだしたら多くあり過ぎるので簡潔に一部だけ…
知名度も低く売れなかった頃、コルトレーンの才能を見抜き引き上げたのは当時ジャズ界の巨匠、「聖人」とも言われたマイルス・デイヴィスでした
しかし麻薬の問題で「オマエなんかこの楽団に要らない」と麻薬を嫌った師匠でもあるマイルスからクビを宣告される
その後コルトレーンは麻薬禍に沈みますが、30歳にしてついに酒・麻薬を断つ決心をします
そして再起をかけ、31歳の誕生日一週間前に録音した一枚がこの「ブルートレイン」です
即興演奏が満載のこのアルバムはなんと1日で録音を終わらせたという伝説もある
※前日に2時間だけ初めてメンバーが揃ってリハーサルをしたのみ
聴いているとドンドン深みにはまるというか、とにかくのめり込んでいきます…
特に一曲目の主題曲「ブルートレイン」での各メンバーのソロ演奏に惹かれます
特にトランペットのリー・モーガン
まだこの時は19歳の無名に近い頃のボーイでしたが、まさに「火を噴くトランペット」という形容詞通りの凄まじいソロ演奏だあ
トロンボーンのカーティス・フラーの演奏も気怠いような演奏だけども何故かドンドン引き込まれていく…
ピアノのケニー・ドリューのソロもイイ!
そしてモノトーンのジャケット写真も激シブだ
陰影が深く、光と影のコントラストが鮮やか
漆黒を背景に、目を伏せ気味で憂いの表情のコルトレーンを正面からとらえています
こんな写真を撮りたい!
この頃の特に「ブルーノート」レーベルのジャズアルバムのジャケット写真って、激シブでカッチョイイ写真ばかりです
コルトレーンにしては、麻薬を断って挑んで完成した「新境地」のアルバム
逆に私にとっては麻薬のような一枚
今日はこのアルバムをCDウォークマンで聴きながらこの日記を書いています
ジャズの日記に似合う写真ってなかなか無いなあジャズって良いなあ…
- 2020/07/17(金) 19:57:07|
- 音楽
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